見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

March 27, 2015

ウルグアイのムヒカ大統領

◇今週のトゥルース・ディガー:ホセ・ムヒカ
Truthdig 18 January 2015
世界で「最も控えめな」大統領、個人的な富の点から「最も貧しい大統領」、「最も急進論者」。大いに最上級の形容句をどうやってひとりの人間が博したか?
3月1日に公職を辞す、79歳のウルグアイの大統領、ホセ・ムヒカは一見したところではうまくいきそうもない国家元首だ。左翼Tupamarosの都市ゲリラとして14年投獄される間に彼が発揮したアプローチと一致してムヒカは唯物論を退ける。Broad Front党の指導者は2010年以降ブームのラテンアメリカ国の大統領ではあったが、他の世界の指導者らが喜んで応じる権力の飾りを彼が自慢するのを見ない。彼の服は地味だ、彼の家は、十分に人員がそろった大統領宮殿のために離れるのを拒んだ今にも壊れそうな花農場。長い間彼の唯一の物質的な財産だったクルマは、わかりやすい1987年型フォルクスワーゲン・ビートル。だが、これら外面の事実が確かに最上級の賛辞またはいくらかの賛辞をエル・ぺぺにもたらしたかもしれないと同時に、他国の敬意はもちろん、国民の支持を得たのは5年の任期の間に彼が何をしたかである。
「世界で最も貧しい大統領」との称号を彼に得させた行為は、大統領の月給1万2000ドルの90%を主としてシングルマザーを援助する慈善事業に寄付した彼の決断だった。総計55万ドルになる彼の寄付は、おおよそ月額775ドルのウルグアイ人の平均まで彼の給料を下げた。「私は最も貧しい大統領と呼ばれる」と彼は言う、「でも私は貧しいとは感じない。貧しい人とは、高価なライフスタイルをなんとか維持しようとしてただ働く人、そして常にもっともっと手に入れたい人たちだ。」
 「これは自由の問題だ」と彼は続ける。「たくさん所有物がないなら、それを維持するために奴隷のように一生涯働きづめる必要はない、そしてその結果、もっと自分のための時間が持てる。」さらに、かつての革命闘士は資本主義を退けないと言う、それどころか、動かすのにそれを必要とすると言う。左派の以前の仲間の幾人かが彼を批判する動きとして、ムヒカは民主的な社会主義者になっている。だが、地球の全域で富の隔たりを増大するとして責められてきている経済システムを採用する彼の理由は、大統領の精神の高潔で実用的な理由をもとに判断される。ムヒカは、最近のインタビューでガーディアン紙に「私は税金を取り立てなければならない」と語った。「重大な問題に私たちは心を傾注しなければならない。あまりにもいきなりそれに打ち勝とうとすると格闘している人々を受難に追い込む、それどころか、もっと多くのパンのために、もっと少ないパンを食べることになる。」
ムヒカと彼の前任者タバレ・バスケス(Broad Front党に所属しているのみならず、3月1日ムヒカが公職を辞したときムヒカの後任になる)の下で、国家は過去10年、農業産業と40%から12%の貧困の劇的低下によって活気づく好況に立ち会ってきた。最低賃金は50%まで増大し、ウルグアイ人の富の隔たりは狭くなってきている。さらに75%の経済増加率が社会的支出の拡大を見込む、いくぶんか教育への資金調達につかえる金は、たとえばすべての学童が自分のラップトップコンピュータを持つのを可能にした。ムヒカはまた、「私たちは現在ほとんどすべてをリサイクルできる。もしも私たちが賢明になることで身分相応に暮らしたならば、世界の70億人が必要とするすべてを持つことができる。地球上の政策はその方向に乗り出しているべきだ。」と彼が述べた2012年リオ・プラス20・サミットでの演説と一致するアプローチ、環境にやさしい政策を法律にすることや消費を制限することに焦点を合わせてきた。
