見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2016/05/27

犬とホームレス

写真はバーディと親友であり空気のような存在の彼のイヌ
どちらもホームレス 
写真はキャロラインと捨てられたイヌ

◇どちらにとっても人命救助のリオのホームレスとの結束を犬たちはどのように創り出すか

The Intercept by Glenn Greenwald Oct. 14 2015

Heloisa Passosの映画「Birdie for Field of Vision」に付随する本稿は2部シリーズの最初の稿。第2稿は映画「Karollyne」に付随する。

西側世界の都市の数ほどの現実のままブラジル第2の都市リオデジャネイロのストリートで生活する数千のホームレスの人たちがいる。家族もいれば、子ども、孤独な男女、老いも若きも入る。特に同国がたいていひどい緊縮経済措置をうける悪化する経済災難に直面する現在、多くがほとんど出口のめどなく長期間ホームレスでいる。ホームレスの人たちは観光客によって最もよく訪ねられる高級地区を含む大部分の地区で満ちあふれる。

リオのホームレスは様々な点で他の大都市での現れ方と実質的にうりふたつだ:それは想像を絶する肉体上の窮乏と感情の窮乏、絶望、社会の目に付かない異常なまでに極端な孤立を必然的に伴う。だが、リオのホームレスの人びとのある外観は突出する:大勢が以前路上で絶望的な不必要な迷い犬として生きていた犬を飼っている。

多くが長いあいだ犬と一緒に路上で暮らした。ペットと暮らす平均的な中流家族と同様に、多くの場合それ以上に犬たちのことをかまった。犬と人とのあいだに生まれる深い絆はまったく他には見つけられないようなもので、このように強く露出させる。

都市のホームレスが犬と一緒に暮らす方法には大きな相違点がある。今日の映画「Field of Vision」の対象、アンダーソン・ベルナルデス・カルネイロ(Anderson Bernardes Carneiro、“Birdie”)はアマゾン出身の35歳の果物売り、12年ムショ暮らしをして現在2匹の犬と一緒にリオの路上で大いに孤立した人生を送る。今週のもうひとつの映画の対象、キャロラインは(4匹の猫に加えて)19匹の犬をひとまとめにして世話をする森の8人のホームレス野営地の事実上の首領格の女性、性転換願望の女性だ。ほぼすべての犬たちが単にもういらないと決めた人々によって遺棄されてまさに飢え死にするためにクルマから森に投げ捨てられた。

ホームレスの人たちの何人かは犬を彼らの子どものように育てるカップルだ。それでもやはりそれ以外は危険な地域で眠るので犬によって守られる、その間ある人たちは寄付を求めて物乞いするかまたは見世物にするとき犬を一緒に働かせる。だが、すべての場合において犬と人間の双方にとって文字通り多くの場合が人命救助となる驚くべき感情のつながりと精神的な絆を与えるのにホームレスの人たちの野蛮は犬が人間と心が通う特有な仕方を兼務する。

もちろん、リオは、路上で生活する人たちがホームレス犬を世話する唯一の都市ではない。レスリー・アーヴィングは、なぜそれほど多くのホームレスの人たちが彼らの犬が暮らしを変えたり命を救っていると信じるかを含め、そのユニークな関係を調査することに学術的キャリアの多くを捧げたコロラド大学の社会学教授だ。その主題についての彼女の本(ちょうどペーパーバック版で発売された)「My Dog Always Eats First: Homeless People and Their Animals(わたしの犬は常に他のなによりも先に食べる:ホームレスの人たちと彼らの犬)」は、ホームレスの人たちが彼らの動物に心情的な愛着のレベルを伝達する仕方を詳細に記録する。

ホームレスのペットに餌を与え獣医の救急治療を提供するアメリカに拠点を置く非営利団体があり、少なくともアメリカのホームレスの人たちの5%から10%までがペットと一緒に暮らすと見ている。ある地域ではそれが25%ほどになる。どれほど多くのホームレスの人たちが「ペットはそれなしでは生きる価値がない親友であり酸素」であると言い張るかに強い光を当てるアメリカのメディアの特別の報道がある。

