見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2017/09/26

NFLの選手がひざまづく理由

This is why we #TakeAKnee
“コリン・キャパニックがなぜこの国の警察の説明義務を求めてひざまずくのかわからないとしたらこれが理由である”

◇米国の人種差別や黒人への警察暴力に抗議するプロスポーツ選手たちと、ドナルド・トランプ米大統領が対立している。黒人への暴力に抗議して試合開始前の国歌演奏であえて地面に膝をつくプロフットボールリーグNFL選手たちをトランプ大統領が「くびにしろ」とツイート。これに反発して24日の各地の試合では多くの選手が国歌演奏中に膝をついてあらためて抗議の姿勢を示した。プロバスケットボールNBAの優勝チームも、NFL選手への支持表明を機に予定されていたホワイトハウス表敬訪問が取りやめになった。

NFLでは昨年夏、コリン・キャパニック選手が警察暴力に抗議して国歌演奏時の起立を拒否し、膝をついたのを機に複数の選手がこれに同調した。24日はそれ以来、最も大勢の選手がこれに賛同した。

トランプ氏は22日、キャパニック選手たちの行為を念頭に支持者集会で「我々の国旗に不敬な態度をとる奴に、NFLチームのオーナーが『あのクソ野郎をすぐにグラウンドからつまみだせ。出てけ。クビだ』と言ったら最高じゃないか」と発言し、声援を浴びた(「クソ野郎」と訳した元の発言は、「son of a bitch=直訳・あばずれの息子」という罵倒語)。

トランプ氏はさらにツイートで、「もし選手がNFLやその他のスポーツ・リーグで何百万ドルも稼ぐ特権を手にしたいなら、我々の偉大な米国旗(や国)への不敬は許されてはならない。国歌には起立すべきだ。そうしないなら、お前はクビだ。何か別のことをしろ!」と書いている。

大統領の支持者の間ではさかんに支持されている一連の発言に、米国のプロスポーツ選手たちは強く反発し、週末にかけて各地で様々な抗議の行動に出た。

23日夜には、米大リーグ、オークランド・アスレチックスのブルース・マックスウェル選手が国歌演奏中に抗議で膝をついた。

24日に米各地で開かれたNFLの試合では――、
シアトル・シーホークス、テネシー・タイタンズ、ピッツバーグ・スティーラーズの選手たちが国歌演奏中にグラウンドに出てこなかった。
シカゴ・ベアーズの選手たちはグラウンドの横で互いに腕を組んで抗議。
米国を代表するクオーターバックのひとり、トム・ブレイディ選手もニューイングランド・ペイトリオッツのチームメイトたちと腕を組んで抗議。
グリーベイ・パッカーズやシンシナティ・ベンガルズの一部選手たちも腕を組んで抗議。
シーホークス対タイタンズの試合では国歌を歌った歌手が演奏後に膝をついた。
デトロイト・ライオンズ対アトランタ・ファルコンズの試合では国歌を歌った歌手が演奏後にこぶしを上に突き上げた。
タイタンズやペイトリオッツの試合では選手たちの抗議行動に一部のファンがブーイングを浴びせた。

ジャクソンビル・ジャガーズのオーナー、シャヒード・カーン氏は、国歌演奏中に選手たちと腕を組んで抗議。チームオーナーが試合前にピッチで選手たちと肩を並べるのは異例。カーン氏は大統領選でトランプ陣営に100万ドルを寄付している。

NFLのロジャー・グデル・コミッショナーはトランプ大統領の発言を批判し、「このように分断をあおるコメントは残念なほど敬意を欠いている」と述べた。

NFL選手協会のエリック・ウィンストン会長は大統領発言が「公民権のために闘った過去の英雄たち、今も闘っている英雄たちを、正面から平手打ちした侮辱行為に等しい」と批判した。

