見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/03/27

異端児の星印 デニス・ホッパー



◇デニス・ホッパーが今日ハリウッド殿堂入り 

26日金曜日、おそらく数百人の人がいた。ハリウッド・ウォークオブフェーム(殿堂入り)で名誉を与えられるデニス・ホッパーは彼の星形にとてもかしこまって感謝しているふうだった。彼の家族がいて、多くのセレブが彼を励ます。病気のために出られないかもしれないと思った人がいたので、彼が姿を現したとき、群衆はそれは興奮した。彼は心からイージーライダー(社会の拘束を離れてバイクで渡り歩く流れ者)だ!

写真には、目立たない所で喜びを表明するジャック・ニコルソン、孫娘、ビゴ・モーテンセン、仲のいい友人、多くのセレブが含まれる。
 
(CNN iReport 26 March 2010)

彼は前立腺ガンの末期。なににも捕らわれず奔放に感性のおもむくまま生きてきたように見えるイージーライダーの頭と右手の包帯が、逃れられなかった望まない治療のなごりを見せていたましい。(彼を日本に招くデニス・ホッパー東京実行委員会に参加したひとりのファンとして。)

2010/03/26

ジョン・ルーリーの絵




◇シンガー、ソングライター、複数の楽器演奏家、マーク・リンカスが自殺を図ったのを、マネージャーがローリングストーン誌に正式に認めた。想像力から生まれたアンビエント・サイコ・フォークの4枚のアルバムをリリースしたスパークルホース(Sparklehorse)での喝采で迎えられる作品で最もよく知られるリンカスは、また、ダニエル・ジョンストンの2003年のアルバム「Fear Yourself」をプロデュースして、「Dark Night of the Soul」でデンジャーマウス(Danger Mouse)とコラボした。47歳のリンカスは音楽に取り組むため最近移動していたテネシー州ノックスヴィルの友だちの家の外で心臓をぶち抜いた。

リンカスのドラマチックで官能的な音楽は、たいてい苦痛の箇所から生まれた。スパークルホースのデビューアルバム「Vivadixiesubmarinetransmissionplot」の後、1996年UKツアーの最中に危険な組み合わせのバリウム(精神安定剤)と抗鬱剤を摂取した後にリンカスは本当に2分間心臓が停止した。彼は回復したが、そのできごとが彼に後遺症の足の麻痺を残した、彼は14時間意識を失った状態に置かれて両足への血液の循環が止まったのだ。医者が両足をまともにしようとしたとき、彼は心臓発作に襲われ、損傷を受けた脚を救うため7回手術を受けた。だが、そのできごとの後、彼は1999年のアルバム「Good Morning Spider」、2001年のアルバム「It's A Wonderful Life」、2006年のアルバム「Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain」を録音した。「厳密な解釈に従うとボクが死んだとき、ボクは数分間死んだと思う、歌を書く能力をボクに割りあてる脳の一部は損傷を受けるだろうから、しばらく、ボクは本当におびえた」と、1999年に彼はローリングストーン誌に語った。

リンカスはつい最近、EMIとの法的問題でストップさせられたマルチメディアプロジェクト、「Dark Night of the Soul」でデンジャー・マウスと映画監督デイヴィッド・リンチと協力した。ちょうど先週、デンジャー・マウスとレーベルが論争を解決して、元々そのつもりだったようにそのアルバムをカムアウトさせることで合意した。2009年7月、リンカスがローリングストーン誌と最後に話したとき、「Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain」で彼とデンジャーマウスがどうやっていっしょに取り組んだか、いかにしてプロデューサーにインストルメンタルの曲を「革命」と呼ばせたか、彼は説明した。「ボクはまったく歌うことができなかった」とリンカスはローリングストーン誌に語り、「反戦歌には違いないと思った、でも、ボクが歌詞を書いてもムダ」と言った。その曲に歌詞とボーカルと歌が加えられて、タイトルしなおされた「Just War」が、「Dark Night of the Soul」をキックオフする。「あれがプロジェクト全体としてはegg(爆弾)だった」とリンカスは言った。

