見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2014/05/31

ヤギをバックパックに


ヤギの脚をいっしょに縛り付ければ、バックパックみたいに背負うことができる(twitterより) 
アフリカのどこだろう? しがみついてるわけじゃないんだな、
とてもかわいく見えるが、ヤギとしてはつらい?



こちらは、先週カンヌでのできごと、潜り込むプランク野郎
◇映画「Maleficent 」の初日、ブラッド・ピットへのパンチがVitalii Sediuk逮捕につながる
ガーディアン紙 29 May 2014

先週、カンヌでアメリカの女優アメリカ・(ジョージーン)フェレーラの白いドレスの下に腹ばいになってもぐったウクライナ人”プランクスター”(悪ふざけ屋)が、防護柵を跳び越えてレッドカーペットの俳優を襲ったあと、警官によってまんまと連れていかれる

悪名高い有名人”プランクスター”が、水曜夜、パートナーであるアンジェリーナ・ジョリーの映画「Maleficent 」のハリウッド・ワールドプレミアで、伝えられるところではブラッド・ピットにパンチした後、警察によって逮捕された。

先週、カンヌ映画祭で映画「How to Train Your Dragon 2」のスター、アメリカ・フェレーラのドレスの下に腹ばいになってもぐった後、 大ニュースになって知れわたるVitalii Sediukは、ロサンジェルスのハリウッドブルーバードにあるエルキャピタン劇場で防護柵を飛び越えたあと止められた。ブラット・ピットは事件が起きたときレッドカーペットでジョリーと一緒にサインをしていたと目撃者らは言っている。
セレブ襲撃で過去のあるSediukは警備員によって拘束されて次には警察官によってLAPD(ロス市警)から近くのハリウッド警察署へ連れ去られる。彼は一連の軽罪で告発されるらしい。ブラッド・ピットは無傷でサインを続けたということだ。
ウクライナのTVニュースキャスターSediukの以前の手柄にはウィル・スミスにキスしようとしたことやブラッドリー・クーパーの体を愛撫すること、レオナルド・ディカプリオに飛びつくことを含める。先週カンヌでの事件の後、多くのオンラインが性的暴行として分類しなおされる巧みな措置を求めたにもかかわらず、彼は懲役刑を免れた。女優のフェレーラ(30歳)は体験した事柄に動揺したと言われている。
http://www.theguardian.com/film/2014/may/29/brad-pitt-punch-maleficent-premiere-vitalii-sediuk?CMP=twt_gu

2014/05/30

ニューヨークとマイルス


◇5月26日、生きていれば88歳の誕生日だったとし、77丁目はおなじみのマイルス・デイヴィスの有名なトランペットの音であふれました。
このミュージシャンにちなんで、この一街区が名前を変えたことに大勢が気づきました。
通りの標識の除幕式を行う間の一続きの混乱状態のあと、ひとりの冒険心に富むスポーツファンがリバーサイドとウエストエンドのあいだの範囲がマイルス・デイヴィス・ウェイになったのを確認するために電灯のポールによじ登りました。
デイヴィスはこの街区に住み、アッパーウエストサイドの住人として最も忘れられない曲を作りました。
デイヴィスと演奏するチャンスを得たジャズの伝説的人物らは、これは彼には当然の名誉だと言います。
「マイルス・デイヴィスは伝説であるばかりか、限界に挑む点からみると彼は流行を創り出す人(trendsetter)だった」とジャズミュージシャンのボビー・ハンフリー(Bobbi Humphrey)は言っています。
「彼は音楽における変化のパイオニアだった。彼は進化し続けた」とジャズミュージシャンのジミー・ヒース(Jimmy Heath)は言っています。
「ここでうまくやり遂げればどこでも成功するからと言ってニューヨークは誰もが来たがる場所だ。まさにマイルスはここに来て大成功した」とドラマーのジミー・コブ(Jimmy Cobb)は言っています。
彼はこの都市の生活にインスパイアされて、たとえここで生まれなくてもここは常に彼が故郷と呼んだ場所だと、デイヴィスの子どもたちは言います。
「これはニューヨークでマイルスについて考えるときといったところで、ボクらは77丁目について考える」とマイルス・デイヴィスの息子、エリン・デイヴィス(Erin Davis)は言っています。
「ニューヨークの音楽は彼には特別で、彼の曲や職業にそれをいかに活用するかだと彼は思っていた」とマイルス・デイヴィスの娘、チェリル・デイヴィスは言っています。
ファンにとって、これは彼の人生を祝福するため一緒になって彼の曲が決して忘れられないことを確認するチャンスでした。
「彼は決して立ち止まったままでいなかった、彼の曲は感動させ続ける」
「これはニューヨークの本質についてのこと。ニューヨークはマイルス・デイヴィスだ」
それならば、都市と伝説のミュージシャンとのその有名な関係を永遠に思い出させるものがあります。
http://www.ny1.com/content/news/209300/upper-west-side-street-renamed-in-miles-davis--honor

2014/05/29

違法行為にハッカーを利用


◇FBIの密告者に転じたアノニマスのハッカーSabuが刑期を回避
RT 27 May 2014
多数の法人のネットワークへの侵入を手伝い、次にはFBIが政治的ハッカー集団アノニマスの裏をかくのを助ける側に転換したあと、Hector Xavier Monsegurは、1年の監視状態の釈放ということになる刑期を務める判決を下された。
ヤフーニュースによると、アノニマスとその分派LulzSecによるサイバー攻撃を止めるためFBIと共に取り組んだ見返りに、ハッカーは「寛大さに報いられる」べきだと説明して、木曜、ニューヨークの検察官がMonsuegurの連邦政府との協力を公式に物語った。 
Monsegurは当初、その活発な動きで罪を認めて懲役数十年に直面したが、FBIとのコラボレーションが彼の刑期を徹底的に減らし、投獄を避けるのに役立った。公式の判決より先に検察官は獄中で短くも7カ月をせっついていた。
インターネットの別名“Sabu” で知られるMonsegurは、グループの標的にフォックスTVやペイパルが入る一連のサイバー活動で彼がLulzSecを先導し始めた2011年に、はじめてアノニマスと共に著名になった。彼のグループの成し遂げた業績、たとえば、個人情報を手に入れる能力について、さも満足そうにオンラインを眺めた後にFBIは跡をたどって彼を自宅で捕まえることができた。
この局面で、Sabuはただちに仲間のハッカーに逆らって政府に協力することに決めた、そして議会やNASAのような機関に対するものを含め、少なくとも300件の異なるサイバー活動に終止符を打つのを彼が助けたとFBIは主張する。
ことによるとSabuの協力で動かした最大の逮捕は、諜報会社ストラットフォー(Stratfor)の内密のサーバーに侵入してそのコンテンツをウィキリークス(WikiLeaks)に中継したことで罪を認めたインターネット活動家、ジェレミー・ハモンドのそれだ。ハモンドは昨年、懲役10年の実刑を宣告されたが、グループをだましてアメリカが敵とみなした諸外国のウェブサイトを攻撃させるためにアノニマスの中でFBIのスパイを使ったとして彼がFBIを非難したとき、波風を立てた。
「そのすべてがFBIと協力する間にSabuによって示されたこれらの潜入は、何千ものドメイン名に影響を及ぼして、トルコ、ブラジル、イランのそれを含め、外国政府のウェブサイトに広くある」と、アメリカ連邦第一審裁判所判事ロレッタ・プレスカ(Loretta Preska)によって発言を禁じられる前にハモンドは法廷に向かって言った。
政府の情報の大部分がSabuによって与えられた国際的な強制捜査の一環としてハモンドは2012年3月に拘留された。次に続く8月、FBIを助けてアノニマスとLulzSecを葬り去ることに加えて、政府自体が標的にできなかった諸外国に対してグループのメンバーを勢いづかせてサイバー攻撃を行うためにSabuは連邦捜査官によって利用されたと主張する声明を彼は出した。
「アメリカが法律上達成できなかったことを違法に達成するために、Sabuや延長時間によってボクやボクの共同被告を使った」とハモンドは書いた。「なぜアメリカ合衆国は外国政府の内密のネットワークに潜入するためにボクらを利用していたのか?ボクらが盗んだ情報で何をしているのか?そして政府の誰がいったいこの犯罪を説明する責任を守らせられるのか?」
RTが以前に報じたように、ブラジル、トルコ、シリア、プエルトリコ、コロンビア、ナイジェリア、イラン、スロベニア、ギリシャ、パキスタンのウェブサイトに攻撃を行うにつき、FBIはSabuの力添えでハッカーを納得させることができたのを、ハモンドの判決に引き続いてオンラインで公表される文書が示した。
これらの作戦におけるSabuの役割は政治的ハッカー(hacktivist)コミュニティで彼に対する反発を引き起こした。FBIが彼と彼の家族を人に知られていない場所に移動させたという程度まで一部の個人は彼の個人情報を公表して彼に嫌がらせをした。
これら国際的なサイバー攻撃におけるFBIの関与に関する最近のニューヨークタイムズ紙の記事の次に続くハモンドによるコメントからなるリークは、この場合ハッカー自身は最も重要な対象ではないと示すことに先んじてSabuの政府との協力に関してなおいっそう詳細に広がった。
「ボクの場合には、何百もの公開、非公開のハッカーのチャットルームに潜入して監視するのにFBIはSabuを利用した、そこで彼は他人がやり遂げたシステム侵入に対する責任を主張することでアノニマス内で影響力を得ることができた、そしてまた大げさな引用を用いてメディアに得意げに話したり、裏切り者で密告者だと他人を非難して政府や企業のウェブサイトへの侵入を励ました」と伝える所によれば彼は書いた。
「Sabuは本当の問題ではない。重要なのは、いかにFBIが彼を利用したか、そしていかに彼らが情報を集めてうっかりも説明責任または不法行為に対して行う強力な報復的行為もなしに違法にウェブサイトに侵入するために今でも他の政治的ハッカーを利用しているかもしれないということだ。」
http://rt.com/usa/161764-anonimous-hacker-informat-sabu-monsegur
画像:判決の審問でちょっと前に終えたHector “Sabu” Monsegurの法廷ポートレート

