見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2009/03/07

むちゃくちゃの破壊


◇ガザの住宅破壊は「むちゃくちゃ」

家屋のくずれ方が壁と柱の下から爆破されたのを示すとアムネスティは言った

ガザの最近の戦闘の間にイスラエル軍がパレスチナ人の家の節度を超えた勝手放題の「むちゃくちゃな破壊」に従事したと人権調査員らは言う。

使われた手段が戦争犯罪の懸念を高めたとアムネスティインターナショナルはBBCニュース・ウェブサイトに語っている。

軍の「作戦上のニーズ」から建物は破壊されたとイスラエル軍は述べた。

戦闘の間、軍は国際法に従って軍事行動をとったとイスラエル防衛軍(IDF)は述べた。

しかしながら、家屋を破壊するのに地雷を使うのがこの主張に矛盾したと、イスラエル南部とガザに対するアムネスティインターナショナル実情調査派遣団を指揮するドナテラ・ロヴェラは主張してきている。

イスラエル軍は地雷を配置するのに軍の輸送手段を放置しなければならず、彼らは危険に直面しなかったし、軍や軍事行動を正当化する理由づけがなかったことを示すと彼女は言った。

イスラエル兵士の証言を集めて流布するイスラエルのグループ、Breaking the Silence(沈黙を破る)もまた、多くの破壊が目先の脅威がなかったとき実行されたのをガザ戦争の調査結果が暗に示すとBBCニュース・ウェブサイトに語っている。

「私たちが集めた証言から、多くの破壊(建物はブルドーザーか爆発物のいずれかによって破壊された)は、その領域がイスラエルに支配された後に実行された」とグループのメンバーのひとり、Yehuda Shaulは言った。


一般市民の所有物の破壊はそれ自体で国際法下で違法ではないが、たとえば建物が偽装爆弾を仕掛けられているとか敵戦闘員の隠れ場所として使われているなど、軍事的根拠によって正当化されなくてはならない。

22日間のイスラエルの軍事行動で何千という建物が破壊された。

周囲の建物で機転で残されることがよくあるケースで、目標とする空爆で攻撃されたのが警察署、モスク、政府の建物だった。

・瓦礫と化す

またイスラエル地上軍がいたエリアでは近隣全体が瓦礫と化していた。

戦闘での「家屋や他の一般市民の所有物の大規模な破壊」についてアムネスティインターナショナルは懸念したとミズ・ロヴェラは言った。

「私たちの調査結果によると、破壊は軍事的根拠として正当化できない、節度を超えたむちゃくちゃな破壊だったというのが私たちの見解」だと彼女は言った。

ミズ・ロヴェラは彼女のチームが破壊された所有物の中や周囲で対戦車用地雷の破片を見つけたと言った。

地雷の使用はまた、空爆として上から破壊されたというよりもむしろ、まるで下から爆破されたかのようにみずから崩れ落ちた家屋の残骸とも一致したと彼女は言った。

地雷をしかけて起爆装置を装備するのに軍は武装した輸送手段を置いていく必要があったと彼女は言った。

「その場所が偽装爆弾を仕掛けられていなかった、彼らが攻撃されるようなことはなかったと、地上の軍事行動が100%でない200%安全と感じられない限り、輸送手段から外へ出るなんてことはできなかった」と彼女は言った。「彼らはその行動様式を働かせようとしてきていない。」

「あれらの所有物を破壊することでそれを適法にさせていたかもしれない危険の類がなかったのを、行動様式の使用の自由がいっそう雄弁に語る」とミズ・ロヴェラは言った。

○UNDPが見積もるガザの破壊
・1万4000戸の家屋
・219の工場
・240の学校

「大規模にめちゃくちゃな破壊は戦争犯罪とみなされるだろう」と彼女は言い、戦争犯罪を構成する要素かもしれぬとアムネスティが懸念する実践は戦闘で使われた幾つかのなかに混じったと付け加える。

BBCが訪れたあるケースでは、イスラエルとの境界に近いイズビット・アベド・ラボ地区にあるラエド・アル・アタマンの近親を含む拡大家族に属する6つの家が破壊された。

アタマン氏は、破壊された家々のひとつの残骸の中と周辺で国連兵器撤去チームが幾つかの地雷を見つけていると言った。

イスラエルの軍事行動のあいだ、彼と家族はそのエリアから逃れていて、戻ると家は粉砕されていたと彼は言った。

・かなりの軍事行動上のニーズ

Cast Lead(優勢を放つ)作戦の間、「かなりの軍事行動上のニーズ」のためガザ地区の建物が破壊されたとIDFは述べた。

文書には、「たとえば、建物が偽装爆弾を仕掛けられる、トンネルの上に位置するか、建物内からIDFの兵士らの方向に射撃が開始されるかのいずれか」とあった。

「テロリスト組織は民間人全住民の内から軍事行動をとった、彼らを隠れ蓑に利用してIDFの交戦の厳格なルールを皮肉に使わせた、そしてガザ地区の一般市民の人口中心地、モスク、学校、病院、そして市民の私邸からも射撃が開始される。」

「軍はかかわりのない一般市民に危害を加えるのを避けるべく簡潔な指示を与えられ訓練を受けた、そして一般市民が戦闘地帯からわが身を遠ざけられるようにあらかじめ警告するため彼らはできるすべてをした。」