「アンチレコード」の責を果たした新しいアルバムがほぼ完成間近だったのをリンカスのマネージャーが確認する。

(ローリングストーン誌 6 March 2010)

写真はマーク・リンカス
続いて、
ジム・ジャームッシュの映画とその後のジョンが監督して案内する釣り映画「フィッシング・ウィズ・ジョン・ルーリー」でよく知られるようになるラウンジリザーズ(フェイクジャズ)のジョン・ルーリーがライム病というマダニによって感染する難病でサックスを10分と吹いていられないカラダになっているのを、そしていまはサックスを置いて、代わりにドローイングと油彩であの繊細で独特なリズム感を表現しているのを、ご存じでしたか。5月16日まで東京のギャラリー、ワタリでやっています。
ーーそのジョンの作品の一枚
2005年の「JESUS IN MY GARDEN ONCE」
http://www.johnlurieart.com/art/

Climategate 気候スキャンダル



◇10万5000個のタトゥー:イラク人アーティスト、ワファ・ビラルが自分のボディをイラク人とアメリカ人死者の記念となるキャンバスに変える

公式の戦死者は10万人でしたが、ことによると100万人になるとあまねく見積もられます。アートワークの最新作でイラク系アメリカ人アーティスト、ワファ・ビラルは、この大それた犯罪行為の数に取り組もうとします。それは、「..and Counting」という刺青をする24時間のライブパフォーマンスで、3月8日の夜ニューヨークのアートギャラリーのためのエリザベス財団で始まりました。9日の夜までにビラルの背中にはイラクの都市の名とアメリカ人兵士の死者を表す5000個の赤いドットと公式のイラク人死者数を表す見えないインクで彫られる10万個のドットが刺青されることとなります。イラク人死者数を表すドットは紫外線の下でのみ見えるものです。

◇主要な環境保護団体は批判に相当する

中には、地球を救うという公認の任務に正反対だと言う立場の人がいる、彼ら自身のランク内から主要な環境保護団体が批判を受けています。ネーション誌の最新号で英国のジャーナリスト、ヨハン・ハリはこう書きます。「私たちが人類の歴史において最大の環境危機に直面するとき、闘いの先頭に立って行くのを運命に定めるグリーン(環境保護)組織の多くが、世界最悪の環境汚染者から現金をどんどんもうけ、見返りに科学を根拠とする環境保護主義を葬ることに忙しい... 受け入れない人々によって大々的に宣伝されるいんちきの気候スキャンダルの渦中に、ほら、本物のClimategate(気候スキャンダル)です。」

(9 March 2010 デモクラシーナウ!)

◇イスラエルがヨルダン川西岸に新規5万区画を計画

パレスチナ当局はその決定を1600戸の新規入植地住宅を建設するイスラエルの計画をもとに判断しますが、イスラエルの新聞ハーアレツはその数が極端に高いものになるといま報じています。国際的に認められる1967年の境界を超えた占領地にイスラエル政府は5万区画の新規住宅を建設するつもりでいるとイスラエル計画当局は言います。区画のわずかな数はアラブ人地区に建設されますが、大部分はもっぱらユダヤ人の東エルサレム入植地に建設されます。

◇イスラエル軍のレイチェル・コリー殺害で民事裁判が始まる

話変わってイスラエルでは、殺害されるアメリカ人平和活動家レイチェル・コリーの家族によって起こされた理不尽な死亡事件の裁判が始まっています。7年前、23歳の大学生コリーはガザでイスラエル軍のブルドーザーにつぶされて死にました。彼女は取り壊しを止めさせようと、パレスチナ人の家屋の前に立っていました。もっと早いイスラエル軍の内部調査はブルドーザーを運転していた兵士らに責任を免除しました。3月10日水曜、レイチェル・コリーの父親のクレイグ・コリーは法の裁きまでの長い道のりについて思案の結果を述べました。
クレイグ・コリー:「私たちは外交手段を通じて当然の報い(処罰)を追い求め、米国の調査を期待しました、もちろん、シャロン首相はブッシュ大統領に徹底的な行動と私たちの娘の殺害の信頼できる透明な調査を約束しました。そしてそれはまだ起きていません。」

