見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

November 08, 2009

ベルリンの壁崩壊から20年



◇テキサスにある軍事基地の銃乱射で13人が殺され30人が負傷

この種の大量殺人ではアメリカ史上最悪と考えられるもので、テキサスの米軍基地で13人が殺害され、他に30人が負傷してきています。フォートフッドの攻撃の容疑者として軍当局はニダル・マリク・ハサン少佐という軍の精神科医を割り出してきています。当初ハサンは射殺されたと報じられましたが、今は安定した状態で入院すると当局は言います。イスラム教徒のせいでハサンはしつこくいじめにあっていると苦情を言ってきており、軍を離れようとしていたと身内がリポーターに語りました。
実は6カ月前にも同様の事件が起きています。今年5月、イラクの米軍基地キャンプ・リバティで、米兵5人が殺害される乱射事件があったばかりです。

◇NATO軍の攻撃で9人のアフガニスタン人が殺される

アフガニスタンではNATOの空爆で9人の一般市民が殺されたとのことです。ヘルマンド州の攻撃が3人の子どもを含めるトウモロコシ畑で働くアフガン人の一団に命中したと地元住民たちは言います。数時間後、数百人の住民がヘルマンドの首都Lashkar Gahの通りをぬって犠牲者の死体を行進させました。
ヘルマンドの住民:「飛行機が爆撃を始めた昨夜7時25分にこのできごとが起こりました。9人が爆撃で宗教のため殺されました。ひとりだけ生き残りました。」
米軍主導のNATO占領軍は攻撃を調査していると言います。

◇国連総会が国連のガザ調査を是認する

国連総会は、ガザ地区への襲撃でイスラエルが戦争犯罪を犯したのを見いだした国連調査を是認することを票決により認めてきています。南アフリカの裁判官リチャード・ゴールドストーンが率いる調査はまたハマスの戦争犯罪もとがめて、双方に責任を調査するかまたは国際的な犯罪訴追手続きに向かうよう促しました。調査を支援する非拘束の法案が木曜、114対18で承認されました。米大使代理アレハンドル・ウルフはアメリカが決議案に反対票を投じたのをこう説明しました。
大使代理アレハンドル・ウルフ:「イスラエルへのアンバランスな焦点、おおざっぱな法の判定、イスラエルの意図と行動について引き出す過度に敵対的な推論、ガザ戦争という非対称の本質を妥当に扱うことの不履行、民間人の人口密度の高い都会エリアにその基地と作戦本部を設けるとの決定のためハマスにふさわしい責任を割り振ることの不履行、そして行き過ぎの多くの勧告を含め、ゴールドストーンの報告書は深刻に欠陥のあるものとわれわれは考える。」
13人のイスラエル人、そのうち4人がいわゆる「友軍砲火(誤射)」とやらによるものと比較して、3週間の攻撃の間に1300人以上のパレスチナ人が殺されました。パレスチナの国連代表リヤド・マンスールは、投票を歓迎しました。
リヤド・マンスール:「今夜は国連総会の歴史において非常に重要な夜である。責任免除との戦いと、説明責任を求めることで、歴史的に非常に重要な夜である。」

◇パレスチナの指導者としてアッバス議長が再選を求めず

一方イスラエルと占領地では、パレスチナのアッバス議長が来年早々の再選を求めないと発表してきています。入植地建設停止に対するイスラエルの拒否によって挫折感が増してきていたとアッバスは言い、彼の引退は「討論の準備ができていない」と言いました。
パレスチナのアッバス議長:「来るべき議長選挙に立候補するつもりはなく、この決定は討論の準備ができていないか、交渉によって少しも解決するものではないことをPLOの執行委員会とファタハ中央委員会の同志に伝えてきている。私のこの立場を彼らが理解し、私がとる他の処置はないことに気づくのを期待する。」
占領された西岸での入植地拡張が進行しているにもかかわらず、イスラエルとの交渉とガザ襲撃で国連の調査結果(所見)に関して採決を遅らせることに同意したことで、アッバスは最近、広く行きわたったパレスチナの批判に直面してきています。ガザではハマス指導者Sami Abu Zuhriが、アッバスは米国とイスラエルの支援をはなはだしく頼りすぎたと言いました。
Sami Abu Zuhri:「まさに彼を道具のように使った彼の友人たち、アメリカ人とイスラエル人によって見捨てられた後、彼が置かれた危機を、アッバスのスピーチは表す。ハマスの攻撃とそれに彼の危機の責任があるとすることで、彼はこれを隠そうとしている。」

◇ワシントンの有権者が同性愛カップルの権利を進展させる

アメリカに戻り、ワシントン州の有権者が同性愛カップルの権利を広げる法案を承認してきています。いわゆる「everything but marriage(結婚を除いたすべて)」法の認可が、先に結婚したカップルだけに与えられた国内のパートナー権利を登録しました。ゲイ対等法案が州の投票ではじめて承認された注目すべき投票であるとゲイの権利主張者たちは言います。

