見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2014/01/28

FIFAは国から出ろ


サンパウロでの集会のあと、反ワールドカップの抗議者らが警察と衝突
http://fuckyeahanarchopunk.tumblr.com/post/74648995321/brazil-anti-world-cup-protesters-clash-with

◇ブラジルのサンパウロやリオデジャネイロなど計13都市で25日、6月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)に反対するデモがあった。一部が暴徒化し、100人以上が拘束された。
「W杯反対デモ」と銘打ち、ネット上で参加を呼びかけたこの日のデモには、サンパウロで約1500人が参加。「W杯は開催しない」などと叫びながら市中心部を行進した。途中、参加者の一部が銀行の窓を割ったりパトカーを壊したりして暴れたため、警察が催涙弾やゴム弾を発射して鎮圧を図り、地元紙によると約130人が拘束された。
ブラジルでは昨年6月、地下鉄運賃の値上げに反対するデモをきっかけに都市交通や教育、医療への不満が噴出。W杯への巨額出費も批判が集まって全国にデモが広がり、同時期に開かれたコンフェデレーションズ杯の会場周辺で観客の移動に影響が出た。W杯の開催時にも同様のデモの発生が確実視されており、ブラジル政府の頭痛の種となりそうだ。
http://www.asahi.com/articles/ASG1V4S65G1VUHBI00J.html
◇ワールドカップ反対デモ(正確にはスタジアム建設反対デモ)が大規模に行われている
原因は、ブラジル政府の裏切り行為と貧困である。
貧困層の多いブラジルでは医療面、教育面、福祉面、あらゆる面で所得下層の人たちにとって満足のいく政策が提供されていない。基本教育無償とはただの建前で、劣悪な環境を逃れるために裕福層はみな私立に通わせる。
そんな中、サンパウロ市の新しいスタジアム建設費用に市民の税金が投入されているのである。
数百億円の税金を使い、新しいスタジアムを建設する前に、金の使い道が他にあるのではないか、というのが国民の主張である。

スタジアム建設の大幅な遅れ
ブラジルでは、ワールドカップの会場となる12のスタジアムのうち5つで、FIFAが期限としていた去年末を過ぎた現在でも工事が続いており、準備の遅れが指摘されている。
中でも、サンパウロのスタジアムは事故で作業員が2人死亡するなど、安全面での不安を抱えながら、急ピッチに建設がされなければならない状況である。

上記の問題はなぜ発生したのか

①横行する賄賂
例:サンパウロのスタジアムは改修することになっていたが、ワールドカップを名目に念願の新スタジアム建設に踏み切ったその過程で行われたクラブと会長の金の関係

②わざと建設を遅らせて追加の建設費を迫る目的
物価上昇に乗じて、当初300億円で落札した建設費用ではまかなえないと建設費用の値上げを迫り、遂には「急いで作らせるからもっと金をよこせ」という始末。結果、600億円にものぼる建設費用を税金で賄うはめになっている。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/starrow1103/article/11

2014/01/22

世界の富の半分を1%が独占


経済上の不平等が大多数の国でどんどん増してきている。ほぼ半分は最も富裕な1%に、残る半分は残りの99%にと、世界の富はふたつに分けられる。世界経済フォーラムはこれを人類の進歩への大きなリスクとみなしている。極端な経済上の不平等と政治上の争奪が度を過ぎて互いに依存している。抑制されていないまま放置される政治機関は徐々にむしばまれるようになり、政府は普通の人々を傷つけるまで圧倒的に経済エリート中枢の利益に奉仕する。極端な不平等は避けられないことではない、そしてそれはただちに完全に変えることができ、またそうされなくてはならない。
http://oxfam.jp/media/bp-working-for-few-political-capture-economic-inequality-200114-embargo-en.pdf
◇オックスファムのプレスリリースより

1月20日、オックスファムは、22日に開幕するダボス会議に先立ち、経済格差に関する調査報告書「Working for the Few; Political capture and economic inequality (少数の利益のために;政治権力と経済格差)」を発表した。

