見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

December 06, 2009

成田のコンコースで暮らす中国人



◇トーキョーの空港でどっちつかずの状態の中国人活動家

もしあなたがこの1カ月に国際線乗り継ぎでトーキョーを経由していたら、運次第では、全面に文字をかきなぐった手作りのTシャツを着ている中国人男性に遭遇する。彼の名前はFeng Zhenghu(馮正虎)、成田空港の国際線到着コンコース(中央ホール)に引っ越してきている中国市民だ。

旧来感覚の「転居」ではなく、米国への入国を拒否されてニューヨークのJFK空港で暮らすことにした東欧の男性の物語、映画「ターミナル」でのトム・ハンクスを暗示するものだ。

55歳のFengの場合は、日本への入国を拒否されたわけではない。むしろ、彼の本国が彼を帰国させようとしないのだ。彼は8回、中国への入国を拒否された。4回、彼は搭乗して上海に着陸したものの中国入管が彼を送り返した。あとの4回は日本の当局者らがきっと入国を拒否されると言って、彼を搭乗させなかった。

理由はいかなる時にでも告げられてきてないが、Fengは人権活動家という中国での前歴のせいではないかとうすうす感じる。結果、8回の拒否の後、失意のFengは中国が自分を帰国させるまでトーキョーの空港を離れないと決めた。

Fengは二枚のTシャツに中国語と英語で、彼は「中国入国を拒否された中国市民」ですと説明するメッセージを書いた。

彼はコンコースを上がったり下がったり動き始め、旅客を立ち止まらせては彼のシャツに目を向けさせる。携帯通信手段と携帯電話のカメラでしっかりと用意を整えた彼は、外交上の苦行の場である空港内の彼の生活についてTwitterとブログで伝えはじめた。

「27日目、お湯」と、FengはTwitterする。特にさびしい日には、「沈黙は最大の騒音」とおしゃべりする。

そして意気揚々としたおしゃべり(Twitter)では、「二食、食べられる。」

通関手続き前の到着コンコースにはレストランなどないことから、食べることは特に大難題だ。彼には通りすぎるときビスケットを渡す乗務員や旅行者の親切が頼りだ。サラダとピザを手に入れた日。狂喜のあまりFengはそれを写真に撮ってブログに投稿した。

成田空港の当局者らは数日後にはFengがあきらめるだろうと思った。政治的抗議であろうとなかろうと、日本は不可侵性(聖域)を提供してきており、空港当局者らはどんな人も温かい食事やシャワーなしにあまり長く生活できるとは考えていなかった。だが、いま、Fengが滞在2カ月目に入ることで、成田の警備部門主幹クリタ・ヨシユキは心配になっていると言う。

「私は本当にFeng氏が好きです」とクリタは言い、非公認の借用者をよほどよく知りはじめたとあって、ふたりは互いを「友だち」と呼び合う。「日本に入ってほしいのは彼の健康のせいなんです。私の願いは彼が任意に日本に入ることです。これは住む場所ではありません。実際、彼がこれを理解することを望みます。この空港で私たちはトム・ハンクスを必要としません。」

成田の警備部門はFengを日本に護送できた、だが、それよりは彼が進んでしたほうがよいとクリタは付け加える。

中国当局者らは意志を曲げる準備ができてるようには思えない。「この問題と取り組むため、中国の直接的に関連する政府機関は適切な規則と出入国法に忠実に従うつもり」だと、中国の外務省スポークスマンQin Gangは言った。

多くがFengを支援すると言う旅客たちは、同時に、中国当局をじっと待つことで彼にできることに悲観的である。「彼は来年をここで過ごしかねない」とアメリカ人旅行者リー・フォーサイスは言った。「彼は中国政府に立ち向かっている。そして立ち向かうこと、それは一大事だ。」

彼は新しい生活に慣れてきており、耐えられる限りじっと待つつもりだとFengは言う。彼の最新のTwitter投稿のひとつにこうある。「中国人の大半が私の顛末を知るようになったとき、私は母国に戻ろう。」

(CNN 6 December 2009 by Kyung Lah)

December 04, 2009

この戦争を買うな!



◇親愛なるみなさん
 抗議のため街頭に出なければならないときがきました、いまがそのときです。
アフガニスタンに新たに3万の軍勢の段階的増派というオバマの発表の国民一般の反対に参加するため、この幾晩かコードピンカーと私たちの盟友たちが全米の多数の都市と町に結集しました。ウエストポイント、オクラホマシティ、サンフランシスコ、ワシントンDC、ミズーラ、ミネアポリス、そして全米の平和活動家がオバマの演説中とその前後に街頭の行動を組織しました。
(コードピンク 3 December 2009)





◇親愛なる君たち
 ブッシュ大統領の選択した道はイラク戦争とアフガニスタン戦争のおっそろしい戦費で悲惨にもへまをやった。そしてその間違った決断はオバマ大統領に少しも正しい決断を残さなかった。オバマはどうにかイラクを段階的縮小、ただアフガニスタンに気合いを入れたにすぎなかった。
君たちにも選択する道はある。携帯電話の料金を支払うたびにブッシュの遺産を支援するか、または、戦争を終わらせ、医療保険を改革し、経済を再建するため、毎日USAction/TrueMajorityと一緒に働くCREDOを支援するかを選ぶことができる。君たちにその機会がある正しい選択肢をサイトをチェックして享受してくれ。
(TrueMajority / USAction Drew Hudson 3 December 2009)
http://www.truemajority.org/