◇マサチューセッツの住民投票が追い出されたグアンタナモの囚人を歓迎する

マサチューセッツではAmherstの町が、もし彼らがアメリカでの放出の認可を求めるなら、グアンタナモ湾の囚人2人までを歓迎するとの法案を可決してきています。米国の自治体によるこのような大胆な実施ははじめてのことでした。

(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 6 November 2009)

◇グアンタナモの拷問で録音した曲の使用にミュージシャンが抗議

ポピュラー音楽のレコードアーティスト連合は、彼らの曲がグアンタナモ湾の囚人の拷問と無情な尋問の一部として使われてきているかどうか、明らかにするよう軍に要求しています。R.E.M.やパールジャムを含むバンドは、アーティストのどの音楽が使用されてきたか明らかにするようペンタゴンに求めるNational Security Archives(国家安全保障文書館)によって正式に提出された情報自由法の要請を支持してきています。

◇アメリカ、イスラエルが合同空軍教練を計画的に実施

一方アメリカはイスラエル軍とのきびしい合同空軍訓練を行ってきています。イスラエルでは、きびしい訓練はイラン攻撃のための準備として説明されてきています。練習はオバマ政権の改造されたミサイル防衛プログラムを援助するものだと、米海軍少将ジョン・リチャードソンは言っています。

(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 22 October 2009)

◇観光地化進むベルリンの壁 崩壊から20年

冷戦の最前線だった「ベルリンの壁」の崩壊から、9日で20年。
壁はほぼすべて壊されたが、今もいくつかの場所に面影を残す。ベルリンを代表する観光スポットの一つにしようと、壁周辺では再開発が進んでいる。
西ベルリンを155キロメートルにわたって取り巻いた壁のうち、現在も残るのはわずか数キロメートル。このうち最も長いシュプレー川沿いの 1.3キロメートルは、崩壊直後に100人余りの世界の画家が圧政や自由を象徴する壁画を描き、「イーストサイドギャラリー」と呼ばれている。
最近は観光バスが次々と横付けされるようになり、10年前に1日約300人だった観光客は、数年前から5000人に急増した。周辺が整備され、旅行業者が観光コースに組み込んだことが大きい。ベルリンへの訪問者数も2007年は約760万人と、10年間で倍増した。
壁画を管理する社団法人「イーストサイドギャラリー」代表カニ・アラウィ氏(54)は1980年にイランから絵の勉強にやってきた元留学生。 壁画を描いた一人で、96年に壁を取り壊す話が持ち上がった際、反対運動の先頭に立った。今は市との関係も良好で、20周年に向けて画家仲間と改修作業を行った。
「芸術の力で世界に残る(政治的な)壁も壊したい」と語る。

(読売新聞 2009年11月8日)

写真は、いまのベルリンの壁(BBC NEWS)

November 04, 2009

ニューヨークにはこれが必要だった



ヤンキースタジアムにMATSUI「MVP」コールが響きわたる

◇米大リーグの今季王者を決める第105回ワールドシリーズ(7回戦制)は4日、当地のヤンキースタジアムで第6戦が行われ、ヤンキー ス(ア・リーグ)が前年王者のフィリーズ(ナ・リーグ)を7−3で退け、4勝2敗で9年ぶり27度目の優勝を果たした。ヤンキースの松井秀は同シリーズ記 録に49年ぶりに並ぶ1試合6打点の活躍でチームを引っ張り、シリーズの最優秀選手(MVP)に日本選手で初めて選ばれた。

 松井秀は指名打者が 使える本拠地に戻り、5番で4試合ぶりに先発に復帰。第2戦で決勝本塁打を見舞った相手先発のマルティネスから二回に今シリーズ3本目、ワールドシリーズ 通算4本目の本塁打となる先制2ラン。三回に中前へ2点適時打、五回には右中間へ2点二塁打を放ち、4打数3安打6打点だった。

 フィリーズは主砲ハワードの本塁打なども及ばず、ナ・リーグ勢では1975、76年のレッズ以来となる連覇には届かなかった。 

(時事通信 2009年11月5日)

November 01, 2009

アメリカ移民入植者のテロ



◇11月2日(日曜日)イスラエル警察は、ヨルダン川西岸の入植者、37歳のアメリカ人移民を逮捕し、2人のパレスチナ人殺しと左派のイスラエル人教授の自宅爆破、イエスを信じるユダヤ人コミュニティに属する15歳の少年を不具にしたことを含め、12年におよぶおびただしい数の殺人とテロリスト攻撃で彼を告発したと言った。

上の写真は、数ある襲撃のなかで、2件の殺人と十代の子を不具にしたことで疑いをかけられるアメリカ人移民のJack Teitel

(NYTimes 1 November 2009)



