見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2014/02/14

クソったれネオコン

◇キエフの政権交代にアメリカが50億ドル費やしているのをヌーランド国務次官補が認める

アメリカのヨーロッパ担当国務次官補ヌーランドは言っている。「1991年のウクライナの独立宣言以来、アメリカは民主制度の進展でウクライナ人を支援して市民社会と政府のりっぱな形態をはかどらせるスキルを補佐しました、どれもみなウクライナのヨーロッパ人の目的達成に欠かせないものばかり。我々はウクライナを助け、これや他のゴールを達成するために50億ドル以上を投資してきています。」
それに報いる将来までアメリカはウクライナをはかどらせ続けるとヌーランドは言った。

Press TV 09 Feb. 2014
http://www.presstv.ir/detail/2014/02/09/349910/washingtons-cloned-female-warmongers/

"クソったれヨーロッパ" ICH 09 Feb.2014 by Eric Margolis

“ファック、ヨーロッパ!”、 ウクライナのキエフでかような言葉がアメリカのヨーロッパ担当国務次官補ヴィクトリア・ヌーランドにより使われた。
ヌーランドは、ウクライナの現行のもめごとにあまりにも深く関わりを持つことや、旧ソヴィエト共和国に制裁を押し付けることでの、EUの気乗りのなさをそう呼んだ。だが、ヨーロッパを、もろくてちぐはぐなバナナ共和国集団として見るワシントンの軽蔑をヌーランドは完璧に捕らえた。
ヌーランドは顕著なアメリカのネオコンである。非好戦的、イスラエルに控えめに批判的、ワシントンの要求にたいてい不適当に反応するとの理由で、彼女は仲間のネオコンのようにヨーロッパをさげすむか、または恐怖を覚えさせるフランス人のように反抗さえする。

ヨーロッパに対するヌーランドの簡潔なる言及と、まったく干渉していないとアメリカが主張するウクライナに関して欧米漬けの新たな政府のための彼女の計画がロシアの電子情報局によって盗まれて世界に飛び回ったのは実に爽快だ。自分の携帯電話でこれほど軽率に話すとはマダム・ヌーランドはなんて鈍いのか。
最近、ヌーランドと他のアメリカの上級職員らはウクライナに"ちょっかいを出す"という理由でモスクワを非難してきた。漏れた電話記録でヌーランドはキエフのアメリカ大使に3人の野党候補のどれがウクライナを支配するのをワシントンが望むかについて話している。
キエフの政権交代に関するヌーランドの計画はモスクワには思いがけない幸運だった、モスクワはアメリカとEUがウクライナの反乱に味方すると主張する。彼らをまるでアメリカの操り人形のように見せることで、まさに彼女は民主主義のウクライナ野党勢力を徐々にむしばんできている。
口数の多いヌーランドは辞任すべきだ。

リスクが非常に危険に向かうウクライナをめぐって高まるアメリカとロシアの対立を強調することを除いては、これはまったく最高に愉快だった。ウラジミール・プーチンに近いロシアの上級当局者がウクライナから立ち去れ(さもないとあとが怖い)とワシントンに警告した。ヨーロッパは当然、ウクライナの危機がワシントンとモスクワによる正面衝突を引き起こしかねないのを心配する、まさに2008年に危うかったオセチアをめぐるつまらないロシア・ジョージア戦争のようにだ。
おもしろいことに、その危機のあいだ、アメリカは黒海に戦艦を急送した。今回、仮に暴力行為が生じるとしてソチ・オリンピックのアメリカ人観光客を避難させるために配置につくというばかばかしい弁解のもと、アメリカ海軍の戦艦が黒海に再び戻る。

アメリカのメディアはネガティヴニュースの集中砲火でロシアとプーチンを猛攻撃している。ソチ・オリンピックは容赦のない取るに足らない攻撃と浅ましいあら探しを受けてきた。

ロシアがソチ・オリッピックに数十億ドル費やしたとして、それでどうしたっていうのか。アフガニスタン、イラク、現在シリアと、巨額の負債と大勢の難民や墓地を除いてはなにも見えてこない愚かな戦争に2兆ドル以上を注ぎ込んだあと、いったいワシントンの誰がモスクワを非難するというのか?
帝国主義者としてイギリスで知られていたものだったアメリカ国家安全保障体制はアメリカの法人型メディアに手助けされていまその銃口をロシアに向けている。プーチンのロシアはアメリカのナンバーワンの敵として再出現している。イスラム教徒は終わった。時代は冷戦が少しずつ戻っているようだ。
核保有国はそのようなつまらない校庭の口喧嘩にふけってはいけない。この秋、100周年を迎える第一次世界大戦はちょうどこんな風に始まった。
プーチンのロシアはユートピアではない、だが荒れ狂う拡張主義のロシア人をまたアメリカの東の国境に本当に望むのか?オリンピックと盛んにモノを買い込むことに集中してくれるほうがいい。私たちとは異なり、彼らは最近はどんな戦争も起こしてきていない。
△Eric S. Margolis:彼は国際的に同一経営の新聞社グループの受賞したコラムニスト。彼の記事はニューヨークタイムズ、インターナショナルヘラルドトリビューン、ロサンジェルスタイムズ、タイムズオブロンドン、Gulf Times、Khaleej Times、ネーション、サンタイムズマレーシアや、アジアの他のサイトで見かける。 

◇ウクライナの新聞、キエフポストは6日、アメリカのヌーランド国務次官補とパイアット駐ウクライナ大使が電話で会話した音声がインターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿されていると伝えました。
音声はおよそ4分間で、2人はウクライナのヤヌコビッチ大統領と野党勢力との仲介をし、新しい政権を作ることについて話し合っており、この中で、EU(ヨーロッパ連合)について、対応が遅いなどといらだちを示し、異例の強い口調で非難しています。
サキ報道官は、誰が盗聴したのかは分からないとしながらも、ウクライナ情勢を巡ってアメリカと対立するロシアの政府関係者が盗聴についていち早くツイッターで伝えたと指摘し、ロシアの関与を疑っていることを示唆しました。(NHK NEWS WEB 2月7日より)