写真はコードピンクとtrumajority のサイトからいただきました。

December 02, 2009

世界最小の権力の大統領



アル・フランケン下院議員:これが私たちが住んでいたい国か?
デニス・クシニッチ下院議員:ブッシュは告発されているべきだ 
私たちはアフガニスタンをエスカレートさせるべきでない
(the REAL news 2 December 2009)

◇タリバン切り崩し焦点 米アフガン新戦略 カルザイ政権治安部隊強化も課題

オバマ米大統領が1日発表したアフガニスタン新戦略には、米軍増派による反政府武装勢力タリバンの掃討強化と、2011年7月の撤退開始が盛り込まれた。カルザイ政権にとっては今後、穏健派の取り込みによるタリバンの切り崩しと、事前の治安部隊の強化が実現できるかが焦点になりそうだ。

アフガン大統領府は2日、オバマ大統領のアフガン新戦略を歓迎する声明を発表。米軍の増派に期待を寄せ、「米軍撤退のタイムラインが設定されたことは、アフガン治安部隊の成長と自信につながると信じている」と強調した。

一方、タリバンの報道官はアフガン新戦略について「増派部隊はより強力な抵抗と攻撃を受けるだろう」と対抗姿勢を示した。AFP通信によると、報道官は「米国の軍事的手段によるアフガン支配という野望は実現しない」と指摘し、「屈辱的な撤退になるだろう」と予告した。

カルザイ政権は、国際テロ組織アルカイダと連携していないタリバン穏健派と和平交渉を行い、停戦や武装解除を求める方針。先月19日のカルザイ大統領の2期目の就任演説でも、タリバン側に和解を呼び掛けた。

しかし、タリバン側は最高指導者オマル師の名前で出した声明で和平交渉を拒否。さらなる「聖戦」への参加も呼び掛けており、現時点で和解が進む兆しはみえていない。

一方、AFP通信によると、アフガン政府は現在約10万人とされる国軍と約8万人の警察官を倍増し、治安維持能力の強化を図る計画。実現すれば、米軍撤退が進むイラクの治安部隊約36万人に匹敵する。

だが、先月にはアフガン人警察官が英兵を射殺する事件が起き、タリバンの警察組織への浸透も指摘されている。約1年半で、全土の治安権限を掌握するのは不可能との指摘も出ている。

・NATOも数千人増派へ

オバマ米大統領がアフガン新戦略を発表したのを受け、北大西洋条約機構(NATO)は3、4日にブリュッセルで開く外相理事会で貢献拡大を協議する。米国はNATO加盟国などに最低5千人の増派を求めており、これに応じる構えだ。

NATOのラスムセン事務総長は2日、声明を発表し、「米国の関与拡大に伴い、NATO加盟国のみならず(豪州、韓国など)パートナー各国も十分な貢献拡大をしてくれるものと確信している」と強調。5千人にさらに2、3千人上乗せすることも可能との見通しを示した。

英国は既に500人の増派を発表しており、ブラウン首相はこれまで派遣を明らかにしていなかった特殊部隊についても、最低500人がアフガン作戦に従事中と公表。派遣総数は計1万人となる。ポーランドも600人を増派する方針を明らかにしており、イタリアやトルコ、グルジアなども追従するもようだ。

ただ復興・出口戦略については、米国と欧州加盟国との間で溝がある。英紙ガーディアンによると、米国は腐敗を放置するカルザイ大統領の実権をそぎ、国際社会が任命した強力な「特別代表」に復興を主導させる構想を検討中。欧州各国はこれに批判的で、1月にロンドンで開くアフガン国際会議に向け、調整が続きそうだ。

(東京新聞 2009年12月3日)
 
◇グーグルが無料記事の閲覧数を制限へ、「メディア王」の圧力受け

米ニューズコーポレーションのルパート・マードック会長やその他の新聞社のオーナーたちによる「記事を盗んでいる」との非難を受け、グーグルが1日、 自社の検索エンジンを通してユーザーが版元にアクセスして読める無料記事の数を制限する意向を示した。AFP通信が同日伝えた。

メディア王の名をほしいままにするマードック氏は11月9日、傘下の新聞各紙の記事をグーグルで検索・閲覧できなくすると「脅し」、米大手メディアの間では情報のデジタル化時代におけるジャーナリズムのあり方について議論が起こっていた。グーグルの発表はこうした動きを受けたもの。

報道によると、マードック氏は「新聞メディアはうまく消費者を説得し、質が高く信頼できるニュースや情報は無料では入手できないということを分かってもらう必要がある」とコメント。同氏はニューズコーポ傘下各紙のWebサイト版に購読料を課す意向を改めて示しながら、「よいジャーナリズムとは、高価な商品なのだ」との考えを示したという。

一方、米ニュースサイト、ハフィントンポストの共同設立者であり編集長のアリアナ・ハフィントン氏は、マードック氏と同氏に同調するメディアの動きは「デジタル化の否定」であり、「泣き言を言うのはやめるべき」と批判していると伝えられる。

マードック氏はグーグルとその他のニュースアグリゲーター(インターネット上の情報を収集・整理しユーザーに配信する媒体)に対し、彼らが得ている広告収入の分け前を支払わずにニュースを「盗んでいる」と非難している。伝えられるところでは、ニューズコーポのコンテンツをマイクロソフトの新検索エンジ ン「Being(ビーング)」を通じた形でのみユーザーに提供する方法を模索してマイクロソフトと交渉しているとみられている。