◇パレスチナ交渉局長、イスラエルを評価した米国務長官を非難

パレスチナ解放機構(PLO)のエレカット交渉局長は11月1日、ヨルダン川西岸などへの入植政策に関するイスラエルの姿勢を評価したクリントン米国務長官を非難し、和平交渉の早期再開を図っている同長官の能力に公然と疑問を表明した。

クリントン長官は10月31日、エルサレムでのネタニヤフ首相との共同記者会見で、首相がパレスチナ側との和平交渉に先駆けて入植政策の自制を具体的に申し入れたのは「前例がない」ことだと語った。エレカット局長はクリントン長官の発言を拒否する姿勢を示し、「イスラエルの申し入れは前例がないことではない。前例がないこととは、イスラエルが包括的に入植を凍結した場合や、イスラエルが民家解体や立ち退き請求、急速な入植拡大といった東エルサレム政策を停止した場合だ」と強い語調で語った。

エレカット局長はまた、イスラエルの入植凍結と入植地の住宅取り壊しが行われない限り、パレスチナ国家の樹立に向けた交渉や、イスラエルとパレスチナの二国共存に向けた協議は不可能との見解を表明。同局長はさらに、クリントン長官が言及したイスラエルの「自制」はまだ不十分だと指摘し、「米国がイスラエルに入植を凍結させることが不可能なら、パレスチナがイスラエルと最終的地位交渉で合意できる可能性があるだろうか」と疑問を投げかけた。

上の写真はイスラエルの入植政策をめぐる発言を批判されたクリントン米国務長官

(CNN 2009年11月2日)

October 30, 2009

アメリカの汚名のひとつが終わる



◇オバマが近いうちにHIVと共に生きる人々の入国禁止を解く

アメリカはHIVと共に生きる人々の入国で22年の禁止を終わりにすべきなのを、バラク・オバマ大統領が確かなものとしてきている。

HIV/エイズ関連のヘルスケアを提供する行いに対する財政援助を延長したとき、オバマ氏は公表した。

「HIV/エイズと闘うことで世界的な指導者になりたければ、私たちはそのように行動する必要があります」とオバマ氏は言った。

アメリカはHIV状態で入る自由(権利)を除く、わずか約12カ国のうちのひとつだ。禁止令は2010年の初めに取り除かれるものと期待される。

・汚名を終える

ライアン・ホワイトHIV/エイズ治療延長法に署名したとき、オバマ氏はこの動きを確かなものとした。

入る自由の禁止は「事実よりむしろ恐怖に根をもたれてきていた」とオバマ氏は言った。

彼は言った。「エイズ流行病を食い止める支援に関係するとき、私たちは世界をリードします。ところが今はまだ、HIVと共に生きる人々が私たちの国に入るのを禁ずるわずか1ダースの国のひとつです。」
「月曜日、私の政権は新年後ただちに効力を発揮する旅行禁止を排除する最終的ルールを発表するでしょう。」

オバマは付け加えた。「人々に検査を受けさせるのを抑制してきた汚名、人々が自分の病気に直面するのを抑制して長すぎるほどこの疾病の広がりを促進してきた汚名を終えるためにも努力がとられることになるでしょう。」

禁止を取り除くプロセスはジョージ・W・ブッシュ政権下で始まっていた。

ライアン・ホワイト法は輸血によってウイルスに感染した13歳の少年にちなんで命名され、18歳での彼の死まで、この疾病についてアメリカ人を教育するのを助けた。

この法案は治療と支援を提供することによって多くが低所得者の約50万人を助ける。

HIVは1987年に人々が米国に入るのを不適格とする疾病のリストに加えられた。

(BBC NEWS 30 October 2009)
http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/americas/8334810.stm

写真は金曜日「HIV/エイズと闘うことで世界的なリーダーになりたければ、私たちはそのように行動する必要がある」と言ったオバマ大統領
(CNN 30 October 2009)

October 28, 2009

事態は悪化するばかり



◇米軍が8年のアフガン戦争で最悪の月を経験するとき、調整された攻撃が6人の国連職員を殺害する

今日、銃と爆弾で武装した一団がカブールの国連職員が宿泊する民間ゲストハウスを襲撃したとき、少なくとも6人の国連職員が殺されました。その約1時間後、ロケット弾が大統領官邸近くにある高級ホテル、セレナホテルに一撃を加えました。8人の米兵が殺されてアフガニスタンの米軍にとり今月10月が2001年の侵攻以来最悪の月となるその翌日に攻撃は起こります。その間にニューヨークタイムズは、ホワイトハウスの議論はもはや増派するかどうかでなく、どのくらいの増派が必要であるかだと報じています。

◇「将軍(軍閥体制)の中に女性ひとり」:アメリカの占領と偏狭な将軍どもに異議を申し立てることで、アフガンの民主活動家マラライ・ジョヤはおどしをものともしない

マラライ・ジョヤはアフガニスタンのすぐれた民主活動家のひとりです。2005年、彼女はこれまでアフガン議会に選出された最も若い議員となりました。彼女が政府内の将軍とその取り巻きを告発したために、2007年に特権を停職されました。彼女がまさにその回顧録を書いてきています。「A Woman Among Warlords: The Extraordinary Story of an Afghan Woman Who Dared to Speak Out.(将軍の中に女性ひとり:恐れずに自由に話すアフガン女性の驚くべき顛末)」
上の写真がマラライ・ジョヤです。