だが、そこから学ぶもっと多くがある。「動物とのユニークな関係やそのつながりの範囲内で自身のユニークな逸話」とアーヴィングが書いたように、ホームレスがどのように犬との絆を築くかを調査することがわかることだ。

https://theintercept.com/2015/10/13/dogs-forge-a-bond-with-rios-homeless-that-is-life-saving/


2016/05/24

アメリカの民主主義はいんちき


NRAの支持を獲得したトランプは学校に銃を持っていってよいとしてガン・フリーゾーン(銃禁止地域)の廃止を主張

5月23日のHard Newsから

◇シリア軍が中部ハマ州でアルカイダ関連のヌスラ戦線や同じ目的のグループなど少なくとも125人の反乱軍兵士を殺害
http://www.china.org.cn/world/2016-05/22/content_38507292.htm

◇シリア北東部Hasakah州アリアの町で二台のクルマ爆弾攻撃が治安本部に打撃を与えた後、土曜日Asayishのクルド人治安部隊の少なくとも5人が死んだと当局は言う
http://aranews.net/2016/05/scores-of-kurdish-forces-killed-in-car-bomb-attack-northeastern-syria/

◇連合軍ではないかと思われる空爆で5人の女性と子ども一人がまじるシリア人家族の7名が殺害される
http://www.chinapost.com.tw/international/middle-east/2016/05/23/467008/Suspected-coalition.htm

◇ISISがシリアのアッシリア地区を攻撃、5人が殺害される
http://www.aina.org/news/20160522033449.htm

◇ロシアの合同シリア集中攻撃の提案をアメリカは退ける:2月にモスクワとワシントンが仲介したもろい停戦を支持しないヌスラ戦線や他の武装グループに対し二国が合同集中攻撃に取りかかるとロシアのセルゲイ・ショイグ国防相はほのめかした
http://www.aljazeera.com/news/2016/05/rejects-russia-proposal-joint-syria-air-strikes-160520161606806.html

◇パニック状態のISIS:シリア北部の事実上のISISの首都ラッカにおける内紛でほぼ70人に達するテロリストが死んだと土曜日クルド愛国同盟(PUK)は言う
http://sputniknews.com/middleeast/20160521/1040027864/daesh-infighting-raqqa.html

◇さあさあ出ていけとISISの首都にアメリカが警告:ラッカへの攻撃が差し迫ったとほのめかしてISISのシリアの首都の居住者に出ていくようアメリカ軍が警告している
http://www.thedailybeast.com/articles/2016/05/20/u-s-warns-isis-capital-get-out-now.html

◇一般市民がラッカを去るのをISISが禁じる:強まるプロパガンダ活動にもかかわらず、アメリカ軍は首都への差し迫った攻撃を準備していることを否定
「彼らをもてあそぶ我々の作戦行動の一部」だとアメリカ国防総省筋がデイリー・ビーストに話す
https://www.rt.com/news/343856-isis-civilians-raqqa-kurds/

◇トルコ機がイラクで30人を殺害:土曜日Metina地域のPKK(クルド労働者党)基地もまた別々の空襲で爆撃される、避難所や洞窟を含むPKKの11の陣地を破壊
https://www.middleeastmonitor.com/20160522-turkish-jets-kill-30-pkk-terrorists-in-northern-iraq/

◇イラクのグリーンゾーンの暴動で4人が死亡、90人が負傷:バグダッドの駐屯地化したグリーンゾーンを襲撃した反汚職抗議者の中で少なくとも4人が殺されて90人が負傷したと病院筋は述べる
http://english.alarabiya.net/en/News/middle-east/2016/05/21/Four-killed-90-injured-in-Baghdad-Green-Zone-riots.html

◇イラク軍がISIS攻撃の準備をするのでファルージャ一般市民は逃げるように言われる:フェイスブックに発表した声明でイラク軍は「まだファルージャにいる一般市民は後で発表される安全が確保されるルートを通って街を出る覚悟をするべき」と述べた
https://www.rt.com/news/344007-iraq-fallujah-isis-fight/