新興ネットサービス・企業を扱うブログ、テック・クランチのコラムニストであるポール・カー氏は11月28日付のコラムの中で、今回の出来事によってグーグル からニューズコーポのコンテンツが消えるなどということは起きないとの見方を示している。同氏によると、「マードック氏の理想のシナリオは、ニューズ・コーポのコンテンツをグーグルとビーングの双方を通して利用できるようにする一方で、ニューズコーポのコンテンツ閲覧者数の増加が同社にとって最大限の利益につながるよう、両社を促すことだ」という。


(モーニングスター社 2009年12月2日)
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=160638

写真は対米反撃を進める決意のタリバン戦士(BBC NEWS 2 December 2009)

November 30, 2009

生涯 カンナビス消費者



◇ポートランドにカンナビスカフェがオープン

オレゴン州ポートランドに今月オープンしたカンナビスカフェは、いわば州で最初のマリワナカフェです。店内でマリワナを売らないとはいえ、カンナビスカフェは、ポートランドの認可された医療マリワナ常用者、推定2万1000人に、うちとけた環境でマリワナを消費するスペースを割りあてます。私たちはカンナビスカフェを運営するNORML(全米マリワナ法改革組織)オレゴン支部常務理事、マデリン・マルティネスと話をします。

本日のゲスト:オレゴン州で初のカンナビスカフェを今月初めにオープンした、全米マリワナ法改革組織オレゴン支部常務理事のマデリン・マルティネス

エイミー・グッドマン:「Breaking the Sound Barrier(音速を超えて飛ぶ)」メディアツアーを続けながら、私たちは今日オレゴン州ポートランドを巡業中です。しかもポートランドは今月オレゴン州で最初のマリワナカフェ発祥の地になりました。カリフォルニア州外ではカンナビスカフェはいわば初めてです。店内でマリワナを売らないとはいえ、ポートランドの認可された医療マリワナ常用者、推定2万1000人にうちとけた環境でマリワナを消費するスペースを割りあてます。カンナビスカフェのデビューは、オバマ政権が医療用マリワナの患者への訴追遂行をやめると言ってひと月で生じます。医療用マリワナに関する州法に従っている、深刻な病気の患者またはその世話をする人を訴追するため連邦の財源を使うことは優先事項ではないと、ブッシュ政権のスタンスを一変させて、エリック・ホルダー司法長官は言いました。14の州がマリワナの医療使用を許す法律を採択してきています。ここポートランドでマデリン・マルティネスが仲間に加わります。「デモクラシーナウ!」にようこそ

マデリン・マルティナス:ありがとう、エイミー。

エイミー・グッドマン:あなたを迎えられてすばらしいです。このカンナビスカフェとはなにかを正確に説明してください。

マデリン・マルティネス:このカンナビスカフェは私たちが集まって人づき合いができる場所です。私たちはみな社会生活を営む生き物です、そして問題のひとつは常に私たちが世間の見えないところで薬物で治療されなくてはならないことです。つまり、世間の見えないところにはカードホルダーだけが入るという場所が私たちには必要でした。それで私たちはそれを設立しました。何年ものあいだ、退役軍人病院はもちろん、大病院OHSUにいた人たちから私は便りをもらってきています、彼らには場所がありませんでした。数時間の手順の後、彼らはオレゴンの寒さと雨のなか置き去りにされます、そして、うちとける場所と彼らの窮状を理解する誰かを探します。ガンと発見しても彼らが扱う他のおそろしい医療結果と発見してもどちらでも。そしてあまりにも長いこと薬物を我慢した後、彼らはただひとり、死に物狂いで、ある薬物を必要として何時間も生まれ故郷を移動しなければなりませんでした。従って、非常に長い間これを聞かされた後、これが私たち独自の場所を設立することを私に思いつかせました。同じような設定で月2回の会を設けましたが、急ぐためと余分の量の薬物を得るために一度に200人もの人が州のそこらじゅうからきたために、私たちはそれを定期的にしました。私たちの法によれば、私たちは思いやりを交易することができません、そこでこれはすべて贈られる、私に寄付された後に患者に寄付されます。

エイミー・グッドマン:では、カンナビスカフェに入るとき、彼らはマリワナを買ってないのですね?

マルティネス:買ってません、オレゴン州ではそれは違法になります。あなたは世間の見えないところにいなくてはなりません。昨夜あなたが見たように、それは世間の見えないところです。あなたは裏の階段から来なければなりません。車イスや歩行者のハンディのある人のために私たちが確保した正面入り口から来たあなたはラッキーです。でも、彼らは裏の階段から上って、州のIDを見せるかパスワードも条件にあわないといけません。あなたはまた、オレゴン医療マリワナプログラム登録ID、または実際に私たちのプログラムを登録するヒューマンサービス局による日付の入った捺印された書類を有していないといけません。

エイミー・グッドマン:どうやってカンナビスカフェのまとめ役になり、ロビー活動したのでしょう?