◇ゲイツがサウジアラビアに兵器援助を誓約

イランに集中するものと思われる会談のため、今日ロバート・ゲイツ国防長官はサウジアラビアにいます。サウジアラビアが「広域射程の空と海とミサイル」兵器を入手するのを手助けするアメリカの計画をゲイツがサウジの王室に請け合ってきているとニューヨークタイムズ紙が報じています。サウジの首都リヤドに到着したとき、ゲイツは会談でイランの話題が「上る」のを期待すると言いました。
ロバート・ゲイツ国防長官:「私たちのサウジの友人とパートナーに加えて軍と軍の結びつきを含める私たちにはあふれる数の話すべき主題がある。確かに私たちには扱う非常に幅広い課題がある。」

◇プレバル:米国の議員らはハイチ政府への直接支援を拒む

米国の高官を相手にプレバルのワシントン訪問の一環として、水曜オバマ大統領がハイチのレネ・プレバル大統領をホワイトハウスでもてなしました。今月末の提供者の国際会議に先だって、ハイチ政府は支援計画を決定的にしています。オバマは、さんざんな地震の結果として起こるハイチ再建を手助けすると誓約しました。
オバマ大統領:「プレバル大統領と私が検討したように、現地の状況は相変わらず急を要するままで、人々はきっと危機が終わる状況を正確にとらえているはずです。それでも多くのハイチ人が困っています、あるケースでは避難所や食べ物や医薬品を命がけで必要としています。そして春の雨期が近づくことで、そのニーズは増すばかりとなります。今の努力目標は二次災害を防ぐことです。」
オバマのコメントにもかかわらず、政府への米国の補助手段を求めるプレバルの嘆願は、たいてい馬の耳に念仏です。ワシントンポスト紙とのインタヴューで、計画された3億5000万ドルの予算不足を克服する彼の援助の要請に対し、議会指導部は気のない反応をしたとプレバルは言いました。地震の2週間後AP通信は、米国がハイチ援助活動で費やす1ドルにつき1ペニーに満たない額をハイチ政府は受け取っていると報じました。1ドルにつき食べ物に費やされる9セントの3倍以上の33セントが米軍扶助に出費されます。ハイチでは失業するハイチ人労働者がプレバルの外国訪問を批判しました。
ピエール・アリオドール:「私たちは食うための稼ぎがなにもない。私たちは生きるための安全な場所がない。つまりどういうことか?まさに私たちにはなにもないんです。私たちはまったく独力で生きています。実際、私たちにはハイチの政府が見えません。プレバルが行動して、まさしくオバマに会いに行っているとき、彼は自分のビジネスを取り計ろうとしているだけで、実際、彼がハイチ国民のためには何もするつもりがないというのがその理由です。」

◇ビルマは政敵を選挙から締め出す

主要な対抗馬が国政選挙で立候補するのを妨害するためにビルマでは暫定軍事政権が新しい法律を課してきています。法律は、民主主義びいきの指導者アウン・サン・スー・チーを含める、誰とは問わず有罪判決を有する者が公職を得ようとするのを禁止します。声明で、ヒューマンライツウォッチのアジア局長、ブラッド・アダムズは、「軍の気骨を有して民間の規則の体裁を考案しようと意図するごまかしの政治プロセスを続ける」と言って、暫定軍事政権の動きを非難しました。

◇カンサスシティが重大な学校の閉鎖、一時解雇を発表

ミズーリー州のカンサスシティ教育委員会が5000万ドルの赤字のまっ最中に街の公立学校のほぼ半数を閉鎖することを票決で認めました。世に言う「合理化」計画が、カンサスシティの61の学校のうち28校を閉めて、285の教師の口を含める3000の職のうち700を削減することになりました。