△FBIに対する捜査協力で懲役20年以上から大幅減刑に

Wiredによると、ハッカー集団LulzSecの元リーダーHector Xavier Monsegur、別名Sabuに対する判決が5月27日に下される予定だ。SabuはソニーやCIAなどに対する数々の攻撃を主導した人物だが、2011年に逮捕され、FBIとの司法取引に応じた。その後はLulzSecの中心人物としての地位を利用してFBIに情報を提供し、他の多くのハッカーの逮捕に協力した。

アメリカ政府は、彼の捜査への貢献を高く評価して懲役をこれまでの7カ月の拘留期間で済ませようとしている。もしそうなれば、彼は判決が下されたらすぐに自由の身になれるということだ。

http://www.excite.co.jp/News/it_g/20140526/Gizmodo_201405_lulzsec_4.html

2014/05/27

ブッシュとライアン、ホラーだ


写真:5月24日、世界中で数百万人にがモンサントに反対して行進する。参加して! #EndMonsanto @Stop_Monsanto pic.twitter.com/OmFdXiCl1L
◇貧困は気持ちではない NY Times 18 May 2014
説教好きと名門が兼ね備わるコンビ、ポール・ライアンとジェブ・ブッシュが、先週、マンハッタン研究所の集まりで演説し、この国の貧困と戦う上で考慮するのはもっと多くの友愛と伝統的な結婚ばかりと、メイベリーのような処方薬を提供する。

ライアンは、「絶望と学習性無力感の悪循環をやめてバーチャルな希望のサイクルと繁盛に取りかかる最良の方法は、友愛、責任、慈悲の特性を採用することによるものだ」と言った。
りっぱなライアン氏。ほんと、ジーンときた。しかし、アメリカの貧乏階級いずれも皆が言うように、電気代の支払いに友愛トークン(商品券)は使えないし、単純にレジ係を抱きしめて食品雑貨類を持ち去ることはできない。
さらにまた、友愛や責任や情愛のある関係の欠乏症に苦しむと、その主張は貧困層を最低レベルに卑しめて想定する。とんでもない、それは私が経験して知ってきたことではない。人格がないのでなく、現金がないのを貧困は証明する。
ブッシュとしては、「伝統的な結婚で子どもたちの世話をする情愛のある家族は、私たちに考案できるどのような政府プログラムよりはるかにまし、はるかに効果的な貧困から抜け出るチャンスを引き起こす」と言った。

この主張で私の不安は、「伝統的な結婚」の強調である。情愛のある家族は、どのような構成の結婚でも十分でありえる。家庭のなかのふたりの大人は家族のために時間、配慮、収入を2倍提供できるというのは真実ながら、その大人が必ずしも伝統的な結婚である必要はない。
その通り、結婚には団結や家族を支え強化する効果がある、だが、それを強く望むすべての人に拡大するために猛然と行動すべきとの主張が次に続く。ある場合には、時間と金ということになったとき育児を優先させるならば、別居している両親でも育む環境を子どもに提供することができる。両親がみな、いっしょに住み、いっしょに扶養しなければならないとは限らない。
情愛のある家族には多くの差があり、子どもに必要なものを提供するには多くの手段がある。家族を構築する他のやり方に加えて、すべての結婚の形が有効で貴重なのだ。
ここでもっと大きな問題は社会のセイフティネット(安全保障策)と伝統的価値の一定の並列だ、まるでそれらが互いに相容れないかまたは有害であるかのようにゼロサム関係があった。伝統的価値に背を向けているために公的手当に頼るという論法だ。
貧者のわけはたとえば野心といった最低レベルの有用性がないから、そして金持ちのわけはおびただしい量それがあるから、これがこの国の金持ちと貧者について保守的な考え方の重要部分だ。
1月のPew Research Center/USA Todayの調査は、民主党員や無党派とは違って、人は努力がないために主として貧乏、そして他の人より懸命に働くために主として金持ちと、大部分の共和党員が信じることを見いだした。
特権や構造上の不公平、差別的政策の役割は、ほとんど重要でないようだ、そしてカラダが長く耐えられない骨の折れる仕事でよく苦労するワーキングプアの大変な努力はどうも見えないらしい。

ある意味で貧困層は不完全との構成概念は特に不快きわまるがまんできない態度である。そして拡大によって、もっぱら伝統的に貧困から抜け出る手段、人はただ愛して結婚することができるとの主張は、極度に相手を下に見たふるまいだ。
慈悲と善意の態度で手に入れるこの見解は実際、貧しい人びとの生活を理解することや彼らの窮状への同情に欠けている。

もしも偽善が目立つに足りていなかったとして、貧しい人ほど金持ちより寛大で気前がいいことが明らかにされている。2009年にマクラッチー(McClatchy)が報告したようにだ(下記)。
「いや実のところ、アメリカ労働統計局の消費者支出に関する最新調査が、2007年にアメリカの最も貧しい家庭の五分の一が平均で収入の4.3%を慈善団体に寄付したのを見いだした。最も金持ちの五分の一は、その半分以下の2.1%を寄付した。」
最低の金しかない人たちが最大額を与える、そしてライアンやブッシュのような人たちは足りないことがわかる。
貧困は、手が掛かり、ストレスの多い、気分を押し下げる、たいてい強烈な状態だ。誰もそれを求めたりしない、彼らは貧困の中で生まれるか貧困の中に押しやられる。貧困では、あなたの人生まるごとがうまく対処することや誤りを正すことで実行になる。今日ポットと皿を満たすことに集中しながら、苦境から離れる方法を探す、そして屋根と若干のぬくもりを保ち、明日がもたらすかもしれない次の難題を恐れる。
貧困に取り組むことについて私たちは会話を拡大すべきだが、資産の欠如は価値の欠如のことだとの確信によって、その会話が左右されてはならない。
http://www.nytimes.com/2014/05/19/opinion/blow-poverty-is-not-a-state-of-mind.html?smid=tw-share&_r=0

2014/05/24

自治はいのち、服従は死


◇サパティスタとメキシコの自治権のあるコミュニティ20周年の祝典
2014年5月22日~8月3日 
オープニング5月22日午後7時~10時
Organized by Melissa Forbis and Kevin Caplicki

Interference Archiveは、アーティストの協同組合がプロデュースするグラフィックアート代表作品選集「自治はいのち、服従は死」を発表する。この展示は、メキシコ政府と全世界の資本主義に対するサパティスタ運動の20年のレジスタンスの祝賀を通して、大量虐殺に抵抗し、自決権と自治を求めるメキシコ先住民の520年の苦闘に名誉を与える。

代表作品選集は、気持ちの上ではサパティスタ運動とメキシコの多くの自治権のあるコミュニティとの連帯で生まれた。20人のアーティストは、自治権を求める苦闘と1994年1月1日の蜂起のあと現れた話すことと耳を傾けることというレジスタンス行為によって見えてくる新しい政治的視野によってインスパイアーされた表現を描いた。その苦闘のパワーを表すことや、この自立的な理論づけと実践がニューワールドに向かって私たちが一緒に歩くとき私たちに何を提供するかについて共有する会話を誘発するために、スターティングポイントとしてアーティストは作品を展示する。

この展示には、映画上映、ディスカッション、朗読会が入る一般プログラムのスケジュールが伴う。

5月29日(木)午後7時

サパティスタの革命:自治を築くための20年
サパティスタがメキシコ政府とグルーバルな資本主義に異議を申し立てるために反抗して立ち上がり、「別の世界は可能」なことを私たちに気づかせる20年前の重要性を祝うため、Interference Archiveはサロンを主催する。たいていの人には、サパティスタの合い言葉はジャングルのなかでスキーマスクをした反抗者のイメージを彷彿させる。サパティスタの日常生活からなる現実の変革は魅力に満ちるほどでないが、もっと影響は遠くまでおよび遠大だ。
1994年以降、長期間の活動家たちは連帯してコミュニティプロジェクトに従事し、サパティスタと一緒に働く経験を共有する。自治というやり方で既存のものに代わるガバナンス(統治)を作り出すことによってサパティスタがその考えを実行したその手段に焦点を合わせ、蜂起以降非常に長い間、彼らは議論をリードする。
どの点でサパティスタ蜂起は成功していると言えるのか、地元的に全国的にまた全世界的に、彼らはなにを成し遂げているのか?
近年最も重要な革命的政治形態のひとつについて、この異なる読みや学問的修正を加えた熟考して得た考えに参加してくれ。

6月12日(木)午後7時~9時

映画上映:Corazon del Tiempo(2009年、90分)
メキシコ南部チアパス州の若い女性がサパティスタ闘争における革命的戦いにほれ込む。(Interference Archive)

この公開(展示会)は一部分、ニューヨーク市文化業務局のGreater New York Arts Development Fund によって後援され、ブルックリンアーツカウンシル(ブルックリン芸術協会:BAC)によって運営される。

http://interferencearchive.org/la-autonomia-es-la-vida-la-sumision-es-la-muerte-a-celebration-of-20-years-of-the-zapatistas-and-the-autonomous-communities-of-mexico/

※サパティスタの正式名はサパティスタ民族解放軍(EZLN)

2014/05/23

Tent of Nations


◇イスラエル軍はベツレヘム近くで1500本の果樹をだいなしにする
Electronic Intifada 20 May 2014
写真:携帯の画像がイスラエル軍によって襲われる前と後のTent of Nationsを説明する。
昨日の朝、占領地ヨルダン川西岸のベツレヘム地域にあるNahalin村の外のテントオブネーションズ農場のものである、およそ1500本の果樹をイスラエル軍が破壊した。

