見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

September 28, 2008

テロ戦争はアルカイダを強くした


◇ボスの強欲が階級闘争を解き放つ

今週、アメリカは階級闘争にきがついた。共和党ニュート・ギングリッチ元下院議長は、財務省の7000億ドル計画を「非常に、非常にまずい考え」と非難して、ホワイトハウスはゴールドマンサックスの元顧問らによってことば巧みにだまされると非難した。

ジョン・マケインは「強欲」だとCEOを罵倒して、政府によって救済される企業のボスが「最高給取りの政府職員より稼ぐ」などあるまじきことだと言った。ルパート・マードックのニューヨークポスト紙は昨日、一面に2インチ(約5センチ)大の見出しであっさり「FRAUD ST(詐欺街)」だと言及した。そしてこれは右派の意見なのだ。

火曜日、ニューヨークタイムズ紙に掲載された進歩的なシンクタンク「アメリカの未来研究所」による四分の一ページの広告が左派の全体の談話の意見とみなされる。それはアメリカの納税者に「無理強いする」とウォール街を非難して「銀行家を救済するというよりも、私たちは銀行家がカモにした人たちを救済しているべきではないのか?」と問う。

ナンシー・ペロシ下院議長は同様の一撃を食らわして、「会社をへとへとになるまで追い込んでおきながらゴールデンパラシュート(高額退職金)をもらうCEOにとってパーティは終わり」と警告する。

現に階級が存在するとのアメリカの実感はとっくに熟しているとあなた方は主張するかもしれない。つまるところ、過去30年における経済の大ニュースは所得格差の注目すべき拡大だ。

金持ちと貧乏人の格差がグランドキャニオンほどになっても、なお、強力なアメリカの社会と文化の慣例が所得格差を政治問題として取り上げるのにストップをかけた。

アメリカ市民は資本主義を支持し、資本主義のヒーローたちをもてはやし続けた。ある程度まではハードワークとインスピレーションが十分あれば誰でも百万長者になれるとの国民の信念のおかげだ。幸いにもニューヨークを拠点にするヨーロッパ生まれのヘッジファンドのマネージャーは、「ヨーロッパでは人は金持ちをねたむ、アメリカでは人は金持ちになりたがる」と言った。

左派には、この階級を意識した政治駆け引きに対する国民の嫌悪の情(反感)が激しいフラストレーションになってきている。アメリカ中産階級の社会と文化の価値観に訴えかけることで共和党は増大する経済格差から有権者の注意をそらすことに成功してきたと、トーマス・フランクが彼の将来性のある2004年の本「What’s the Matter with Kansas?」で主張したように、彼らは気をもんだ。

9月の最初の2週間、ジョン・マケインの支持率を押し上げるサラ・ペイリンのバイアグラのような効果が、今年の文化もまた階級に勝つことになるのを暗示した。だが、ここ10日間のウォール街のメルトダウンと、まともにするために資金投入する納税者の代償が1兆ドルに近づいていることが、政治的計算法を根本的に変えてきている。そして、この国の経済危機を強欲なCEOどものせいにしているのはなにも、今年話題の政治的人口統計学、ウォールマート・ママばかりではない。ウォール街じたいでも、実際に上司のスイートにいるわけでない誰もが、最高位のボスどもを責めている。

ここ2週間の混乱に巻き込まれるひとつの会社の上級銀行員は、少なくともまあゴールデンパラシュート(高額退職金)はあきらめろとの彼のCEOに対する最大の圧力は主流派やワシントンDC内ではなく、社内の怒れる社員から起こっていると私に教えた。

アメリカで所得格差がピークに達した最後は19世紀の終わりと20世紀の初めで、国民の不満が人民主義者や、アメリカ史で最もうまくいった第3の党運動のひとつ、人民党の出現に勢いをつけた。

ここまでは、政治的マップがそこまで劇的な新形態になるのを見てきていない、だが、階級かけひきは力のある守り神(感化を与えるもの)だ、そしてずっとしまっておいたのを、アメリカは久しぶりに引き出してしまう。

(フィナンシャルタイムズ 24 September 2008 by Chrystia Freeland)

◇アメリカはイラクで「勝利」とペイリンは主張
アラスカ知事サラ・ペイリンが、アメリカはイラクで「勝利」を達成していると主張した後、わかりきった失態(へま)にひっかかる。CBSニュースのアンカー、ケイティ・コーリックとの話でペイリンは、「イラクで証明してみせたように、アフガニスタンの包囲もまた私たちを勝利に導くでしょう」と言いました。イランに対するイスラエルの攻撃は「結果論で批判」されるべきでないという彼女のコメントについてもペイリンは尋ねられました。

アラスカ知事サラ・ペイリン:「地球の表面から彼らを抹殺しようと努める、特にイランの政権と戦うことが、彼らの国と私たちを含める彼らの同盟国の私たちすべての最大の関心であると彼らが考えるなら、私たちは彼らの奮闘を結果論で批判してはいけません。どちらがいい人(グッドガイ)でどちらが悪い人(バッドガイ)か私にははっきりしています。悪い人は、イスラエルが鼻持ちならない死骸で地球の表面から抹殺されるべきだと言う人々です。そんなことを言ってるのはいい人ではありません。いま、いい人たちを守ろうと努める人、私の世界のイスラエルの指導者たちと彼女の友人、アメリカを含める彼女の同盟国、この人たちはいい人たちです。」

◇東ティモールのラモス・ホルタ:キューバに対するアメリカの禁輸をやめよ
木曜、国連総会の集まりに向けて演説する世界の指導者のなかに東ティモールのホセ・ラモス・ホルタ大統領がいました。ラモス・ホルタはキューバに対する米国の禁輸の終焉を要求しました。

東ティモールのラモス・ホルタ大統領:「米国の友人として私は控えめながら次期アメリカ政権と議会に対しキューバへの禁輸を解くよう訴えます。そのような意思表示は尊敬すべきものとなるはずです、そして米国に対する私の賞賛は増すばかりです。小さな発展途上国へのアメリカの制裁のインパクトと、サイクロンのグスタフとアイクによってもたらされた荒廃のあとを受けキューバに支援を無条件で提供することへのアメリカの拒否に立ち会ったとき、私のハートは泣き出し、私のアメリカへの賞賛は深刻に減少しました。」

◇投獄された元ブラックパンサーにルイジアナ州がデッドラインをもうける
1972年の刑務所の監視殺しの有罪判決が最近くつがえったため、元ブラックパンサーの告発を却下するかまたは再審理するか、連邦判事がルイジアナに4カ月の最終期限を与えています。囚人のアルバート・ウッドフォックスと他の2人の元ブラックパンサー党員たちは「アンゴラ3」として知られています。3人はその政治的な直接行動主義のせいで罪をでっちあげられたのだと多くの人が信じます。ウッドフォックスの弁護士が、無理にウソの証言をさせられたと後に認めた目撃者の正当性を疑ってちゃんと調べなかったと判事が裁定した後、ウッドフォックスの有罪判決はくつがえされました。ウッドフォックスは独房監禁のなかで30年以上もムダに過ごしてきています。

(以上、デモクラシーナウ!2008年9月26日ヘッドラインより)

▲オサマ・ビンラディンが公式に捕まってないのはもちろん、テロ戦争でアメリカが最優先の敵にしている「アルカイダの勢力は弱まった」と思うかどうかの世論調査をイギリスBBCが行いました。写真はその結果。クリックすると拡大版で見ることができます。
29%の人が、2001年にブッシュ大統領が着手した「テロ戦争」にはイスラム抵抗勢力のネットワークに対しなんら効果はなかったと言い、それどころか30%の人がブッシュの戦争がアルカイダをさらに強くしたと言っています。
(BBC NEWS 29 September 2008)

September 27, 2008

7000億ドルでなにを買う


◇CBO(米下院予算局)議長:企業救済は経済を悪化させかねない
下院予算委員会の前で証言するCBO(米議会予算局)議長が、実際に金融危機を悪化させかねないと、ウォール街の企業救済を懐疑的に描写しました。もがく金融会社の資産が目下考える価値より目減りする可能性があることから、企業救済はより広範囲の経済崩壊の引き金になりかねないと議長は証言しました。ワシントンポスト紙とのインタヴューで議長は、「重要な問題は、私たちがそのために金を払って買っているのが何なのか?」だと言いました。

◇ブッシュ政権がウォールストリートのために7000億ドルをせきたてるとき、ラルフ・ネーダーは「なぜ企業救済の必要があるのか?」を口にする
金融業界の7000億ドルの企業救済をすぐにも承認するようブッシュ政権が議会に対し圧力を激化するとき、無党派の大統領候補者で消費者運動擁護者のラルフ・ネーダーからリアクションがありました。ネーダーは、ホワイトハウスの歩み寄りとの民主党の主張を「願望実現」と呼び、そもそも企業救済は必要でないかもしれないと言います。

◇ウォール街で連邦政府の企業救済に反対してデモする人たちの大会
ホワイトハウスでブッシュ大統領が緊急の経済サミット(ペロシ下院議長、マケイン・オバマ両候補を含める会議)を開催していたとき、ウォール街の企業救済に反対するため抗議者たちが国のあちこちで街頭デモを行いました。ニューヨークでは一連のデモが証券取引所近くで起こりました。

抗議者:私たちは支払った、私たちは所有する!私の家ではなくて、ウォール街を抵当流れの処分にしろ!We paid, we own! Foreclose Wall Street…

抗議者:ウォール街の人々は正しいと不正の違いがわかってない。ウソをつくのは不正、盗みは不正だとわかってない。その上、彼らは幾つかの過ちを犯して、私たちにその償いをしろと期待する。

ARUN GUPTA:彼らは重役の報酬を制限することで、ある体制作り(粉飾)で罰するかもしれないが、現実のゴールは、そもそもこの混乱を引き起こした投資銀行、ヘッジファンド、中央銀行に巨額の財源を移すことなのだ。

抗議者:最初はイラク戦争、私たちの後ろポケットから7000億ドル、次はエネルギー事情、私たちがクルマのガソリンタンクで利益を与える一方で記録的なもうけ、そうして3度目はウォール街、すべての優位に立って、さらに7000億ドル期待することによって。

抗議者:私はまさにいまの経済状況を非常に心配していると同時に、何が起きているのか、政治家たちがなんとかしようとしている事態が何なのか理解しようとしている。

抗議者:世界で一番富裕な銀行を企業救済しようだなんてとんでもない。しかもなお、抵当権喪失の危機にある私たち市民を救えるようには思えない。先日の夜のブッシュ大統領の演説で、彼はモーゲージ(抵当証券)メルトダウンのあらゆる理由に言及したが、略奪を目的とするモーゲージ(抵当証券)を貸すことには一度も触れなかった。

アーロン・メイト:今日、この抗議の声を聞いて、あなたはどう思いますか?

ウォール街の投資家:ほら、彼らの論点をすっかり理解はするが、救済することが結局、全体として国にとってさらに悪くなるとは思わない。

ウォール街の投資家:別の解決策を見つけ出せよ。解決策はないってことだ。政府は彼らが購入するものに多くの持分を得るべきだと考えるが、選択肢はない。

アーロン・メイト:とはいえ、それはいまは発議されていません。 あなたは現段階で企業救済を支持しますか?