今回のダボス会議を始め、G20やIMFなど、世界経済に関する国際的な討議が行われる場では、極度の経済格差がグローバルな課題として認識され、その解決策が議論されています。 本報告書では、多国籍企業や最富裕層が自らの利益に資するように政治に働きかけ、経済ルールを操り、民主主義を損なうようなやり方で富を蓄積していることを指摘しています。この結果、先進国と途上国の区別なく、前例のないほど格差が拡大しています。世界人口の1%の最富裕層が世界の富の半分を独占しており、最富裕層85人の資産総額が世界人口の半分の総資産額に匹敵することも明らかになりました。
また、6カ国(ブラジル、インド、南アフリカ、スペイン、イギリス、アメリカ)で行った世論調査の結果、約60%~80%の人々が国の法律が一部の富裕層に都合よく作られていると感じていることがわかりました。

<報告書抜粋>
•世界の富裕層は、タックスヘイブンを利用して巨額の富を隠し、租税を回避している。申告されていないオフショアの資金は21兆米ドルに上ると推計される。
•アメリカでは、長期にわたる金融規制緩和が経済格差の引き金となっている。その結果、同国の国民総所得に対して高額所得者上位1%の人々の所得が占める割合は1930年代の大恐慌以来増え続け、現在過去最高となっている。
•欧州では、裕福な投資家が金融機関から救済される一方、中間層や貧困層は緊縮財政の影響で苦しんでいる。
•インドでは、非常に逆進性が高い税制と、富裕層と政府の癒着の結果、過去10年間で億万長者の数が10倍に増えた一方で、貧困層向けの政府支出は低いままである。
•アフリカでは、特にグローバル採掘企業が納税や特許料の支払いをたくみに回避している。これは、政府に適正に納められていれば政府の貧困対策に使えたはずの資金がグローバル企業の手元に入っているということを意味する。

http://oxfam.jp/2014/01/post_574.html

2014/01/19

ボルゴグラードのテロ


写真はロシア南部ボルゴグラードで昨年12月30日トロリーバスが爆発したときのもの(ロイター)
◇ロシア南部ボルゴグラード中心部の路上で、30日午前8時半(日本時間同午後1時半)ごろ、走行中のトロリーバスが爆発した。インタファクス通信によると、少なくとも乗客ら14人が死亡、約40人がけがをした。ロシア連邦捜査委員会は男による自爆テロと断定。近くの鉄道駅で前日に起きた自爆テロ(2013年12月29日)に続く、連続テロ事件とみて調べている。
ボルゴグラードは、ソチの北東約650キロの中核都市で人口約100万人。1925年から61年まではソ連の指導者スターリンにちなみ、スターリングラードと呼ばれていた。第2次大戦中、ナチスドイツ軍に包囲されながらも勝利したことから戦後、「英雄都市」の称号を受けた。ソチやテロが頻発する北カフカス地方と、首都モスクワなどを結ぶ交通の要衝だ。
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312300035.html
◇ボルゴグラード攻撃を理由にロシアがサウジアラビアに反撃するかもしれない
ICH 13 January 2014 by Finian Cunningham