Nassar家が所有する農場は、Gush Etzion圏に位置するイスラエル入植地、Neve Danielの真下にある。入植地拡大のために土地を没収し障害物を取り除こうと努めるイスラエル占領当局によって農場所有地は長いこと標的にされてきた。
家族によると、兵士らは朝早く一家の土地に到着して、2時間で約1500本のアプリコットとリンゴの木を根こそぎにした、そしてそれを大量の土の下に葬った。「これは私たちが土地を元に戻して再生するのを非常に難しくさせる」と、家族の一員Daoud Nassarが私たちに教えた。写真はプロジェクトのフェイスブックのページで利用できる。
アプリコットとリンゴ摘みを手伝うため、6月に国際的なヴォランティアが来ることになっていて、一家は収穫の準備を整えていた。一家は、とりわけジャムを作るためにヴォランティアを使ってもう何年ものあいだ果樹を収穫してきたとDaoudは言った。
2週間前、イスラエル軍がNassar家に栽培をやめろとの命令を発行した。一家は弁護士を通じてその命令に返答した。それにもかかわらず、法的手続きが自然の成り行きにまかされる前に、「彼らはやって来て、すべてを打ち壊した」とDaoudは付け加えた。
「私たちは非常にくじかれた。これは認められているやり方ではありません。なぜ木を破壊するのですか?もうまもなくフルーツをもたらしてくれる木をなぜ破壊するのですか?なぜ土地を破壊するのですか?」
一家は次の手を工夫するとして、最新の事情に反応する最良の方法について最新情報(更新)を待つよう、国際的な支援者に力説する。
http://electronicintifada.net/blogs/ben-white/israeli-forces-destroy-1500-fruit-trees-near-bethlehem

2014/05/22

パレスチナ人をただ殺す

◇パレスチナの十代の少年2人の不法な殺害
21 May 2014

↓Videoをご覧ください
http://youtu.be/CaibEqx2m_k

5月15日、ヨルダン川西岸のBeituniaの街にあるOfer軍刑務所の近くで、イスラエル軍がふたりの十代のパレスチナ人を殺害した。
Nadeem Siam Nawara(17歳)は、胸に致命傷となる銃弾を受けた。Mohammad Mahmoud Odeh(16歳)は、背中に致命傷となる銃弾を受けた。少年はどちらもラマッラーのパレスチナ複合医療施設に運ばれて死亡を宣告された。

「ヴィデオに記録される映像は、狙撃の時にどちらの未成年者もじかに隣接する生命への脅威を呈しない不法な殺害だと暴露する」と、DCI-Palestineの常務理事 Rifat Kassisは言った。「イスラエル兵によるこれらの行為は実質上の戦争犯罪に等しいかもしれない、そして犯罪をおかすものに犯罪の責任を問うためにイスラエル当局は本気で偏らない完ぺきな調査を行う必要がある。」


http://www.informationclearinghouse.info/article38555.htm

2014/05/20

反対意見はうやむやに葬る


ウクライナの映画監督 Oleg Sentsovは、ロシアのクリミア乗っ取りに反対するほかは、どんな犯罪も犯していません。それでもなお、彼は、この前の日曜にロシアの諜報機関によって逮捕されました。

親愛なるヴァーモス、

最初の主要作品が国民的な喝采に達したウクライナの映画監督Oleg Sentsovは、この前の日曜に自宅から強奪されてロシアの諜報機関の一員によって逮捕されました。彼はテロリズムの嫌疑を受けました。彼の「犯罪(けしからぬ事)」? ロシア政府に反対することです。

これはまさに、彼らのとぎれない拡大に対するどんな反対意見も息の根を止める(うやむやに葬る)ロシア指導者による最新の試みです。2012年にロックバンド、プッシーライオットのメンバーが逮捕されて「乱暴」の罪で懲役2年を宣告されました。Sentsovのように、彼女たちが大切だと思うことに味方していました、するとロシア政府はそのせいで彼女たちを罰しました。

先月、Sentsovはロシアのクリミア乗っ取りに反対しました。活動家らが行動の拠点で閉じ込められたので、彼はウクライナ人に食べ物のたくわえをもたらすために二作目の主要映画を保留にしました。これが、政府が「テロリズム」と呼んでいることです。

Sentsovはふたりの子どものシングルファーザーです。他の人びとを助けようとしたせいで、彼が刑務所でおどされているなんて、断じて不公正です。他におよそ二十数名の活動家の盟友もまた拘留されました。

ただちにOleg Sentsovを解放するようロシア連邦保安院に言ってください!

行動してくれてありがとう、
Kathleen J.
Care2 and ThePetitionSite Team
http://www.thepetitionsite.com/249/603/129/free-immediately-oleg-sentsov-ukrainian-film-director-and-civil-society-activist/?z00m=21113660&redirectID=1358470606

2014/05/19

ナクバの日 66周忌

◇ナクバの日に世界中の活動家がパレスチナ人との一致団結を示す
Middle East Monitor 17 May 2014
「人の住まない土地」だとシオニストが主張するところにイスラエル国家を確立するために、1948年のシオニストによるパレスチナ民族全住民の民族浄化をことばで述べるのにパレスチナ人によって用いられる用語、ナクバ、というか「大災害(悲劇の大詰め)」の66周忌を記念して、ここ数日にかけて世界中の活動家が抗議やイベントを行っている。

ラマッラーで武器を持たない2人のパレスチナ人青年を殺害するイスラエル駐留軍に対して、パレスチナ人とその支援者が歴史に残るパレスチナの全域でナクバの日の集会を行った。パレスチナ難民もまたヨルダンに加えてレバノンの全域で大集会を行った。

以下は、世界中で行われた他のかなりの抗議からちょっとだけ抜粋する。


パレスチナのためのアメリカのイスラム教徒(American Muslims for Palestine)の団体は、ナクバやイスラエルの継続するパレスチナ占領について認識を高めるため、並行したソーシャルメディアキャンペーンに加えて幾つかの地元の連帯組織と協調してアメリカの全域で抗議を組織した。それにはタイムズスクエアのナクバに関する電子ビルボードを呼びものにするニューヨークでの集会「Moment of Silence」(写真)、シカゴでのパレードや忠実なパレスチナ料理、バザー、フォークダンス、歌と一緒にナクバの野外イベントを地元学校の外で行うのに加えてパレスチナについて何千もの教育的リーフレットを配ること、そしてミルウォーキーでの沿道の抗議や集会とともにナクバを記念すること、反戦委員会に拠点を置くツインシティによって組織されるミネアポリスでのナクバ集会の共同スポンサーになること、そして最後に、ナクバに関する映画の上映、パレスチナの食べ物やパネルディスカッションとともに来週末のサンフランシスコベイでのナクバイベントを組織することが含まれる。

ユダヤ人の反シオニストグループ、Naturei Karta がワシントンDCの集会やカナダのオタワでの別の集会を入れる幾つかのナクバの日のイベントを行った。


イギリスでは、連帯組織の連合がナクバを記念するのとゲストの演説者ツィピ・リヴニに抗議してロンドンのエルサレム全国基金の会議の外で抗議を行った。ツィピ・リヴニはイスラエルの現法務相で2008年~2009年ガザ攻撃の立案者、パレスチナの人びとに対して戦争犯罪をおかしたことで、逮捕の危険にさらされることなくこの国を訪れることができるようにイギリス政府によって一時的免責特権を認められる必要があった。(写真)パレスチナ連帯キャンペーンもまたブラッドフォードでナクバの日のイベントを組織した、オックスフォードでは街頭デモを行い、シェフィールドではイスラエル国会の著名なパレスチナ人議員によるレクチャーを取りまとめ、市庁舎の前で土曜の夜のナクバの日のヴィジル(徹夜の祈り)を催している。(写真)

オーストラリアでは、パレスチナの友人オーストラリア西部(Friends of Palestine Western Australiaがパースの街でナクバの日抗議行進とチラシ配りキャンペーンを組織した。そしてパレスチナ活動グループ・シドニー(Palestine Action Group Sydney)もまた市庁舎の外で行進と集会を組織した。(写真)

https://www.middleeastmonitor.com/news/americas/11525-activists-around-the-world-show-solidarity-with-palestinians-on-nakba-day

パレスチナ活動グループ・シドニーのフェイスブックのタイトル絵は、パレスチナ人の土地がどんどん力尽くで奪われていき、いつの間にかイスラエルのものと既成事実化していることがよくわかる 
どちらのフェイスブックの絵もかわいい
https://www.facebook.com/FOPWA
https://www.facebook.com/syd.bmbc?fref=nf