今年6月にプロバスケットボールNBAのファイナルに優勝したゴールデンステート・ウォリアーズのスター選手、スティーブン・カリー選手は22日、ホワイトハウスの表敬訪問に反対すると発言した。NBAやNFL、大リーグの優勝チームによるホワイトハウス表敬訪問は慣例となっている。

カリー選手はトランプ氏について、「これまでの発言内容や、発言すべき時に発言しなかったこと」を自分や他の選手たちは支持していないことをホワイトハウス訪問を拒否することで示したいと述べた。

この発言を受けてトランプ大統領は23日、「ホワイトハウス訪問は優勝チームにとって大きな栄誉とされている。スティーブン・カリーはためらっているので、招待は撤回だ!」とツイートした。

ゴールデンステート・ウォリアーズは、チームがホワイトハウスに「招かれていないこと」は十分承知したが、それでも「平等と多様性と包摂を称える」ためにチームとしてワシントンは訪れるつもりだと発表した。

http://www.bbc.com/japanese/41382805

△サンフランシスコ・フォーティナイナーズのクオーターバック、コリン・キャパニック選手は昨年8月26日、グリーンベイ・パッカーズとの試合前、国歌演奏で起立せず、「黒人や有色人種を抑圧する国の国旗に誇りを示すため、起立つもりはない」、「自分にとってこれはフットボールより大事なことで、この問題から目をそむけるのは自己中心的だ。道端には遺体が転がり、人殺しをした連中は無罪放免で有給休暇をとってるんだ」と試合後に発言した。米国各地で黒人に対して相次ぐ警察暴力への抗議だと説明した。

フォーティナイナーズは、「この国の国歌を称える行為に参加するかどうか、個人が選択する権利を我々は認める」と、選手の行動を支持した。

この抗議行動と発言に対する賛否が一気にわき上がり、特に国を守るために命を捧げている米軍人に対して不敬だという批判が渦巻いたが、中には選手は表現の自由を行使しているだけで、自分たちはそういう自由を守るために軍人になったなどと擁護する軍経験者もいた。

キャパニック選手はその後、9月1日の試合前にも国歌演奏で立たず、チームメイトのエリック・リード選手もひざまずいたが、観客の一部からはブーイングが起きた。

4日夜には、米国女子サッカー代表のミーガン・ラピノー選手が、所属するシアトル・レイン対シカゴ・レッドスターズの試合前に国歌演奏でひざまずいた。ラピノー選手は、キャパニック選手に「ちょっと会釈したつもり」と理由を説明した。

http://www.bbc.com/japanese/37283611

◇ライオンズのオーナー、マーサ・フォードがトランプのNFL抗議コメントに返答する
Detroit Free Press Sept. 24, 2017

デトロイト・ライオンズのオーナー、マーサ・フォードは、週末の間、選手の抗議を非難したドナルド・トランプ大統領の批評をとがめる声明を出す一連のNFLオーナーの最新の人になった。

今日のアトランタ・ファルコンズとの試合の前にチームによって発表された声明のなかでフォードは組織として「私たちはこれらの批評または意見を支持しません」と述べた。

金曜日、集会でトランプはNFLのオーナーに国歌の演奏中に抗議した選手をくびにしろと要求した。

http://www.freep.com/story/sports/nfl/lions/2017/09/24/lions-martha-ford-donald-trump/697757001/

△米ジョージア州で2016年7月、警察に停車させられた白人女性が警官が怖くて両手をおろせないと言うのに対し、「我々は黒人しか殺さないから」と説得しようとする警官の映像が今月(2017年9月1日)になって浮上した。
当時はミネソタ州やルイジアナ州などで警察が黒人を射殺する事件が相次いでいた。
パトカーの車載ビデオが撮影した映像について同州コッブ郡警察は事実関係を調べていると述べている。
◇「罪のない人々を殺すことの不面目(恥さらし)を覆い隠すのに足るだけの大きい旗はありません」―Howard Zinn