見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2018/12/30

フクシマのゴーストタウン

フクシマのゴーストタウン
史上最悪の原子力災害から7年以上あと、日本の原子力発電所を取り巻く町々が再建の道を苦労して進む
CBS NEWS 2018 Nov 25 

通りは静止している。モノが太陽にさらされてもとのまま物干し綱にぶら下がる。時計は2時46分を示し、永遠にそれを示す。日本の福島県の原子力発電所で地震と津波がメルトダウンを引き起こして7年以上あとに周囲の町はじっと凍りついたままだった。「現在、まだゴーストタウンの莫大な地域があります」と記者のレズリー・シュタールは上記のビデオで番組「60ミニッツ・オーバータイム」に伝えた。「除染されたので人々は地域のいくつかに戻ることができます。でも、人々は家に戻るのを恐れています。」

2011年3月、福島第一原子力発電所のメルトダウンは放射能瓦礫の水柱を大気中に放つ大爆発を誘発した。そうして風がその瓦礫を運び、行く手にある町のすべてを汚染した。政府は15万人以上を避難させた。

現在、日本政府が町の安全を当然のことと決め込むことに動く折りしも、町の居住者たちは戻りたがらない。

「文字通り線路をすみずみまで拭き、樹木に水をかけて葉っぱを動かし、家の屋根を掃除して庭の地層から表土をすべて掘り起こすために彼らは何百万人もの労働者を派遣しました」と60ミニッツの准プロデューサー、Ayesha Siddiqiは述べた。

「それは非常に精密です。町のこの前の単一の割れ目はすべてどうにか除去されます。」

多くの居住者が生まれ故郷を離れており、次に進んで、どこかほかで生活を建て直していた。他の人たちは放射能の粒子で被われていた地域に戻ることをこわがっている。それでもやはり、幾らかはだんだん戻りはじめている。

「これは常に彼らのわが家であった憩いの場所です」と記者のレズリー・シュタールは言った。「でも、彼らがいつか周囲の町を復興して本当にすっかり健全なコミュニティを有するのかどうか、わたしにはわかりません。」

https://www.cbsnews.com/news/fukushima-daiichi-nuclear-disaster-ghost-towns-60-minutes/

2018/12/10

宮島ひろしまの旅 牡蠣のグラチネ

今日は原爆ドーム、平和記念公園、広島平和記念資料館、ひろしま世界遺産航路の終着地点、船着き場のある元安橋リバーサイドのカフェポンテでランチを食べて、さあ、歩きますよ。

まずは眺めのよいホテルからの景色と広島城からの眺めです。

縮景園に向かって広島城のお堀に沿って歩きます。縮景園のあるところには広島県立美術館があります。

残念だったのは来年1月5日からこの美術館でサヴィニャックのポスター展「パリにかけたポスターの魔術 SAVIGNAC l’enchanteur」が始まること。
ああ、見たいなあ!来年また来ますか。

縮景園からは京橋川に沿って歩きます。カフェレガロでビールを飲んで牡蠣亭へ。

牡蠣亭は「京橋リバーウィン」水辺のオープンカフェのなかにあります。これは河川空間に店舗を常設する全国初の試みだそうで、夕暮れ時、ここでくつろいでいるのはほとんどが外国人旅行者とおぼしき人たち。でも、ちょっとだけパリ左岸のリバーサイドを彷彿とさせる雰囲気はあるかもしれない。

さあ、いよいよ牡蠣料理ですよ。バーニャカキダー(お野菜をあつあつのカキのオイルに漬けて食べます)、牡蠣のアヒージョ、牡蠣のこがし焼(写真)、グラチネ(写真にある手前がシャンパンクリーム、奥はトマトオリーブ)です。地元の山の赤ワインを飲みながら今日も満足、満足!
 牡蠣亭は広島で育った健牡蠣(川崎水産の川崎健さんが作った牡蠣のこと)をさらにおいしく食べてもらうために作ったオープンテラスのある牡蠣料理専門店です。

2018/12/09

宮島ひろしまの旅 オバマの折り鶴


いよいよ、ひろしまです。

原爆ドーム、平和記念公園、広島平和記念資料館がすぐそばのホテルに泊まったのは大正解でした。
“オバマ大統領広島訪問のメッセージと折り鶴”の展示があることは知っていましたが、資料館が現在リフォーム中のため、展示会場が移動していて気づきませんでした。
リフォーム中は一階特別展示室の「出口」マークの横にあることを確認して翌日雨の中をもう一度行けましたから。
おまけに目の前には、ひろしま美術館、オレンジから深紅までに紅葉した並木道と広島城が!

 さて今夜は、おいしい日本酒を嗜むことができる「石まつ三代目」へ行きます。

路面電車で行ってみようと地下をうろうろ迷っていると、「どこへ行かれるんですか?」と男の人が声をかけてくれて「そこなら歩けます」とおおよその道順を示してくれました。
大昔に、夜行列車待ちのベルリン(旧東ドイツ)で大急ぎでクロイツベルグに行くのに地下鉄構内を迷っていたとき、“ボウイが好き”だと後でわかるそれはかっこいいパンク女性が「クロイツベルグなら、わたしについてきなさい!」と言って、そのままクロイツベルグのゲイバーを案内してくれるばかりか彼女のアパートに泊めてもくれたことをふと思い出しました。

さて、石まつ三代目ではまずは初心者向け「東洋美人ippo」を呑み、本命の酒である「富久長 八反草」でひろしまの夜を堪能しました。


△上の写真は「石まつ三代目」最初の一杯。トップの写真は上から下に、資料館に展示されていた写真2枚に続いて今現在の原爆ドームの姿です。

2018/12/08

宮島ひろしまの旅 宮島の牡蠣


宮島に行ったら「牡蠣」と「あなご飯」は食べろ!とよく言われます。

確かにあなご飯はおいしいけれど、この時期はやっぱり牡蠣ですね!

宮島では大きな“焼きガキ”をそこらじゅうで売っています。

最初に食べた牡蠣は今夜のお宿の夕食ブッフェに出た「牡蠣のコキール」
続いて翌日のランチ、みやじま食堂で食べた「牡蠣うどん」

宮島サイダーのラベルもかわいいけれど、宮島ビールのポスターの笑顔の鹿はウェルカム!って感じでとってもチャーミングです。

△上の写真は牡蠣のコキール

宮島ひろしまの旅 海と川を走る


宮島、ひろしまに行ってきました。

宮島へは宮島口まで山陽本線で行き、早くて、安い、宮島フェリーに乗船。

戻りは“ひろしま世界遺産航路”に乗船し、広島湾から旧太田川(本川)をのぼり原爆ドームが見えるあたりで右に舵を切り元安川に流れ込む、海と川を走るコースを選びました。

あいにくの悪天候、船長さんが思わず係員に漏らした「大しけだよ!」にちょっと動揺したものの、大きな橋を何本もくぐる道程はおもしろかったです。

ひろしまの街が海と山と川(市内には7つの川が走り「試験で40いくつかの橋の名前を憶えないといけないのがたまらなかった」と出稼ぎ中のタクシードライバーは嘆いた!)でできあがっていることを発見する旅でした。
△上の写真は宮島フェリーの船窓から見えた大鳥居と雨の宮島の山