ウォール街の投資家:議論されてること。いますでに議論されていることをもいでしまえば、国はらせん降下の不況に入ることになるんだよ。

ウォール街の投資家:企業救済は経済にとってすばらしいと考えます、仮に政府が救済しなかったら、大規模な景気下降になるのはわかりきっています。 ウォール街がアメリカ経済の壮大な部分だという意味です。それがもろくも崩れることになったら、そのときは多くのドミノ効果が起こるでしょう。住宅市場は落ち込みます。それが起これば、アメリカ経済全体にとって有害な効果になると私は考えます。

ウォール街の投資家:オーケー、大金のように思えるが、18カ月で全額が返済されることになる。それで彼らは和解している。これらの会社すべてが資金を補充されて財政を立て直さねばならない。まるでアメリカ政府が二度とこの金にお目にかかれないみたいなことではないんだ。長い目で見た経済の点から、AIGのような会社が倒れれば、そのドミノ効果は消費者に直接及ぶことになるんだ。

ウォール街の投資家:もし会社が破産を選ぶなら破産させろってね、個人的には私は企業を信じる人間だ。でも、他のすべての人にまでぽつぽつと伝わっていくものなら、私たちはいったい何が現実の詳細かを知る必要があるだろう。

抗議者:愚かな決定をして会社の株主に巨額の損失を引き起こした証券会社を救済することで、連邦政府にそれほどの金があるのにびっくり仰天です。手頃な住宅建設、公園やヘルスケアのための金はいつだってないと言うのに。

抗議者:金融関係者が勝つとき、彼らだけが勝つ。そして金融関係者が損失を出すとき、納税者が金を失う。そんなのはフェアじゃない。正義ではない。

(以上、デモクラシーナウ!2008年9月25日より)

写真のイラストは9月2日のフィナンシャルタイムズから

September 25, 2008

Kingsnorth6 無罪評決





◇キングズノースの6人に無罪評決
9月10日、気候変動に影響を与える石炭の燃焼を止めようとして刑事訴訟を起こされた国際環境NGOグリーンピースUK(英国)のメンバー6人に対し、イングランド刑事法院の陪審団は無罪判決を下した。この判決は、石炭火力発電を推進する英国政府のエネルギー政策に大きな打撃を与えている。

グリーンピースの6人は昨年、英国南部ケント州キングズノース石炭火力発電所の煙突に登り、ゴードン・ブラウン首相の名前をペンキで描いたことで刑事訴訟を起こされていた。原告の訴えに対し、被告たちは「無実」を主張。彼らの行為は、石炭火力発電所より高い価値をもつ多くの資産を地球規模の危険な気候変動による損壊から守るため、石炭火力発電所を閉鎖しようとして行われたものであり、「正当行為」と認められるべきだと法廷で訴えた。

イングランド刑事法院の5日間にわたる証人喚問で証言台に立ったのは、ゴア元米副大統領の顧問を務める世界的な気候科学者ジェームズ・ハンセン博士、北極の海氷減少に直面するグリーンランドの先住民族イヌイット、国土が水没の危機に瀕する南太平洋のツバル島民、そして英国保守党の環境問題顧問など。陪審団は証言から、キングズノース石炭火力発電所は一日2万トンもの二酸化炭素を排出していること、それは汚染のもっとも少ない30カ国が排出するCO2の総量に等しいこと、また政府がケント州ホー半島にある石炭火力発電所の隣に新たな石炭火力発電所建設計画を進めていることなどの事実を知らされた。

被告団は世界的な気候科学者と知られるNASA(米航空宇宙局)ゴダード宇宙研究所の所長ジェームス・ハンセン教授を証人に招いた。同教授は証言の中で、気候変動のために100万種以上の生物が絶滅していると述べ、そのうち400種がキングズノース石炭火力発電所からのCO2排出量によるものだと推算した。「私たちは重大な危機に直面している」とハンセン教授は陪審団に語り、もっと多くの人々が石炭火力発電所に「体を鎖でくくりつけるべき」だというアル・ゴア氏の主張に賛同すると強調した。

保守党の環境問題顧問ザック・ゴールドスミスも被告団の証人として、「政府内には英国が石炭火力発電所を増設すると中国やインドのような国々に圧力をかけにくくなるとの感触がある」と証言した。さらに、「現行の法律を遵守するかどうかはさておき、一つの犯罪が他のより大きな複数の犯罪を抑止することを目的としているなら、多くの人はそれを認め、共感するだろう」と陪審団に語った。

証言で、保護の必要性ありと言及された資産類には、海面上昇により危険にさらされているケント州の一部、太平洋の島嶼国ツバル、グリーンランド各地などが含まれる。被告たちは、北極の氷床、中国の黄河地域、南極のラーセンB氷床、バングラデシュの沿岸地域、ニューオリンズ市なども保護が必要だと語った。

今回の裁判は、気候変動による損壊から資産を守ることが「正当行為」であるかどうかが争われた英国で初めてのケースである。これまで、独立前の東ティモールを攻撃するためにインドネシアに向け輸出直前の軍用戦闘機を破壊したとして訴えられた市民運動の被告団が、同じく「正当行為」を主張して争い、勝訴した例がある。

被告たちは煙突の側面に「ゴードン首相、この発電所をゴミ箱に捨ててください」と描こうと試みたが、イングランド高等裁判所の中止命令で警察のヘリコプターによって中断され、首相のファーストネームだけしか描けなかった。

▲なんともさわやかな判決!写真はキングズノースの6人(グリンピースUKから)
こんな高い煙突に登るクライマー活動家とはどんな人たちかと思えば、裁判所前の写真を見てびっくり。すごいなー、UKって!4枚載せます。

September 24, 2008

憲法を守れ ブッシュ、チェイニーを逮捕せよ


◇FBI米連邦捜査局が、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)、リーマン・ブラザーズ、AIGアメリカン・インターナショナル・グループ各社を住宅ローン関連の不正疑惑で計26件捜査
(ワシントンポスト紙 2008年9月24日)

◇7000億ドルのウォール街企業救済でブッシュ政権が議会の懐疑論者に直面
23日火曜、アメリカ上院銀行住宅都市委員会の民主・共和両党の議員らが提案されたブッシュ政権の7000億ドル企業救済策をこてんぱんにやっつけました。火曜、ヘンリー・ポールソン財務長官とFRB(アメリカ連邦準備理事会)ベン・バーナンキ議長は委員会のほぼすべての上院議員と繰り返し衝突しました。すべての上院議員が金融危機でのウォール街の過失に焦点を合わせます。またほとんどが、怠慢の責任どころか、べらぼうに支払われる重役の報酬を持ち出して、財務省の監視の必要性を強調しました。

◇ナオミ・クライン:「いまがウォールストリートのショック・ドクトリンに抵抗するとき」
この国の金融システムの崩壊が世界中に衝撃波を送り続けると同時に、私たちは「ショック・ドクトリン」のベストセラー作家ナオミ・クラインと話します。そもそもこの危機を引き起こすのを助けた過激な企業びいきの政策をさらに強引に押しすすめるのにこの危機を利用しようとするブッシュ政権について、国民は用心深くあるべきだとナオミ・クラインは言います。

◇ウォールストリートの災難のあとを受けてニューヨークが公的資金の繰り入れをカット
ここニューヨークでは、ウォールストリートの困った事態が公的資金の繰り入れにまで拡大してきています。下がる税収入に応じてマイケル・ブルームバーグ市長は今後2年間で総額15億ドルまで政府機関の経費を削減するよう命じてきていると言います。公衆衛生、教育、NYPDニューヨーク市警を含める公的サービスから数億ドルがカットされることになります。

◇最高裁が死刑囚トロイ・デイヴィスに土壇場の猶予を与える
ジョージア州の死刑囚トロイ・デイヴィスの処刑を最高裁が停止させています。木曜夜、デイヴィスがいよいよ殺される位置につかされる2時間前をきったところで決定が届きます。アフリカ系アメリカ人トロイ・デイヴィスは1989年の白人警官マーク・アレン・マクフェイル殺害の容疑で有罪となりました。ですが、裁判以降、警官でない9人の証人のうち7人が彼らの証言を撤回してきています。デイヴィスを犯行現場に結びつける直接の物的証拠はなにもありません。そして3人の目撃者が、別の男が後に人殺しを認めたと主張します。死刑停止は月曜まで有効です。月曜、最高裁はデイヴィスの再審の訴えを聞くかどうか決めます。法廷が却下すると、デイヴィスの処刑に取りかかるのにジョージア州は障害がなくなります。訴えが聞き届けられると、デイヴィスの処刑は最高裁が最終的裁定を下すまで保留となったままおかれます。デイヴィスの事例は彼の妹マルティナ・コレイアが率いる草の根の奮闘によって擁護されてきています。彼らは、ジミー・カーター元大統領やジョン・ルイス下院議員、南アフリカのデズモンド・ツツ大司教が含まれる、支援者を引きつけてきています。

◇パキスタンで米国の無人偵察機が墜落
パキスタンでは、アフガン国境近くでアメリカの偵察機の残骸を回収するとパキスタン軍が主張しています。無人機は機能不全のため墜落したとパキスタン当局は言いますが、そのエリアの村民たちは撃ち落とされたと言います。パキスタンで米国の偵察機が墜落したのははじめてと考えられています。パキスタン内の幾つかの米国主導の攻撃から、進行中の米国・パキスタンの緊張のまっただ中にこのニュースは届きます。

◇退役軍人たちがブッシュ、チェイニー逮捕を要求する
ワシントンでは、火曜日、ブッシュ大統領とチェイニー副大統領の逮捕を求めて「平和のための退役軍人」グループのメンバー5人が国立公文書館で横断幕の除幕式を行いました。22フィートの長さの横断幕には、「私たちの憲法を守れ、戦争犯罪人ブッシュとチェイニーを逮捕せよ」とあります。一日ハンガーストライキを開始して国立公文書館の建物の太い横桟を退役軍人たちは占拠しました。
(以上、デモクラシーナウ!2008年9月24日ヘッドラインより)

写真は、やまないアメリカの越境攻撃とそれを受けてのすさまじいホテルの爆発で反米気運が高まってきているパキスタンの街頭での抗議行動(BBC NEWS 24 September 2008)

September 21, 2008

ウォルター・サレス いい線いってる


◇ウォルター・サレスの「オン・ザ・ロード」で2人を演じるべきスターは誰か?

