見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2014/07/12

日本はイスラエルに武器を売る

空爆されるガザ

今年2月の古い記事ですが、いまのガザへの”普通の人たちを無差別に巻き込む”イスラエルの力の差を見せつける圧倒的空爆、世界の声には影響されない、さらに空爆を拡大するとのネタニヤフの狂った力ずくの暴言の正体につながると思います

下の写真は、攻撃されるガザ、イスラエルの攻撃下にあるパレスチナ人を擁護するロンドンでの大抗議のようす
世界中で大きな抗議行動がおこっています!



◇イスラエル:拒否、欧州企業に拡大 パレスチナ入植理由に 
毎日新聞 2014年2月22日

イスラエルによるパレスチナ自治区へのユダヤ人入植(住宅)拡大が続く中、欧州の政府や企業・団体を中心にイスラエル企業との取引を停止(ボイコット)する動きが広がっている。背景には「企業の社会的責任(CSR)」を問う風潮の高まりなどがあるが、イスラエル側は「現代版反ユダヤ主義」と強く反発している。
ノルウェー政府は1月30日、政府の年金基金の投資先からイスラエル投資会社「アフリカ・イスラエル・インベストメンツ」とその子会社を排除すると発表した。オランダの年金基金PGGMも1月8日、イスラエル5銀行からの資本引き揚げを決めた。こうした投資会社や銀行が、入植地で取引を行っているためと説明されている。
さらにルーマニア政府は昨年12月、ヨルダン川西岸へのルーマニア人労働者派遣を禁じた。イスラエル政府から、「ルーマニア人を入植地で働かせない」との保証が得られなかったためだ。
イスラエル・ボイコットの動きは非政府組織(NGO)が中心になって2005年7月に始まった。イスラエル軍によるガザ支援船襲撃(10年)でこの動きが加速し、英大手スーパーが入植地で栽培された農産物の販売を禁止(不買運動)したり、英大学学生組合やアイルランド教員組合がイスラエルとの学術交流をボイコットしたりしている。
最近になって、さらにボイコットが拡大している背景には、欧州の企業・団体に人権や環境の分野で、責任ある行動をしなければ倫理や法的な面でリスクを負うとの考えが深まっていることがある。国連などはユダヤ人入植活動を国際法違反としており、欧州の企業・団体側には、入植活動関係企業との取引をリスクと考える傾向がある。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は17日、エルサレム市内で開かれたユダヤ人団体主催の会合で、「ボイコット運動の創始者たちの最終目標は明らかだ。彼らは、ユダヤ人国家の終わりを見たいのだ」と語り、欧州などで広がるこうした運動を「伝統的反ユダヤ主義の現代版」と猛反発した。
イスラエル議会は11年7月、ボイコットを呼びかける行為などを禁じる新法を制定した。国内外に広く適用する内容で、経済的損失を受けたとする企業や個人に賠償請求の権利も認めている。ネタニヤフ首相は会合で、「我々は戦う。イスラエルを(入植活動などを理由に)非合法とする者たちを違法とする」と強調。法的手段などで対抗する姿勢を示した。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140222ddm007030132000c.html


2014/07/08

イスラエルの強暴性



明るみに出たヴィデオを見ると政府の手先としてその強暴性がよくわかる
国の政策だとしても、長年におよぶ憎しみの植え込み政策が、どれほど人間の強暴性を励まし、あおり、増長させることか、すさまじい

あんなに顔やアゴや唇や目が腫れ上がるほどなぐられて、恐怖のどん底を見る前の、アメリカのハイスクールの学生、音楽好きのティーンエイジャー、タリク君



タリク君が、裏庭みたいなところに引きずられ、さんざなぐられ、蹴られた挙げ句に逮捕され、治療も拒否されて拘留され続けた理由は、(生きたまま焼かれたとの報道が出てきてる)おそらく報復としてイスラエルの過激な連中によって無残に殺されたパレスチナ人の男の子に対する抗議に加わっていたからで、その男の子はタリク君の従兄弟だった
タリク君には最悪な、内臓出血の恐れがあるとのことだ