2014/05/18

大騒ぎには意図がある



Tonight #Chicago: Rally to Stop Police Crimes with Angela Davis 

←アンジェラ・デイヴィスといえばジョン&ヨーコのアッティカ!
70歳に近づくといえど、オキュパイ運動で皆を鼓舞します

「警察の暴力にもNO!と言おう」

「脱植民地化しよう!」








DAYS JAPANフェイスブックより
https://www.facebook.com/daysjapan.net/posts/714617648577424
◇「チェルノブイリでは避難民の5人に1人が鼻血を訴えた」
2万5564人のアンケート調査で判明
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に掲載中の漫画「美味しんぼ」の「福島の真実」篇に多方面からの抗議が寄せられているという。問題になったのは次の2点である。
・原発を訪れた主人公が鼻血を出すシーン
・そして疲労感を訴えるシーン
特に鼻血が「ありえない」「不安をあおる」といった抗議を受けた。
疲労感については、福島原発事故の後に私自身が経験している。2011年3月13日朝から原発周辺での取材を繰り返した後、持っていた測定器が振り切れるという経験をして、その後4月に突然非常な疲労感と下痢が襲ってきた。被曝と疲労感が関係あるのかどうか、あとで数字を見てもらう。
鼻血はどうか。私自身は鼻の粘膜の異常を感じることはよくあった。しかしはっきり流れるほどの鼻血は経験していない。
私は2012 年7月に沖縄県久米島で福島の子どもたちの保養施設「沖縄・球美の里」を設立し、運営している。ここにこれまで訪れた保護者たちから、鼻血の話題はよく聞いた。福島でも聞いている。だから誰でも知っていることかと思っていた。
だがこれほど大騒ぎになって、「ありえない」とか「事実無根」とか聞くと、そんなに完全に打ち消そうとするということは、どのような意図が働いているせいかと疑ってしまう。これほど大きく問題にすると、かえって「住民の不安をあおる」ことになってしまうではないかと思う。鼻血は出ると訴えている人がいることを認めた上で、それが大きな病気に結びつくのを防ぐためにはどうすればいいのかを話す方が建設的ではないかと思う。
私は1986年のチェルノブイリ原発事故以降、50回を超えて現地での取材と救援活動を続けている。そしてこの3月、映画取材班とともに、チェルノブイリを5年ぶりに取材した。
ウクライナの高濃度汚染地域であるナロジチ地区のナロヂチ市中央病院の副院長に、日本では福島原発事故の後、鼻血がでた子どもが増えたという声を聞くが、チェルノブイリではどうだったのか、と聞いた。すると副院長は「チェルノブイリでも事故の後、鼻血が増えた」と答えた。被曝によって血液系統の病気が増えた。鼻血もそうだが、貧血も増えたということだった。白血病の前段階の症状も増えたという。
1990年、IAEAはチェルノブイリの調査団を派遣し、翌年、健康被害の不安を打ち消す報告書を発表している。その報告に疑問を持った私たちは、広河事務所とチェルノブイリ子ども基金(当時は私が代表だった)共同で、現地NGOの協力を得て、1993年8月から1996年4月まで、避難民の追跡調査を行ったのだ。
調査項目は数百にのぼり、アンケート形式で本人あるいは家族に書いてもらった。回収できたアンケートは2万5564人分である。チェルノブイリ避難民のこれほど大掛かりなアンケート調査は、ほかにはないと思われる。私たちにそれができたのは、これが救援目的におこなった調査だからである。人々の健康状況を把握できなければ、どのような救援を行っていいのかわからないからだ。
アンケート調査は困難だったが、私たちにはIAEA にはない強みがあった。それはそれまでの救援活動の実績と現地の人々との信頼関係、チェルノブイリ支援の現地NGOとのつながり、である。ほかならぬ被災者に会うことが、私たちの仕事だったということもある。
この報告書は日露版の冊子の形で発行され、この3・11後にその一部を『暴走する原発』(小学館)に収録した。その結果から、鼻血と疲労に関する数字を中心に見ていきたい。ただ人々を襲ったのはもっと多様な症状だったので、それらも記載しておきたい。
●プリピャチ市(原発から約3キロ)の避難民アンケート回答者9501人
「事故後1週間に体に感じた変化」という質問に、人々は次のように答えた。
頭痛がした 5,754 人 60.6%
吐き気を覚えた 4,165 人 43.8%
のどが痛んだ 3,871 人 40.7%
肌が焼けたように痛んだ 591 人 6.2%
鼻血が出た 1,838 人 19.3%
気を失った 880 人 9.3%
異常な疲労感を覚えた 5,346 人 56.3%
酔っぱらったような状態になった 1,826 人 19.2%
その他 1,566 人 16.5%
「その人々の事故から約10年後の健康状態」
健康 161 人 1.7%
頭痛 7,055 人 74.3%
のどが痛む 3,606 人 38.0%
貧血 1,716 人 18.1%
めまい 4,852 人 51.1%
鼻血が出る 1,835 人 19.3%
疲れやすい 7,053 人 74.2%
風邪をひきやすい 5,661 人 59.6%
手足など骨が痛む 5,804 人 61.1%
視覚障害 2,773 人 29.2%
甲状腺異常 3,620 人 38.1%
白血病 50 人 0.5%
腫瘍 440 人 4.6%
生まれつき障害がある 34 人 0.4%
その他 1,715 人 18.1%
「現在の健康状態は事故の影響だと思っているか」
100%事故が原因である 47.3%
かなり事故が影響している 14.5%
全く事故と無関係ではない 38.2%
事故とは無関係である 0.0%
健康である 0.0%
念のため、数は多くはないが、比較対象のために行ったモスクワ市民の集計(316 人)は次のとおりである。
「現在の健康状態」
健康 173人 54.7%
頭痛 53人  16.8%
のどが痛む 27人 8.5%
貧血 6人 1.9%
めまい 22人 7.0%
鼻血が出る 10人 3.2%
疲れやすい 67人 21.2%
風邪をひきやすい 56人 17.7%
手足などの骨が痛む23人 7.3%
視覚障害 51人 16.1%
甲状腺異常 11人 3.5%
白血病 2人 0.6%
腫瘍 8人 2.5%
生まれつき障害がある 0人 0%
その他 22人 7.0%
●チェルノブイリ市(原発から約17キロ)の避難民のアンケート回答者2,127 人
(人々は事故からおよそ8~9日後に避難した)
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 1,372 人 64.5%
吐き気を覚えた 882 人 41.5%
のどが痛んだ 904 人 42.5%
肌が焼けたように痛んだ 151 人 7.1%
鼻血が出た 459 人 21.6%
気を失った 207 人 9.7%
異常な疲労感を覚えた 1,312 人 61.7%
酔っぱらったような状態になった 470 人 22.1%
その他 287 人 13.4%
「現在の健康状態」
健康 58 人 2.7%
頭痛 1,587 人 74.6%
のどが痛む 757 人 35.6%
貧血 303 人 14.2%
めまい 1,068 人 50.2%
鼻血が出る 417 人 19.6%
疲れやすい 1,593 人 74.9%
風邪をひきやすい 1,254 人 59.0%
手足など骨が痛む 1,361 人 64.0%
視覚障害 649 人 30.5%
甲状腺異常 805 人 37.8%
白血病 15 人 0.7%
腫瘍 80 人 3.8%
生まれつき障害がある 3 人 0.1%
その他 426 人 20.0%
●チェルノブイリ地区の村々の避難民12,864 人の回答
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 7,805 人 60.7%
吐き気を覚えた 5,497 人 42.7%
のどが痛んだ 5,160 人 40.1%
肌が焼けたように痛んだ 813 人 6.3%
鼻血が出た 2,491 人 19.4%
気を失った 1,194 人 9.3%
異常な疲労感を覚えた 7,259 人 56.4%
酔っぱらったような状態になった 2,471 人 19.2%
その他 1,966 人 15.3%
●ノヴォシュペリチ村(原発から6キロ)の避難民の回答者351 人
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 216 人 61.5%
吐き気を覚えた 158 人 45.0%
のどが痛んだ 124 人 35.3%
肌が焼けたように痛んだ 19 人 5.4%
鼻血が出た 65 人 18.5%
気を失った 35 人 10.0%
異常な疲労感を覚えた 192 人 54.7%
酔っぱらったような状態になった 69 人 19.7%
その他 55 人 15.7%
「現在の健康状態」
健康 4 人 1.1%
頭痛 264 人 75.2%
のどが痛む 114 人 32.5%
貧血 55 人 15.7%
めまい 171 人 48.7%
鼻血が出る 70 人 19.9%
疲れやすい 268 人 76.4%
風邪をひきやすい 225 人 64.1%
手足など骨が痛む 211 人 60.1%
視覚障害 80 人 22.8%
甲状腺異常 110 人 31.3%
白血病 0 人 0.0%
腫瘍 19 人 5.4%
生まれつき障害がある 0 人 0.0%
その他 86 人 24.5%
●ポレスコエ地区(原発から約45キロ)避難民の回答者1,005 人
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 623 人 62.0%
吐き気を覚えた 380 人 37.8%
のどが痛んだ 420 人 41.8%
肌が焼けたように痛んだ 76 人 7.6%
鼻血が出た 292 人 29.1%
気を失った 166 人 16.5%
異常な疲労感を覚えた 595 人 59.2%
酔っぱらったような状態になった 215 人 21.4%
その他 92 人 9.2%
「現在の健康状態」
健康 29 人 2.9%
頭痛 705 人 70.1%
のどが痛む 361 人 35.9%
貧血 133 人 13.2%
めまい 435 人 43.3%
鼻血が出る 216 人 21.5%
疲れやすい 675 人 67.2%
風邪をひきやすい 528 人 52.5%
手足など骨が痛む 651 人 64.8%
視覚障害 185 人 18.4%
甲状腺異常 306 人 30.4%
白血病 2 人 0.2%
腫瘍 25 人 2.5%
生まれつき障害がある 2 人 0.2%
その他 162 人 16.1% 
(アンケートの翻訳には、東京外国語大学のロシア語科の学生を中心に、約60名が協力してくれた)
2014 年5 月13 日
株式会社デイズジャパン
「チェルノブイリ子ども基金」前代表  広河隆一
※DAYS JAPAN6月号(5月20日発売号)では、チェルノブイリの実測放射能汚染地図と、福島の人が住む町との比較を紹介します。

2014/05/17

Google is Evil


◇グーグルは悪弊
15 May 2014 特集 by デイヴィッド・バーン

なにか知らない理由で、ボクが買ってインストールしたSDカードに録音していたものをボクの携帯アンドロイドが保存していなかったことに先日気づいた。(ボクは作曲のためのメモを録音するのにそれを使う、アイディアを急いで書き留めておく第一のやり方だ。)旅行やジョギングのときに聞くために転送していたMP3の歌もまたSDカードに保存されていなかった。そうして、SDカードが記憶媒体としてもはや使用できなかったことにボクは気づいた。なんてこった?

