見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2025/08/01

イスラエル人観光客は島に入れない




ギリシャのシロス島に寄港しようとしたイスラエルのクルーズ船、港に集まった市民たちがガザのジェノサイドへの抗議を浴びせ、上陸できずにキプロスに引き返した。イスラエル外務省の抗議にギリシャの反応なし

イスラエルのクルーズ船、ガザ戦争への抗議によりギリシャの島から引き返される
ガーディアン紙 2025年7月22日

ガザ戦争への波止場地帯の抗議のあとにイスラエル人観光客を乗せたクルーズ船はキプロスへのルート変更を余儀なくされられた。

キクラデス諸島の300人以上のデモ参加者が、ガザでのイスラエルの戦争のやり方とパレスチナ人の扱い方について歓迎してないことを明確に示したため、クラウン・アイリス号に乗船する約1600人のイスラエル人乗客は安全上の懸念から上陸を阻止された。「ジェノサイドを止めろ」と鮮やかに大書きされた横断幕がパレスチナ国旗と並んで高く掲げられた。

抗議者たちからの声明はまた、ギリシャのますます緊密化するイスラエルとの「経済、テクノロジーそして軍事上」の関係の問題にも異議を唱えた。「シロス島の住民として、そしてなによりも人間として、わたしたちは近隣で起こっているジェノサイド戦争からこの破壊を止めることに貢献できればと願う行動をとっています」と声明は述べた。

船上の乗客の一部はイスラエル国旗を掲げ、愛国的なスローガンを繰り返し唱えることでこれに応じたと目撃者は述べている。

この出来事についてイスラエルのギデオン・サール外相がギリシャのジョージ・ゲラペトリティ
ス外相と連絡を取ったことをギリシャ外務省が確認。彼らの協議についてどのような詳細も公表されていない。

近年、ギリシャはイスラエル人観光客の間で人気になっており、地中海の2国間の提携がますます緊密になっていることを反映している。

この抗議活動は負傷者も逮捕者もなく終わったとはいえ、この出来事はガザでのイスラエルの行動をめぐりギリシャでつのる不穏を目立たせた。パレスチナ人を支持する看板があるように、反イスラエルのグラフィティ(落書き)が国の全域に蔓延している。

https://www.theguardian.com/world/2025/jul/22/israeli-cruise-rerouted-after-aegean-islanders-protest-gaza-war?CMP=share_btn_url

オランダ国家安全保障・テロ対策調整庁(NCTV)が、イスラエルを初めて国家安全保障上の脅威と指定。情報操作、オランダへの影響工作、ICCへの圧力などが理由。

イスラエル国会、ヨルダン川西岸の併合求める動議可決「シオニズム実現に不可欠」(AFP=時事)

フランスAFP通信:フランスは、イスラエル人入植者のヨルダン川西岸での暴力行為を公式にテロリズムと認定した。実際のこと(事実)がようやく正しい名で示された。

⌘AFP BBNews :スウェーデンがEUにイスラエルとの貿易協定停止を要請

速報:イギリス人の65%が(ネタニヤフら)イスラエルの指導者を戦争犯罪で投獄することを望んでいる

国連特別報告者フランチェスカ・アルバネーゼはイスラエルを手助けすることに加担する企業60社を暴露する報告書を発表



 

2025/07/27

戦場の記者が餓死で死ぬ

 


機内で騒いだサマーキャンプ帰りのユダヤ系ティーンエイジャーが強制的に搭乗機から降ろされたことについて、「反ユダヤ主義的行為」だとサマーキャンプ主催者の代理人は「宗教に基づく差別」であり、提訴すると述べている
双方の言い分が食い違っており、ヴェリング航空は公式声明を発表し、なにがあったか顛末を説明することになった


#
スペインのヴェリング航空、機内でシオニストのプロパガンダを叫ぶユダヤ人の少年たち50人を航空機内の平和を乱したとして強制的に降ろした

 

⌘Vueling Airlines(2004年設立バルセロナを拠点とするスペインの格安航空会社)は下記の公式声明を発表した:
 