だが 、Broad Front党の指導者の政策すべてが、無料ラップトップのようにすっかり歓迎状態ではない。ムヒカはまたゲイの結婚や、妊娠最初の12週中の中絶の合法化といった論議を巻き起こす法制化を承認してもいる。ことによると、彼の統治下でウルグアイは最も論議の的となるマリファナの生産と販売を合法化する最初の国になった。彼の見解では、真のドラッグの危険は消費にあるのではなく取引にあるとムヒカは説明する。一度もカンナビスを吸ったことがないというドンキホーテ的な大統領が、過去80年のあいだラテンアメリカの麻薬へのアプローチは失敗していること、そして彼の政府は代わりに、「当然のこととして、国によって果たされなければならない」マリファナ販売を管理することに決めたことを説明する。「麻薬常用者を隠れ場から連れ出して、”あなたはやりすぎている。やりすぎに対処しなければならない”と私たちが言える状況を作り出したい。それは限度の問題だ」と彼は付け加える。
マリファナ法が彼の国に引き起こした波紋にもかかわらず、ムヒカはさらに先進諸国にウルグアイの先例にならい、彼らのドラッグ政策を調整するようせきたてた。この大胆なアドバイスは、彼がそう呼ばれる「世界で最も過激な大統領」が彼の敵役に勇敢に立ち向かい全面的変更を要求した唯一の例ではない。それどころか、アメリカとキューバ関係の最近の転換で、ムヒカは重要な役割を果たした。ムヒカは幾度かバラク・オバマ大統領がキューバに対してアメリカの政策を見直すよう促した。ウルグアイ人はまた、収容所閉鎖を加速するためにグアンタナモ湾で拘束される多くの抑留者を受け入れると申し出てもいる。ムヒカは同僚の大統領に対する率直な接し方をやめない。ウルグアイの立法措置がタバコ製品に警告ラベルを貼ることや公衆エリアでの喫煙禁止を義務づけることから、大手タバコ会社フィリップモリスがウルグアイを訴えている事実にもかかわらず、彼は「人殺し」と呼んでタバコについて遠慮なく主張する批評家であり続けた。他の国際的な争いが進む限り、かつて政治運動への戦闘的なアプローチにもかかわらず、ウルグアイ大統領は現代の戦争に嫌悪を公言するが、また”幸福に輝いた戦争反対主義”を潔しとしない。この点で、彼は彼を仕込んだ過去からずっと成長した、とはいえ、時々、多彩な言語の使用や弱い者いじめをする者に反抗する彼の傾向によって証明される、彼の国がますます堕落していった1960年代にTupamarosゲリラ運動(Movimiento de Liberación Nacional、またはMLNとしても知られる)に加わるきっかけになった、革命をもたらす気力を彼は失っていなかった。
可能なときは必ず暴力を避けたとムヒカは言うが、彼らのルーツであるスラム街に分配するために食品配送トラックをハイジャックする過去のいきさつのせいで、かつて”ロビンフッド・ゲリラ”と呼ばれたMLNは、好戦的な政府の反応に直面すると、ついに激しく暴力的になった。その活動は、腐敗を暴くための銀行強盗から、誘拐や目標に向けられる爆破までもの一連のテロリスト作戦として説明されるものに至る。Tupamarosについて、1970年代のウルグアイの独裁政権の高まりを非難するまでにおよぶ批評家もある。警察によって6回撃たれ、独裁政権まるまる全部を独房監禁で過ごしたムヒカは、今日、彼の行動について遺憾に思わない。大統領選挙戦の間、彼は自分の過去を隠さなかった、また現在それに顔をそむけない、そしてTupamarosゆえに選ばれたのではなかったと言うが、「もし獄中であの日々を生きながらえなかったら、今の自分ではなかった」と認めもする。彼の拷問について、彼らに対して悪感情を持たない、なぜなら彼らは単に「他の人びとを支配する手先(道具)にすぎないから」と言って、同じく冷静な感想を表す。
ウルグアイの法律の下、大統領は連続して二期目5年の任期をつとめることができない、だが、この制限は彼にとってまったく不満のもとではないとムヒカは言う。大統領職を去ったあと、国の上院の席に再び就く間、彼は元Tupamarosの闘士、妻のLucía Topolanskyと3本脚の犬、Manuelaと一緒にもっと多くの時間を過ごすつもりである。
http://www.truthdig.com/report/item/truthdigger_of_the_week_jose_mujica_20150118