詮索すると、アンドロイド(KitKat)の最新版がボクが購入した記憶カードによるある種の使用を不可能にするらしい。(アンドロイド・オペレーションシステムの開発を助け、後にそれを買収した)グーグルはボクの装置を故意に無能にしたらしい。それはボクにカードの金を犠牲にさせたが、もっと重要なことに、ボクはそれを創作のツールとして使う。携帯は特にアプリや他のもので満タンにされる、でもボクの写真や音楽、ヴォイスメモをSDカードに保存しておけるなら、記憶の問題についてさほど苦にならない。

テクの助けとなるフォーラムの若干は、これにあてはまる理由があると主張するけど、ヘイ、ボクはそれにたくさんのものを保存できたからこの装置に切り替えたんだよ。ボクにはそれが重要なセールスポイントだ。
(中略)
グーグルは作品や話などをクラウドに保存することをボクらに強要していると他のフォーラムが示唆する、思うに彼らはボクらの全データをそこで入手できる、そうしてそれを広告主に売ることができるんだよ。
君の装置におよぶ見えない会社の手があって、実際に尋ねることなく、それを無能にするというのは気味が悪い。
ボクもおなじこと、クラウドに達して彼らの検索アルゴリズムを無能することができたらいいのに、というのも、たぶん気まぐれに、そうではなく作動して欲しいと決意したからだ。
画像はアンドロイドKitKatの最新ヴァージョン(デイヴィッド・バーンのオフィシャルサイトより)
http://davidbyrne.com/google-is-evil


懐かしのヴィレッジヴォイス


◇ウォール街占拠(Occupy Wall Street)の活動家、25歳のセシリー・マクミラン(Cecily McMillan)がウォール街占拠で警官に暴行するとして7年の刑に臆せず立ち向かう。だからといって正義はどこにある?
NYヴィレッジヴォイス紙 14 May 2014 

2年前の大混乱の3月の夜、ウォール街占拠の先の大規模なデモの最中に警官がセシリー・マクミランの胸をつかんだ、もしくはつかまなかった。2年後、ぼやけた5秒のYouTubeクリップに集中する、大いに論議され興奮して争われる裁判で、マクミランは警官に対する暴行で有罪判決を下された。だが、正義は尽くされたのか?

マクミランはちょっとの間だけZuccotti公園の6カ月記念祝典にいて、群衆の中で友人を見つけて出るつもりだったと言う。だが、彼女が公園にいる間に、NYPD(ニューヨーク市警)が公園のデモ参加者を一掃し始めた。混乱しきっていた。その夜のはっきりした記憶は後ろから右胸をつかまれ、顔を前方にたたきつけられたことだけだとマクミランは言う。次の彼女の明確な記憶は何時間かしてからで、そのとき彼女は目がさめて病院のベッドに手錠でつながれたと知り、彼女が逮捕されたことを教えられた。

NYPDの警察官グラントリー・ボヴェル(Grantly Bovell)はその夜を違って記憶している。群衆の誰かに「あなたこれをフィルムに撮影してる?」と大声で呼びながら、マクミランがわざと彼の目を肘で突いたと彼は言う。彼は目がくらみ、目のまわりが黒あざになって2週間仕事を休んだ。
裁判はあの夜の出来事を明らかにすることからほど遠く、さらに一掃ものごとをわかりにくくするのに役立つだけだった。有罪評決はニューヨークの進歩的な活動家たちを怒らせている。彼らはそれが強引な地方検事と偏りのある判事のしわざだと言う。だが、起訴者側はマクミランは酔っぱらいで凶暴だった、そして裁判にかけられて当然だったと主張した。誰が正しいのか?
http://www.villagevoice.com/2014-05-14/news/cecily-mcmillan-assault-trial-occupy-wall-street-march-17-2012?utm_source=Newsletters&utm_medium=email

2014/05/16

サトウキビ畑で異常発生


ニカラグアのサトウキビ農民が考えられる農薬中毒で死ぬのを止めてください
請願創始者:レスリー・ブルーナー
請願の対象:オバマ大統領、コカコーラの重役経営陣
署名:5,222筆

親愛なるヴァーモス、
ニカラグアのサトウキビ畑で骨折って働く農民たちは、わずかな賃金のためにすでに大変な労力を要する労働をしています。なのに現在、彼らはもっとすごい危険に直面しています。農民の多くが、歩くまたは動く能力、ついには生き延びる能力をゆっくり奪う衰弱性の腎臓病にかかっています。地域の青年の数百人、ひょっとすると数千人が、すでに亡くなっているのです。
病気の最初の報告は今から約20年前に表面化しました。最初は偶然のできごととして、それに糖尿病と同じ系統のものとして、ないものとされました。でも、現在、地元の医師らはまったく悲劇そのものであることを十分に理解しています、そしてほぼ間違いなくそれはサトウキビ畑で働くことに起因します。
まさにその病気の原因が不明とはいえ、毎日サトウキビ畑に注入する農薬と化学薬品に関係する何かがあると多くの研究者は考えます。ですが、今までのところ地域の大手砂糖会社は謎を解いて会社の労働者を救うことにまだ進み出ていません。代わりに彼らは労働者に腎臓の検査を定期的に受けさせます。腎不全のいかなる徴候を示す誰でもが労働を禁じられて、支払小切手を受け取るのを禁じられます。

地域の大砂糖会社は労働者を有害物質で汚染してきている、そうして労働者とその家族を引き離すと、多くの労働者が考えます。消費者として私たちは、あらゆるステージで労働者を安全な状態にし続けるために、その砂糖を使用する会社にプレッシャーを与えなければなりません。
さらに多くの労働者を殺す前に、私たちはこの流行病(異常発生)を止めなければなりません。ニカラグア政府と砂糖会社にサトウキビ農夫に代わって立ち上がるよう求めてください。
行動してくれてありがとう、
Kathleen J.
Care2 and ThePetitionSite Team
http://www.thepetitionsite.com/788/164/680/stop-nicaraguan-sugar-cane-farmers-from-dying-from-possible-agrichemical-poisoning/?z00m=21094723&redirectID=1353920007

庶民を排除したW杯


5月15日、国際 #FIFAブラジル・ワールドカップ・レジスタンス・デイ

◇ブラジル各地の主要都市で15日、サッカーW杯ブラジル大会の開催に反対する抗議デモや警察官を含むストライキが行われた。連邦警察の全国ストに拡大する可能性も危惧されており、W杯開幕まで1か月を切る中で当局の警備態勢が試練に直面している。
ブラジル最大都市サンパウロでは、来月12日にブラジル代表対クロアチア代表による開幕戦が行われるスタジアム「アレーナ・デ・サンパウロ」を目指して労働者支援団体「ホームレス労働者運動」のメンバー約5000人がデモ行進。途中では車のタイヤを燃やす光景もみられた。
デモはおおむね平和的だったが、午後7時(日本時間16日午前7時ごろ)ごろに緊張が高まり、一部の覆面グループに対し警察が催涙弾を使用する場面もあった。デモ隊は複数の大通りを遮断した後、スタジアムの約300メートル手前で集会を開き、「庶民を排除したW杯」だなどと糾弾した。
サンパウロでは、これとは別に教師や金属産業労働者、地下鉄職員らも抗議行動を展開し、運輸当局によるとサンパウロ都市圏の最大150キロ範囲で交通がまひした。
この他、首都ブラジリア、南東部のベロオリゾンテやリオデジャネイロ、南部ポルトアレグレ、北部マナウス、北東部レシフェなど、12開催都市のうち少なくとも10都市で約50のデモがソーシャルサイトを介して呼び掛けられた。
レシフェでは軍警察の一部もストに加わり、これに乗じた若者たちが店舗から物品を略奪するなど暴徒化した。警察は、全国のデモ参加者を約1万人と推計している。
「サッカーより大事な問題がある」
抗議する人々の批判の矛先は、国際サッカー連盟(FIFA)に向けられている。FIFAは自らの利益のことしか考えていないというのだ。デモでは「FIFAとスポンサーは完全免税」「FIFAよ、私の支払いを代わってくれ」「W杯には金を出すのに、給料には出さない」といった横断幕が踊った。
デモに参加していたカルロス・セラーノさん(32)は「サッカーは大好きだが、それよりも大事な問題が他にある」とAFP記者に語った。ブラジリアのペドロ・アマリウドさん(50)は、「最初はW杯が庶民のためになると思ったが、そうではないことが分かって皆、不満を抱いている」と述べた。
サンパウロでは、スタジアムに近い一角を1500家族が占拠。「庶民のW杯」と称し、公的資金をスタジアム建設ではなく手頃な住宅の建設に使うよう要求している。ブラジルはW杯開催予算として、これまでに総額110億ドル(約1兆1000億円)超をつぎ込んでいる。
W杯反対派は、交通機関の整備や教育、住宅整備、医療制度などに予算を回すよう求めており、MTSTでは、政府がW杯開幕までの28日以内に要求に応えなければ開催期間中の抗議行動も辞さないとしている。(AFP)
http://www.afpbb.com/articles/-/3015087

2014/05/15

マジック・ジョンソンをオーナーに



マジック・ジョンソンをクリッパーズのオーナーに!とみんなが願ってる
夫の愛人に対して訴訟を起こしていたのが、訴訟を取り下げるなり、突然、夫を擁護してまわるスターリング夫人がなんとも目障り、わたしにもクリッパーズのオーナー権があると言いまくっている

LAクリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリング:「彼の行いは実にひどい。つまり、アメリカのすべての都市のすべての女と寝て、彼はエイズになったというのだよ」(CNNのアンダーソンクーパーの番組”AC360”でマジック・ジョンソンについて話す。)

 Michael Moore:「ドナルド、イライラしないでくれ。ゲームにマジックまたは”黒人”を連れてくるなとボクに言ったのは知っている。というか、エイズにかかったものを連れてくるなとな!