◇警察が死ぬほどぶちのめしたあとにイスラエルはアメリカ人少年を告発しないで拘留する
electronicintifada 05 July 2014
最近のリンチの犠牲者 Muhammed Abu Khudairの従兄弟、15歳のパレスチナ系アメリカ人タリク(Tariq Abukhdeir)は木曜夜に占領地東エルサレムのShuafat 地区でイスラエルの覆面警官によって情け容赦なくぶちのめされた。家族と権利擁護団体Addameerによると、彼はそのあとで逮捕され、告発なしに拘留されて治療を拒まれた。

タリクの家族はフロリダ州タンパに住んでおり、6月上旬から休暇でパレスチナにいた。彼らは7月16日にアメリカに帰国する予定。Tariqの次の法廷審問は7月6日土曜日に予定されている。
タリクのものすごい顔のあざの写真が明るみに出たとき、Shuafat地区で覆面をしたイスラエルの警察官がなぐって蹴って手錠をかけられたパレスチナ人をひきずっていくのを示す2本のヴィデオも明るみに出た。
タリクの父、Salahedeen Khdeirは、ヴィデオのパレスチナ人は自分の息子であること、そして場面はそのあとパレスチナのメディア販路に公開した隣人によって記録されたことを、Shuafatからの電話でThe Electronic Intifadaに話した。
タリクと他の5人の若者が囲った裏庭で覆面した二人のイスラエル警察の捜査官によって攻撃されたとき、彼はイスラエル軍とパレスチナ人の衝突がまったくないエリアにある叔父の家を訪れていたと父 Salahedeen は言う。
タリクは非常に手荒く扱われ、気を失うほどひどくなぐられた。だが、タリクと他の若者を告訴しないで逮捕することや、5時間のあいだ妨げてタリクに治療を受けさせないことをイスラエル警察に思いとどまらせなかった。
「タリクは午後7時35分に逮捕されたが翌日午前1時30分頃まで病院に転送されなかった」と父 Salahedeen は言った。なお、5時間の間中ずっと両親は彼に会うのを止められた。
警察署で父 Salahedeenは息子を攻撃した連中と差し向かいになった、攻撃者らはタリクを「手強い少年」と呼んで、タリクが彼らを攻撃しようとしたと主張した。
Kangaroo court(いいかげんな法廷、つるしあげ)
まだ彼は尋問する必要があると説き伏せたイスラエル警察によって要請されるように、裁判官がもう48時間拘留期間を延ばしたイスラエルの法廷でタリクの両親は金曜まで息子に再会できなかった。
タリクと彼の従兄弟は石を投げていたと、タリクと家族が心の底から否定する罪名(言いがかり)を警察官らが裁判官に話した。嫌疑のかかる投石に対してどんな目撃者もいなかったのかどうか尋ねられたとき警察官らは目撃者はいないと述べたと、父 Salahedeenは詳しく述べた。
父 Salahedeenがタリクの無情な扱いのヴィデオを判事に見せたとき、判事は愕然としてなぜ手錠をかけられた少年を続けざまになぐったのか警察官に尋ねたと父は言った。彼女(判事)はまた、投石の罪で逮捕されたユダヤ人の若者は無傷で出廷するのに、なぜ投石の罪で逮捕されたパレスチナ人の若者はさんざんなぐられて裁判所に出廷するのか尋ねもした。
「ユダヤ人の子に投石をやめるように言うと彼らはやめておとなしく監禁される。でも、パレスチナ人の子は戦いたがる」と警察官らが答えたと、父Salahedeenは詳しく述べた。
「タリクはこわがる」と父親は言った、そして息子はアラビア語をほとんど話せず、ヘブライ語はまったく話せないと付け加える、そしてすでに15歳にはもっと恐れさせる悪夢のような苦しい体験をする。
少年を処置した医師に助言されるとして、タリクがトイレを使うたびに息子の尿の出血を確かめられるように、Salahedeenは刑務所でタリクと一緒にいさせてもらえるよう判事に懇願した。これはタリクが内出血しているかもしれないとの恐れを家族にもたらした。判事はSalahedeenの懇願を拒んだ、そしてタリクの世話をすることを刑務所に個人的に通告すると約束した。
“パレスチナ人への保護なんてとんでもない”
息子の処置にどのような責任または正義であれ期待するかどうか尋ねられたとき、Salahedeenは「とんでもない、ここはイスラエルです。警察または兵士または軍からパレスチナ人への保護など少しもありません」と言った。
父 Salahedeenは16歳のリンチの犠牲者Muhammad Abu Khudairを引き合いに出して、「従兄弟は外部から誘拐されて45分後に殺されました、そして私たちが警察の誘拐犯の写真やクルマのナンバープレート、まさしくいつどこで彼が連れ去られたか明かされたのに、まだ警察はこれは家族の問題かもしれないと言います」と付け加えた。
「彼はいい子です、学校ではまあまあ、サッカーが大好きで、音楽が大好き」と父 Salahedeenは息子について言った。「わが家から遠く離れて眠るのはこれが初めてです。そして彼はどこに行き着くのか?刑務所で最も近くにいるのは死ぬほど彼をなぐる人たちです。」
アメリカ人の子どもがイスラエルによって起訴なしに拘留されていることを国務省は承知しているのかどうか尋ねられ、国務省の役人は「私たちはこれらの報告を認識しているがプライバシー上の理由のためにノーコメント」と答えた。
発表時のコメントの要請にまだ返答のないアメリカ領事館と土曜日に面会の約束があると父 Salahedeenは言う。
タリクは木曜にShuafatで続けざまになぐられて逮捕された11人のパレスチナ人のひとりだと、パレスチナ囚人の権利擁護団体Addameerは報じる、その多くが未成年者だった。
タリクの処置に対する抗議の訴えの中でAddameer は「とぎれない、国が認可する子どもに対する暴行は、不法で容認できない」と述べた。
「パレスチナ人の子どもに対する倍増する正当な理由のない攻撃を調査するためにAddameer は即時行動の必要性を主張して、国連、赤十字国際委員会、アメリカ領事館と地域のすべての大使館や領事館、人権団体、ジャーナリストに、7月6日のTarek Abu Khdeirの聴聞会に出席するよう求める」と団体は付け加えた。
アメリカの家族は祈る
タンパではタリクの家族が彼のために祈っている。
「私の家族全員がショック状態」だとタリクのいとこ22歳のAla Kaderはタンパから電話を通じてThe Electronic Intifadaに語った。弟のようだと言うAlaはタリクと一緒に育った。
パレスチナ人としてAlaは衝突がヒートアップする場合には必ず地域からのぞっとするような映像を見るのが常だった。
「でも何千マイルも離れた故郷で自分の家族の身に起こったことを見るのは圧倒的です」と彼女は言った。
「人の心を狂わせます。」
http://electronicintifada.net/blogs/rania-khalek/israel-holds-us-boy-without-charge-after-police-nearly-beat-him-death