◇CIAが指揮する準軍事的組織団のため米国からカルザイの弟に報酬が支払われる

もうひとつアフガンのニュースで、ニューヨークタイムズ紙がアフガンのハミド・カルザイ大統領の弟が過去8年の大部分でCIAに雇われていたと報じています。Ahmed Wali カルザイは、申し立てられたアフガンのオピウム(アヘン)売買との結びつきで、論議を招いてきています。カンダハルの南部の都市で活動するCIAに支配されるアフガンの準軍事的組織団の新兵採用をカルザイが支援してきているとニューヨークタイムズ紙は報じます。

◇テキサスの死刑囚レジナルド・ブラントンの死刑が執行される

火曜の夜、テキサスで、死刑囚レジナルド・ブラントンが処刑されました。彼は28歳でした。ブラントンは2000年の強盗殺害で有罪を宣告されましたが、死ぬまで無実を主張しました。彼を犯罪に結びつける具体的証拠はありませんでした。検察官らは強要された証言に頼り、不公平に陪審員団から黒人を除外したと言っても差し支えないと弁護団は言います。

(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 28 October 2009)

AfPak戦争で辞任



◇The AfPak War
写真はアフガン戦争で辞任したアメリカ政府当局者マシュー・ホー
(ワシントンポスト紙 27 October 2009)

◇27日付の米紙ワシントンポストは、アフガニスタンのイスラム武装勢力タリバン支配地域に駐在していた米外交官が、アフガン戦争に反対して9月に辞任していたと報じた。米政府当局者がアフガン戦争への抗議のために辞任するのは初めてという。

辞任したのはアフガン南部ザブール州に駐在していたマシュー・ホー元米上級代表(36歳)。9月10日付の辞表で、「アフガンにおける米国のプレゼンスの戦略目的に対する理解と自信を喪失した」と説明。米軍の存在こそが抵抗運動を活発化させていると指摘した上で、米国が犠牲を払う価値のない戦争だと結論づけている。

(時事通信 2009年10月27日)

◇アフガニスタンに駐在経験のある米外交官が、米政府のアフガニスタン戦略を批判して辞任したことが明らかになった。この事態を受け、米国務省は27日、同元外交官の意見を「非常に真剣に受け止める」と表明、波紋が広がるのを抑えようとしている。

辞任したのは、前月までイスラム原理主義組織タリバンの拠点となっているアフガニスタン南東部ザブール州に上級外交官として駐在していたマシュー・ホー氏。米国の8年間におよぶ「戦争」で、米政府に抗議して辞任する初の政府高官となった。

ホー氏は、米国に対する攻撃を防止するためには、米国が国際テロ組織アルカイダとタリバンを壊滅させる必要があるとの意見について、「そのためにはパキスタン西部やソマリア、スーダン、イエメンなど地域を占領しなければならない」と述べ、しりぞけた。

米ホワイトハウス高官らは数週間前にこの4ページに及ぶ辞表を読んでいた。しかし、ロバート・ギブス米大統領報道官によると、バラク・オバマ米大統領は、27日の米紙ワシントンポストの報道で初めて知ったという。

ホー氏は、米海兵隊の大尉としてイラク戦争に従軍した経歴を持つ。今年3月に国務省と1年間の契約を結び、アフガニスタンの地域再建計画に取り組んでいた。

(AFP 2009年10月28日)

October 23, 2009

U2 360° TOURをYouTubeで放映



◇米国をはじめとする世界16カ国のU2ファンたちは、YouTubeのサイトでコンサートを丸ごとライブで、しかも無料で、見ることができる。

対象となるのは、「U2 360° TOUR」の一環として、10月25日(米国時間)にロサンゼルスのローズボウルスタジアムで行なわれるコンサートだ。YouTubeでコンサート全体がライブ放映されるのは初めてのことだ。

ファンたちは、ページに統合されているTwitterのフィードを使って、ライブを見ながら互いにチャットを楽しむことができる。15日(米国時間)にYouTubeで映画「タクシードライバー」が放映されたときにも同じことが試みられた。

U2の無料コンサートにはもうひとつ、心のこもった機能が追加されている。アフリカでのAIDS撲滅を目標に掲げるボノが創立に加わった慈善事業、「RED」キャンペーンにリンクする「今すぐ募金」ボタンだ。

ライブは、<http://www.u2.com/tour/index/tour/id/72>で見ることができ、10月25日の日曜日、午後8時30分(米国太平洋時間)に始まる。対象となる国はアメリカ、イギリス、フランス、カナダ、イタリア、スペイ ン、日本、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、メキシコ、インド、イスラエル、韓国、オランダ。番組終了後は、YouTube.com/U2officialでアーカイブ版を見ることができる。