VY8166便での混乱させるふるまいにより乗客を機内から降ろしたことに関するヴェリングのオフィシャル・ステイトメント

バレンシア発、パリ・オルリー空港行VY8166便に搭乗する十代のグループに関係して、2025年7月23日に起こった成り行き

 

当社の一番の優先事項は乗客と運行の安全であり、またこれからも常にそうであります。

機内にいるスタッフの行動はただフライトの保全を危うくしたふるまいに対応したものでした。
乗客の一団は極めて問題を起こしてじゃまするふるまいに従事しており、非常に対決姿勢の態度を取りました、そしてフライトの安全な運行が危険にさらされました。

このグループは緊急機器を手荒く取り扱い、規則で命じられた安全の実例による説明を激しく妨害して、客室乗務員の指示を繰り返し無視しました。

複数回の警告にもかかわらず、この不適切なふるまいが続いたため、乗務員は定められたセキュリティ・プロトコルを作動することを余儀なくされました。ヴェリング航空の規定に従い、乗務員はGuardia Civilの介入を要請しました。Guardia Civilは状況を評価した後、残りの乗客の安全を一番に優先するため、そのグループを航空機から降ろすと結論を下しました。
ターミナルでもまた、グループのふるまいは攻撃的であり続けました。一部は当局に向かって暴力的な態度を示し、グループのメンバーのひとりが逮捕される事態にまで至りました。
わたしたちは、乗務員の決定が乗客の宗教に関連しているとのいかなる説明にも断固として否定します。この決定はただすべての乗客の安全を確保するためのものでした。ヴェリングはいかなる形態の差別も例外なく断固として拒否します。


#イスラエル人観光客の迷惑行為や失礼なふるまいのせいで、タイがイスラエル人観光客を禁ずる法律を検討している。タイを支持します。

 

⌘フランスAFP通信社が緊急声明で、「ただちに介入しなければ、ガザに残された最後の記者たちが死ぬことになる」と書いている。
「他の数人に加えて、彼らはガザ地区で起こっていることを報道するのを任された唯一の記者たち…  わたしたちは彼らが死ぬのを傍観するのを拒否する」とAFPジャーナリスト協会は続ける。

1944年の創設以来、AFPは記者を紛争で失うことはあっても、「同僚が飢餓で死ぬのを誰一人として見た記憶はない」と述べた。
東京新聞7月25日の本音のコラムでジャーナリストの北丸雄二さんが書いている。「AFPは2年近く前にスタッフがガザから排除されて以来、同地区のフリーの記者10人あまりに報道を頼っている。その彼らが餓死しようとしている。写真記者バシャールは体力がなくてもう仕事ができない。痩せて動けないと書いた。『生まれてはじめて打ちひしがれている』という彼は、この飢餓と死の狭間で生きる自分たちの毎日を伝えてくれて感謝するとわたしたちに送ってきた。」
「人道支援は許可しているとイスラエルは言う。その支援に殺到するガザ市民を銃撃殺害する神の国イスラエルの現在。命の食糧をエサとする鬼畜の罠だ」

 

#「ガザ住民と共に飢えて力尽きる医師や記者、支援111団体がイスラエルに封鎖解除を要求」(CNN)

包囲された地区沿岸の全域で漁をすることを禁じたイスラエル政府、これをあえて無視した数名のガザ漁師をイスラエル海軍が力づくで拉致した。イスラエルのガザへの飢餓戦争をくじくために多くの人びとが命を危険にさらし続けている。(The Cradle

 

フランシェスカ・アルバネーゼは各国にイスラエルのガザ封鎖を破るよう要請した:「地中海のすべての国々がその海軍を使って封鎖を破り、ガザに人道物資を送るべきです。」

 

#エジプトの民衆からガザへ:エジプトの人びとは粉ミルクをペットボトルに入れ、ガザに届くことを願って海に投げ込んだ。イスラエルは粉ミルクの搬入すら禁止している。

現在、フランス、スペイン、イギリス、日本、オーストラリア、カナダなど緊密な同盟国を含む30カ国が、ガザでの戦争の即時終結と、「食料を求めて彷徨う民間人の非人道的な殺害」の終結を求める共同声明を発表した。
ドイツがこの声明に署名しなかったことは、現在、政界およびメディアで議論を呼んでいる。