マデリン・マルティネス:そうですね、私は10年プログラムを仕事の対象としてきました、私はまさに初めからそれに手段を与える助けとなりました。わかったのは、基礎のお膳立てをして上位にある問題に対する信頼性を不動のものとすれば、私たちの建物や私たちの会を見捨てたり、報酬として過ちをぼやく者は決していないということです。もし誰か入ってきて私たちの会員のひとりが報酬をやりとりしたり報酬を要求したと私に伝えれば、私は非公開に会員に忠告して会員にやめることが求められます、そして会員の資格は取り消されて彼らは私たちの会に戻れません。患者は弱みにつけ込まれないと私たちはあくまで主張します。この患者の多くは自暴自棄で、わざわざ300ドルくれと言う人々です、私はあなた方のために成長するでしょう、彼らがその金やその人の面倒を見ることは二度とありません。彼らが彼らの思うように処理させるから、本当に嘆かわしい。オレゴン州からカードをもらうとき、あなた方は道しるべを与えられていません。それは彼らの責任ではありません、彼らの範囲外です。どこで草を手に入れるか、どこでクスリを手に入れるか、彼らはあなた方に教えません。一般的にブラックマーケットに囲い込まれるあなた方自身のやりくり方便に任せられます。私の見解は、さあブラックマーケットからその収入をぶんどって、私たちの国のヘルスケアに支給しよう、です。アルコールがもはや違法ではないため人々が森でホップを栽培していないこと、でも人々がマリワナを栽培しているのを、私たちは承知しています。そして私たちが犯罪市場に与えてきているあのパワーを獲得して不動のものとすべきだと私は思います。さあ課税して、政府統計値によるカンナビスを消費する35万7000人のオレゴン州民を管理しよう。そしてそのお金がまさに無駄遣いされているというのは本当に悲劇です。オレゴン州の私たちの細長い人口密集地帯には2人の州警察官がいます。私はもっと注意を払いたいです。安全な状態でありたいですし、私たちの議員らが彼らがしていること以外を見ないのは本当に悲しいことです。彼らは同じプロセスをずっと続けては異なる結果を期待し続けます。それは精神異常(狂気)の定義づけです。

エイミー・グッドマン:ポートランドでのカフェのオープンに対する反応はどんなですか?

マデリン・マルティネス:実に肯定的ですよ。現に私たちの多くのパトロンがポートランド北東エリアの近隣住人です。そしてバーの代わりにあなた方がいて本当に満足だと言ってくれています。不幸にも、あまりにも頻繁に人々がアルコールを消費しすぎて、誰かの芝生の上でオシッコすることになり、あるいは不作法にふるまったり乱暴になったりするからです。大きな改善です。私たちは10時には終えます。ドアを閉めて、静かになります、いつもの自分のまま、誰も困らせません。私たちは実際にDekumの通りを掃除するヴォランティアを計画しています。

エイミー・グッドマン:Dekumは、昨夜私たちが訪問するカンナビスカフェの通りです。マデリン、ご自身の経験について話してください。

マデリン・マルティネス:そうですね、私は引退した保安官です。私は矯正局で働きました。私はPTAのママで、おばあちゃん、全生涯にわたりカンナビスを消費してきました。カンナビスは私の不安とウツ病に特によく効きます。カンナビスを滴定した初めての消費で、ただちに突然パッとわかること、ひらめきがあったのを、私はいかなる時にも理解しませんでした。そうね、最初に消費したとき、私たちの脳にカンナバノイド(マリワナの主成分)感覚器官があることに何年かして気づくことになります。 私たちの脳にこれらの感覚器官があって私に起きていたことなのを私は十分に理解しませんでした。退行性の記憶装置と合併疾患が私にはあります、それの効果はただもう驚くべきです。そしてそれはよくならないことになっています。
慢性の痛みのなかで生きることで、私のもうひとつの選択肢はVicodinを服用することです。私にはVicodinは実際きつい痛み止めです。薬物が引き起こす無感覚(麻痺)のなかに私を残します。そして私はむしろもっとましな人生の質のほうを選びます。私には5人の孫と4匹のポメラニアンがいます。私は家族と家を満喫することが好きですが、苛酷な医薬(調合薬)を支えにはできません。それは私たちには死刑です。残りのあなたの人生にそれらを服用することになれば、あなたの生命維持器官を破壊します。それが降りかかっています、私たちの政府は私たちが強化した医薬を使うと強調しています、そしてマリワナが人に知られる最も安全なクスリであるため、それは現実の悲劇です。いかなる時にもマリワナに致死量はありません。

エイミー・グッドマン:他の人のことを教えてください。昨夜カンナビスカフェに入ったとき、人々がいっしょに座っていました、彼らがカンナビスを消費していたいつものやり方の中でそのプロセスを説明してください。

マデリン・マルティネス:私たちが人々に手ほどきしようとしていることのひとつが吸入法です。私たちには吸入法がなにより安全なので、草、植物の種を燃やすこと、発ガン性物質は摂取したくありません。そこで私たちがしていることは、薬物を華氏375度に加熱しても燃やさないこのマシーンを使用することを彼らに教えています。あなたはあそこで見ましたよね。それはTHC(インド大麻に含まれるマリワナの主成分、テトラヒドロカンナビノールの略)の気化物質(吸入薬)を取り込みます。

エイミー・グッドマン:大きなプラスチックの袋

マデリン・マルティネス:まさにその通りです。それは大きなプラスチックの袋で、加熱するとそこに気化物質が入ります。そして今度はそれを滴定します、あなたのくちびるにそれをプッシュして、それを消費します。私たちが安全と考える、異なるメソッドのひとつを私たちは彼らに見せています、私が実演説明したvolcano(火山)は600ドルです、固定収入の人にとって手頃な値段ではありません。ということで、私たちはもっと安くてもっと手頃な値段だと言える、吸入法のほうを用意します。そしてそれは、あなたがそれを使う余裕がある、あなたに工面できるものが最高の吸入器だからです。

エイミー・グッドマン:いまカンナビスカフェにはどれくらいの人が来ますか?

マデリン・マルティネス:そうですね、私たちには常連客がいます。それに仕事の後に来る人々、一日194人ほどもいます。あなたが帰った後、実のところもっと仕事に取りかかりました。

エイミー・グッドマン:どれくらい遅くまで開いてるんですか?