ロンドン発:今週、ラテンアメリカ映画の繁栄で復興を導く人のひとりであり、ブラジル人映画監督のウォルター・サレスと遭遇する幸運に恵まれた。彼は共同監督のダニエラ・トーマスと共に最新作「Linha de Passe」(今年のカンヌのコンペティション作品)のプロモートでロンドンに来ていた。

父親がそれぞれ異なる4人の兄弟と4人を妊娠したチェーンスモーカーで大酒飲みの母親のきびしい話としても、サンパウロで始まる映画は美しい。彼らはブラジルの広漠たる広がりの下層階級の一員で、それぞれのやり方で全員が運命を克服し彼ら自身にとって違うもっとましな未来を創り出そうともがいている。

いまのブラジルの映画製作の文脈で実際この映画がおもしろいのは、「シティ・オブ・ゴッド」や今年のベルリン映画祭で金獅賞を受賞した「Elite Squad」といった映画がおそらく表現した風に、スラム街の暮らしの暴力を魅惑的に見えるようにするのを拒むことだ。(「Elite Squad」はジョゼ・パジーリャ監督の血と混沌にまみれた犯罪アクション映画。受賞の際のファシズム寄りで警察の残忍さを美化するとの批判の声に監督はリオデジャネイロの現実を映し出していると反論する。)

超飽和度に達したカラーと気まぐれな編集の代わりに、「Linha de Passe」はサレス監督がこの5人のキャラクターとその生きざまに焦点を合わせることで、もっと沈思黙考する成り行きの作品に向かう。灰色の空とさめた色のパレットが彼らが毎日直面するうわべ絶望的な社会的障害を補足する。

コベントガーデンでサレスに会うと、彼は、私と会う前にいっしょに朝食を食べた作曲家フィリップ・グラスのような友人たちと会うチャンスがあるので、どんなにロンドンが大好きかを私に伝えた。

サレスはジェットラグ(時差による疲労)に苦しんでいて、「映画を作るのは1800メートル走るようなもので映画を市場に出すのはマラソンを走るようなもの」と言う。彼は100%チャーミングで、まもなくのフランシス・フォード・コッポラとの、ジャック・ケルアックの50年代のカルト小説「オン・ザ・ロード」の脚色はもちろん、「Linha de Passe」について大量に話した。彼が「オン・ザ・ロード」を脚色する背景には、彼の映画「モーターサイクルダイアリーズ」でのチェ・ゲバラの初期の日記の脚色の成功がある。

そのようなカルト小説を脚色する困難についてと熱心な本のファンを満足させられる自信があるのかどうか彼に尋ねた。

「モーターサイクルダイアリーズを脚色したとき自問しなければならなかったのと同じ問題」だと彼は言った。「エルネスト・ゲバラの熱心なファンがそれはたくさんいるのはわかりきっていたから、それでボクは最も確実な頼りになる手法でやろうと務めた、できる限り本の本質に忠実であろうと務めること、で、オン・ザ・ロードでボクがやろうとしてるのもこれだ。」

映画でサル・パラダイスとディーン・モリアティの二人の主役を誰に演じさせようと思っているかについて彼はたいして漏らしてくれなかった。彼とコラボしてきたラテンシネマのスターとか、なんかアイディアはあるのかどうか聞いたとき、「まだないよ、ボクを助けてくれませんか?」と彼は言った。

ということで、サレスに手を貸そうじゃないか。君は映画「オン・ザ・ロード」で誰がサルとディーンを演じるのがいいと思う?

(CNN.com 19 September 2008 From CNN's Mairi Mackay)

わたしは、うんと前にコッポラが映画の権利を買ったと聞いたとき、すぐにも映画化されると思って、マッチョ系とびぬけた行動力のディーン・モリアティはブラッド・ピット(映画「12モンキー」や「ファイトクラブ」の彼の狂い方から)で、サル・パラダイスことケルアックはやはりショーン・ペンかな、と思っていました。でも今となっては世代交代ですね。先日見たショーン・ペン監督の「イントゥーザワイルド」の主役なども候補に挙げられるのかもしれません。映画じたいがよかった。彼はワイルド(荒野)のワナにはまって死ぬことになり、モリアティはスピードのワナにはまって死んでしまう。なにはともあれ、「オン・ザ・ロード」はわたしの人生に欠かせない本なので、サレスはいい線いってると思うし、期待しないわけにはいきません。
写真は映画Linha de Passe」から、「セントラルステーション」もサレスの作品です。

September 20, 2008

オバマが負けたら笑えない


◇スペイン、サンセバスチャンにて、映画「アニーホール」などで知られるウディ・アレン監督は19日、記者団に対し、米大統領選で民主党候補のオバマ上院議員が敗れる事態になれば、「笑い事ではすまない」と語った。 
アレン監督は「オバマ氏が勝てなければ、不名誉かつ恥ずべきことだ。米国にとってあらゆる意味で非常に恐ろしいことになる」と指摘。「オバマ氏は共和党候補のマケイン上院議員よりはるかにいい。不適格で判断ミスを繰り返したブッシュ政権から大きく改善する」と語った。
アレン監督は、サンセバスチャン国際映画祭に新作を出品したのに伴い、当地を訪問した。
(AFP=時事 2008年9月19日)

◇マケインはブラックベリー考案の手助けをしたと顧問が言う
アル・ゴアよ、場所をあけてくれ。あなたはインターネットではそう主張できても、ジョン・マケインはブラックベリーを創り出すのを助けたのだ。

少なくとも、マケインの首席政策顧問ダグラス・ホルツアーキンの主張ではそうだ。火曜日、彼は自分のデジタル端末ブラックベリーを振りかざして、記者らに、「あなたがたが目にしているミラクル(驚異)は、ジョン・マケインが引き起こすのを助けました。」と話した。

マケインの補佐は後にその言を「スタッフの一員によるマヌケのジョーク」と一蹴した。

マケインがコンピュータの使い方もわからなければ、ブラックベリーの主要機能のひとつ、Eメールも送れないことは一般に認知されてきている。

ホルツアーキンの論拠は2000年大統領選の民主党指名候補アル・ゴアによって進められたものと同類だ。ゴアはかつて、テクノロジーと教育の政策を通じて「インターネットを率先して引き起こす」と自慢した。彼は一度もそんな主張をしなかったが、後にインターネットを発明したとの主張のせいで彼はバカにされた。

議会予算局元議長のホルツアーキンは、マケインが便宜をはかって上院通商委員会の幹部が遠距離通信産業を含める多数の経済的利権の共通部分に彼をすえたと言った。

特にその遠距離通信産業でのアリゾナの上院議員の規制と規制緩和の操縦が、モーゲージ債券(抵当)危機、エネルギー危機、ウォールストリート溶解のまっただ中にある経済を蘇らせる手助けをするためのスキルを彼に預けると顧問は言った。

マケインの上級補佐官マット・マクドナルドは、ブラックベリーについてのコメントを聞いたとき、上院議員は「笑った」と言った。

「なんであれ発明者であると彼が主張することはない、ましてブラックベリーなど。これがスタッフの一員によるマヌケのジョークなのはわかりきっていた」とマクドナルドは言った。

民主党候補者バラク・オバマ陣営のスポークスマン、ビル・バートンは声明で次のように言った。「国家最悪の金融危機の日に、ジョン・マケインがわれわれの経済のファンダメンタル(基本)はゆるぎないと言っていなかったら、彼がブラックベリーを発明したという主張は今週の発言ことごとくで最もばかげたものになっていただろう。」
(AP、comcast.net 16 September 2008)

ジョリー ピット財団


◇俳優のブラッド・ピットが18日までに、同性婚の容認を求める活動グループなどに対し、10万ドル(約1050万円)を寄付した。ブラッド・ピットは声明で「他人の望むように生きる権利を奪う権利は、この国に存在しない」と強調。11月4日の大統領選に合わせ同性婚非合法化の是非を問うカリフォルニア州の住民投票を否決に追い込むよう訴えた。18日付の米紙サンフランシスコ・クロニクルが報じた。
「賛同できなくても、誰かを傷つけない限り他人の意思は否定できない」とブラッド・ピットは指摘。州最高裁による同性婚禁止の違憲判決を受け、州政府は6月、全米で2番目に同性の婚姻届を受理し始めたものの、保守派グループが一斉に反発。同性婚禁止を盛り込んだ州憲法改正案の是非が問われることになった。
(時事通信 2008年9月19日)

◇ハリウッド屈指の大物カップル、俳優ブラッド・ピットと女優アンジェリーナ・ジョリーが、エイズ(HIV/AIDS)や結核に感染した子どもの治療施設をエチオピアの首都アディスアベバに建設するため、200万ドル(約2億円)を寄付した。非営利団体Global Health Committee(GHC)が15日、発表した。
(AFP 2008年9月16日)

◇ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの子どもたちへの愛は決して彼ら自身の子どもに限らない。カップルはイラク戦争で影響を及ぼされる子どもを助けるため100万ドル寄付していると水曜、「戦争の子どもたちの教育パートナーシップ」が発表した。俳優のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは二人の贈り物が「他の人が寄付する励まし」になればと願うと言う。

この組織がカップルの「ジョリーピット財団」を通して寄付されたのを、イラクで両親や家や学校をなくしている子どもに代わって働く4団体に分配する。戦争で両親を失っているアメリカの子どもたちもまた利益を得ることになる。

「戦争の子どもたちのための教育支援プログラムは、子どもたちが痛みをいやすのを助ける最良の方法」と、彼女が共同議長を務める「戦争の子どもたちのための教育パートナーシップ」からの声明でジョリーは言った。

お金は4つの団体、軍人の子供たちにカウンセリングと教育支援を提供するArmed Services YMCA Operation Hero Program、イラクの女性と子どもたちに本や学用品や他の基本的必需品を供給するWomen for Women International、3つの学校を修理して2500人以上の学生に教室を提供する国際救援委員会、そして生活手段を失った2000人以上のイラクの子に学習教材と制服を与えるNineMillion.orgのあいだで分けられる。

昨年、国際救援委員会のダルフールの難民のための救済計画を支援するため、ジョリーピット財団は30万ドル以上を寄付した。
(CNN NEWS 25 June 2008)

◇2人は2006年に設立した「ジョリーピット財団」を通じて今回の寄付を行った。
納税記録から、2人がこれまで多額の慈善寄付を行っていることがわかっており、3月の時点で2人がジョリーピット財団へ寄付してきた金額は、合計400万ドル(約4億3000万円)以上にも上ることが明らかになった。
(AFP 26 June 2008)

September 18, 2008

AIGといえばマンチェのスポンサー


◇ヨーロッパで広く派生効果のあるAIG 所有権の取得

AIG(American International Group)はおそらくヨーロッパではイングランドのプレミアリーグ、マンチェスターユナイテッドのスポンサーとして最もよく知られている。だが、AIGの精力的な事業はさらに果てしなく広がり、アメリカ政府による所有権の乗っ取りは、これより前の住宅抵当金融会社ファニーメイやフレディマック(主に民間の金融機関から住宅ローン債権を買い上げて証券化する。ファニーメイが発行するモーゲージ証券は政府機関債として米国債に次ぐ信用力を保持するが、連邦政府の公的保証は受けてない。)の政府による企業救済、リーマンブラザーズの崩壊、またはメリルリンチの売却などより、ヨーロッパにとってずっと広範囲に派生効果がありそうだ。

火曜日、850億ドル(約9兆円)融資で企業救済するFRB(米連邦準備制度理事会)の合意は、今後2年間におよびAIG株式の79.9%の取得権と会社の所有権をワシントンに与える。

AIGヨーロッパは、顔の広い大会社、その他の小・中堅どころのビジネスと、ヨーロッパのFT500に名を連ねるヨーロッパの会社の85%以上に保険を提供すると言われる。AIGは英国とアイルランドで3000人、ヨーロッパ大陸で1400人を雇用する。

AIGが倒産していたら、地球全体にわたる金融業界が1800億ドルの損失に直面しているとアナリストらは見積もる。

(インターナショナルヘラルドトリブューン 17 September 2008
by Matthew Saltmarsh より一部抜粋)

ということで、マンチェスターユナイテッドは、いま、アメリカ政府の持ちものなわけです。昨日、CNN TVで盛んに街のイギリス人たちに聞いていました、「あなたのリーグはいまFRBのものなんですけど、どう思います?」
他にもプレミアリーグのスポンサーになってる危機的状況の金融企業はあるし、こういう影響もあるのか、と先行きが心配。個人的には100%AIG子会社のアリコの保険に加入しているので、あれま、倒産したら、保険はパアー!と、末端への影響についてちょっと考えました。

◇2008−09イングランドプレミアリーグ、リバプール対マンチェスターユナイテッドの試合はライアン・バベルが決勝点を決めたリバプールが2ー1で07ー08シーズンのリーグ王者マンチェスターユナイテッドから逆転勝利をおさめた。
マンチェの監督アレックス・ファーガソンには、後半ロスタイムにネマニャ・ビディッチがシャビ・アロンソへのひじ打ちで退場処分を受けるなど後味の悪い一日となった。
(AFP 2008年9月14日)