◇イスラエルは十代のパレスチナ系アメリカ人を自宅監禁とする 
AP通信 06 July 2014
フロリダ出身のハイスクールの学生、タリク(Tariq Abu Khdeir)15歳は従兄弟の殺害に従事する衝突の最中に東エルサレムでぶちのめされて逮捕された。
先週イスラエル治安部隊との衝突の間にひどく不当に扱われた15歳のパレスチナ系アメリカ人は9日間の自宅監禁を言い渡されたとイスラエル警察は言う。
日曜、エルサレム法廷はタリクに東エルサレムのBeit Hanina地区の家にとどまるよう命じたと警察のスポークスマンが言う。
タリクの両親は、フロリダの学校に通う息子は報復攻撃でイスラエルの過激派によって殺害されたのではないかとパレスチナ人が推測するMohammed Abu Khdeirの殺害に従事する衝突の間にイスラエル警察によってぶちのめされたと言う。二人の青年は従兄弟同士。
警察は、タリクが逮捕に抵抗して警察官を攻撃し、逮捕されたとき石を投げるための投石器(ぱちんこ)を所持していたと言う。
アメリカ国務省は、続けざまになぐられたとの報告に「深く悩まされ」、調査を要求したと言っている。
「どのような過度の武力行使にも、私たちはスピーディでわかりやすい信頼できる調査と最大限の説明義務を求めている」と国務省スポークスマン、Jen Psakiは述べた。「私たちは増加する強暴な事件について容易ならぬ懸念を繰り返し、平穏を回復して罪のない人への危害を防ぐために処置をとるようにすべての側に求める。」
http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/1.603292

2014/07/07

手榴弾で花を咲かせる


7月4日のツイッターより

このパレスチナの婦人はイスラエル軍が発射したガス手榴弾を集めます。彼女はこの手榴弾で花を栽培します。