マデリン・マルティネス:10時までです。私たちは9時ぐらいには人を入れるのをやめます。ドアを閉めて、夕方はこれでおしまい、と言うだけです。

エイミー・グッドマン:さて、マデリン・マルティネス、私たちはご一緒してくださったことにお礼をいいます。

(デモクラシーナウ! 24 November 2009)

△この記事はメールマガジンでも配信しています。

写真はカンナビスカフェをオープンさせたマデリン・マルティネス
生涯のカンナビス消費者でもあります

November 29, 2009

きわめて有名なブランドに傷がつく



◇早朝の事故の責任は自分にあるとプロゴルファーのタイガー・ウッズは言うが、クルマの衝突を調べる調査員との日曜の事情聴取がキャンセルされていると州警察は言った。

日曜午後、彼のウェブサイトで発表した声明のなかで、ウッズは切り傷と打撲傷を負って「かなりヒリヒリする」と述べるほかには、フロリダの自宅外の事故車について詳細を提供しなかった。

「この事態は私の過失であり、見てわかるとおり家族と私を当惑させています」と彼は言った。「私は人間であり完ぺきではありません。私はきっと二度とこれを繰り返さないことを確信します。」

警察の報告によると、彼は金曜午前2時25分頃、2009年型キャデラックSUVで自宅から公道に通じる私道を出て行き、消火栓にぶつかってから、木にぶつかった。

ウッズがなぜそんな早い時間に自宅から出て行ったか、詳細は受けてないと当局は言っているが、警察の報告にはクルマの衝突はアルコール関連ではないとある。

州警察官らはクルマの衝突について彼に3度質問しているが、日曜に予定された3度目の事情聴取をウッズがキャンセルしたことで、依然として彼らは成功させる必要があると、フロリダハイウェイパトロールのスポークスマン、キム・モンテス巡査部長はCNNに語った。

ウッズのエージェント、マーク・スタインバーグは声明でこう言った。「さらなるフロリダハイウェイパトロール(FHP)との審議はどちらも任意で本人の自由意志だと、私たちはFHPから知らされてきている。」

「タイガーは多くの世間の好奇心があることを十分に理解するが、彼は単純にもうこれ以上付け加えることがなく、家族のプライバシーを守ってもらいたいこと、FHPに伝えられている。」

フロリダの法律の下に、ウッズは運転免許証、登録、保険証明書を警察に示す必要があるが、彼はクルマの衝突に関して表明(陳述)するのを義務づけられない。

「もし彼に会うことができなければ、私たちの調査で進めていきます」とモンテス巡査部長は言った。彼女はこの延期を「非常に珍しい、理由はあんな小さな事故だから」と呼んだ。

日曜午後、1時間もしないで去ったとはいえ、州ハイウェイパトロールの乗物がウッズの分譲地に入るのが確かめられた。

調査員らは見込みのある事故の監視テープを隣近所から得ようとしたが、なにも見つからなかったと、モンテス巡査部長は言った。

「私がケガをして面倒なことになったのを見たとき、彼女は勇敢にふるまった」と言って、声明でウッズは妻のエリン・ノーデグレンを賞賛した。ノーデグレンは、彼らの家の中で事故を聞きつけた後、乗物の後ろの窓ガラスを粉々にするのにゴルフクラブを使い、そうしてSUVからウッズを引っぱり出したと警察に話した。

だが彼は、「これは個人の問題、そして私はそんなふうに差し控えたい。」と言った。

「事故に責任を負うのは私だけ」と彼は言った。

今週カリフォルニアで始まるシェブロン・ワールド・チャレンジで彼がプレーするかどうかに声明は注意を向けなかった。タイガー・ウッズ財団の事業に金を発生させるのを助けるそのトーナメントのウッズは4度の優勝者だ。

トーナメントに行くかどうか尋ねられたとき、スタインバーグは「この時点で決定されていない」とCNNに伝えた。

(CNN 29 November 2009)

▲今朝のニュースで、「事情聴取はなし」が伝わる

△ニューヨークポスト紙は、「ウッズは今週、ゴシップ誌のナショナルエンクワイアラーに、34歳のブルーネットの女性、レイチェル・ウチテルと不倫しており、妻のエリン夫人とうまく行っていないと書かれたばかり。彼にとっては大変な1週間となった」と書いている。

November 28, 2009

タイガー・ウッズの顛末



CNNであれ、朝日、毎日であれ、昨日のニュースを読んだ人は誰だっておかしいと思ったはずだ。タイガー・ウッズがクルマで事故ったって話のことだ。CNNはTwitterから45分遅れで、それも、自宅近くで自分のSUVを運転中にタイガーが消火栓だかにぶつかって病院に担ぎ込まれた、顔に負傷したが、軽症(最初は重体と報じる)ですでに退院というものだ。次に、奥さんが事故を聞きつけてゴルフクラブでクルマの後部窓ガラスをぶち割って意識不明のタイガーを救出という報道だ。あの時間(午前2時頃)に、酒気帯びでなく、スピードも出ていない、なぜタイガーが消火栓だか木にぶつかるのか?!(クスリでもやっていたのか!)この話はぜったいにおかしい、なにかある、と誰だって疑う。
お偉い大新聞のダメさ加減がわかろうというもの、TMZ.comにはもっと合点のいく顛末が報じられていた。