September 17, 2008

ジョージ・ソロス「悪くなるのはこれから」


◇アメリカはバンカーバスターの砲弾1000発を新たにイスラエルに売却
地底深くに位置する要塞化した施設を貫通するのを目的にするボーイング社製の新バンカーバスター爆弾1000発をイスラエル空軍に供給する計画をブッシュ政権が発表してきています。爆弾はイスラエルのイラン空爆の発生で使用されるらしいとエルサレムポスト紙は報じます。週末にかけて、防衛安全保障共同機関(Defense Security Cooperation Agency)は爆弾GBU-39の計画売却について議会に正式に通知しました。議会は30日で7700万ドルの取引に反対しなければなりません。

◇ミシガンの共和党は家が抵当流れになった人々のリストを使って有権者を妨害
選挙のニュースでは、投票日にある有権者に投票の有効性で異議を申し立てる共和党の骨折りの一環で、ミシガン州マコーム郡で共和党議長が今度の選挙で投票させないために家が抵当流れになった人々のリストを活用するつもりでいるとミシガンメッセンジャー紙が報じます。家の支払いを怠ってきている有権者に異議を申し立てる共和党の計画は、圧倒的に民主党に投票するアフリカ系アメリカ人に不釣り合いに影響を及ぼしそうです。ミシガンではサブプライムローンの60%以上がアフリカ系アメリカ人によるものです。おまけにジョン・マケイン陣営は、ミシガンの伸びゆく抵当流れ(受け戻し権喪失)の件数から他の手段で利益を得そうです。マケインの地区本部は抵当流れのスペシャリスト、Trott & Trottのオフィスビルのなかにあります。会社の創始者デイヴィッド・トロットは共和党指名候補のために10万ドルから25万ドル調達してきています。

◇アンカレッジで1500人のアラスカ住民がペイリンに抗議
アラスカでは「Alaska Women Reject Palin(ペイリン拒否のアラスカ女性)」という新しい団体が主催する日曜の抗議に1500人が参加しました。最近の記憶ではアンカレッジで最大のデモと、デイリーニュース紙は説明しました。その日もっと早くに共和党副大統領候補に指名されたサラ・ペイリンがアンカレッジのもっと小さな支持者の集会で話をしました。

◇米軍のヘリコプターめがけてパキスタン軍が発射
パキスタンで月曜日、パキスタン軍が米軍ヘリに発射して彼らを無理やりアフガニスタンに追い返したと治安当局者が言いました。今月はじめにヘリで運ばれた米国の突撃隊がすさまじい急襲を行った南ワジリスタンの部族民地区にある村の近くで、このできごとは起こりました。

◇ロスの200人のアフガン人がアフガニスタンでの戦争のエスカレーションに抗議する
ロサンジェルスでは、アフガニスタンでのアメリカの戦争エスカレーションに抗議して、日曜、連邦ビルの前に200人のアフガン系アメリカ人が集まりました。抗議者にはナフィザ・アブドラ博士がいます。
ナフィザ・アブドラ博士:「30年間の戦争に人びとは愛想がつきています、人殺しに行くためにアフガンに兵士や軍を増派するのでなしに、教育の点から、健康、文化交流、そういった種類のものごとの点から、私たちは助ける必要があると思います。」

◇MEND(ニジェール・デルタ解放運動)がニジェール・デルタでの石油戦争を宣言
アフリカのニュースでは、ニジェール・デルタ解放運動が石油戦争を宣言していて、デルタ地帯に近づく世界のすべての石油産業船を脅かしています。ニジェール・デルタの石油産業に対して攻撃を遂行するため、数百の重武装した戦闘部隊を展開させているとMENDで知られる組織は言いました。最近、その戦闘員がシェブロンとシェルが所有する施設を攻撃しました。
(以上、デモクラシーナウ!2008年9月16日ヘッドラインより)

▲ニジェール・デルタ解放運動:
ナイジェリア南部ニジェール・デルタ一帯の分離独立を主張する反政府武装組織。(通称、MEND)
マングローブが生い茂るニジェール川河口一帯に広がるニジェール・デルタ地帯に世界屈指の石油埋蔵量が確認された1960年代以降、世界の石油企業が競うようにして油田開発に乗り出した。一方、デルタ地域の住民の多くが、ナイジェリア政府の施策から取り残されるように貧困にあえいでおり、古くから反政府勢力が結成される土壌が形成されていた。2000年に入り、反政府勢力のほこさきは政府ばかりか、彼らにしてみれば資源を奪うパイレーツもどきの石油を掘る外国資本にも向けられた。石油メジャーが脅迫や誘拐に対して金銭で応じることが知れわたると、単なる金銭目的の組織も加わって、無数の武装勢力が結成された。中でも最大規模の組織に発展し活発な活動を展開しているのがニジェール・デルタ解放運動だ。2006年、ナイジェリア国内だけでロイヤルダッチシェルの子会社や大宇建設の社員など、70人以上が誘拐されており、直接、関節にかかわらず、ニジェール・デルタ解放運動が関与したのではないかとされた。
彼らが一躍注目を浴びるようになったのは、2006年10月4日の石油施設に対する本格的な攻撃と、2007年5月8日の3本のパイプラインの破壊だ。これらをきっかけに、原油先物が一時高騰して、原油価格への悪影響を招く存在なのを知らしめた。

写真は破綻したリーマンブラザーズ前で「次はどこが金融破綻?」と訴える。
ジョージ・ソロスは「悪くなるのはこれから」だと言っております。ドキドキ

September 16, 2008

DNA鑑定で犬のクソの持ち主を追跡


◇犬のどうしょもないクソ闘争でDNAが使われる
自分のペットに通りをよごさせる犬の飼い主を追跡するのにイスラエルのある市の当局者らがDNA鑑定という革新的な方法を見つけ出している。
テルアビブ近くのペタティクバの当局者らは地元の犬の特別なDNAデータベースを入念に計画してきている。
犬の落とし物(クソ)の所有者を見つけるのに彼らはそのデータを活用しようというのだ。
通りをじゃましない飼い主には褒美が与えられると同時に、クソをシャベルで取り除くのを怠った所有者は罰金に直面しかねない。
「私のゴールは居住者にかかわってもらい、いっしょに、私たちの環境を清潔にしておけると彼らに言わせることです」と、街の主要な獣医Tika Bar-Onはロイター通信に語った。
6カ月の試験的プログラムに対して所有者たちは積極的に反応してきた、というのも彼らは自分たちの通りが清潔であって欲しかったからだと、獣医はロイターに話した。
今現在、DNAサンプルの提供は個々の犬の所有者の義務だったが、市はそれを強制的にすることを考えていると獣医は付け加えた。
犬のきたないものを片づけるのを怠るのはなにもペタティクバに限らない。UKでは、ある協議会が特定のトラブルスポットで反則者を特定するのにCCTVとおとり捜査の秘密パトロールを使う手段に訴えてきている。
他には、飼い主が自分の犬の後始末をするのを奨励するのに、袋をタダであげてきている。
(BBC NEWS 16 September 2008)

写真はBBC NEWSより、「他のイスラエルの街では問題に対し、ハイテクほどでないアプローチをとってきている」とある、つまり飼い主を促すポスターだ。
日本も自治体によっては罰金が科せられる。わが街では「美しいまち条例」みたいなのが一昨年あたりにできて、タバコやら犬のクソのポイ捨てを禁じる。それでも気持ちのいいメインストリートにそのものずばり、どん!と残っていたりする。たぶん、夜遅くか早朝か、忙しい飼い主なんだろう。個人的には、肥料になるし「ゴミ」にならないから、土に埋めるのはいいと思っている。でも、埋める土が残っていない現状もあってなかなか難しい。こうなると身近な環境で土がすっかり姿を消したことのほうが気になってくる。すぐそばの浜で、今年ウミガメが卵を産んだ。場所を囲ったりするとかえって危険と判断して、そっとそのままにして置かれた。最近、ウミガメの子どもが海にもどっていくのが観察された。なんか、うれしい!

September 14, 2008

ブタとリップスティック



◇土曜日、ブッシュの元顧問カール・ローヴが、ジョン・マケイン上院議員はバラク・オバマ上院議員を攻撃する最近の広告で「一歩行き過ぎ」ていたと言った。

どちらの候補者も行き過ぎた攻撃で有罪だとカール・ローヴは言った。

ローヴはオバマに対する同様の批判で平等にしている。

「マケインはある広告で激しく攻撃しています、同じく一歩行き過ぎている」と彼はフォックスニュースに話した。「100%真実テスト以外は、いわばオバマの特性だといわれるものでしょ。」

オバマ陣営はただちにこれの引用に飛びついた。

「もしまだどなたかがジョン・マケインは歴史上最も低俗で最も不正直な選挙運動を行っているかしらと思っているなら、今日、先の記録を持つカール・ローヴが、マケインの広告は行き過ぎていると言いました」と、ローヴのコメントが流れて数分後にリポーターに送られた声明で陣営スポークスマンのトミー・ヴィエトールは言った。ローヴはブッシュ大統領の両方の大当たりのホワイトハウス入りの企てを首謀者として指揮した。

両方の候補者が互いに攻撃し合うことで「慎重になる」必要があるとローヴは言った。

「この広告でここまで極端に走る必要がほんとうにあるのか?と伝える大人が彼らにはいるべきですよ。広告にあのつまらん最後のひねりを入れないと、私たちは目的を達しないのか?そして広く承認を得られなくて、対抗馬に私たちを攻撃する機会を与えることになるのか?」と彼は言った。

土曜日、オバマは彼の記録を「ゆがめる」ことで問題を避けているとマケインと副大統領候補サラ・ペイリンを非難した。

「彼らはブタについて話すだろう、リップスティックについて話すだろう、彼らはパリス・ヒルトンについて話すだろう、ブリトニー・スピアーズについて話すだろう。彼らは私の記録をゆがめようとやってみるだろう、民主党がやるつもりであることであなた方の信用を傷つけようとやってみるだろう」と彼は滞在先のニューハンプシャー州マンチェスターで言った。

ハリケーンアイク後、沿岸の居住者らが直面していることを熟慮して、「慎みゼロ」なのを示すと、マケイン陣営スポークスマンのタッカー・バウンズがオバマを批判した。「攻撃はバラク・オバマのこれまでにない未発達さ(低級さ)をはっきり示す」とバウンズは言った。

オバマ陣営がやり返して、「現代の大統領選挙戦の歴史で最も低俗で最も名誉に欠ける選挙運動を冷笑的に行っている」とマケインを非難した。

国のあちこちのタウンホールの集会に彼といっしょに姿を見せることにオバマが同意していたら、選挙運動のトーンは違っていたと思うと先週マケインは言った。

日曜、オバマには予定された公のイヴェントはなかったが、ヒラリー・クリントン上院議員は彼のためにオハイオ州アクロンへ旅に出た。

クリントンは彼女の選挙運動の簡潔なしゃれ、「No way, no how, no McCain, no Palin(それはダメ、決してない、マケインお断り、ペイリンお断り)」を繰り返した。

一方、オバマ陣営は日曜、8月に集めた選挙資金が6600万ドル(約70億円)に達したと発表した。一カ月の集金額としては大統領選史上最高だ。8月に新たに50万人が献金してトータルで献金者数が250万人以上になった。

9月1日、マケイン陣営は8月に集めた選挙資金が4700万ドル(約50億円)に達したと報告した。この獲物もまたアリゾナの上院議員の一カ月の集金記録を樹立した。マケインがペイリンを選んだ後、資金的カンフル剤を得たとマケインの陣営は述べる。

システムは「破綻した」と言って、オバマは公的資金をはねつけてきている。11月めざして個人献金が増えるのを彼に自由に続けさせる決定だ。

マケインは11月めざして使う8400万ドルをもらえる連邦の補助金を受け取ってきている。支出にきびしい限度がついてくる金だが、彼に代わって、共和党全国大会の勝利資金が金を増やして、使い続けることができる。

遊説にぴったりペイリンがついて、マケインは彼の選挙運動のイヴェントで数の優勢とエネルギーが増えると見られてきている。

(CNN NEWS 14 September 2008)

▲「ブタとリップスティック」というのは、最近マケイン陣営がオバマのお株を奪うかのように2人で「変革」を訴え始めていて、9日の集会でオバマが、「ブタに口紅を塗ることはできる。だが、ブタはブタだ」と述べ、みせかけだけの変革と批判した。
翌日マケイン陣営が「ペイリンへの中傷」と強く反発。ペイリンは党大会の指名受諾演説で自分はどこにでもいる普通の「ホッケーママ」をアピール。「ホッケーママとピットブルの違いはなんだと思いますか?口紅をつけるだけです」と言って、自分が食らいついたら相手が死ぬまで放さない戦うピットブルなのを強調した。
だが、この言いぐさは、マケインがヒラリーを意識して言ったのとまったく同じ。全米のTVの多くがこの中傷合戦のニュースではしっかりこのときのマケインの映像を並べて映しだした。でもまだ先があり、この言いぐさのオリジナルはチェイニー副大統領。これにもヴィデオ映像があって、言い逃れはできない。YOU TUBEってすごい!