YouTubeではこれまでもライブコンテンツを使った実験として、独自の番組YouTube Liveを2008年11月に放映したり、「Outside Lands」音楽祭の一部をライブで公開したりしているが、これからも、今回実施したU2と同様のウェブキャストを提供していく計画だと話している。

▲バルセロナで行なわれたU2 360° TOURコンサート、舞台裏の風景はここで見ることができます。↓
http://www.wired.com/video/u2-360-tour-preview/27992581001

CIAがサイト監視会社に投資



◇ブログやTwitterを監視するソフト会社にCIAが投資する

Wired誌は、ブログ、Flickr(フリッカー)、YouTube、Twitter、Amazonを含めるソーシャルメディアサイトの監視を専門とするヴィジブル・テクノロジーというソフトウェア会社に、米中央情報局(CIA)の投資部門が投資していることを明らかにしています。Wired誌の記者、ノア・シャクトマンは、「アメリカの諜報機関は君たちのブログの投稿を読んだり、Twitterのアップデートの跡をつけたがる、Amazonに投稿した書評だってじっくり見て確かめたがる。」と書きます。

(デモクラシーナウ!22 October 2009)

◇アメリカのスパイがブログやTwitterを監視する企業に利害関係を得る

アメリカの諜報機関は、君たちのブログの投稿を見たり、Twitterのアップデートの跡をつけたがる、Amazonでの君の書評さえじっくり見て確かめたがる。

CIAの投資部門でより範囲の広い情報共同体、In-Q-Telは、社会的なメディアの監視を専門とするソフトウェア会社、ヴィジブル・テクノロジーに金を投じている。それは、スパイサービスが「オープンソースインテリジェンス(公開情報源情報)」の利用でよりよくなることを超えない広範な活動の一環だ。オープンソースインテリジェンスは、公然と入手できても、どっと押し寄せる毎日生じるTV番組や新聞記事やブログの投稿、オンラインヴィデオ、ラジオ報道では、たいてい隠されている情報だ。

ヴィジブル社は、一日に50万以上のウェブサイトをこそこそと調べては、ブログ、オンラインフォーラム、Flickr、YouTube、Twitter、Amazon上で起こる100万件以上の投稿や会話をかき集める。(現時点では、Facebookのような非公開のソーシャルネットワークには接近しない。)一連のキーワードをベースに、取引先はこれらのサイトで語られているリアルタイムの原材料をニーズに合わせてカスタマイズされる。

「中に入って監視する、これがまあ基本のステップ」と会社の上級副社長ブレイク・カヒルは言う。

そうしてヴィジブル社は各投稿を「採点」して、肯定的か否定的か、相容れない要素が混じっているか中立的かを分類する。会話あるいは作者がどれほど大きな影響を及ぼすかを吟味する。(カヒルが説明するように「誰が実際に問題かを裁定しようとしている」)最終的に、ヴィジブル社はユーザーにタグを投稿するチャンスを与える、それらを同僚に転送してウェブのインターフェースからそれらに返答させる。

In-Q-Telは、ヴィジブル社に海外の社会的メディアの跡をつけてもらいと言う、そして「論点がどれほど国際的に受け入れられているかについて早期の警告発見」を秘密工作員らにもたらしたいと、会社のスポークスパーソンがDanger Roomに伝える。

もちろん、そのような刃先は国内のブロガーやTwitterユーザーなど、内部に注意を向けさせることもできる。ヴィジブル社はすでにDell社やAT&TやVerizonのためにウェブサイトのあらゆる動きを追って監視する。マイクロソフトのためには、Windows7についてのうわさを監視している。スパムメーカーHormelのために、ヴィジブル社は、会社に反対する動物の権利活動家のオンラインキャンペーンの跡を追っている。

「公開されているどれもが収集のかっこうの的」と、アメリカ科学者連盟で情報問題を追跡するスティーヴン・アフターグッドは言う。だが、「たとえ情報機関によって情報があからさまに集められていても、権限のない自国の調査や作戦に使われていたなら、依然として問題を含むことになる。情報機関や従業員は、政治的人物や批評家、ジャーナリストなどに関する情報を一定目的のために集めるために、そして政治的に優位に立つための情報を活用するために、彼らの自由になる道具を使いたい誘惑にかられるかもしれない。たとえ疑問をなげかける情報のすべてが、建前上<オープンソース>であっても、それは許されない。」

(ヴィジブル社は従業員90人の会社。2010年の利益が約2000億ドルになると見られている。In-Q-Telによるヴィジブルへの投資額については双方ともコメントを避けているが、双方の契約に詳しい関係筋によると、投資はヴィジブルの対象言語力を高めるために使われることになっている。すでにヴィジブルは、アラビア語、フランス語、スペイン語、その他9つの言語に対応している。)
・ヴィジブルは人の感情をグラフ化して、誰が最も発言しているか、どこの発言が最も多いか、などをリスト化している。