◇タイガー・ウッズ:負傷はSUVではなくて妻によるものだった
Posted Nov 28th 2009 1:08PM by TMZ Staff

タイガー・ウッズはクルマの事故から顔に傷を負ったのではなかった。金曜、事故後ウッズが交わした会話によると、妻のエリン・ノーデグレンによって負わせられた。

タイガーはまだフロリダハイウェイパトロールによって形式上面会される必要がある、それはこの日午後にあるはずだ。だが、彼のエスカレードが消火栓にぶつかる前に何が起こっているのか詳述する会話が、金曜タイガーにあったと私たちは教えられる。

彼が他の女性に会っていたという報道について妻が彼に問い詰めたと、タイガーは言ったというのだ。私たちの情報源によると、言い争いが激しくなって、妻がタイガーの顔をひっかいて傷つけた。そうして、ウッズが彼のSUVにあわてて逃げたというのだが、私たちの情報源によると、ウッズは彼の妻がゴルフクラブを持って追いかけてきたと話す。タイガーがクルマで走り去るとき、彼女がクラブで数回クルマを叩いた。(後ろの窓ガラスが割れていたのはそのためか)

ウッズは「取り乱してうわの空」になった、クルマは止められたが、どうなったかに視線を向けた。その時、SUVが消火栓にぶつかって、木にぶつかった。

金曜の会話中にウッズはケガのせいで痛み止めの処方薬をもらっていると言ったという、それでなぜ彼がその場で意識を失っているように見えたか説明できるというものだ。

http://www.tmz.com/2009/11/28/tiger-woods-elin-nordegren-fight-accident-suv-lacerations/

November 27, 2009

マッシヴアタック



▲待望のマッシヴアタック 
ニューアルバムは来年2月3日(日本先行)発売だが、新曲4曲がすでに10月デジタル配信されている。上の映像は、「Splitting Atom」のプロモ・ヴィデオ
いやー、前作「100th Window」から7年が経過、メンバーも入れ替わっている。
オフィシャルサイトから、デジタル配信の4曲が聴ける。YouTubeからは、プロモヴィデオやインタヴュー収録を見ることができる。
新作のタイトルは「HELIGOLAND」

http://massiveattack.com/

November 26, 2009

ミンダナオの犠牲者に記者20人



◇ジャーナリストにとって最も危険な国はフィリピン

国際NGO、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)が25日、CNN番組でジャーナリストにとって最も危険な国は現在、イラクではなく、フィリピンだと指摘した。

フィリピン南部ミンダナオ島では、州知事選をめぐる誘拐殺人事件が発生し、約60人が殺された。犠牲者には記者18人も含まれていた。この事件で、ミンダナオ島マギンダナオ州には、アロヨ大統領が非常事態宣言を発令している。

CPJは、過去8年間に74人のジャーナリストが命を失っているが、1度の事件でこれだけ大人数の記者が殺されたことは例がないと指摘。戦争状態のイラクよりも、フィリピンがジャーナリストにとって危険な場所であると言及した。

(CNN 2009年11月26日)

◇フィリピン南部ミンダナオ島で23日、知事候補の親族ら多数が武装グループに殺害された事件は、26日までに57人の遺体が確認されるなど異様な展開をみせている。対立候補の出馬を嫌う現職知事一族が私兵を使って政敵を排除したとみられる事件からは、40年以上続くイスラム反政府勢力と政府軍の紛争を背景に、「自衛」名目の私兵を抱える一族が反政府勢力に対する中央政府の「盾」として権勢を振るってきた実態が浮かび上がる。

国家警察は、マギンダナオ州知事など州の要職を長年親族で独占してきたアンパトワン一族が、来年5月の知事選に身内から候補者を出した地元有力者マグダダト一族を襲撃したとみて、アンパトワン一族と近い関係にある州警察本部長ら4人を逮捕。襲撃を指揮した疑いで知事選に出馬する予定だった現職知事の兄の身柄を拘束、事情聴取を始めた。

現地情報によると、両者の争いは数十年間も続いており、「出馬を巡る話し合いが決裂した結果、今回の事件が起きた」(地元有力者)。この地域ではイスラム反政府勢力と政府の紛争が40年以上続いており、銃の所持は事実上、野放し状態。敵対する両者とも私兵を抱えていたという。

アンパトワン一族の勢力拡大には、アロヨ政権の後押しもあったとみられている。フィリピン大学イスラム研究所のワディ代表は「イスラム反政府勢力を抑え込むため、歴代政権は同じイスラム教徒の地元有力者を懐柔し、政府の盾として使っていた」と話す。政権はその見返りに、有力者が支配する地域に膨大な政府予算を投入。結果的に有力者の影響力増大に「加担」してきたという。実際、同州の町長の大半はアンパトワン一族で、逮捕された州警察本部の幹部も一族が事実上、任命していた。04年の大統領選では、劣勢だったアロヨ大統領は同州で対立候補の3倍以上の票を獲得した。このため、大統領はアンパトワン 一族に借りがあるとみられている。

・事件概要
ミンダナオ島マギンダナオ州で23日午前、来年5月の州知事選の立候補届け出に向かっていた車列が100人以上の武装グループに襲われた。車列には候補者の妻ら親族のほかジャーナリストも同乗。犠牲者57人のうち、少なくとも20人以上は地元記者とみられている。頭部の損傷が激し く、身元確認に時間がかかっている。

(毎日新聞 2009年11月27日)