写真は「ゆっくりと生活を取り戻しつつある」というイラクのサドルシティ
でも、宗派のはげしい抗争を減ずるために米軍はイスラエルにならってサドルシティにこのようなバリアを建設している。
次もサドルシティ、新しくなったプールで地元っ子が愉しんでいる。でも写真のすぐ手前にはライフルを構えた護衛(治安部隊?)が立っている。
(BBC NEWS 14 September 2008)

September 13, 2008

アフガン 数千年の歴史がある国




◇アフガニスタンのスクールライフ
・「学校に行けたらいいのに」
シェルザッド地方のほとんどの人が貧しく、農業を頼みにする。昨年まで農民たちはポピー(オピウム、ケシの花)を栽培した。
バス・バブ、14歳(最初の写真の右の子)は遊牧民クチ族の羊飼いだ。
「ボクも学校に行けたらいいのに。男の子のほとんどが毎日何時間もボクらといっしょに歩く。でもあなたがクチ族なら、勉強するんでなく、羊とヤギを連れ出すのが当然のことと思われる。」
「もしボクが教育を受けられたら、よいことができたかもしれないが、楽な人生でもあっただろうな。」

・「よい子」
「わたしはシャジア(まん中の写真の女の子)、うちでは女の子はわたしだけ。両親はずっと畑で働くので、わたしには学んでほしいといつも言います。山脈に家はあっても、水や木や食べ物がないときがほとんどです。わたしはたくさん学んできています。わたしの村ではみんながシャジアから学んで学校に通っておくれと自分の子どもたちに言います。」
「学校の友だちが大好きです、とてもよい子たち。」

・アメリカのヘリコプター
「わたし(最後の写真の女の子)は毎日45分かけて学校まで歩きます。遅れる日もあれば間に合う日もあります。わたしたちの村から歩く女の子が12人いるので、話しながら歩きます。わたしたちは野外で学びます。暑い、風が吹く、雨が降るときもあります。人の声やアメリカのヘリコプターのやかましい騒音がない、ちゃんとした部屋がほしいです。将来、わたしは政治家になりたいので、わたしの村は女の子にとって申し分のない学校が持てるようになります。」

(BBC NEWS Text and pictures by Bilal Sarwary)

◇2008年はまったくやりきれない年になる
アフガニスタンでは米国の2つの隊が殺されてきています。2001年のアメリカの侵攻以来、2008年は最も憎悪に満ちたやりきれない年になっています。今年113人の人命を失わせ、111人という昨年の記録をしのぎます。

◇アフガンの大量殺人を否定することでペンタゴンはイラン・コントラの名士をあてにする
一方、アフガンのアジザバッドの村での最近の大量殺人で、遺憾な犠牲者を否定するためのペンタゴンの主要な「情報源」のひとつはフォックスニュースの特派員オリヴァー・ノース(元中佐)であるのが明らかにされています。ノースはイラン・コントラのスキャンダル(ニカラグアの反政府組織コントラへの資金援助のためイランに武器を密売した事件)に関して議会でウソの証言をしたことで1980年代に起訴されてその後恩赦になりました。

◇アフガンが長期占領を拒む
アジザバッド爆撃がアフガニスタンでの米国の空爆に対して国民一般の騒動を燃え上がらせてきています。木曜(9月11日)、外国軍の長期占領に反対するとアフガンのカルザイ大統領が言いました。
ハミド・カルザイ大統領:「明らかに、国際社会はここに長くはいないし、仮に長くここにとどまるとすれば、私たちには喜ばしくない。数千年の歴史がある国であり、私たちはその歴史とその勇ましい国家を誇りとする。私たちの安全保障のために長く外国人勢力をあてにするべきではない。」

(デモクラシーナウ!2008年9月12日ヘッドライン)

またパキスタンにミサイル命中


◇また米国の空爆がパキスタンに命中
米軍のミサイル攻撃と思われるもので、パキスタン北西部で5人の民間人と7人の戦闘員が殺されてきている。
アフガンとの国境にある北ワジリスタン地方の主要な町ミランシャー近くの2つの建物にミサイルが命中した。
地元民によると、米軍がパキスタン領内に侵入して爆撃を行ったのは今月はじめからこれで5回目となる。
12日金曜のミサイル攻撃はトルケルだったと地元当局と目撃者がBBCに語った。
最近、イスラムバードからの事前承認なしに、ブッシュ大統領がパキスタンの戦闘員に対する米国の襲撃を認可したことが明らかになってきている。
(BBC NEWS 12 September 2008)
写真は、アフガンとの国境に接近するパキスタンの戦闘員

◇反政府勢力の活動活発なボリビア北部県に戒厳令
南米ボリビア政府は12日、モラレス大統領が進める天然資源の国有化政策などに反発する反政府勢力の抗議活動が活発化している東部パンド県に戒厳令を発令、軍兵士を派遣した。
これにより、憲法で定められた権利は保障されず、私用車の許可なしの走行や複数が参加する集会は禁止、銃火器類の所持も許されない。飲食店なども真夜中に閉店となる。
先住民出身で左派系のモラレス大統領の政策に対し、エネルギー資源が豊富で欧州系の白人移民も目立つ東部4県では反発が強く、大統領支持派、反対派間の衝突も発生、死者も出ている。大統領は貧困層への土地配分などを目指した憲法改正案の是非を問う国民投票の12月実施も宣言しており、両派間の亀裂は深まっている。
(CNN 2008年9月13日)

◇マクダーモット下院議員がブッシュ弾劾を支援する
米国連邦議会では、ワシントンの下院議員ジム・マクダーモットがブッシュ大統領を弾劾するための法案に署名する最新の議員になっています。火曜日(9月9日)マクダーモットは下院の議員席から彼の支持を発表しました。
ジム・マクダーモット下院議員:「大統領は私たちを欺いて戦争に引き入れようとしたと言うために私は攻撃されました、だがアメリカ国民は結局、真実を知りました。申し立てに終わりはないように思えます、そして私たちには彼らの権威を調査する責任があります。それが、私が大統領の弾劾を考えるための決議文に署名している理由です。説明義務がなければ、民主主義は働かなくなります。」
マクダーモットは法案を支持する10人目の下院議員です。法案はオハイオ州選出の下院議員デニス・クシニッチによって共同で書かれています。

◇フロリダの法廷はゲイの養子縁組禁止令を違憲と裁定
フロリダでは30年続いたゲイの養子縁組禁止令は違憲であると巡回裁判所が判断しています。2001年から訴訟を起こしているティーンエイジャーをゲイの両親が養子にすることを求める裁判でこの判決が出ます。この国でゲイの養子縁組を禁止する州はフロリダとミシシッピーの2州だけです。

(デモクラシーナウ!2008年9月10日ヘッドライン)

◇クシニッチ下院議員が新たに5万人の弾劾請願書を提出する
下院議員のデニス・クシニッチがブッシュ大統領の弾劾を求める請願書をまた新たに下院議長ナンシー・ペロシに差し出しています。すでに提出した10万人に加えて、最新の請願書には約5万人の署名があります。なぜブッシュ政権はイラクに侵攻することにしたかについて、証言を命じて文書を集めるため、クシニッチは真実と和解委員会を設立するよう求めています。
(デモクラシーナウ!2008年9月11日ヘッドライン)

September 12, 2008

ミセス・ペイリンに職権濫用の容疑


◇論争中の事件でアメリカで教育を受けたパキスタン人の存在が示される
連邦大陪審がアメリカで教育を受けたパキスタン人女性の存在を示してきており、論争をかきたててきています。Aafia Siddiquiは、アフガニスタンで彼女を尋問することになった数人のFBI捜査官に発砲しようとした罪で訴えられます。FBIはまた、彼女が化学爆弾製造に関する文書と米国での標的の可能性を秘めたリストを持っていたと言います。だが、アフガン警察は徹底的に異なる説明をしてきています。はじめに彼らに助けを求める彼女を見た米国の人員が誤解(いさかい)に引き続いて彼女を撃ったとアフガン警察は言います。Siddiquiの家族は、アフガニスタンのバグラム空軍基地に監禁中に彼女をレイプして強襲した罪で米国を訴えてきています。

◇パキスタンにおける地上攻撃で一般市民15人を殺した罪で米国は非難される
一方、パキスタンでは、少なくとも15人を殺害した地上の急襲を主導するとして米国が非難されています。確認されれば、攻撃について米国がパキスタン領内ではじめて地上部隊を使ったのをはっきり記録することになります。この急襲には、アフガニスタンに拠点を置く米国主導のNATOヘリコプターがかかわっていると言われています。数件の家への急襲を行いはじめた軍隊をヘリコプターが降ろしたと目撃者らは言います。伝えられるところでは、死者には女性と子どもたちが含まれます。パキスタンの北西国境地方の知事は、この急襲をパキスタンの主権に対する「暴虐な」襲撃と呼びました。

◇米国の映画監督がナイジェリアで逮捕される
ナイジェリアでは、石油が豊富なデルタ地区でアメリカ人ドキュメンタリー映画監督が逮捕されてきています。日曜、アンドリュー・ベレンズは彼の通訳といっしょに逮捕されました。彼はデルタにおける石油産出を取り巻く争いについての映画に取り組んでいます。36時間以上も食べ物と飲み水を奪われて、スパイ罪で訴えられてきているとベレンズは言います。

◇米国はイラク人ジャーナリストと家族を逮捕する
一方、イラクでは米軍がまたイラク人ジャーナリストを拘禁してきています。アメリカ部隊が彼らの家に乱入したとき、バグダッドTVのカメラオペレーター、オマール・ヒサムとその家族3人が捕らえられました。ヒサムの母がその急襲を説明しました。
オマールの母:「ラマダンの聖なる月のための夜明け前の食事の支度をしていました、そのとき家を立ち退けと命じる声がしました。私たちがドアを開けようとしてスカーフとガウンをつけたとき、彼らは家のドアを爆破しました。壊れたカギを見ましたね。彼らは息子のオマール、彼はバグダッドチャンネルで働くカメラマンです、発作に襲われる父、病気の一番下の息子、年長の息子を逮捕しました。彼らは誰も残しませんでした。」
2日前にもマフムディアの町の自宅でフリーランスのイラク人写真家がアメリカ部隊に拘禁されています。写真家のイブラヒム・Jassam・モハメッドにも押収された備品がありました。