◇「人種差別主義者ではない」 NBAオーナーが謝罪 
黒人差別発言をして米プロバスケットボールのNBAから永久追放処分を受けたクリッパーズのドナルド・スターリング・オーナーが11日、CNNテレビ(電子版)のインタビューで「私は人種差別主義者ではない。ひどい過ちを犯した。謝罪したい」と語った。スターリング氏が公の場で発言するのは処分後初めて。
他の29球団のオーナーの4分の3以上がNBAの処分に賛同すれば、スターリング氏は球団を売却しなければならなくなる。1981年にクリッパーズを買収したスターリング氏は「私は善良なオーナーで、過ちを犯した。(長く球団を保有してきて)一つの過ちも許されないのだろうか? こんなひどい過ちは二度と犯さない」と、球団保有に未練を示した。 
(共同通信 2014年5月12日)
◇米プロバスケットボール協会(NBA)は29日、人種差別発言が問題になっているクリッパーズのドナルド・スターリング・オーナー(80)に対し、永久追放と罰金250万ドル(約2億5700万円)の処分を科すと発表した。リーグの強い姿勢を表し、異例の厳罰となった。オーナー不在となるクリッパーズは近くチームが売却され、新たなオーナーの下で再出発する。 
スターリング氏は女性の友人と会話中、黒人への人種差別発言をしたことが発覚。NBAのアダム・シルバー・コミッショナーは「われわれは結束してスターリング氏の考え方を非難する。NBAに人種差別が入り込む余地はない」と強調。罰金は公民権団体などに寄付する考えを明らかにした。NBAでは多数の黒人選手が中心的役割を果たして活躍している。 
女性はNBAのスーパースターだった黒人のマジック・ジョンソン氏らと撮影した写真をインターネット上に公開。芸能メディアTMZが25日に公開した会話の録音記録によると、スターリング氏は女性に対し「君が黒人と付き合いがあることを公にすることに困惑している」とした上で、「彼らと親密な関係になって何をしようと構わないが、それを言いふらしたり、試合会場に連れて来たりするのはやめてほしい」などと語った。 
(時事通信2014年4月30日) 
声の主はスターリング・オーナーと黒人×ヒスパニックの(元)愛人V・スティビアーノさん。
先月スティビアーノさんは、「資産家の老人に貢がせる詐欺女。夫が買い与えたフェラーリ1台、ベントレー2台、レンジローバー1台、現金25万ドル(2560万円)、180万ドル(1億8500万円)の家を返しなさいよ」とオーナーと冷え切った関係のスターリング夫人に訴訟を起こされ、「貢ぐのは悪いことではないわ」と反論中。スティビアーノさん側弁護士は、「録音テープをTMZに暴露したのは彼女ではない」と言っている。

◇生物学上の人種差別救済方法 truthdig 29 April 2014
問題のやりとりは、NBAクリッパーズのオーナー、スターリングと人によると彼の愛人と述べる女性との電話の会話の一部と称される。不快きわまるこきおろしを、もしあなたが記憶していない場合を考慮して、会話の若干のくだりを引き抜いておく。
男:もしも君が共鳴しないなら、私のゲームには来るな。黒人を連れてくるな。
女:まあ聞いてよ、あなたが所有する全チームはあなたのために試合する黒人でしょ?
男:私が彼らを支え、食べ物や衣服、クルマ、家を与えた。誰が与える?他の誰が与える?誰がゲームの組をつくる?私がゲームの組をつくるのか、それとも彼らがつくるのか?連盟を創設した30人のオーナーがいるよな?
男:君は黒人と寝ることができる。彼らを持ち込むことができる、望むことはなんだってできる。私が君に頼むなけなしのことは、ソーシャルメディアでそれを鼓舞するなってこと、そして彼らを私のゲームに連れてくるなってことだ。
男:君のお粗末なクソ忌々しいインスタグラム(写真)で君は黒人といっしょにいる必要はないし、黒人と一緒に歩く必要などない。
男:インスタグラムにマジック・ジョンソンを加えるな、世界中の人が入手して見るから、彼らは私に電話しなければならない。そして彼を私のゲームに連れてくるな 
 人を不快にさせるどころではない、この困った状態を生じさせることができる秘密の味付けなどはない。
つまり、スターリングにとってそれがまったくどういう意味を持つか?
http://www.truthdig.com/report/item/the_biological_remedy_for_racism_20140429 
スターリングのコメントは、過去数十年のNBAで最大の議論を引き起こしました。NBAの過去と現在のスター選手は彼の解任を求め、10社以上の広告主がクリッパーズとのスポンサー契約を中止または一時停止しました。スターリングのコメントはスポーツ界に衝撃を与えはしましたが、彼を知る人にはなんら驚きではありませんでした。2009年にはスターリング自身が所有するアパートのビルから有色人種を追い出そうとしたという連邦裁判所への不服申し立てがあり、その調停のため270万ドル以上を支払っています。クリッパーズの元ジェネラルマネージャーもスターリングを人種偏見で訴えましたが敗訴しました。このように何年にもおよびあからさまに行われてきた行為に対して注意を引くためになぜ密かに録音されたテープが必要だったのか?「ドナルド・スターリングの人種差別、目にあまる態度、女性蔑視の兆候は10年以上前から明らかだったのにリーグは彼を甘やかしていたんです」とネイション誌のスポーツコラムニスト、デーブ・ジリンは言います。ジリンはスポーツに関する何冊かの本の著者でもあり、「Bad Sports: How Owners Are Ruining the Games We Love(悪いスポーツ:我々が愛する試合をオーナーたちがいかに台無しにしているか)」には、スターリングに関するエッセイが含まれています。
↓中身は下記のデモクラシーナウ!のウェブサイトにあります
http://www.democracynow.org/2014/4/29/secret_tape_could_oust_clippers_owner

2014/05/12

ハードニュース


ICHの5月11日のハードニュースより
◇少なくとも60人がシリアの最新の戦闘で死んだと活動家は言っている:
ロンドンに拠点を置くシリア人権ネットワーク(Syrian Network for Human Rights)によると、土曜日、空と陸の攻撃の間にシリア政権の軍隊によって、子ども18人、女性5人を含む、少なくとも60人が殺害された。

◇試金石として、アメリカのミサイルがシリアの反乱者に送られる:
TOWと呼ばれる対戦車ミサイルは、敵の戦車を奪い、強化された掩蔽壕を吹き飛ばすために設計された高性能の武器だ。

◇シリア反乱軍は二分されたアレッポの両方に給水を止めた: 
イスラム教徒の闘士が反乱軍と政権が占拠するエリアへの供給を止めたため、シリア第二の都市アレッポの住人は一週間水なしでいると、土曜日に監視グループは言った。

◇最新のイエメンの暴力によるおどしで、自爆犯が11人を殺害する:
日曜、南部沿岸の都市Mukallahで憲兵隊建物を標的にしたあと、自爆クルマ犯はイエメン兵10人と民間人1人を殺害して多数を負傷させたと国営通信社Sabaは言っている。

◇イスラエル人作家が、反パレスチナの心なき破壊者を「ユダヤ人(特に古代イスラエル人)ネオナチ」と呼ぶ:
イスラエルの最も有名な作家、Amos Ozは、イスラム教徒とキリスト教徒に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)の高まりに味方するイスラエル人は「ユダヤ人ネオナチ」だと言うと、土曜日ハーアレツ紙がそのウェブサイトで報じた。
◇イスラエルの安全保障のために引き続きアメリカの肩入れをスーザン・ライスが誓約する:
「何にせよ、イスラエルの安全保障のためにアメリカの肩入れは確固として破ることのできないものであるのを疑えるはずがない」と彼女は言った。2カ月前、イスラエルのミサイル防衛システムIron Domeにほぼ5億ドルが投資される協定にアメリカとイスラエルが調印したとライスは言った。

◇アメリカにおけるイスラエルのずぶといほど積極的なスパイ行為は大部分がもみ消され秘密のうちに処理される: 
アメリカの情報当局者と議会筋によると、数十年間アメリカ人を標的にするずぶといほど積極的なスパイ活動を行う現場をイスラエルは押さえられている。それでもまだ彼らはスパイ行為をやっている。まさにひんぱんに逮捕されないってだけ。

◇NSAはアメリカ人のデータを含む無防備な情報をイスラエルと共有する: 
未公開の密約はイスラエル人によるデータの使用について、なにひとつ法的制限を定めない。

◇ウクライナ軍事作戦でアメリカの傭兵400人が地上配備される:
悪名高いアメリカの民間警備会社Academi(前ブラックウォーター)から約400人のエリート傭兵がウクライナ南東部地域での反政府抗議者に対するウクライナ軍事作戦に加わっていると、ドイツのメディアが報じる。
  

2014/05/11

抑圧政権に褒美はやるな


5月9日コードピンクから届いたメールより
親愛なるサポーター、
民主主義に賛成の抗議に参加したせいでエジプトの刑務所で弱っているエジプト系アメリカ人のモハメド・ソルタン(Mohamed Soltan)は現在ハンガーストライキで100日を経過しています。アメリカ政府はモハメドを助けないで、代わりに、異議表示への残忍な取締りにはアパッチヘリ10機以上を送ることで抑圧的なエジプト体制に褒美を与えました。今、ジョン・ケリー国務長官はさらに6億5000万ドルを送りたがります!
今すぐ上院議員に手紙を書き、エジプト暫定軍事政権へのアメリカの支援を止めてモハメド・ソルタンが死ぬ前に彼に代わって行動を起こすように議員に伝えてください!
アメリカ上院歳出委員会のLeahy上院議員はエジプト軍への6億5000万ドルに反対を声明すると言っていますが、私たちは残りの上院議員が彼を支持するのを確かめる必要があります。私たちはまた議員らにモハメドに代わり、ただちに行動してもらいたい、モハメドは今日ガーディアン紙でハイライトとして強調されました。ちょうど昨日、医師がモハメドの健康について彼の家族に情報を匿名でリークしました。さあ、モハメドが何を病んでいるかです。
「ひどい健康悪化、激やせ(90パウンド減量との前の報告)、血尿がみられる。その割合から突然の内出血の高い可能性を示す。血糖濃度58(通常の断食期間の濃度は70~99)、血圧90/60と低血圧。体温34度と低体温(37度がノーマル)、心拍数60bmp」
モハメドの健康はまったくの危険状態にあります。モハメドが医療刑務所に戻されたのが確認されています。医療刑務所では彼はきちんとした治療を受けていません。彼の生命はおっそろしく危険状態にあります。私たちはワシントンDCのエジプト大使館と国務省での抗議をまとめてきていますが、もっと多くの行動が必要です。
今すぐ行動を:エジプト暫定軍事政権に私たち納税者のドルで資金を供給するのではなく、アメリカ国民のモハメドを救ってやるのが当然だと上院議員に伝えてください!
モハメドと彼の家族に一致結束、
Alli, Cayman, Farah, Ikram, Janet, Jodie, Kate, Lisa, Medea, Nancy, Sara, Sergei and Tighe
http://codepink.salsalabs.com/o/424/p/dia/action3/common/public/?action_KEY=7209