◇毎日新聞:共同通信・加盟社と包括提携 新時代の新聞追求

「新しい時代のメディアのあり方を示したい」。毎日新聞社と共同通信社、共同通信社加盟社の3者は26日、編集、事業など包括的な業務提携の合意を受け、東京都内で会見した。インターネットの普及などで厳しい経営環境にある新聞界だが、会見では、全国紙と通信社、地方紙が連携する新しい提携方式の 可能性が示された。

毎日新聞の朝比奈社長はまず、「新聞はより深い内容、分析・解説力がこれまで以上に要求される」と指摘し、「官公庁や企業などの発表記事で共同通信を活用することにより、これまで以上に独自に深みのある取材をすることが可能になる」と述べた。また、現時点で十数社の地方紙と、記事提供を受けることで協議が進んでおり、これによって毎日新聞各地域面の充実を図ることも明らかにした。

経営規模も形態も異なる3者が互いに補完し合い、その余力を得意分野につぎ込むことで、新しい紙面制作につながる効果が期待できる。加盟社を代表して多田会長は「毎日新聞が入ることで、(加盟各社はより特色を出すため)一層、厳しい紙面づくりをしなければならなくなるが歓迎したい。共生の思想で生きていくことが大事だ。日本の新聞界に寄せられた時代の要請だ」と述べた。

また、共同通信の石川社長は「新聞の力、紙面の力というものを再確認、再評価させたい。共通の記事と速報は任せていただいて、各社が経営資源を集中して特徴ある紙面づくりをするお手伝いをしたい」と話した。

・合同で調査報道を--春原昭彦・上智大名誉教授(新聞史)の話

国内ニュースを含めて基本的な記事の配信を受けた新聞社が配信によって合理化できた分を独自の記事に力を入れることは欧米では定着している。 これは本来、新聞社による通信社の利用の在り方だ。その意味で、今回の毎日新聞の共同通信への加盟はニュースの充実が期待できるので、歓迎したい。
 また、地方分権が進めばより一層、地方権力の監視は重要になる。今回の包括的な提携の内容が毎日と共同、地方紙との合同での調査報道にまで広がってほしい。今回の毎日の加盟は、共同にとっても配信記事が日本の代表的な世論であるという、国際的なステータスの向上にも貢献するメリットがあるのではないか。

・独自取材さらに充実--毎日新聞社・朝比奈豊社長

これからの時代の新聞は記事の正確さはもとより、深い内容、解説力がこれまで以上に要求される。読者が求めるのは、政治、経済、国際、社会などさまざまな分野で時代をえぐる独自の取材、報道ではないか。いわば、「脱発表ジャーナリズム」が進むべき道と考える。そうした模索の中で生まれたのが今回の包括提携で、毎日新聞の強みである独自取材をさらに充実させるため、全国の支局ネットワークを堅持したうえで地域の有力新聞社と手を携え、地方版、地 域面の一層の充実を図りたい。
 
・力強い「連合体」形成--共同通信社・石川聡社長

創刊137周年の伝統ある全国紙を加盟社に迎え入れることは、グループとしても日本のメディアにおいても非常に意義深い出来事だ。3者がこの厳しい経営環境下に可能な限り協力し効率的な業務提携を図れば、それぞれの力量と存在感をさらに増すことにつながる。先月の新聞大会では「新聞再構築への挑戦」がテーマとなったが、このような力強い「連合体」を形成することはメディアの新しい方向性を示すことにもなると信じている。
 
(以上、11月27日付毎日新聞記事から抜粋)

写真はミンダナオの一族大量殺戮のニュースが一面を飾る今朝のフィリピン各紙(CNN)

November 22, 2009

すべて イスラエルの予定表通り



◇日曜(22日)、イスラエルの戦闘機が報復として、ガザの「テロリストの敷地」だと言うものを攻撃したと軍は言った。

イスラエル空軍はガザ北部とガザ中央にある2つの兵器製造の便宜をはかる施設とラファ国境地域にある密輸トンネルに打撃を加えたとイスラエル国防軍は声明で言った。ガザはラファ国境をエジプトと共有する。

ガザを支配するハマス内の防衛情報筋によると、事件は土曜夜通し行われた。3人が負傷したと情報筋は言った。

土曜の朝、イスラエル南部スデロットの町にカッサムロケット弾が発射されたことの報復で、敷地を標的にしたとイスラエルは付け加えた。

今この点で、軍事攻撃で殺された人々の数に関して進行中の論争がある。ガザに拠点を置くパレスチナ人権センターは、死者数を1419人とみなし、そのうち1167人が「非戦闘員」だったと言った。今年初めにイスラエル軍は軍独自の数を発表して、1166人が殺され、その60%が「テロ工作員」だったと言った。

(CNN 22 November 2009)

November 19, 2009

あとを引くハンドの判断



◇水曜、サッカーのスター選手ティエリ・アンリがダブリンの悪役になる

2005年10月以来アイルランド代表チームにとって最も重要な試合で、得点力のあるフランスのストライカーがゴール近くでボールをコントロールするのにハンドを使ったとき、グリーンのユニフォームを着た仲間は彼らのワールドカップの希望が打ち砕かれるのを知った。

ボールははずんでゴールラインを割るものと思われたが、アンリがボールを手ではたいて落とすと右足でアーセナルの元チームメイト、ウイリアム・ギャラスに軽くパス。ギャラスが頭で押し込んで、フランスのチケットに2010年ワールドカップの刻印を押した。

アイルランドのゴールキーパー、シャイ・ギブンが主審のところに走って、アンリが禁じ手のハンドを使ったことを断固として訴えた。選手、ファンからの嘆願、アイルランドの司法長官からの嘆願もが、試合後ますます大きくなるばかりだ。

「正直でいよう。ハンドボールだった、でも私は審判ではない」とパリのフランス競技場での試合後、アンリは言った。

(CNN 19 November 2009)

この「勝利」を恥じる。君たちを愛してる!
ーーアイルランドの新聞に寄せるフランスのサポーターの手紙の主旨

◇もともと明白であることにいつFIFAは気づくのだろう?