伝えられるところでは、ロシア情報部はボルゴグラードの都市に対する連続テロ攻撃にサウジアラビアが直接関与したとの手堅い証拠を手に入れている。
テロ攻撃は32人以上を殺害し100人以上を負傷させた。犠牲者の大部分は一般市民だった。
ファーズ通信社(Fars News Agency)によって報じられる情報に通じたロシア当局筋によると、ロシア連邦保安院(FSB)はサウジ人のボルゴグラード大虐殺への関連づけについてウラジミール・プーチン大統領に報告している。
これはプーチンにとってまったく驚きとはならない。ワッハーブ派(コーランの教義を厳守するイスラム教徒)がスポンサーの、ロシア北カフカス地方を拠点とするテロリストがソチ冬季オリンピックを標的にするだろうと、ロシア指導者は昨年7月の4時間に及ぶ熱い非公開会談の間にサウジ情報部トップのバンダル・ビン・サルタン王子から警告された。
ソチオリンピックは2月7日開会されることになっている。ボルゴグラードは、特に冬季五輪が開催されるソチという黒海リゾート都市やロシア南部の領域とモスクワを結ぶ重要な輸送中枢である。
従って、昨年12月29日・30日のボルゴグラードの輸送システムを狙った連続爆破は、まぎれもなくロシアのオリンピック開催に対する襲撃だった。残虐行為は数人の女性と子どもの死を引き起こして、結果、プーチン大統領は攻撃に愛想がつきた。罪のない一般人を殺すことになんの正当化もないと言って、彼は爆破を支持する「テロリストを破壊する」と断言した。
これは面倒な問題を生じさせる。実際、ボルゴグラードの人道に反する犯罪の張本人がサウジの統治者と関係すると教えられれば、プーチンは次にどうするか?これはおそらく戦争行為の意に取ることができる。
ロシア領域におけるテロの組織的後援者となることで、プーチンと情報部高官がすでに"サウジアラビアを破壊"する計画を立案しているとの未確認報告がある。
ボルゴグラードの残虐行為は、サウジが後援者となる過激派に関係する北カフカスでの一連の長いテロ行為の最新のものにすぎない。昨年10月に遡って、ボルゴグラードの満員のバスの自爆では6人が死んでいた。
これら攻撃を支援すると思われているグループは、Doko Umarovが率いるカフカス・カリフ統治(Caucasus Caliphate:Caliphとは初期イスラム国家の首長)の名で知られている。サウジアラビアはカフカス・カリフ統治の主な財源だ、グループはシリア、レバノン、パキスタン、イエメン、イラクで活動をするサウジがスポンサーのTakfirisと同じ原理主義のイデオロギーを信奉する。
チェチェンとダゲスタンを拠点とするUmarov は、「ソチオリンピックを狂わせるために用いられるすべてが必然ということになる」と公然と述べている。
以前、同じネットワークが2010年と2011年にモスクワのメトロシステムに対して自爆攻撃を遂行した、それは多数の死者を生じさせた。
カフカス過激派はアメリカとサウジの軍情報部の両方と緊密な兵站業務上の関係があることで知られている。
いや実のところ、ソ連崩壊に続く1990年代初頭から、アメリカとサウジはさらにモスクワを不安定にする方法としてアフガンのアルカイダ用兵を南ロシア領域に移動させた。この計画の張本人のひとりは元CIA長官ウイリアム・ケーシーだった。このアメリカとサウジの秘密軍事行動が1994-95年と1999-2000年の二つのチェチェン戦争を煽りさらに激化させた。
従って、ソチ五輪はカフカスを拠点とするテロ集団からの攻撃の危険にさらされているとのプーチンに対するサウジのスパイ支配者バンダルのおどしは根拠のないおどしなどではなかった。
振り返ってみると、彼の言葉は自己告発に等しい。伝えられるところでは、バンダルはプーチンに対して「我々は連中(カフカスの闘士)をコントロールする」と自慢した。これは、サウジアラビアがこれらテログループの行ないをオン・オフすることができることをほのめかす。それはサウジアラビアを、ロシアが20年の大半を耐えてきた犯罪カタログ(最新のはボルゴグラードでのもの)の究極の張本人として見分ける。
真偽はともかく伝えられるところでは、ボルゴグラード大虐殺でのサウジアラビアの関与を正確に指摘する、ロシア情報部が最近発見したまさにその証拠が何かはわかっていない。
だが、バンダル自身の大自慢はもちろん、すでにおびただしい状況証拠がある。
ボルゴグラード連続攻撃における自爆テロ犯のひとりはロシア人のPavel Pechyonkin(32歳)と特定されている。伝えられるところでは、彼は昨年シリアに行き、バシャル・アル・アサドの政府を転覆させようとしているサウジが支援する過激派の兵卒に加わって戦った。
シリアの政権交代戦争を遂行するために、他の多くのロシア人もまたサウジアラビアのテロ後援者によってリクルートされている。おそらく、ボルゴグラード爆弾犯がこの特定任務のためにリクルートされたのはシリアだった。
もしもロシア人が自国領土でのテロリズムにサウジ共謀の確かな証拠を得たならば、ロシアには自衛のドクトリンのもと報復を強いる断固たる法律上の根拠がある。
伝えられるところでは、バンダルとプーチンの二回目の会合で、テロリズムに対するバンダルの支持は結局それを振り回す人々にダメージを負わせることになる「両刃の剣」と、ロシアの指導者はサウジ人にきっぱりと告げた。
サウジアラビアは久しく、中東の隣国を分裂させる国家がスポンサーの内密のテロをまんまとやりおおせてきている。シリア、レバノン、イラクはほんの最新の犠牲者にすぎない。サウジ人はアメリカ帝国主義の軍務に就いて罰を受けずにこれをしてきている。シオニストのイスラエルが同じく帝国主義の犯罪組織として機能してきたとおり。
だが、目下の事情では、サウジアラビアは両刃の剣をあまりにも無謀に振り回したかもしれない。どうやら、ロシアの熊を侵害する現場を押さえられたらしい。今後、バンダル王子は自分のクルマの下を余分に点検すると私たちは自信を持って言える。
△Finian Cunningham(1963年生まれ):彼は数カ国語で発表される記事を用いて国際情勢について広範囲に書いている。ジャーナリズムの職を追求する前は、農業化学修士号を取得して、イギリス、ケンブリッジの王立化学協会の科学編集者として働いた。彼はまたミュージシャンであり、ソングライターでもある。ほぼ20年の間、ミラー紙、アイリッシュタイムズ紙、インディペンデント紙を含む、主要ニュースメディア組織で編集者、記者として働いた。
この記事はプレスTVで発表されたものである。
http://www.informationclearinghouse.info/article37364.htm