2014/05/10

フランケン ヴァーモス


胸と後ろ右足の膝の内側にできた腫瘍を取り除く手術を一昨日受けて、
昨日わが家に帰ってきたヴァーモスは、いま、フランケンウィニー状態です
胸はマージン8センチほど切り取り、筋肉も一枚はいでいるのと、
後ろ足の内側をかなり長く切って縫ってあるので、おしっこをするときになかなか勇気がいるようです
一日とは言え、入院中、夜も朝も獣医さんが外に出してもまったくする気なく、朝に飼い主さんが呼ばれました
なかなかしてくれないのは同じでしたが、もしかしてここなら!という人様の家の角で、やっとやってくれました
ほんの少量でも、うれしくて、大急ぎでどうぶつ病院に戻りました 
ところで、動く範囲を限るためにまずまずの柵を作ったと思っていたのが、
昨夜、ものすごい勢いですべての柵を突破して飼い主のいる2階に駈け上ってきました、走ってはいけないし、散歩もトイレ程度と言われているのにです、困った、苦心して作った柵でしたが、なんなく破られました 、おまけに、何度戻しても、また頭とボクサー犬のパンチを使って駈け上ってきます、でもふと思い当たって、外に出してみると、やっぱり、満タンだったんです、トイレ行きたいよーと伝えに、何度も何度も脱出を試みていたのです
それはながーいながーいトイレの後は、朝までぐっすりだったようです
でもエリザベスカラーはしっかり外れていましたが 
抜糸まで二週間、眠れぬ夜が続きます
写真:胸の傷口を防御するために、ぞうきんの要領で胸当てを着古したトレーナーに縫い付けました、ぬいぬい、園児の母の気持ちで即席で作りました

2014/05/06

乗っ取られた草の根抗議運動

◇エジプトの反抗的な運動がなぜシシ大統領職の道を開くのを助けたか
buzzfeed 15 April 2014
昨年モスリム同胞団を駆逐した抗議を導いた運動、Tamarodの5人の創設者のひとりが、運動が軍の指図を受けていたことを初めて認めた。「ボクらは未経験で愚直だった、ボクらには責任能力がなかった。」
2013年7月3日の夜、Moheb Dossは全国テレビで彼の名義で声明が読まれたとき、あまりのことに驚いて、静止したままテレビを見ていた。
プレゼンターの口から出てくる言葉は、Tamarodまたは反逆者運動の5人の共同創設者のひとり、Dossが、これより数時間前に起草するのを助けた慎重に選別された声明にまったく似ていなかった。それは、Tamarodの勝利の瞬間を、まさに5日後にモスリム同胞団政府を追放に導くグループが6月30日に開始した抗議と断じる声明だった。民主的進路に向かって平和的移行を求めるとして、エジプト国民を安定させる効果があればよいとグループが願う声明だったとDossは言った。

代わりにプレゼンターは、もしかすると荒れ狂うかもしれない期間、介入してテロリストによる”やみくもな侵略”から国民を守るよう軍に求めると、Tamarodを引きあいに出した。声明は軍の実力行使によるモスリム同胞団のリーダーや当時のモハメド・モルシ大統領の排除や逮捕を支持して、起こったことがクーデターだったとの告発を退けた。

「ボクたちが起草したのは大変革をもたらす声明だった。それは平和や民主的進路に前進することに従事した」とDossはBuzzFeedに述べた。「読まれた声明は、もしかして軍によって書かれたかもしれない。」

5日間、数百万のエジプト人が街頭に繰り出してモスリム同胞団の支配の終わりを要求した。その数は抗議を組織した当時、十分に知られてないグループ、Tamarodのでたらめな予想の限界も超えた。5人の創設者はたちまち有名人になった、そして彼らの勝利が今にも起こりそうに思われた7月3日の夜、次になにが起こるかで声明に向けてエジプトの全テレビ局が彼らに助言を求めた。

「国営テレビが読んだものは、まるで軍によって書かれたかのように必要なら武力を行使すると言ってモスリム同胞団をおどした」とDossは言った。「ボクはショックを受けた。その時、運動は完ぺきにボクらから取り上げられたのを了解した。」

何週間も前に始まった進行の果ては、軍と治安当局がゆっくりとだが着実にTamarodに対して影響力を行使し始めて彼ら自身のエジプト計画を実行するために草の根革命運動としてグループの評判に飛びついたことと、あとで彼は理解した。

「Tamarodのリーダーらは反対側から指図される気になった。彼らは反対側から命令を受けた。」

過去に、Tamarod運動がエジプト内務省とつながっていて軍から電話を受けたことをメンバーがオフレコのインタヴューで認めたとはいえ、Tamarodのメンバーはエジプト軍と情報部当局の直接の指導を受けたとはこれまで決して言わなかった。上級のエジプト当局者が手伝って進ませることがなければ、グループがそのような広範囲にわたる成功を享受することはあり得なかったとの、エジプトにおける多くの疑惑を告発は確かなものする。

7月3日の夜、軍がモスリム同胞団を政府から追い出して、モルシ大統領を逮捕し、彼を隠れた場所にさっと運んだとき、彼らはモスリム同胞団が占める政府に対する若干の不満を引き上げるために、Tamarodがエジプト全土で嘆願書を回したあと街頭に繰り出した数千万人の名にかけて行った。

「5人の男がエジプトを変えようとしている、そんな小さなことから、モスリム同胞団を厄介払いするために何千万という人々を街頭に連れ出す運動にまでボクらはなぜ成功したか?答えは、ボクらは成功しなかった。成功したのはボクらではなかったのを今はもちろんのことと思う、ボクらよりかなり重要な人が手に入れたかったものの顔としてボクらは利用されていた」とDossは言った、彼は今はTamarod運動またはエジプトの政治世界とは無関係だ。「ボクらは未経験で愚直だった、ボクらには責任能力がなかった。」

エジプトは6週間でモルシ追放以降最初の大統領を選ぶ選挙に打って出る。誰から聞いても、最近国防相を辞任した軍の有力者、アブデルファタフ・シシが勝つ。

「Tamarodを始めたときボクらはとても未経験で愚直だった」と言って、Dossはかつてグループの本部があったところから1マイル未満のカイロ中心部の歴史的なカフェ、Café Richeでコーヒーをちびちび飲む。グループの大部分は長期のエジプト大統領、ホスニ・ムバラクに抗議した草の根の連合、Kefaya運動から互いに知っていたと彼は言った。

Doss、Walid el-Masry、Mohammed Abdel Aziz、Mohmoud Badrは皆、Kefaya運動のリーダーだったし、Hassan Shahinはグループとずっと親しかった。

しかしながら、6月30日の抗議に先立つ何週間かに、Badr、Aziz、Shahinに対して大きな影響力をふるうらしい見慣れない顔で事務所が占められるようになるのを彼は思い出した。3人は当時国防相のシシと内務省で面会するようになった、そして3人が戻ると論点がシフトしているように思われた。
BuzzFeedは、Badr、Abdel-Aziz、Shahinと繰り返し連絡を取ろうとした、そしてDossやTamarodグループの他のメンバーによる彼らに対してなされた申し立てをEメール、ボイスメール、フェイスブックのメッセージを介して3人に繰り返した。3人全員がコメントするのを辞退した。

昨年発表されたロイターの特報によると、エジプト内務省の当局者らは、Tamarodを支えるために署名集めを手伝い、抗議に参加した。

「彼らや他の皆のようにエジプト人としてもちろん我々は運動に加わって助けた。モルシ現象全体がエジプトにとって役に立たないと各人皆が判断して、この男と集団を排除するために職場の各人皆ができることをした」と治安当局者はロイターに語った。

6月半ばまでにTamarodは内務省中から支援を受けており、彼らの抗議に備えて戦術的支援と兵站業務上の支援をグループが受け取るのを確かにする便宜を与えられたと、ある内務省職員がBuzzFeedに話した。

6月30日に数百万人が街頭に繰り出したとき、群衆にくまなく行きわたる水のボトルと何十万のエジプト国旗のミニチュアがあった。笑顔の警官がエジプトの赤ちゃんと一緒に写真にポーズをとった、エジプト人がアラブの春の抗議に加わって警察国家とホスニ・ムバラクの30年の統治の終焉を求めて街頭に繰り出したまさに1年前には想像できない光景である。

タハリール広場の上空では軍用機が入念なスタント飛行の実施を開始した、そして夏の青空にエジプト国旗のカラーまたはハート型を描いた。軍と警察の両方がTamarodの裏にいたとの明白なメッセージを送ることを除いて、スタントは簡単には行えないし安くもなかった。

辞任することで抗議者らが当時のモルシ大統領と妥協に至ったと、軍が最後通告をする準備を整えた7月1日の夕刻をDossは思い出した。

「誰がシシと一緒に席について交渉しに行くべきか議論を始めたときボクの疑いは高まった」とDossは言った。「ひとつは学生の代表、ひとつは女性の代表、ひとつは宗教的少数派の代表、その他を入れる人々の連合であることにボクらは前もって同意していた。いきなり、Badr、Abdel Aziz、Shahinの3人だけとなったときボクはショックを受けた。」

Tamarodの公式スポークスマンだったBadrは、メディアに対し、グループがもっと早くに話し合っていたこととまるで正反対の声明をし始めて、ますます軍を支持するように思われたとDossは言った。