おもしろくない不正の軽い立腹が地球を横切るフットボールの熱心なファンの空気を汚染している。フランスはティエリ・アンリのハンドからの得点でやっとワールドカップにつながる。

彼らは出場資格を祝福しているとはいえ、ブルーのユニフォーム(仏)はありありと赤面しているように見える。

もし論議の的となる当のゴールを見ていなければ、認めるのに長くかからないだろう。数千人がオンラインでそれをじっと見守っていた、多数が憤慨したコメントを残して、ボールがラインの外に出るのを止めるためアンリがボールをハンドで処理したと信じる。

その不法な行為なしに、彼にウイリアム・ギャラスの勝利のゴールをセットアップできていたなんてのはアホらしい。そして彼の有罪に関して論争はない、というのもバルセロナのスター選手がそのように認めてきているからだ。

「正直でいよう。ハンドだった」と彼はのちに罪を認めた。しかしながら、起きたできごとを止めるのは、白状する彼の側ではなく、審判の義務(責任)だったと、彼はあくまで主張した。

もしアンリが真実を伝えるため試合の役員のところに突進していたら驚くばかりのスポーツマンシップのふるまいだったろうというのに私は同意する。捨てては置けないほどあまりにも危うくなっていた。1998年の優勝国、フランスなしのワールドカップはとても考えられないことだったはずだ。そして、アンリが介在したせいで、もしゴールが除外されたら、彼は自国でけなされていたことだろう。

代わりに、彼は他の国みなのフットボールファンの悪人になってきている。アンリの評判がそこなわれる現実の脅威がある。アーセナルでプレーした男は、ロジャー・フェデラー(テニス界の王者)やタイガー・ウッズのようなスター選手と並んで、カミソリ会社Gilletteが自社のブランドを世界中に販促するのに彼を使うほど、巧みで、スピーディなストライカー、上品で、すっきりかっこがいい。

しかしながら、このうっとりさせる穏和なパフォーマーのスポーツ死亡記事に急いでサインする前に、私たちは2つのことを心にとどめておく必要がある。

第一に、アイルランドのジョヴァンニ・トラパットーニ監督は、このできごとを見逃した審判を公然と責める代わりに、アンリをとがめる機会を与えられた。

第二に、たとえゴールが認められていなくても、アイルランド共和国は必ずしもワールドカップ本大会への資格を与えられてはいなかった。アイルランドがトップの立場を明らかにする補償のないまま、ロスタイムを補う延長時間がまだ17分残っていて、同点試合はPK戦に持ち込まれていただろう。

最終的に、試合の間に審判をアシストするためTVの録画再生を利用することを拒絶するFIFAに、「神の手」がまたもや疑いを差しはさむことになる。

フランスの"ゴール"の数秒以内に、録画再生が世界中の視聴者に真実を示した。残りの私たちにはもともと明白であることに、フットボールの理事会はいつ気づくのだろう?

(CNN Blog 19 November 2009)

◇前回準優勝のフランスは、欧州PO第2戦でアイルランドに0-1と敗れ、2試合合計1-1で延長戦へ突入。延長前半13分、FWティエリ・アンリ(32)が、左手を使ってボールを止める「神の手」で、DFウィリアム・ギャラス(32)の決勝点をアシストした。

アンリが「禁じ手」を使った。延長前半13分、MFマルダがFKでペナルティーエリア内へロングボール。選手が交錯した裏に走り込んだアンリが、 ゴールラインを割りそうなボールを左手で内側へはたき落とし、右足でゴール前へパス。ギャラスが頭で押し込み、勝ち越した。勝負のかかったヤマ場で、86 年W杯でマラドーナが見せた「神の手」のようなプレーだった。

行為を目の当たりにしたアイルランドGKギブンは血相を変え、スウェーデン人のハンション主審に詰め寄った。ベンチ前のトラパットーニ監督は大声 で抗議を繰り返し、相手サポーターからは「チート(英語でいかさま師)」の声が飛んだ。それでも主審は判定を覆さず、試合を再開。国際Aマッチ117試合目の偉大な主将が、良くも悪くも勝負を決めてしまった。そして試合後には、悪びれた様子もなくハンドを認めた。
アンリ:「ハンドだったが、私は審判ではない。2人のアイルランド人の後ろにいたが、ボールが跳ね返り私の手を打った。審判はホイッスルを吹かなかったのでプレーを続けたが、もちろん、ハンドだった。」

ホームのフランスは90分で敗退してもおかしくない内容だった。個々の能力ではアイルランドを上回るものの、前半32分に失点すると、その後も連係のまずさが目立った。幸運な決勝点にドメネク監督は「何も見ていない」と答え、その場を取り繕うかのように「アイルランドはすばらしい。南アに行くに値するチームだった」と持ち上げた。

サルコジ大統領、代表OBのジダン氏らが見守る中で、後味の悪さが残った。苦戦続きのフランスを象徴するかのような結末にも、アンリは「今さら何も変わらないし、喜びが損なわれるものではない。最も重要なことはW杯出場を取ること。困難を乗り越えた分、価値は大きい」と居直った。

(日刊スポーツ 2009年11月20日)