◇サウジ紙:アメリカが911攻撃を行った:サウジの法律の専門家Katib Al-Shammariはロンドンに本社があるサウジの日刊紙Al-Hayat4月28日付に、初めはアルカイダとタリバン、次にはサダム・フセインのイラクそして今はサウジアラビアと非難を変えて他人に責任を負わせるとはいえアメリカが911攻撃を行ったと書いて非難した
http://www.wnd.com/2016/05/saudi-paper-u-s-carried-out-911-attacks/

◇爆発がパリ発カイロ行きエジプト航空804便を墜落させて66人の命を損失させたと専門家は言う:ブラックボックスをくまなく調べるにつれてエアバス機をバラバラにした内部の爆発によって804便は墜落したかもしれないことが明らかになった
http://www.independent.ie/world-news/africa/experts-say-explosion-brought-down-egyptair-flight-with-loss-of-66-lives-34735834.html

◇盾か剣か?ルーマニアにおけるアメリカの新ミサイル防衛用地について知られていること:トマホーク巡航ミサイルはもちろん、SM-3ミサイルの発射に割りあてる、陸にあるイージス艦システムのテクニカル基地
かくしてルーマニアの新施設はクリミアを入れるロシア南西部の軍事施設や民間施設に脅威を与える
http://sputniknews.com/europe/20160513/1039568130/us-missile-defense-romania.html

◇アメリカとロシアの新たな冷戦について:ロシアとの戦争はありうるか?
https://stopmakingsense.org/2016/05/15/is-war-with-russia-possible-interview-with-stephen-f-cohen/

◇大統領選でのオーストリアの票決の結果として極右が優勢:ヨーロッパの戦後最悪の難民危機から反移民の怒りによってあおられるEU初の極右政党の指導者の到来を告げることができた大統領選の決戦投票で22日にオーストリア人が投票
http://www.chinapost.com.tw/international/europe/2016/05/23/467022/Far-right-on.htm

▲郵便投票の開票の結果、リベラル政党「緑の党」出身のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン氏(72)が極右政党「自由党」のノルベルト・ホーファー氏(45)氏を僅差で抑え、当選した。ファン・デア・ベレン氏が当選したことで、欧州連合(EU)内で初めて極右政党の国家元首が誕生する事態は回避された。
オーストリア内務省によると、全体の得票率はファン・デア・ベレン氏が50.3%、ホーファー氏が49.7%。郵便投票を除いた前日の暫定結果ではホーファー氏が51.9%、ファン・デア・ベレン氏が48.1%と、反対にホーファー氏がリードしていた。ホーファー氏は自身のフェイスブックで、敗北を認めた。(23日ロイター)

◇有罪判決なく14年後、アメリカがグアンタナモの囚人を解放:Obaidullahとして知られる男は2002年にアフガニスタンで逮捕されたが2011年に告訴が処分されて以降ずっと弁護士らが釈放を請願してきた
http://www.theguardian.com/us-news/2016/may/21/us-releases-guantanamo-prisoner-after-14-years-and-no-conviction

◇あなたに見られたくないFBIの内密の生物測定学データベース:何百万ものアメリカ人の指紋、顔、虹彩、音声スキャンを含むぞっとする生物測定学のデータベースについてFBIは情報が世間にばれるのを防ぎたい
https://www.rt.com/usa/343981-fbi-secret-biometric-database/

◇「アメリカの民主主義はいんちき」:左派フォーラムがサンダース運動のために次のステップを討議:ジャーナリストのクリス・ヘッジス、作家で活動家のタリク・アリ、コードピンクのメディア・ベンジャミンがローラ・フランダースによってほどほどにやわらぐ激しい意見でオープニングの総会の看板役をつとめる
https://www.rt.com/usa/343942-left-forum-day-two/

◇政府と戦うことを前もって準備:銃と憲法で武装した急速に増大するアメリカの運動は自由に対するものすごい脅威とわかる
http://tinyurl.com/h4kcand