7月1日夜に行われた記者会見で、Badrは激しいレトリックとシシや軍隊について繰り返された国民の支持の要請で多くの人を驚かせた、「我々は軍を迎える!我々は彼らに敬礼する!」「国民と共にあることを彼らは示した」とBadrは言った。
すごい署名キャンペーン、国営メディアからの支持、見たところでは無制限の資金をどうにか成し遂げることについて、彼が過度にうぶだったことをDossは認める。彼の共同創設者らがどんなふうに軍や政府当局者と会い始めたか詳しく述べるとき、今でも彼の声は信じられぬ思いをおびている。

「彼らは命令を受けている、そして政府機関に利用されていることを実感した」とDossは言った。

Badr、Shahin、Abdel-Azizは、もはやカイロ中心部によく出入りしない。彼らが後援者からクルマやアパートメントの贈り物を快く受け取っていたとの記事が出てきたあと、かつて3人がTamarodのリーダーとして称賛されたエリアは今は敵対的になっている。ほとんど何も確かめられないが、うわさは2013年10月にタハリール広場から1マイル未満のカフェにShahinが座ったとき暴徒が彼を襲うのを知るので十分だった。

「革命のムードを裏切ったとのわだかまりがある」とTamarodの元メンバーSarah Yasinは言った。「突然、ナイスな服を着て、財布はお金でいっぱいだった。どこから来たものか誰でもわかっていた。」

同じ申し出があったとDossは言った。7月3日の夜、Tamarodの5番目のメンバーWalid Masryと共に情報部当局者に会いに行く機会が彼にも与えられたと言った。
「彼らが何を持ちかけているかわかったのでボクは断った」と彼は言った。「その瞬間までイエスと言うかノーと言うか確かによくわからなかった、彼らの報酬をもらえば、まったく自分にあきれるので、もらわなかった。」

Tamarod がキャンペーン本部として使ったアパートの所有者Hesham Gobranは、「政府がTamarodのありかを見つけると決めるまで、グループはハッピーのように見えた」と言った。

Badr、Aziz、Shahinは、メディアのスポットライトに過度に興奮しているらしく、突然、現金でバラ色になるように見えたとGobranは言った。Tamarod運動の仕事仲間だった他の4人に加えて、彼のほかには、なにひとつ書類すらなかったと彼は言った、Badr、Aziz、Shahinは、突然、彼らに贈られたと思われるタブレット型コンピュータを持ってオフィスの周りに現れたとBuzzFeedに話した。

「この金の全部が収入として入ってきた、そしてそれは消えていた」とDossは言った。「金がどこに行ったか、誰も明言することができなかった。」

Tamarodのソーシャルメディアを運営したIslam Hamamは、「海外の裕福なエジプト人」からオフィスに送られた総額10万ドル以上の3枚の小切手に関して言い争いを偶然耳にしたのを思い出した。

「小切手が着いたことは確認された、だがそれから金は消えた、それについてボクらは一言も聞いていない」とHamamは言った。その時まで資金調達を担当していたMohamed Badiaという若い活動家が突然、Badrから別の仕事を与えられた。グループの唯一の資金調達役員を解任するという決定について尋ねたとき、Badrは彼に、「ボクらは互いに信頼しているし小切手は直接ボクらに達する、従って信頼がある限り、資金調達の人間は本気で必要ない」と話したとHamamは言っている。

Badr、Aziz、Shahinが寄贈者と会って資金をコントロールするのをますます熱望するようになることを除いて、グループの財源に関して透明性はまったくなかったと、HamamとGobranの両者は言った。「金が消えて、ボクらは理由を一言も聞かなかったし、どうなっているのか理解もしなかった」とGobranは言っている。

6月上旬にグループに加わったある女性活動家は、中心核の創設者らを堕落させる金と権力の組み合わせのようだと言った。

「彼らは、世界が彼らを受け入れるようになったのを突然悟った。たくさん力のある人たちによって彼らに使えるようにする万一の時の頼みや金が彼らにはあった」と彼女は言った、彼女は両親がどちらも政治運動に関与しているので名を挙げないでと頼む。「急に彼らはカフェにいるみんなになりたがって、誰でも皆の勘定を持った。そして政府が彼らに言って欲しいことを言ってる限り、すべてを入手できた。」

1年にもならない前、Yasmine TaltawyはTamarodのメンバーだった。今日、彼女はレジの上にシシのポスターを掛けて彼女の衣服店の店頭に小さなエジプト国旗をテープで貼り付ける。

「今日、正しい側を支えるとわかられることは重要です」と彼女は言った。「エジプト人はシシを通して軍に投票し、支援すべきだとのメッセージは明瞭です。」

軍はモルシを打倒して早期選挙を目指すとシシが発表した7月3日夜、彼女は声を上げて泣いたことを思い出した。「私は戦って、クーデターがあったとフェイスブックのウォールに書いたアレキサンドリアの従兄弟といっしょに泣き叫んだのを憶えている。このクーデターのほのめかしに私はとても腹を立てた」と彼女は言った。「誤りを認めて前言を取り消せと彼に言った。軍が私たちを手助けして新たな選挙を行ってどんどん進むことだと。」

彼女は「シシ立候補で構わない」と言ったが、従兄弟が軍の政権への生き返りについて満足かどうか彼女に尋ねるとき、今度は彼が満足そうにいい気味だと思って眺めると付け加える。

「これで君やTamarodの友人は満足かい?君はシシを助けて満足かい?と彼は私に言う。確かに私には答えられない」とTaltawyは言っている。

Dossもまた、この頃、答えに苦心している。 

「これはボクらが遭遇したかったことではない」と彼は言った。「始めに、これがボクらの運動の結果だと思っていなかったのはわかる。」

エジプトの大多数とは異なり、来たるべき選挙で誰に投票するかDossにはわからない。シシ、またはライバルの左派の大統領候補Hamdeen Sabahiには投票しない、そして唯一期待できるのは彼らに挑むため進み出る新たな候補だと彼は言う。Tamarodを始めたことに後悔しないが、それが至った結果には失望すると彼は強調する。

「ボクらは利用された。」

http://www.buzzfeed.com/sheerafrenkel/how-egypts-rebel-movement-helped-pave-the-way-for-a-sisi-pre

2014/05/01

シリア ナウ


◇シリア北部アレッポで4月30日、政府軍が学校を空爆し、生徒17人を含む少なくとも20人が死亡した。
非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、反体制派が掌握する同市アンサリ地区で行われた2回の空爆が学校を直撃。アレッポの活動家が配信した動画には灰色の遺体袋に包まれて地面に並べられた子どもたち遺体が写されており、中には血まみれの姿となった子どももいた。
アレッポを拠点とする市民ジャーナリストのムハンマド・ハティブ氏は、インターネットを通じたAFPの取材に対し、子どもたちが「図画展示会を開いていた時に、2回の空爆が10分間隔で学校を直撃した」と語った。
シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラーマン代表によると、死亡した生徒は主に12~13歳だった。
前日の29日には、シリア第3の都市である中部ホムスの政府掌握地区で、自動車爆弾2発が連続で爆発し、民間人を中心とした少なくとも100人が死亡していた。同地区は、バッシャール・アサド大統領も所属するシーア派の分派「アラウィ派」が住民の多数を占めている。
この車爆弾攻撃については、国際テロ組織アルカイダ系の「アルヌスラ戦線」が犯行声明を出している。
29日には首都ダマスカスでも迫撃砲攻撃により14人が死亡。国営シリア・アラブ通信は、首都郊外で活動する反体制派の犯行と非難していた。
(AFP通信 2014年4月29日) 
 写真:シリア政府軍の戦闘機に爆撃されたというアレッポの学校(4月30日) 
シリア政府軍のジェット戦闘機1機が4月30日、同国北部の都市アレッポの学校をミサイル攻撃した。47人が死亡したという。反政府勢力の活動家が明らかにしたもので、そのほとんどは生徒だった。生徒たちは内戦の恐ろしさを描いた絵の展覧会の準備をしていた。
 アレッポの反政府活動家が投稿した写真には、血が付いた学校のコンクリートの壁や子供たちの作品が写っていた。子供の絵には子供の首を切ったり射殺したりして、その遺体を穴に投げ入れている兵士や反政府勢力の姿が描かれていた。その後投稿されたビデオには、茶や青色の袋に入れられた子供たちの遺体が仮の安置所に置かれている場面が映されている。遺体袋はタイルの床の上に置かれ、女性たちがその後ろで泣き叫んでいた。
 シリア政府は30日の声明で、政府軍がアレッポのテロリストに対する作戦を行ったとしたが、学校への攻撃については触れていない。アサド大統領は数日前、6月の大統領選に出て3期目を目指すと発表した。任期は7年。
 同国内戦では政府軍が優勢だが、暴力的な衝突が各地で起きており、大統領選への影響が懸念されている。反政府勢力と米国など西側およびアラブの支援国はこの選挙に反対し、内戦状態が続いていることから自由で公正な選挙はできないとしている。
 学校での救出作業をしていた反政府勢力の活動家はビデオの中で、「これがアサドを選んだ結果であり、彼らはわれわれ全てがテロリストだと言うだろう」と話した。 
 活動家らによると、ロシア製ミグ戦闘機が現地時間の午前9時にミサイルを発射した。生徒や教師の捜索は午後5時まで続いた。
 ソーシャルメディアに掲載された学校の写真では、めちゃくちゃに壊れた机や血の海、それに色鉛筆で描かれた絵が見られた。これらの絵には死者や苦しむ人たち、虐殺の場面など、3年にわたる内戦でシリアでは日常の風景となったことが描かれている。
 ユニセフ(国連児童基金)の中東・北アフリカ担当のマリア・カリビス氏はこの攻撃を非難し、「シリア全体で毎日、ただ単に普通の生活をしようとしている子供たちが、人口密集地への無差別攻撃で死んだりけがをしたりしている」、「常軌を逸した暴力の繰り返しと国際法違反行為をやめるよう求めた呼び掛けを全く無視して、これらの攻撃がエスカレートしているようだ」と述べた。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303493804579534472890337800.html