(19 October 2009 WIRED DANGER ROOM)
http://wiredvision.jp/news/200910/2009102123.html

October 22, 2009

ジャーナリズムの危機を嘆くオバマ



◇無人機が襲って希望がしだいに減っていく

写真は、2月アメリカのミサイル急襲だったと考えられたパキスタンのミラムシャーの攻撃の犠牲者の葬儀。
タリバンによって誘拐されたニューヨークタイムズ紙の記者デイヴィッド・ローデは、彼が3月に拘束されていたところからそう遠くないところにミサイルが命中したと言った。

(NY Times 21 October 2009)

◇国連:アフガンの得票集計職員を首にする

国連はアフガニスタンの選挙に掛かり合うトップの職員の半数以上を入れ替えたいとバン・キムン国連事務総長は言っている。

(CNN 20 October 2009)

◇オバマ政権下でパキスタンにおけるアメリカの無人機攻撃が劇的に高まる

オバマが就任して以降、パキスタンのアメリカ無人機攻撃の回数が劇的に増えてきているのを雑誌ニューヨーカーの調査報道記者ジェーン・マイヤーが明らかにします。最初の9カ月半にオバマは、ブッシュ大統領が任期最後の3年に行ったと同数のパキスタンでのCIAの空爆を認可しました。いつでもCIAには、パキスタン上空を飛んで標的を探し出す多様な無人機があります。「目標に向けて進める殺しが公式の米国の政策になってきているのに、もはやどんな疑いもない。」とマイヤーは書きます。ペトレイアス司令官の元顧問、デイヴィッド・キルカレンは、一般市民に対する無人機攻撃のプロパガンダ費用が惨憺たる高値になってきていると言います。彼は最近、「これら戦闘員でない死者の各人が皆、疎外された家族、新たな報復の確執、そして無人機攻撃が増えてきていても急激に発達している戦闘的運動のさらなる新兵採用に相当する。」と書きました。

◇誘拐されたニューヨークタイムズ紙の記者:米国の政策によってタリバンは駆りたてられた

ニューヨークタイムズ紙は、7カ月間アフガニスタンとパキスタンのタリバンによって人質として捕らえられた自社の特派員デイヴィッド・ローデによる5回連続の記事の発行を開始しています。彼の記事で、ワシントンの反テロリズム政策がタリバンをにわか景気づけてきているとローデは言います。「告発されずに何年も捕らえられていたイスラム教徒の捕虜のアメリカの拘留はもちろん、軍の空爆でのアフガン、イラク、そしてパレスチナの一般市民の死者に司令官たちはべったりだった。」とローデは書きます。

◇新通貨を考案するラテンアメリカの指導者たち

ラテンアメリカとカリブ諸国がボリビアでの首脳会議の中で、ラテンアメリカをドルへの依存をいっそう少なくするために地域通貨を創設することで合意してきています。コチャバンバでの米州サミットのための二日間のボリーバルを信奉する人々のオルタナティヴに、ベネズエラ、ボリビア、ニカラグア、キューバ、他の国々からの首脳たちが集まりました。新通貨はスクレとして知られることになります。同時に、ベネズエラのチャベス大統領を含めるラテンアメリカの指導者たちが追い出されたホンジュラスのマヌエル・セラヤ大統領の支援を表明しました。
ウゴ・チャベス:「もしクーデター政府が権力を引き渡さないで関係を絶つため選挙を施行しようとするなら、どんなことがあっても、私たちはクーデターによって支配された選挙から出てくる政府を認めるつもりはない。クーデターに対し、もっときびしい措置をALBAは見つけねばならない。」

◇イランがニューズウィーク誌の記者Maziar Bahariを釈放する

ニューズウィーク誌の記者Maziar Bahariがイランの刑務所から釈放されています。彼は6月21日から拘留されていました。

(以上、デモクラシーナウ!19 October 2009 ヘッドラインより)

◇エリック・ホルダー司法長官:医療用マリファナの犯罪訴追手続きは重要なことではない

エリック・ホルダー司法長官が医療用マリファナ患者に対する問題を追求することから撤退するよう連邦検察官に指図してきています。ブッシュ政権のスタンスを一変させて、「医療用マリファナに関する州法に従っている重病患者または彼らの介護人を訴追するのに連邦の財源を使うことは優先事項ではない。」とホルダーは言いました。14の州がマリファナの医療使用を認める法律を採択してきています。

◇米国の科学者がイスラエルのためにスパイ行為をしようとしたかどで告訴される

メリーランドの科学者が、彼がイスラエルのスパイだと信じた連邦捜査局のおとり捜査官に軍の機密を売ることを申し出た後、スパイ行為未遂罪で逮捕されてきています。科学者のスチュアート・ノゼッテはエネルギー省のために働くのが常で、彼には最高機密の使用許可があり、核兵器設計情報を入手する手段がありました。ノゼッテはまた、イスラエルの航空宇宙会社のコンサルタントとして1998年から昨年まで働いていたと言われています。