◇記録樹立のペースにある軍の自殺率
軍のニュースでは、陸軍の自殺率が昨年全体の記録を破るペースにあるのをペンタゴンが認めてきています。先月終わりまでに任務につく93人の兵士が自殺しました。今年残すところほぼ4カ月、兵士の自殺者の数が昨年の記録115人を破るのに十分なペースです。これはまたヴェトナム戦争以降、はじめて一般人全住民の自殺率をしのぐペースでもあります。

◇カルザイがすさまじい米軍の爆撃跡地を訪れる
アフガニスタンでは、ハミド・カルザイ大統領が90数名のアフガン一般市民を殺害した先月の米軍の爆撃現場を訪れました。この攻撃で概算60人の子どもが殺されました。遺憾な死の犠牲は低く、ほとんどの死者が戦闘員だった、に米国は固執します。カルザイは人殺しに正義を要求する怒った群衆に迎えられました。米国の空爆をなんとか抑制しようとしたとカルザイは言いました。
アフガンのカルザイ大統領:「このような事件を防ごうとこの5年間昼夜にわたり努力して進んできているが、私の努力の成果はあがってきていない。うまくいっていたなら、アジザバッドの人びとが血まみれになることはなかった。」

◇米軍の爆撃からパキスタンで怒りが増大する
その間、隣国パキスタンでのすさまじい米国の地上襲撃から大騒ぎが増してきています。ヘリコプターが米国主導の部隊をパキスタンに送り届けた後、少なくとも20人の一般市民が殺害されたとパキスタン当局は言います。アメリカ部隊は女性と子どもがなかにいる3軒の家に発射したと言われます。パキスタンの外相Shah Mehmood Qureshiは攻撃を糾弾しました。
パキスタン外相:「昨日、連合軍、ISAF軍がパキスタン領内に入って行動を起こしたという、悔やまれる、けしからん、驚くべき事件が起こった。パキスタン政府はこの行為を強く糾弾する。」
攻撃は、米国がはじめてパキスタン内で地上軍を使用したのをはっきり示します。

◇グルジアのNATO加盟をチェイニーが迫る
ディック・チェイニー副大統領がグルジア訪問でカスピ海ツアーを続けます。木曜(9月4日)、南オセチアに対するグルジアの攻撃にロシアが応戦したのをチェイニーは非難して、グルジアのNATO加盟を説き伏せると誓約しました。
チェイニー副大統領:「グルジアのNATO加盟実行計画と、結果として来たるべきグルジアの同盟国仲間入りにアメリカは完全にかかわり合う。最近のNATO・グルジア委員会の設立に米国は非常に満足している。現NATO加盟国がブカレストのサミットで宣言したように、グルジアはわれわれの同盟国になるだろう。NATOは防衛同盟だ。それになにも脅威はない。NATOは、近代世界がよく熟知する自由と安全と平和のためのきわだった軍隊のひとつだ。」
グルジアのNATO加盟のくわだてがロシアとの緊張を高めてきています。米国が当初ロシアに約束した、NATOを東方の地域に拡大しない、をこの動きは破るものです。

(デモクラシーナウ!2008年9月5日ヘッドライン)

◇ブラジルのルラ大統領とアルゼンチンのフェルナンデス大統領は8日、ブラジリアで会談し、両国間の貿易決済について、従来の米ドルを介する方法を見直し、直接両国通貨で行うことで合意した。10月から実施する。欧米メディアが伝えた。
自国通貨による決済に移行することで、ドルとの交換手数料や為替リスクを減らし、中小企業の貿易促進を促すのが狙い。ドル建て決済も認め、決済方法は輸入企業の選択に任せる。
ルラ大統領は「地域の通貨統合に向けた第一歩」と評価。今後、南米地域の経済共同体である南部共同市場(メルコスル)の加盟国間でドル離れが進む可能性もある。
今後、両国の企業は、両国中央銀行が毎日発表するブラジルの通貨レアルとアルゼンチンの通貨ペソの交換比率を基に決済を行う。
両国間の貿易額は年間約250億ドルで、アルゼンチンにとってブラジルは最大の貿易相手国。ブラジル政府はメルコスル(南部共同市場)の他の加盟国であるウルグアイ、パラグアイとも調整を進める意向。
(共同通信 2008年9月9日)

◇南米ボリビアの反米左派モラレス大統領は10日、ゴールドバーグ米大使に対し「分離主義的な対立をあおり、国家の分裂を画策している」として国外退去を命じた。米国側は「根拠がない」と反発している。
ボリビアでは先住民出身のモラレス大統領が目指す憲法改正への不満や、天然ガス資源の収益分配に対する不公平感から、資源産出地で裕福な東部など地方で反政府デモが激化。隣国へのガスパイプラインが破壊されるなど、一部が暴徒化している。
(時事通信 2008年9月10日)

◇ペイリンの夫、証言を命じられる
共和党副大統領に指名されたサラ・ペイリンの夫が彼女の権力の濫用と申し立てられる取り調べで証言するよう命じられてきている。
ミセス・ペイリンが州警察官として妹の元夫を首にするようスタッフに圧力をかけたと告発された後、アラスカの法律で定められた徹底的調査が始まった。
アラスカ州知事、ミセス・ペイリンは、どんな不適当なふるまいも否定する。
ミセス・ペイリンは召喚状を受け取るつもりはないが、他の12人の証人も証拠事実を述べるよう命じられることになる。
しかしながら、彼女は調査の一部として面接されることになると当局は述べる。

写真はサラ・ペイリンと夫のトッド
(BBC NEWS 12 September 2008)

September 11, 2008

ビンラディンは首謀者ではない


◇9.11攻撃から7年目、ホワイトハウスはビンラディンが9.11の「首謀者」ではなかったと主張する。

今日の記者会見で、オサマを9.11の「首謀者」と呼んで、記者がオサマ・ビンラディンを見つけるための進行中の政権の奮闘についてホワイトハウスのダナ・ペリノ報道官に訊ねた。ペリノは記者をさえぎって、ビンラディンは攻撃の真の「首謀者」ではなかったと主張した。

質問:けれどオサマ・ビンラディンはそのひとりですよ、あなたは彼の副官らについて話し続けます、そう、彼らは重要ですとも、だが、オサマ・ビンラディンが9.11の首謀者でした。

ペリノ報道官:そうではありません、カリド・シェイク・モハメッドが9.11の首謀者でした。そして彼はたったいま刑務所のなかで座っています。

「首謀者」でなかったと説明することで、ペリノはどうもホワイトハウスがビンラディンを捕まえ損ねたのを正当化しようとしているように思える。だが、2006年9月にトニー・スノー元報道官はこのように述べた。

多くの人がうわさ話をして、まだ心配している人物、9.11の首謀者、オサマ・ビンラディンは、この戦い、イラクでの戦いを「第三次世界戦争」と呼ぶ。

カリド・シェイク・モハメッドが9.11の「設計者」なのを認めてきているとはいえ、 ビンラディンは取るに足らなくはなかった。彼は攻撃を承認し、実行した。それどころか、カリド・シェイク・モハメッドがアイディアをもたらしたビンラディンは、9,11委員会によると、世界貿易センターだけでなく、ホワイトハウス、ペンタゴン、連邦議会議事堂を攻撃したがった。

ビンラディンを捕まえるには「スーパーパワー」を必要とするとペリノは説明した。「そういうわけで、どんなことにも人間の限界があります。これは映画ではありません、私たちにスーパーパワーはありません」と彼女は言った。しかしながら、2001年にトラボラでビンラディンを捕らえるのに「スーパーパワー」は必要なかった。まあ言ってみれば部隊の不足から、彼は逃げのびた。

◇セックスとドラッグと贈り物の数々
ブッシュ政権の役人らがセックスを油田と交換した。

油田使用量(採掘権)で数十億ドルさばく政府の役人13人が、「彼らが対処していたエネルギー会社の従業員とのあるまじきセックスに従事して、多数の贈り物を受け取った」のを、今日、内務省の監察長官が明らかにした。AP通信が報じるように、「ブツの濫用と乱交の文化」を調査はあばいた。

連邦の土地で穴を掘るための採掘権を現金で支払う代わりにエネルギー会社が政府と交換する石油とガスの市場での売買に責任がある公職、デンヴァーミネラルズマネージメントサービス内部を報告は大学の寮を兼ねる男子学生クラブハウスの雰囲気と説明する。

2002年と2006年の間に、デンヴァー局のスタッフ55人のほぼ三分の一が、シェブロン、シェル、ヘス社、デンヴァーを拠点とするゲーリー・ウイリアムズ・エネルギー社を含める石油とガス会社から贈り物とチップ(心付け)を受け取ったのを、調査員らは見つけた。少なくとも135回贈り物とチップを受け取った石油を市場で売買する2人は、彼らの営みを眼前に突きつけられたとき後悔の念を表さなかった。

(Think Progress 10 September 2008)

◇深刻に破られるアンデス国家における分断を助長させたと非難して、ボリビアのエボ・モラレス大統領が水曜、アメリカ大使に本国への追放を命じた。

モラレスの急進的な改革派政策に対抗する動きが国家の緊張の高まりと暴力の増加になる。大統領は彼に抵抗する徒党を組むことで、ワシントンとボリビア大使を定期的に非難した。

「民主主義に対する陰謀を企て、とりわけボリビアの分断を要求するのが米国の大使」と、大統領宮殿での演説を通してモラレスは言った。

ボリビアの行政上の中心地ラパスで2年以上務めるベテラン外交官のフィリップ・S・ゴールドバーグ大使は、おそらく48時間から72時間以内に国を去らなければならない。

(ロサンジェルスタイムズ 2008年9月11日)

写真は略奪されて火をつけられた政府の敷地。ボリビアの裕福な都市サンタクルズでの抗議を通して政府の省庁が標的にされる。サンタクルズは急進派モラレス大統領の反対派勢力の中核だ。

September 09, 2008

アラスカで石油を掘るのは神のご意志


◇サラ・ペイリン:イラク戦争は神から与えられた課題
大統領選挙戦ニュースでは、彼女の元教会で共和党副大統領に指名されたサラ・ペイリンが牧師になる学生たちに米国のイラク侵略は神からの課題だと話すヴィデオが明らかになっています。
サラ・ペイリン:「正しいことを行うため励んでいる私たちの軍の男性女性のために祈りなさい。また、この国のため、私たちのリーダー、私たちの国のリーダーは神からの課題で彼らを派遣しています。私たちがなんのために祈っているか、計画があってそれが神の計画であるのを、私たちは念を押す必要があるということです。では、あなた方の祈り、私たちの兵士を守るためのあなた方の祈りで、彼らを祝福しなさい。」
同じ挨拶を通じて、ペイリンは、アラスカにおける新たなパイプラインの建設は神のご意志だと言いました。
サラ・ペイリン:「アラスカ人にたくさんの雇用を創り出すことになり、ここから出てくる大量のエネルギーを私たちが持つことになる、約300億ドルのプロジェクト、天然ガスのパイプラインを手に入れるため、ほんとにほんとに骨の折れる仕事をするようなことで、私は私の役目を果たすことができます。そして、それについても祈りなさい。神のご意志は、ガスラインを建設させることで人と会社をひとつにするのを果たさせるものと私は考えます、ゆえに、そのために祈りなさい。」
彼女のスピーチのヴィデオは元々、Wasilla Assembly of God(神のワシラ会合)のウェブサイトに投稿されたものでした。