「テロ組織、ハマス、そしてそのインフラがCast Lead作戦の標的だった、ガザの一般市民の全人口ではなかったと、IDFは強調する。」

地雷は自動的に起爆するものではない、ゆえに、現場に不発で残ったとき危険にならないと軍事筋は言った。

(BBC NEWS 6 March 2009)

写真はまるで家屋の下から爆破されたかに見える残骸

2009/03/04

同姓でも異性でも夫婦は夫婦


◇給付金や税金など同性婚の恩恵で米国が訴えられる

米マサチューセッツ州が同性婚を合法と認めたあと結婚したゲイとレズビアンの州居住者15人に結婚の承認(恩恵)を求めて、火曜日、法律上の見解を支持するグループが連邦政府を訴えた。

連邦政府がマサチューセッツの同性カップルに対して結婚の恩恵を与えないと訴訟は強く主張する。

2003年マサチューセッツで同性婚の権利を立証するのに成功したのと同じボストンが拠点のグループ、Gay & Lesbian Advocates & Defenders(ゲイ&レズビアン擁護者&弁護人)は6組のカップルと夫が亡くなっている3人の男性に代わって、火曜日ボストンの米地方裁判所に訴訟を起こした。

連邦従業員のための健康保険、連邦所得税と社会保障配偶者保護について「共同で記録簿に保管される結婚」として正式に提出できることを含め、連邦婚姻保護法は異性カップルが受ける保護と便宜を彼らに与えないと訴訟は強く主張する。

内国歳入庁(国税局)から修正所得申告の前もって処理される不認可を受け取ったあと、他の2組が訴訟を起こすつもりだと、Gay & Lesbian Advocates & Defenders(以下、GLAD)は言った。

1996年クリントン大統領が署名して婚姻保護法を法律にした。結婚を「夫と妻としてひとりの男性とひとりの女性の間の法的結合」と、配偶者を「夫または妻である異性の人」と定義することで、保護法は実際上、連邦政府が同性婚を認めるのを禁止する。

GLADの訴訟は、連邦政府が同性婚カップルに社会保障や他の保護を与えるのを妨げる部分、保護法の3項だけに傾注する。戦争状態を計算に入れる1138の連邦法があるとGLADは言う。

マサチューセッツとコネチカットだけが同性婚を認める。ヴァーモント、ニュージャージー、ニューハンプシャーは一般市民(文民)の結婚を認める。

訴訟の原告のひとりが、最初の率直なゲイの下院議員、ゲリー・E・スタッズと結婚したディーン・ハラだ。マサチューセッツが同姓カップルに結婚許可証を出し始めた一週間後、2004年に二人は法的に結婚した。その時には政治から引退していたスタッズは2006年10月死亡した。

GLADのウェブサイトによると、「ゲリーは27年間わが国のために懸命に働き、他の誰とも同じくらい制度に払い込んだ公僕だった」と51歳のハラは言った。

「だが、彼が死んだ後、私は他の残された配偶者とは異なる扱いを受けた。どの連邦の従業員も、残された配偶者が基本的な保護を受けるのをあてにするが、連邦政府はDOMAを理由にそれらの保護を私に与えないと拒む。」

他の原告には州警察官メアリー・リッチー軍曹と彼女の配偶者キャシー・ブッシュが含まれる。連邦税を共同で正式に提出することができないので、異性婚カップルに提供される控除を二人は拒まれると言った。

GLADのウェブサイトによると、「私たちは懸命に働き、税金を払い、進んでことにあたり社会に貢献する。なのに連邦政府は依然として近所の他の家庭、メアリーが保護するために働く家庭より、身分の低い家庭だと私たちに伝える」とブッシュは言った。

他に訴訟に名を挙げるのに、彼女の健康計画に配偶者を加えてもらえてない郵便局労働者、彼の配偶者の社会保障の支給額を取りに行けないでいるやもめ、彼の配偶者の健康保険を拒まれる社会保障局の退職者がいる。

アメリカ合衆国と幾つかの連邦機関が被告人として指名される。

(CNN.com 3 March 2009)

2009/03/02

ガザ 若者の絶望と自暴自棄


◇パレスチナ各派が和解協議、連立内閣に向け作業開始へ

パレスチナ自治政府を率いる穏健派ファタハと自治区ガザを実効支配するイスラム過激派ハマスなど、パレスチナ各派による和解協議が26日、カイロで開催された。各派は3月末をめどに連立内閣を組むことなどで合意した。

協議はエジプトの仲介で開かれた。会合後に発表された声明によると、ファタハとハマスは、互いに拘束している相手のメンバーを釈放することで合意。さらに、メディアを利用した中傷合戦を中止し、連立内閣の発足に向けて政治犯、治安、選管創設など5つの委員会を設置することなどを決めた。委員会は3月10日に始動し、同月中に作業を完了させる予定だという。

パレスチナ自治区では07年6月、ハマスがガザを武力制圧。ヨルダン川西岸を統治するファタハとの分裂状態が続いている。

(CNN.co.jp 2009年2月27日)

とはいえ、組閣するイスラエルのネタニヤフ元首相はカディマとの連立政権交渉が決裂、オルメルト暫定首相は痛ましいガザへの報復攻撃を警告する。

写真はエジプトが仲介するパレスチナ各派の和解協議