◇ニューヨークタイムズ紙が100のニュース編集室の職を削る

メディアのニュースでは、新聞のニュース・スタッフの約8%にあたる、100のニュース編集室の職を削るとニューヨークタイムズ紙が発表してきています。

(以上、デモクラシーナウ!20 October 2009 ヘッドラインより)

◇権力を監視するジャーナリズムの危機を権力が心配

オバマ大統領がジャーナリズムの危機を嘆いている。
「ニュースと情報への需要は高まっているのに、逆に、取材・報道の現場は閉鎖されつつある。そして、その穴を、ハードなニュースや調査報道ではなく、即席の評論や著名人のゴシップ、ソフトな物語で埋めている。」

(The Asahi Shinbun GLOBE、10月19日付メディア最前線より)

October 19, 2009

自爆テロは米国の行状の結末



◇イランが戦闘員の攻撃で殺された多数の喪に服す
自爆攻撃は「米国の行状の結末」だとイラン議会アリ・ラリジャニ報道官が呼びかける
(CNN 19 October 2009)

◇あなた方には核爆弾があるが、私たちには自爆攻撃者がいる
(NYTimes 19 October 2009)

◇テロリストの新兵採用は上げ潮
成功した米国の空襲にもかかわらず、西側諸国の人間がパキスタンのキャンプに行く
(WashingtonPost 19 October 2009)

上のヴィデオはアメリカ人の戦闘員採用を示すのを目的とするプロパガンダだとある(washingtonpost.com)

◇イラン南部シスタンバルチスタン州で起こった同国の革命防衛隊を狙った自爆攻撃について、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は、攻撃への米国情報機関の関与を指摘した。国営イラン学生通信(ISNA)が19日報じた。また、軍高官の1人も、パキスタン、英国、米国が自爆攻撃を行ったイスラム教スンニ派武装組織ジュンダラ(Jundallah、「神の兵士たち」)を支援していたと非難した。

イランのマフムード・アフマディネジャド大統領は、パキスタンのアシフ・アリ・ザルダリ大統領と電話会談を行い、攻撃の首謀者がパキスタン国内にいると指摘し、ザルダリ大統領に対し「ただちに対処する」必要があると語った。アフマディネジャド大統領はまた、計画はパキスタン国内で計画されと主張している。

スンニ派が多数を占めるシスタンバルチスタン州ピシンの体育館で18日に起きた自爆攻撃では、革命防衛隊幹部を含む42人が死亡した。イラン政府によると、イランのシーア派支配に武装闘争を行ってきたジュンダラを率いるアブドルマーレク・リーギ氏が犯行声明を出したという。ジュンダラはここ数年、革命防衛隊に対する攻撃をくり返している。

革命防衛隊は、1979年のイラン革命後、イスラム体制を国内外の脅威から防衛するために設立された精鋭部隊。

(AFP 2009年10月20日)

October 17, 2009

米の中等学校で新兵採用計画



◇報道:オバマが4万5000の軍勢を再増派

もしかして来週には発表されるかもしれない4万5000の増派をオバマ大統領がすでに決めているとBBCは報じています。ホワイトハウスはこの報道を否定してきています。その間、オバマ大統領はアフガニスタンの駐留を論議するため、14日水曜に5度目の戦略協議を召集しました。政権は目下、結局6万人の追加軍勢となる、アフガン駐留米軍司令官スタンリー・マクリスタルからの提案を熟考しています。火曜日、「来週」には決定が下されるだろうとオバマは言い、米国の戦争目的を擁護しました。
オバマ大統領:「私たちの第一のゴールは、相変わらず、米国とその同盟国への攻撃に着手できるアルカイダとその過激派同盟者らを根絶することである。それが私たちの第一の任務(派遣目的)である。私たちは、もちろん、その地域の安定化にも興味がある。」

◇ペンタゴンがアフガン戦争の死者の写真を禁ずる

別のアフガン戦争のニュースでは戦闘で殺された米兵を撮影することからメディアを締め出す新たな方針をペンタゴンが押しつけてきています。致命傷を負ったアメリカ海兵隊員の写真をAP通信社が公表した先月、ルールの変更が持ち込まれました。

◇報道:ウォール街が記録的なボーナス1400億ドルを支給

米国の大手銀行と証券会社が今年記録的なボーナス1400億ドルを社員に支給する歩調であるとウォールストリートジャーナル紙は報じています。これと同じ銀行と証券会社の多くを納税者が救済して一年も経たずに、この記録的支給額が到来します。(一方、一般市民のあいだでは不動産差し押さえが史上最高を記録し、失業率が10%に達する見込み。)