2014/01/14

Rights Zone


昨年12月23日の午後(日本時間)、「プッシーライオット」のメンバー2人、Nadezhda TolokonnikovaとMaria Alyokhinaが、ロシアの現憲法承認から20周年を記念する恩赦法により釈放された。
◇プッシーライオットが"ブランド"を捨てて人権グループをつくる
RT 27 December 2013 
先頃釈放されたパンクバンド、プッシーライオットのメンバー2人が、音楽プロジェクトは続けないが、代わりにロシアで人権のために闘うと述べた。2人は権利団体事業にクラウドファンドを計画し、KhodorkovskyとNavalnyを仲間に加わるよう誘った。
ナージャ(Nadezhda Tolokonnikova )とマリア(Maria Alyokhina)は金曜にモスクワで記者会見を行い、"Rights Zone"という人権グループを創設する計画を発表する。
ナージャによると、人権問題や起こりうる政治活動でこの国でやるべき仕事がたくさんあるとして、2人はロシアを離れるつもりはない。
しかしながら、2人のプッシーライオット全盛期は終わったかもしれない。ナージャは繰り返しパンクプロジェクトが今は全世界的になっていると思っていると強調してその"ブランド"を彼女は思いのままにしないと付け加えた。
「このプロジェクトが今は世界のあちこちで多くの異なる形で私たちとは別々に生きているのだから、プッシーライオットに関する質問は私たちに向けられるべきでない」とナージャは言った、そして後に他の"音楽の試み"に参加するかもしれないと付け足した。
しかし今のところ、2人の女性は新しい権利団体を作るのに忙しい、野党指導者のアレクセイ・ナワリヌイや、先週"人道的理由"で恩赦になって10年以上服役した刑務所から解放されたあとドイツに出国した元石油王ミハイル・ホドルコフスキーのような論争の的となる人物と共に、近い"イデオロギーと概念"の協力において活動することを2人は望む。
ナージャは、団体を作るための資金がないにもかかわらず、2人はどのような後援も求めないと強調した。代わりに彼女らは、インターネットによって一般の寄付を集めるますます人気のある方法でお金を集める予定である。その方法は活動家やアーティストによってよく使われる。
特にロシアの刑罰制度を改善することや囚人の権利を擁護することに集中する"Rights Zone"は、ナージャが禁固刑に服している間に観察したと主張する過酷な状況にインスパイアされた。
ナージャの生命に対する個人的脅威はもちろん、女性の重労働と長時間労働を含める、囚人の権利の侵害ということに抗議して9月に彼女はハンガーストライキを決行した。
当局はナージャの主張を否定したが、女性犯罪者植民地で権利侵害の証拠はなにも見つからなかったという公式調査を開始した。公共監督委員会はそのような主張は「どこにも一度として起こらなかった」、またすべての流刑地が「定期的にチェックされている」と述べた。
ナージャのハンストは近くの男性犯罪者植民地の囚人を奮起させて、彼らは同様に抗議することに決めた。この動きが何人かの刑務所監督官の行動への犯罪捜査を誘発させて、11月、ロシア調査委員会によって発表された。
http://rt.com/politics/pussy-riot-rights-group-883/#.Ur47bSQSy8g.twitter