◇「イエスのためのユダヤ人」のリーダーがペイリンの教会で話す
この間に、全米ユダヤ人民主主義評議会が副大統領に「不十分な選択」だとペイリンを批判してきています。団体はペイリンを「ユダヤ人の世論にはまったく調和しない」と説明しました。マケインが彼女をランニングメイトにと切り出すちょうど数週間前に、「イエスのためのユダヤ人」の専務理事デイヴィッド・ブリックナーがペイリンの教会で話しをして、中東の暴力による脅しをいくぶん、イエスを受け入れなかったイスラエルのユダヤ人のせいにしました。その説教にペイリンは出席したが、彼の見解を共有しなかったとマケインのスポークスパーソンは言いました。

◇はじめてのTVインタヴューをペイリンに許す
日曜(9月7日)朝のトーク番組で、バラク・オバマ、ジョン・マケイン、ジョー・バイデンのどれもが冗舌な放送のインタヴューを任されたのに、サラ・ペイリンの姿はどこにもありませんでした。10日前マケインのランニングメイトに指名されて以降、ペイリンが唯一任されたインタヴューはピープルマガジンによるものでした。遊説を通して、彼女はまた有権者からの質問に応じるのも拒否してきています。
日曜、おそらく木曜と金曜の2日間にわたりアラスカでペイリンがABCのチャールズ・ギブソンとのマルチ(多彩な)インタヴューのために着席するつもりだとマケイン選挙陣営が発表しました。いつペイリンが初のライヴインタヴューを任されることになるのか発表してきていません。

(デモクラシーナウ!2008年9月8日ヘッドライン)

写真はミズーリー州リーズサミットに集まった支持者。サラ・ペイリン支持で男性が強く頭角を現す。

September 08, 2008

ボブ・マーリーで悪運を追い払う


◇セルビアでボブ・マーリーの像の除幕式が行われる

バルカン半島の平和のしるしとして、ロックフェスティバルを通じてレゲエ伝説・ボブ・マーリーの像の除幕式がセルビアの小さな村で行われてきている。

Banatski Sokolacでの真夜中の式典のために、クロアチアとセルビアのミュージシャンたちがロックファンの仲間に加わった。

1981年に亡くなったマーリーは、「彼の音楽で平和と寛容をはかどらせた」と主催者たちは言った。

最近セルビアは偶像視される映画のキャラクター「ロッキー」の像を立てた、おまけにボスニアのモスタールにはブルース・リーの像がある。

・縁起が悪い

セルビアの別の村では、「ターザン」で最もよく知られる俳優ジョニー・ワイズミュラーの像を建てた。

セルビア人ミュージシャン、Jovan Maticとベテランのクロアチア人ロックスター、Dado Topicが、ロックヴィレッジのイベントでマーリー像からおおいを取った。

それはギターを抱え拳を高く持ち上げる、挑戦的なポーズの彼だった。

クロアチア人アーティストDavor Dukicによって創られたマーリーの像は、ジャマイカ生まれのスターのヨーロッパで初の記念碑だと主催者は主張する。

2005年に立てられたボスニアのブルース・リーの銅像は、1990年代のすさまじい内戦によって深刻化した人種の分裂に反対するシンボルとみなされた。

悪運続きを追い払うための努力で、昨年セルビアの村Zitisteはシルベスター・スタローンが演じたロッキーの像を建てた。

一連の洪水と地滑りが、ある人びとに「村は悪運をもたらされた」、縁起が悪いんだと信じさせた。

(BBC NEWS 24 August 2008)

September 06, 2008

ペイリンにドリル、ベイビー ドリルの大喝采


◇対抗的ロン・ポール大会のために数千人がミネアポリスに集まる
アメリカ大統領選で共和党の指名候補者だったロン・ポールの支持者数千人が、自由論者好みのテキサス下院議員への支持を示す対抗的大会(カウンターコンベンション)のため昨夜ミネアポリスに集合しました。予備選活動中、ロン・ポールは20州で2番か3番に入りましたが、共和党全国大会で演説するのを禁じられました。伝えられるところでは、彼がイラク戦争について自分の立場(反対)を変えないからだそうです。ミネソタのスピーチでロン・ポールは仲間の共和党員ジョン・マケインを支持するのを拒みました。

◇共和党全国大会の抗議者に向けて、警官がフラッシュ(閃光)手榴弾と催涙ガスを発射する
火曜日、共和党大会の外では、「貧者のための財政(家計)人権キャンペーン」が率いる行進が終わった後、おだやかな抗議者に向けて警察がフラッシュ・バン(衝撃音)手榴弾と催涙ガスを発射しました。手榴弾は、一瞬耳を聞こえなくする衝撃音と目をくらませるフラッシュを引き起こすようにデザインされています。火曜日、ツインシティーズの警察は少なくとも10人を逮捕しました。今週の逮捕者は全部で300人以上になります。月曜(9月1日)に投獄された数十人の活動家は昨夜まだのろのろと釈放されていました。デモクラシーナウ!は、20時間以上も投獄された後、自由になったばかりのインターン(医学生)に追いつきました。
インターン:「刑務所には出るのを待っているあふれるほどの人がまだいます、それになぜ出ているかについて実際に多くの人が判然としていません。なかにはペッパースプレーで負傷していたり、ぶち込まれる前に警官にひどく痛めつけられてる人がいます。どうなっているのか、まあ判然としないということです。」

◇ミネアポリス警察が共和党全国大会の抗議グループに潜入する
一方、ラムジー郡保安官事務所は昨年、共和党全国大会歓迎委員会として知られるツインシティーズの顕著な抗議グループに潜入してスパイしたことを認めてきています。2人の密告屋とひとりの潜入捜査官が、保安官事務所が「組織的犯罪事業」だと考えたグループのメンバーのふりをしました。共和党全国大会歓迎委員会はみずからをアナーキスト・反権威主義組織体と説明します。
(デモクラシーナウ!2008年9月3日ヘッドライン)

◇共和党全国大会最終日に逮捕者が400人に達する
共和党全国大会最終日、大会の外では抗議が続きました。「戦争と人種差別に反対する若者」によって主催された大会に数百人が集まりました。
抗議する人:「今日ここでの使命を帯びた声明は、軍隊の帰還、利益のための不当で違法なイラク戦争の終焉だと思う。また代替案としてこの秋ジョン・マケインを選ばないのもそうだと思う、というのも2003年以降ボクたちが経験してきているのと同じひどい戦術の継続になるからだ。」
その日遅く、共和党大会の会場から約1マイル離れた連邦議会議事堂近くの抗議で、逮捕された人びとが400人に達しています。群衆に対して警察が催涙ガスとフラッシュ手榴弾を使いました。今週、全体にわたるツインシティーズでの反共和党全国大会の抗議行動で800人以上が逮捕されてきています。またメディアの働き手19人も刑務所に入れられてきています。
(デモクラシーナウ!2008年9月5日ヘッドライン)

写真は、ペイリンの演説中に抗議の声をあげるコードピンクのメンバー
ペイリンとはどういう思想の人物で、共和党が大統領選に勝つためにどう役立つのか、以下参考までにーー。彼女は進化論を信じません。
◇中絶反対、同性愛者の結婚禁止、地球温暖化は人類のせいではない、サラ・ペイリンは共和党右派が飛び上がって喜ぶ強硬路線主義者。子どもの頃から狩りが大好きで全米ライフル協会の終身会員だ。
(今週号のアエラから抜粋)
◇ペイリン知事が副大統領候補に指名された重要な要素として、彼女が「プロライフ、つまり妊娠中絶反対派」だということがある。(#たとえレイプでも彼女は中絶を認めませんから)それが「隠れリベラル」を疑われるマケイン候補には福音派の票を呼び戻す大きな要素になっている。
ペイリン知事は厳格な「純潔教育論者」です。その主張、つまり高校までの義務教育では性教育は不穏当であり、「純潔」を徹底するのが正しいという考え方が、「プロライフ」と一対になって全米の福音派の共感を呼んでいる。
ペイリンの演説で、特に全米の共感を呼んだのは、「私はホッケーママ。そしてPTAにも入っていますよ」という部分。アラスカは、アメリカ中西部の草の根保守からは「遠い北の国」と思われそうなのを、南で言う「サッカーママ」といっしょの「ホッケーママ」、つまり子供やそのチームメイトをSUVに乗せてホッケーに連れて行く、「あなたと同じ母親像」というので共感を呼んだのだ。
もう一つ顕著だったのが、アラスカの油田開発を推進しようという部分。実はこの油田候補地は北極海に面した鳥獣保護区で長年にわたって開発が封印されていたもの。民主党はその開発に強硬に反対した。オバマはここにきて軟化の姿勢はあるものの、バイデンは以前からの反対派だ。昨今の原油高で共和党はとにかく掘りたがっている。ある意味で、ペイリンという人選はその象徴だったのだが、そのペイリン知事が「ドリル(掘りましょう)!」と言ったものだから、会場は「ドリル、ドリル」の大合唱になった。特にカウボーイハットや作業用ヘルメットを小道具としてかぶった白人男性の代議員から「ドリル、ドリル」のシュプレヒコールの地響きが鳴りやまなかった。
ヒラリーの女性票をいただくというより、彼女の起用は男性票の掘り起こしにつながったようだ。
(JMM from 911/USAレポートNo.372を一部引用)

「おや、コードピンクがまたやった」コードピンクの奮闘についてはメールマガジン「NewsFanzine」で紹介しています。左サイドのLinksから行けます。

September 05, 2008

おなかの中にゴルフボール13個


◇オスカー君のおなかから13個のゴルフボールが見つかる
彼はスコットランド東部ファイフ州のコースをぶらぶらする間に食べた13個のゴルフボールをおなかから取り出すはめになった。

飼い主のクリス・モリソンは、5歳のブラックラブラドール、オスカーを連れて数カ月のあいだダンファームリンのピットリーヴィー・ゴルフコースをまわっていた。

彼はペットの胃袋からガラガラいう音がするのに気づいて、獣医のところに連れて行った。

そうして、各45グラムのボール13個が彼の胃袋にはいっているのを発見することになった。

ひとつのボールはあまりにも長く胃袋の中にあったせいで黒くなって分解していたと、立案行政官のモリソン氏は言った。

モリソン氏:「ゴルフボールはまるでトリュフのようでした。これがどのくらいでこうなったか私たちには確かでありませんが、少なくとも数カ月かかったというのが妥当な期間のはずです。」

「ガラガラいうのを聞いて、オスカーのおなかだと感じました。」

「オスカーは規則正しく幾つか家に持ち帰ります、でも、まさかこれほどたくさん食べているとは思いもよりませんでした。」

「獣医はそんなものを見たことがなくて、それはとっぴでした。」

「オスカーは黒ラブなので大きさとしてはまずまずですが、13個飲み込むとはまったくびっくり仰天です。」

「ボールは2週間前に上できの1時間の手術で取り除かれました。」

・まんぷくの胃袋

オスカーはいま、手術後の流動食の特別ダイエットで完全に回復させる旅の途中にある。

彼は外出する間はマズル(くち輪)もつけなければならない。

モリソン氏は、「彼はいま、また少しフラストレーションになっています。」と付け加える。

40歳の獣医師、ボブ・ヒスケスは、こんなのは一度も見たことがなかったと言った。

獣医は言った:「手品のようでした。彼の胃を開いて、2つか3つのゴルフボールと考えたものを感じました。」

「でも私たちの胃がまんぷくになるまで、次から次へと現れ続けました。」

「数カ月間そこにあったに違いないと私は考えます、ひとつはまっ黒でボールの外層がふくれあがっていました。」

(BBC NEWS 5 September 2008)

写真は、13個のゴルフボールを食べちゃったオスカー君。
近所のなかよしゴールデン、ベンちゃんは、最近、ながーいお留守番の最中にメガネのレンズを食べちゃいました。片方は見つかったのにもう片方がどこにもないので、きっとベンの胃袋のなかだろうと飼い主さんは心配顔。でも、獣医のところに行って「見つかって、手術!」となる前に、わが家のヴァーモスが赤いボールを飲み込んであわてたときにうちの獣医が言ったこと、「人間が思っている以上にペットの胃袋は柔軟性があります。いつとは言えないまでも、数週間、あるいは数カ月かかって、上からか下からか、出でてくる可能性があります。具合が悪そうでないなら、待ってみてはどうですか。」を伝えると、飼い主さん、やや安心して、「待ってみる」と言いました。
助言したこともあって、これを聞いたときはうれしかったー。それから一週間かそこいらして、「下から出てきましたー!」と飼い主さん。ほんと、よかった、ボールどころかメガネのレンズですから。この助言有効です、世の中の飼い主さん!