◇ガイトナー長官の補佐官がウォール街の企業から何百万ともうける

一方、新たに公表された暴露が、ティモシー・ガイトナー財務長官の側近の補佐官らが救済されたウォール街の企業から何百万ドルと稼いでいたのを示します。昨年、ガイトナーの顧問ジーン・スパーリングはゴールドマンサックスから88万7000ドル以上稼ぎ、他にも大部分が金融会社からの講演料で15万8000ドル稼ぎました。別の補佐官リー・サックスは、ニューヨークのヘッジファンド、マリナー・インベストメント・グループから300万ドル以上を稼ぎました。

◇イスラエルは東エルサレムの家屋取り壊しを続ける

中東のニュースでは、占領された東エルサレムのパレスチナ人家屋の取り壊しをイスラエルは続けます。12日月曜、東エルサレムの3人の子どもの父親であるAmjadの家をイスラエル軍が破壊しました。
Amjad:「私が家の中で寝ていた朝。兵士たちがやってきて私を連れ出します。彼らは犬を連れてきます。何が望みか?と私は彼に問いました。本当のところは問題がある。私の問題ではない、と彼が言います。外に出ろ。でも私は出たくありません。5人の兵士が私を外に連れ出します。彼らは私の電話と(聞き取れない)を奪います。彼女は私に、私たちはしたくない、と言います。そしてあとで彼らが家を破壊したのを私たちは知ります。いま私には2つの問題があります、どこにも座る場所がない、3人の子どもがいる。」
東エルサレムと西岸では今年、200戸以上のパレスチナ人の家が取り壊されてきており、少なくとも520人のパレスチナ人が退去させられています。

◇人権団体:335人のパレスチナ人が不法に投獄される

同時にイスラエルでは、2つの人権団体がイスラエルの刑務所にいる335人のパレスチナ人の非合法の投獄と彼らが呼ぶものを詳細に記録する報告書を公表してきています。起訴や裁判なしに何年も引き続いて囚人を拘束することで、イスラエルは国際法に違反していると団体B’TselemとHaMokedは言います。もしかして335人は十分控えめな数字かもしれません。イスラエルの刑務所には推定1万人のパレスチナ人がいます。

◇軍は中等学校(小学校高学年と中学:普通は教育制度の5学年~8学年に当たる)に新兵募集プログラムを巧みに導く

話変わって軍が新兵の採用を全米の中等学校にあてる計画を調べています。カンザス学区は青年予備役将校訓練特殊兵科カリキュラムに基づいた中等学校プログラムに手段を与えてきています。全米に拡大することができるかどうか判断しようと、プログラムは苦心されています。

(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 15 October 2009 より抜粋)

写真は、2009年8月22日パキスタンのタリバン運動(TTP)の新司令官に任命されたハキムラ・メスード司令官

October 16, 2009

イスラエルはいつも不相応



◇国連人権理事会:ガザ攻撃、「戦争犯罪」と決議 国連報告書を支持

国連人権理事会(本部・ジュネーブ)は16日、昨年末から今年初めのイスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区攻撃を「戦争犯罪」と糾弾した国連報告書について、支持する決議案を賛成多数で採択した。イスラエルや米国は報告書を「不均衡」と反発し、採択阻止に動いたが、切り崩せなかった。

AP通信によると、決議案は47理事国による投票の結果、アラブ・アフリカ諸国などの賛成25、米国などの反対6で採択された。日本を含む11カ 国は棄権、英仏など5カ国は投票しなかった。報告書はイスラエル軍、パレスチナ武装勢力の双方を「戦争犯罪」と糾弾。国連安全保障理事会が公正な独自調査を求め、6カ月以内に結果が示されない場合には、国際刑事裁判所に付託すべきだと提言した。人権理が採択した決議は、潘基文(バンギムン)国連事務総長に「監視役」としての関与を求めた。

イスラエル紙ハーレツなどによると、同国のネタニヤフ首相やクリントン米国務長官は英国に反対を働きかけたが、英側は「パレスチナ自治政府のアッバス議長に深刻な打撃を与える」(ミリバンド英外相)との理由で反対に回らなかった。

米国は失望感を示しており、報告書が安保理に持ち込まれれば拒否権を発動するのは必至だ。また、ガザ攻撃を「正当防衛」と主張するイスラエルは、報告書の指摘に「テロを正当化する内容だ」と猛反発しており、中東和平交渉がさらに停滞する可能性もある。

(毎日新聞 2009年10月17日)

◇報告書は、ガザでの「不相応な戦力」の使用でイスラエルを非難する
(写真共に、BBC 16 October 2009)

◇イスラエルがキャストリード作戦と呼んだ軍事攻撃で死んだ人々の数に関して進行中の論争がある。
ガザに拠点を置くパレスチナ人権センターは死者数を1419人とし、そのうち1167人が「非戦闘員」だったと言った。イスラエル軍は今年初めに軍独自の数を公表した、そして1166人が殺され、その60%が「テロ工作員」だったと言う。
(CNN 16 October 2009)