◇国連報告者:オバマ政権は拷問の真相を突きとめるべき

ジョージ・W・ブッシュ前大統領の下で犯される拷問の徹底的調査に着手するのを拒むために、拷問に関する国連の独立した専門家がオバマ政権を批判してきています。国連の拷問に関する特別報告者、マンフレッド・ノーワークは、政権が最近の政策を調査するのを拒否することで、さらなる拷問の下地をお膳立てする危険にさらすと言いました。
マンフレッド・ノーワーク:「オバマ政権としては、その業務(慣例)を実際に調べるため徹底的調査追求の全権限を持つ、ハイレベル、第一級の委員会または特別な徹底的調査追求を実際に設置することに、他にあまりにも多くの理由があります。それは私たちにはなお相当の文書の機密扱いを解くことを意味し、それゆえ、何があったか、世界を除いて、ブッシュ政権によって犯された重大な人権侵害は何だったか、もちろん私の場合には、どういう類の拷問の手法かを、アメリカ国民に教えることを意味します。ことによると、私たちはすべてを知りません。」

◇国際勇気ある女性賞(International Women of Courage Award)

世界中から10人の女性活動家がアメリカ国務省の「国際勇気ある女性賞」を与えられています。ヒラリー・クリントン国務長官が水曜、国務省で賞を手渡しました。
ヒラリー・クリントン国務長官:「孤立と威嚇、暴力のおどし、投獄を耐え抜いてきている世界中からの女性を私たちは尊敬しています。多くが正義と自由と平等な権利を誰でもみなに前進させるために命を危険にさらしてきてもいます。彼女たちの身の上話は、たとえあなたが誰であっても、どこに住んでいようとも、世界の政府によって尊重され保護される、すべての人々の権利と威厳の前にすべきどれほどたくさんの仕事が残されているかを私たちに気づかせます。でも、この女性たちが、変化が可能なことを証明します。」
ジンバブエのジェスティナ・ムココが受賞者の代表として話しました。
Jestina Mukoko:「国際勇気ある女性賞は、人種、宗教、肌の色にかかわらず、世界中からのすべての女性を団結させる連帯のメッセージです、そして、私たち各自がしていることを理解し認めることで、もはや言葉が障害でなくなっているのを私たちは経験により身につけてきています。それどころか、マダム・セクレタリー(女性国務長官)、女性の権利は人権であるとのあなたの強い意志に共鳴するのみならず、今年の国際女性デーのテーマ、”権利平等、機会均等、すべてに対する進歩”と調和しています。」

(デモクラシーナウ!11 March 2010 ヘッドラインより)

写真は、前立腺ガンで死にかけていることが離婚訴訟で明らかになるデニス・ホッパー
離婚裁判の文書には、ホッパーは前立腺ガンの末期とある。証言するには不調すぎるが、ハリウッドのウォークオブフェイムに彼の星形をしるす式典に出席するのを医師は認める。もしデニス・ホッパーが26日金曜の式典に出席すれば、ファンが生きてる俳優を見る最後かもしれない。
ホッパーは妻と1月に別れた。
(CNN 25 March 2010)

2010/03/24

イスラエルに強烈なシグナル




◇パスポート騒ぎで英国がイスラエルを追い出す

1月ドバイでのハマス司令官マフムード・マブフーフ殺害に12人の英国の偽造パスポートが使われたことでイギリスはイスラエル外交官を追い出すつもりだ。

イスラエルに偽造の責任があったのを「信じないではいられない理由」があったと、デイヴィッド・ミリバンド外相は言った。

(CNN 23 March 2010)

◇追放はイスラエルに対する強烈なシグナル

イスラエルがイギリスのパスポートをコピーとして作成した証拠を英国の重大組織犯罪局が見つけた後、イギリスのデイヴィッド・ミリバンド外相はイスラエル外交官を追い出す決定をしてきている。

イスラエル外交官は大使自身ではないものの、追放はイギリスの不満と怒りについて非常に強烈なシグナルをイスラエルに送る。

消え失せることになるその人物はイスラエルの秘密情報機関モサドのロンドン支局長だろうと暗に指摘。

モサドがドバイでハマスの上級官僚を殺害したとの証拠をイギリスは入手していないと外交筋は言う。

しかしながら、アラブ首長国連邦の警察によって告発が起こされる。

イギリスのイスラエルとの関係はしばらく面倒になってきている。

パレスチナ占領地におけるユダヤ人入植地からの製品をレッテル付けして分離することでイギリスのなんと明瞭な支援にイスラエルは憤然とする。

そして昨年末、イスラエル元外相ツィピ・リブニ(今はイスラエル野党の党首)が戦争犯罪の問責で逮捕状が出された後、急な予告で、イギリスへの往復のキャンセルを強いられた。