写真はデモ隊の基地となったキエフのヨーロッパ広場
 
 

2014/02/11

ヘロイン関連の死


◇ヘロインをどうやって止めるか NYTimes 06 February 2014
日曜、状況証拠からみてヘロインのやりすぎで死んだフィリップ・シーモア・ホフマンは、毎年このドラッグの犠牲になる数百ものニューヨーカーのひとりにすぎなかった。2010年から2012年にニューヨーク市ではヘロイン関連の死が84%増加し、他のどのような薬物も入れたやりすぎの死より高い割合(52%)で起こる。

私はNYU Langoneメディカルセンターとベルヴュー病院の救急医だが、大部分の惨事は患者が病院に到着する前に起こるのでヘロインのやりすぎで死亡する犠牲者をめったに見ない。致死量は1時間から3時間過ぎてよく起こる。人々はただゆっくりと呼吸を止めるだけ、多くの場合、彼らは深く眠っていると決めてかかられる、またはひとりだ。

最も欲求不満のたねの部分は、これら各々の死が防げるということ、というのも、ほぼ例外なく有効なヘロインのやりすぎに対する解毒剤があるからだ。オピオイド(アヘンに似た作用を持つ合成麻酔薬)解毒剤、ナロキソン(Naloxone)は、30年以上のあいだ臨床上使用されているごく普通の合成物。それは針を介してかまたは点鼻薬として投与できる、さらにヘロインを脳の受容体(レセプター)からはずして速やかに致死量の犠牲者に意識と通常の呼吸を戻すことにより効果を引き起こす。
ユーザーの85%までが他者の面前で過量摂取するのを、昨年、Annals of Internal Medicineの分析が説明した。これは友人や家族、他の健康ケアでない提供者に介入のための機会を提供する。ニューヨーク州では2006年以降、普通の市民にナロキソンを配布するのは合法だった。だが、流通は医師の管理で行われなければならない。ナロキソンは市と州の衛生局によって購入され、そのあと衛生局が病院や被害削減プログラムや他の販路から患者に無料で解毒剤を分配する。
若干のニューヨーク市の病院では今、ユーザーやその友人、家族にナロキソンを含有するキットを分配している。過去3年間、ニューヨーク市ホームレス部門局ではシェルター(避難所)でナロキソンを与えてきている。そしてニューヨーク市でヘロイン過量摂取死率が最も高いスタッテン島では、そこの市警120分署を通して解毒剤を供給している。
市衛生局では、過量摂取を一変させるため、どれくらい頻繁に解毒剤が使われるか、ナロキソンを査定させる人々をフォローする大掛かりな調査を行っている。2012年に衛生局はFDA(食品医薬品局)が医師の処方不要の売薬をナロキソンに認可するよう勧める公開状をFDAに送った。ニューヨーク市では2万以上のキットが分配されていると手紙は述べた。500以上の致死量の一変が解毒剤を与えた市民から報告されたことにも注をつけた。
ある人々は、安全で効果的、安価な解毒剤の自由な配布は実際に薬物使用を促す可能性があると文句を言うかもしれない。だが、それはエアバッグとシートベルトが安全でない運転を促すと示唆するようなものだ。ナロキソンは生命がどちらに変わるか不安定な状態にあるとき介入する公衆衛生学のメソッドだ。商品の販売(配布)はアメリカ医師会によって支持される。
ちょうど先週、ユーザーにナロキソンを手に入れやすくさせる新法案がニューヨーク州立法府に提出されて、火曜日、州の上院健康保健委員会を通過した。それは医師や看護婦に処方薬は誰に対しても使用できると服務規程を書くのを可能にすることで解毒剤へのアクセスを増やし、地域社会に密着した薬物治療プログラムを彼らに供与する。プログラムは人々を過量摂取の徴候に向けてナロキソン・キットを提供する。これは、解毒剤を配布するのに医師がいる必要がないことを意味し、自由な流通を妨げる大きなハードルを乗り越える。
この法案はコミュニティ自体と他のコミュニティを守るために地域社会に公的権限を与える。もし法案が法律になれば、イタリアではすでにそうであるように、医師の処方が不要の売薬としてナロキソンを入手できるようにするのに一歩近づくことになる。
疾病管理予防センターによると、アメリカでは自動車衝突事故と(ライフルやピストルなど)小火器事故にまさって、今や薬物過量摂取が危害関連の死の主因である。速度制限、シートベルト着用、クルマの衝撃吸収帯、D.W.I.法があることで私たちはクルマをより安全にしている。身元調査や待機期間でもって私たちは小火器を購入するのを多少難しくし、銃の安全策を教え、時には引金安全装置を義務づける。身体的依存を治療する薬物療法としてメタドンまたはブプレノルフィンを与えることで、肝炎やHIVの広がりを防ぐのを助けるため清潔な針を提供することで、そして過量摂取を中和するナロキソンの自由な入手可能性を促進することで、私たちはヘロインもまた安全にすることができる。
ホフマン氏の死は疑いなく悲劇であると同時に、他の点ではたいてい顧みられないで処分される何百もの死を防ぐため行動を起こす社会のニーズの象徴でもある。私たちは司法当局の仕事であるヘロインのコントロールはできなくても、より安全にすることはできる。
http://www.nytimes.com/2014/02/07/opinion/how-to-stop-heroin-deaths.html?nl=todaysheadlines&emc=edit_th_20140207&_r=0