2014/01/12

ベイルートのブッチャー


アリエル・シャロン、ベイルートの虐殺者が死んだ。彼が殺してめちゃめちゃにした命について彼は決して正義を突きつけられなかった。
エルサレム11日 ロイター:イスラエルのアリエル・シャロン元首相が11日、テルアビブ近郊の病院で死去した。85歳だった。在任中の2006年1月に脳出血で入院して以来、昏睡(こんすい)状態だった。
対パレスチナ強硬派として知られたシャロン氏は、1982年に国防相としてレバノン侵攻を指揮したほか、首相となった後ではパレスチナ自治区への侵攻などを行った。

2014/01/09

教室が右傾化の中心


日本の右傾化のグラウンドゼロは学校の教室!

◇竹富島の教科書問題

米ニューヨーク・タイムズ紙は2013年12月29日付で八重山の教科書問題について「教科書問題、歴史の書き直し求める日本指導者」との見出しを付けた自社署名記事を掲載した。記事は竹富という小さな島が歴史修正主義の「グラウンド・ゼロ(中心地)」にされていると指摘。同問題を引き合いに、戦後の平和主義から民族主義的政策へとかじを切る保守的な安倍政権について「日本の学校教育に一層の愛国主義を加えている」とした。安倍晋三首相の靖国神社参拝と絡め、沖縄を利用した日本の右傾化への懸念を示した。 
竹富町教育委員会は、同じ八重山教科書採択地区内の石垣市、与那国町両教委の採択する育鵬社版とは異なる東京書籍版の中学校公民教科書を採択している。これに対し国は是正を要求している。
記事では「安倍首相がより強固な国家主義的立場を貫くとき、その超保守主義を和らげることのできる格好の場所として学校の教室が選ばれた」とする高嶋伸欣琉球大名誉教授の言葉を紹介。沖縄戦当時、同級生をマラリアで失った竹富町教育委員会の慶田盛安三教育長が「われわれには未来に戦争の恐ろしさを伝える義務がある」「そっとしておいてほしい。平和の価値を子どもたちに伝えたいだけだ」と話していることも伝えた。(石井恭子)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217402-storytopic-238.html