世界中で、イスラエルはいま、その同盟国からりっぱな外交圧力を受けている。

特にイギリスの支援を有するアメリカ人たちが、パレスチナ人との和平交渉をほとんど不可能にさせるとの理由で、エルサレムの占領地でのユダヤ人のための建設を止めるようにイスラエルをせきたてている。

・過去の試み(襲撃)

イスラエルがマブフーフ氏の殺害への関与を立証されるとして、それは初めてではない。

1997年、首相として最初の任期の間にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はヨルダンの別のハマスの官僚ハレド・メシャルの毒殺を命じた。

しかしながら、メシャルのボディガードがモサドの殺し屋チーム2人を捕まえた後、試みはしくじられる。

激怒したフセイン国王によってネタニヤフ氏は解毒薬の処方をヨルダンに送るよう強要された。

ネタニヤフ氏はまた、その頃イスラエルとの平和条約に署名していた国王をなだめるために、ハマスの精神的指導者ヤシン師の釈放をヨルダンにもちかける必要があった。

2004年にガザの空襲で殺されるまで、ヤシン師(車イスの老人)はイスラエルの苦労の種だった。

メシャル氏は生き残り、今はハマスの政治的重鎮で、ダマスカスにて亡命生活を送る。

彼を殺す試みが、1999年の選挙でイスラエル国民をネタニヤフ氏に背かせることになるひとつの要因だった。

(BBC NEWS 23 March 2010 by Jeremy Bowen Middle East Editor)
http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/middle_east/8583041.stm

◇英国放送協会(BBC)と衛星放送スカイニューズ(Sky News)は23日、イスラム原理主義組織ハマス幹部の暗殺事件で、容疑者グループが偽造された英国旅券を使用していたことを受けて、英政府がイスラエルの外交官を国外追放する見通しだと伝えた。



また、英紙デーリー・テレグラフも、イスラエルのロン・プロソル駐英大使が22日に英外務省に呼ばれたと報じたため、外交官追放の憶測はさらに過熱している。



デービッド・ミリバンド英外相は前月、この事件への国際的な調査についてイスラエルに「全面的な協力」を要求していた。



ハマス軍事部門創設者のマフムード・マブフーフ司令官は1月20日、英国などの偽造旅券を使用した容疑者グループにより殺害された。



この暗殺にイスラエルの対外情報機関モサドが関与したとの疑惑が広がったが、イスラエル政府は証拠がないとして退けており、報道によると、英政府もこの点に異議を唱えるつもりはないとみられる。



しかしデーリー・テレグラフ紙は、ミリバンド外相は23日(日本時間24日未明)に出す声明で、イスラエルの保安当局が英国旅券を偽造したと公式に発表する見通しだと報じた。

(AFP通信 2010年3月23日)

写真はイギリスのミリバンド外相と、恥を知らないネタニヤフ首相

2010/03/23

キットカットとオランウータン




◇グリーンピースのキットカット・キャンペーンより

アメリカの大手企業ネスレグループの「キットカット」チョコレートには、インドネシアで熱帯雨林を伐採することで製造するパームオイルが使われている。

グリーンピースのキャンペーンコマーシャルでは、ブレイクの合間にかじるキットカットはオランウータンの指!

アブラヤシの大規模プランテーションのために熱帯雨林がつぎつぎと伐採されて切り開かれるせいで、ネスレ社が購入するシナール・マス社などのパームオイルがオランウータンをはじめ熱帯雨林をよりどころにする動物を生存の危機に追いやる。

また、森林破壊のせいで、二酸化炭素が大量に放出されてインドネシアはアメリカと中国に次ぐ世界ワー スト3位のCO2排出国になっている。

写真は、ここまで伐採されていることに驚くインドネシアのPalangkarayaと、グリーンピースの「熱帯雨林にブレイクを!」キャンペーンのキットカットマーク
(どちらも GREENPEACE のサイトより)
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/forests/nestle/index_html?fromhome