September 03, 2008

またひとりクレムリン批判の犠牲者


◇イングーシ共和国のナズラニで8月31日、ロシア政府のコーカサス地方政策について自身のウェブサイトで批判を行っていた男性が、警察に拘束された後に、頭に銃弾を受けて死亡していたことが明らかになった。ロシア・インタファクス通信が検察当局の話として報じた。

死亡したのは、コーカサス地方に関する情報提供を行う主要サイト「www.ingushetia.ru」を立ち上げ運営していたマゴメド・エブロエフ。彼は、親ロシアのイングーシ共和国大統領ムラート・ジャジコフを強く批判していたことでも知られている。

エブロエフは、拘束後に乗せられた警察車両の中で銃撃を受けたとされ、検察当局が予備捜査を開始している。

インタファクス通信によると、検察当局の報道官は、エブロエフが警察車両の中に乗せられた後、「何か」が起き、同氏は「銃弾による頭部の怪我を負い、搬送された病院で死亡した」と発表した。

エブロエフのウェブサイトは、イングーシ関係のニュースに関して最も人気のあるサイトのひとつで、ジャジコフ大統領に反対する姿勢をあからさまに示していた。大統領はサイトを閉鎖するよう何度も警告していたという。

イングーシ共和国はチェチェン共和国に隣接し、チェチェン寄りの反政府勢力と治安部隊の衝突が多発、兵士や警官を狙った襲撃事件がひんぱんに起きている。
(AFP 2008年9月1日)

詳しくはメールマガジン「NewsFanzine」(右サイドのLinksからどうぞ)をお読みください。
写真はお騒がせハリケーン、グスタフで荒れる堤防の様子

September 02, 2008

ミネソタ ツインズ


◇FBIとセントポール警察が「先制」の家宅捜査を行う
ここセントポールでは、今日、イラク戦争の退役軍人と反戦活動家たちが連邦議会議事堂からエクセルセンターまで大行進を行おうと計画しています。共和党全国大会を通して最大の抗議になるものと思われます。この一週間というもの、連邦機関からの応援を得て、地元警察は少なくとも5軒の家を手入れしています。警察が先制の手入れと説明した急襲に続いて、共和党全国大会歓迎委員会(RNC Welcoming Committee)というグループにつながる6人の活動家が暴動の共謀と他の告発の容疑で逮捕されてきています。手入れはFBIと郡保安官の官署と地元警察のあいだで調整されたとミネソタパブリックラジオは報告します。スター・トリブューンによると、警察の手入れはとりわけ、抗議グループの中にスパイとして配置される密告者によって促進されました。土曜日のある手入れの間にデモクラシーナウ!のプロデューサー、I-Witness Videoのエリザベス・プレスとアイリーン・クランシーが警察に拘留されました。
アイリーン・クランシー:「警察が屋根裏のドアを破って押し入るのがわかったので、私たちはヴィデオで録画しながら写真を撮っていました、’警察だ’と大声で叫ぶと階段を下りてきて、拳銃を片手に居間に入り、私たちに迫ります、拳銃で私たちをねらいました。」
インタヴュアー:「それをテープに撮ったんですか?」
アイリーン・クランシー:「はい」
インタヴュアー:「記録されてる?」
アイリーン・クランシー:「ええ。実際、彼らは両手を頭の上に置いて見えるようにしておけ、そしてカメラを下に置けと命じました。」
土曜日、全米弁護士会と警察の残忍な行為に反対する社会連合(Communities United Against Police Brutality)は、警察のふるまいを記録するのによく使われるヴィデオ機器とケータイ電話を警察に押収させないために、「命令の差し止め」を求める緊急動議を正式に提出した。
全米弁護士会のジーナ・バーグランド:「私たちがそれをかちえれば、命令の差し止めが、憲法違反の警察活動を詳細に記録する人びとかまたはジャーナリストのいずれかから、ミネアポリス警察がヴィデオ機器やカメラを押収するのを禁ずることになるかもしれません。手に入れられるかどうかはわからないが、それが私たちがやってみようとしていることです。」

◇セントポールの退役軍人たちの行進で9人が逮捕される
日曜、警察はまた、セントポールの退役軍人の行進を通して9人を逮捕しました。立ち入り禁止の境界線を苦労して進んだ後、彼らは侵入の容疑で逮捕されました。

◇恐怖政治の宣言でブッシュは新たな議会戦争を要求する
ブッシュ大統領は、この国が相変わらずアルカイダ、タリバン、テロ関連組織との武力衝突に従事したままなのを明快に認めるよう議会に求めているとニューヨークタイムズは報じています。その立法措置は、ブッシュともしかすると彼の後継者かもしれない人にとって重大な法的そして公的政策の含みをともないます。拘留、尋問、監視を含め、敵に対して戦争の手段を使うことで議会の承認を求めようと考えるものです。あらためて戦時体制を宣言するための政権の奮闘は、最高裁や議会からの挑戦に直面しても、大統領の戦時の権限について広い解釈を回復するための、土壇場の巧みな措置、作戦的行動であると、議員のなかには心配する人がいます。議会がその要求について政権に応じるかどうかは判然としません。

◇ガザ解放の活動家たちがキプロスに帰る
イスラエルの封鎖をものともせずに、人道的援助で先週ガザに向かった後、「フリーガザ」運動の外国人活動家たちがキプロスに帰ってきています。一カ月後にガザに戻る計画だと活動家たちは言いました。一年以上前にイスラエルが旅行制限をきびしくして以降、海からガザに行った外国人は彼らがはじめてでした。7人のパレスチナ人が活動家といっしょに船でキプロスに向かいました。この中には3年前にイスラエル軍の攻撃で脚を失った16歳のSa’ad Meslehが含まれます。
Sa’ad Mesleh:「ガザはけが人であふれていて、なにがなんでも助けを必要としています。国際社会が断固とした態度を示して、このような行動を起こし、もっと多くの負傷者をガザ地区から連れ出すのをボクは期待します。なぜならガザ地区には治療法がないからです。」

◇政府の請負人に対して反組合の奮闘の実施をブッシュが考慮に入れる
政府の請負人全般に対して労働者階級をまとめるための組合優先方式を排除することになる大統領令をブッシュ政権が熟考しているとウォールストリートジャーナルが報じます。労働組合を結成するか、または政府の契約を失うのを覚悟でやってみるかについて、大統領令はカードチェックの代わりに秘密投票選挙を使うことを請負人たちに要求します。労働者の大多数が組合認可カードにサインすれば労働組合を作ることができるカードチェックシステムを労働組合の幹部は好みます。
(デモクラシーナウ!2008年9月1日ヘッドライン)

September 01, 2008

エイミー・グッドマンが逮捕される




◇デモクラシーナウ!のホスト、エイミー・グッドマンがミネソタ州セントポールのダウンタウンで不法に逮捕されました。彼女を逮捕したとき、警官はグッドマンを手荒く扱って彼女の腕をぐいぐい引っ張りました。彼女の逮捕のヴィデオはここで見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=oYjyvkR0bGQ

不法に拘留されたデモクラシーナウ!の二人のプロデューサーを解放しようとしている間にグッドマンは逮捕されました。シャリフ・アブデル・コーダスとニコル・サラザールの二人です。コーダスとサラザールは共和党全国大会での街頭デモを取材するために記者流の職務を遂行するうち逮捕されました。どうやらグッドマンの犯罪は同僚と報道の自由を擁護することのようです。
ラムゼイ郡保安官ボブ・フレッチャーは、コーダスとサラザールが暴動容疑で逮捕されたとデモクラシーナウ!に伝えました。二人は目下、セントポールのラムゼイ郡刑務所で身柄を拘束されています。
デモクラシーナウ!は、クリス・コールマン市長のオフィスとラムゼイ郡刑務所に電話して、グッドマンとコーダスとサラザールの即時釈放を要求するよう、すべてのジャーナリストと関心のある市民に求めます。
デモクラシーナウ!はグッドマンとコーダスとサラザールに味方して、報道の自由とこのジャーナリストたちの修正第一条の権利を明らかに犯すものとして、ツインシティーズの法の執行によるこの行為を非難します。
彼らが逮捕された取材中のデモを通じて、法の執行官らはペッパースプレー、ゴム弾、ぶつけて気絶させる脳しんとう手榴弾や過度の暴力を使用しました。この行動を通じて他にも数十人が逮捕されています。
エイミー・グッドマンは米国で最も有名で最も尊敬されるジャーナリストのひとりです。彼女はその報道でジャーナリストの最高の名誉となる賞を受けており、勇敢で大胆との顕著な評判で通っています。グッドマンとコーダスとサラザールの逮捕は、ジャーナリストを全米のすぐれた独立系ニュース発表の場から威嚇しようとの紛れもない企てです。
デモクラシーナウ!は、米国と世界中の700以上のラジオ局とTV局で流れる、全米に同時に配給される公共TVとラジオの番組です。
www.democracynow.org
(デモクラシーナウ! 1 September 2008)

◇セントポール警察が共和党大会前に大規模な家宅捜索
共和党全国大会が開催されるミネソタ州ツインシティーズ(セントポールとミネアポリス)で、29日の夜以降、治安部隊が党大会を前にした「先制家宅捜索」として、6カ所以上を強制捜査しています。家宅捜索と身柄の拘束は、党大会に対する抗議行動を計画していた活動家と、抗議行動に対する警察の行動を記録、撮影しているジャーナリストやビデオカメラマンをターゲットにしています。

◇予防措置として拘束されたデモクラシー・ナウ!のエリザベス・プレス
共和党大会に対する抗議行動はまだ始まってないものの、警察は早くもデモに関係しそうに思われる人びとに対する無差別の弾圧を開始しています。セントポールとミネアポリス市警は連邦当局と連携して多数の活動家を拘束して、多くの箇所で一連の組織的家宅捜索を行っています。デモクラシー・ナウ!のエリザベス・プレスも、ビデオ集団「アイウィットネスヴィデオ(I-Witness Video)」に対する家宅捜索でほかの数人と共に拘束されました。
(デモクラシーナウ!2008年9月1日ヘッドライン)

写真は月曜のミネソタ州セントポールの様子。警官が催涙ガスを発射して、抗議者たちはガスを吸い込まないようにバンダナで口や鼻を覆う。ダウンタウンでデモをする抗議者たちを警官が押し戻して封じ込める。(CNN 1 September 2008)