◇「辺野古移設中止を」 海外識者29人が声明
琉球新報 2014年1月8日 
米国やカナダ、オーストラリアほかヨーロッパの世界的に著名な有識者や文化人のグループが8日午前(米国時間7日)、「沖縄への新たな基地建設に反対し、平和と尊厳、人権、環境保護のために闘う県民を支持する」との声明を発表する。声明には名護市辺野古への普天間飛行場の移設中止と、同飛行場の即時返還の主張を明記する。
呼び掛け人には言語学者のノーム・チョムスキー氏や、アカデミー賞受賞の映画監督オリバー・ストーン氏、北アイルランド紛争の解決に尽力したノーベル平和賞受賞のマイレッド・マグワイア氏ら29人が名を連ねた。普天間問題について、世界的な識者らが連名で声明を発表するのは異例だ。
呼び掛け人はほかに終戦直後の日本の民主化に焦点を当てた「敗北を抱きしめて」でピュリツァー賞を受賞した歴史学者ジョン・ダワー氏、アカデミー賞受賞映画監督のマイケル・ムーア氏、国連のパレスチナ問題特別報告者でプリンストン大名誉教授のリチャード・フォーク氏、琉球新報社の池宮城秀意記念賞を受賞したガバン・マコーマック氏、ジャーナリストで「ショック・ドクトリン」著者のナオミ・クライン氏らが名を連ねる。
声明文は、安倍晋三首相の求めに応じ、仲井真弘多知事が普天間飛行場の辺野古移設に向けた埋め立てを承認したことに対し「人間と環境を犠牲にして沖縄の軍事植民地状態を深化し拡大させるための取り決めに反対する」と表明する。
辺野古移設について、近年の県民世論調査で7~9割が反対していることに触れ、県外移設を公約に掲げた知事が埋め立てを承認したことを「県民の民意を反映したものではない」と指摘、「県民に対する裏切り」と批判する。普天間飛行場について「終戦後返還されるべきだった」と述べ、普天間の返還について「条件がつくことは本来的に許されない」と主張する。
米平和団体アメリカンフレンズ奉仕委員会のジョセフ・ガーソン氏は声明の目的について、「沖縄の約70年にもおよぶ軍事植民地化を終わらせ、自らの尊厳と人権を守り、平和と環境保護を確保するための非暴力運動への国際的支援を集める」と述べている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217582-storytopic-53.html


◇プレス・リリース 
世界の識者と文化人による、沖縄の海兵隊基地建設にむけての合意への非難声明
私たちは沖縄県内の新基地建設に反対し、平和と尊厳、人権と環境保護のためにたたかう沖縄の人々を支持します。
私たち署名者一同は、2013年末に安倍晋三首相と仲井真弘多沖縄県知事の間でかわされた、人間と環境を犠牲にして沖縄の軍事植民地状態を深化し拡大させるための取り決めに反対します。安倍首相は経済振興をエサに、軍港をともなう大型の海兵隊航空基地を作るために沖縄北東部の辺野古沿岸を埋め立てる承認を仲井真知事から引き出しました。
辺野古に基地を作る計画は1960年代からありました。それが1996年に掘り起こされ、前年に起こった少女暴行事件もあり当時沖縄で最高潮に達していた反米軍基地感情を鎮めるために、日米政府は、宜野湾市の真ん中にある普天間基地を閉鎖して、辺野古の新基地にその機能を移転させようと計画しました。辺野古は稀に見る生物多様性を抱え、絶滅の危機にある海洋哺乳動物、ジュゴンが棲息する地域です。
仲井真知事の埋め立て承認は沖縄県民の民意を反映したものではありません。知事は2010年の知事選直前に、それまでの新基地容認姿勢を変更し、「普天間基地移設は県外に求める」と言って、新基地反対で一貫していた候補を破って当選しました。近年の世論調査では県民の辺野古新基地への反対は7割から9割に上っていました。今回の仲井真知事埋め立て承認直後の世論調査では、沖縄県民の72.4%が知事の決定を「公約違反」と言っています。埋め立て承認は沖縄県民に対する裏切りだったのです。
在日米軍専用基地面積の73.8%は日本国全体の面積の0.6%しかない沖縄県に置かれ、沖縄本島の18.3%は米軍に占拠されています。普天間基地はそもそも1945年の沖縄戦のさ中、米軍が本土決戦に備え、住民の土地を奪って作りました。終戦後返還されるべきであったのに、戦後70年近く経っても米軍は保持したままです。したがって、返還に条件がつくことは本来的に許されないことなのです。
今回の合意は長年の沖縄の人々の苦しみを恒久化させることにもつながります。沖縄は、日本による17世紀初の侵略に始まり、19世紀末の日本国への強制併合を経て、1944年には、米軍の襲撃を控え、天皇制を守るための時間稼ぎの要塞とされました。沖縄戦では10万人以上、住民の4分の1にあたる人々が殺されました。戦後、米軍政下において基地はさらに増えました。沖縄は1972年に日本に「返還」されたものの、基地がなくなるとの沖縄住民の希望は打ち砕かれました。そして今日も、沖縄県民は基地の存在によってひき起こされる犯罪、事件、デシベル数の高い航空機の騒音や、環境汚染による被害を受け続けています。戦後ずっと、沖縄の人々は米国独立宣言が糾弾する「権力の濫用や強奪」に苦しめられ続けています。その例として同宣言が指摘する「われわれの議会による同意なしの常備軍の駐留」もあてはまります。
沖縄の人々は、米国の20世紀における公民権運動に見られたように、軍事植民地状態を終わらせるために非暴力のたたかいを続けてきました。生活を脅かす実弾砲撃訓練に対し演習場に突入して阻止したり、米軍基地のまわりに人間の鎖を作って抵抗を表現したりしました。大規模なデモが時折持たれ、約10万人- 人口の10分の1にもあたる人々が参加してきています。80代の人たちが辺野古基地建設を阻止するために立ち上がり、座り込みは何年も続いています。県議会は辺野古基地反対の決議を通し、2013年1月には全 41市町村首長が、オスプレイ配備撤回と県内移設基地の建設を断念するよう政府に求める建白書に署名しました。
私たちは、沖縄の人々による平和と尊厳、人権と環境保護のための非暴力のたたかいを支持します。辺野 古の海兵隊基地建設は中止すべきであり、普天間は沖縄の人々に直ちに返すべきです。
2014年1月
ノーマン・バーンボーム、ハーバート・ビクス、ライナー・ブラウン、ノーム・チョムスキー、ジョン・W・ダワー、アレクシス・ダデン、ダニエル・エルズバーグ、 ジョン・フェファー、ブルース・ギャグノン、ジョセフ・ガーソン、リチャード・フォーク、ノーマ・フィールド、ケイト・ハドソン、キャサリン・ルッツ、ナオミ・クライン、ジョイ・コガワ、ピーター・カズニック、マイレッド・マグワイア、ケビン・マーティン、ガバン・マコーマック、キョー・マクレア、スティーブ・ラブソン、マーク・セルダン、オリバー・ストーン、デイビッド・バイン、ロイス・ウィルソン、ローレンス・ウィットナー、アン・ライト
(苗字のアルファベット順、2014年1月7日現在)
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img52ccad8c5288e.pdf



