ガザ 若者の絶望と自暴自棄
◇パレスチナ各派が和解協議、連立内閣に向け作業開始へ
パレスチナ自治政府を率いる穏健派ファタハと自治区ガザを実効支配するイスラム過激派ハマスなど、パレスチナ各派による和解協議が26日、カイロで開催された。各派は3月末をめどに連立内閣を組むことなどで合意した。
協議はエジプトの仲介で開かれた。会合後に発表された声明によると、ファタハとハマスは、互いに拘束している相手のメンバーを釈放することで合意。さらに、メディアを利用した中傷合戦を中止し、連立内閣の発足に向けて政治犯、治安、選管創設など5つの委員会を設置することなどを決めた。委員会は3月10日に始動し、同月中に作業を完了させる予定だという。
パレスチナ自治区では07年6月、ハマスがガザを武力制圧。ヨルダン川西岸を統治するファタハとの分裂状態が続いている。
(CNN.co.jp 2009年2月27日)
とはいえ、組閣するイスラエルのネタニヤフ元首相はカディマとの連立政権交渉が決裂、オルメルト暫定首相は痛ましいガザへの報復攻撃を警告する。
写真はエジプトが仲介するパレスチナ各派の和解協議
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