2014/01/05

マルコス副司令官


久々に耳にするマルコス副司令官の名前
「マルコスはゲイ、まったくそうだね。マルコスはサンフランシスコのゲイであり、南アフリカの黒人、ヨーロッパのアジア人、San Ysidroのチカーノ(メキシコ系アメリカ人)、スペインのアナーキスト、イスラエルのパレスチナ人、サンクリストバルの通りのマヤインディアン、ドイツのユダヤ人、ポーランドのジプシー、ケベックのモホーク族、ボスニアの平和主義者、夜10時のメトロの独身女性、土地なし農夫、スラムのギャング一味、失業中の労働者、みじめな学生だ、山岳のザパティスタであるのはもちろん。
マルコスは、"もうたくさんだ"と言って抵抗する、すっかり搾取され、社会の周辺的な地位に追いやられて虐げられるマイノリティだ。彼は、いま事実を語り始めているすべてのマイノリティで、あらゆる多数派は黙って聴かねばならない。彼は、話す方法を探し求める寛容に扱われないあらゆる集団だ。権力と権限のある人たちの安らかな心を不愉快にさせ落ち着かなくさせるすべて、これがマルコスだ。」

http://youranonnews.tumblr.com/post/72180775600/yes-marcos-is-gay-marcos-is-gay-in-san

2014/01/04

空色のくれよん

2014年になりました 昨年暮れに大滝詠一がいなくなった
「空色のくれよん」「風をあつめて」、好きだった


2007年にexclaim.caが報じたように、ハッピーエンドの「風まちろまん」はアメリカのローリングストーン紙"100 Greatest Japanese Rock Albums of All Time"でナンバーワンになった、ロングバケーションは7位に入った


http://exclaim.ca/News/happy_ends_eiichi_ohtaki_dies_at_65