△ムヒカ大統領の生涯に迫ったドキュメンタリー「Ultimo Heroe(最後のヒーロー)」をユーゴスラビア出身の映画監督エミール・クストリッツアが撮影中だと発表される。

労働者を救うための戦い

ウルグアイは福祉国家として成功を収めていたが、主要産業である畜産業が低迷し、状況が急速に悪化。虐げられる労働者の権利を守るために活動を始めたのが、Tupamarosだった。過激な活動によりウルグアイは内戦に突入。鎮圧した軍部が力を増し、国内は一時軍事政権となる。ムヒカ大統領が収監されたのはこのときだ。

その後、前大統領タバレ・バスケス氏が軍事政権から権力を取り戻したのちにムヒカは農牧水産相として活躍、2010年に先代を継いで大統領となった。

地球サミットで問いかけた疑問

2012年リオデジャネイロで開催された地球サミットで、世界のほとんどのリーダーらが立ち去った後に行われた彼の最後の演説は、多くのメディアに取り上げられ、世界中の人々の心を揺さぶった。

March 20, 2015

ウクライナのアイシャ


親愛なるヴァーモス、

何ヶ月間も、ウクライナ東部のGorlovka動物収容所では危険とカオスがずっと日常生活の一部でした。そしてある日、事態がいっそう悪くなりました。

武装した悪党が収容所に侵入して彼らが必要とする消耗品のたくわえをどれも盗みました。彼らは幾人か収容所で仕事する人たちを叩いて服従させ、武器を発砲しました。

収容所で働く人たちの誰もひどく傷つけられませんでしたが、収容犬のアイシャは銃弾で負傷しました。


アイシャは必要とされる手術を受け、現在、彼女はゆっくり回復しています。


アイシャや他の動物たちを看護する獣医への支払いを助けするために緊急の資金調達を収容所に提供したいと私はGorlovka収容所のボランティア、アーノルドに伝えました。

アイシャや他のGorlovkaの犬たちを助けるために、私たちにできることを行っていますが、必要とする食事や世話を犬たちに提供し続けるにはあなた方の助けが必要です。私たちは3カ所の収容所にドッグフードや獣医の消耗品のたくわえの代金を提供する約束をしています。私たちはまた、砲撃によって損壊したGorlovka収容所に最低レベルの修理をすることも手助けしています。

私たちはウクライナから、恐れをなした人々が暴力から逃げたとき、または飼い主が殺されたとき、置いていかれた犬たちのあまりにも多くの悲しい顛末について耳にします。ある犬たちは損壊した誰もいない家の中にぽつねんと置いていかれました、または、生きるために死に物狂いで必要とする食べ物を探し回ることができないフェンスやゲートに縛られて。

必要とする食べ物や獣医の看護をこの犬たちがきっと得るために、あなた方は私たち災害レスポンス・チームを支援できますか?


不足が差し迫っているため、私はあなた方に助けを求めています。


毎日どんどん犬たちが必要としているけれど、食べ物と医薬品を見つけて安全に届けることが難しくなります。

動物たちへの思いやりに感謝!
Shannon Walajtys 
IFAW's Disaster Response Manager

P.S.これらの犬たちは危機に巻き込まれる戦争の犠牲者です。そして私たちはすぐに犬たちを助ける必要があります。あなたの贈り物は即時効果を生じさせます。

https://www.ifaw.org/international/secure/donate/feed-hungry-dogs-ukraine?



March 12, 2015

キューバの救命薬

March 12, 2015 
親愛なるヴァーモス、 
アメリカ・キューバ関係の緩和によって、アメリカ政府は現在、100ドルの価値のあるラム酒と葉巻を含め、キューバへの観光客に民間部門から400ドルの価値のある商品を持ち帰ることを認めます。でも、救命できる薬剤を持ち帰るのを観光客に禁じます、そのわけは、それらの薬剤がキューバ政府の研究センターで開発されるから。 
このアメリカ財務相とホワイトハウスへの請願、”アメリカの患者にキューバからの救命薬を摂取させてください!”に署名をお願いします。 
キューバに現存する薬がないために、アメリカでは7分ごとに誰かが糖尿病で手足を失います。同様に、長いあいだよく耐えている禁輸のためアメリカによって輸出される高度な医療テクノロジーを入手できないから、キューバもまた損害を受けます。 
アメリカ議会書簡がオバマ政権に手足切断から糖尿病患者を救うことができるキューバの薬、Herberprot-Bの試験と販売を請いました。111名の下院議員によって署名される書簡には、「これは冷戦時代の政治問題の一部としてではなく、人間の問題として見なされるべきアメリカ国民にとって重大なまだ対処されていない医療ニーズ」だと書いてあります。 
禁輸と旅行禁止を解除するため私たちはキューバの友人たちと一緒に取り組むので、コードピンクに参加してください。 
アメリカとキューバは大いに互いに提供し合う必要があります。4月26日から5月3日までキューバへ行くコードピンク代表団に加わることで、直接学んでください! 
隣人と共に平和に向かって、
Alli, Janet, Jodie, Katie, Katy, Kristin, Medea, Michelle, Nalini, Nancy, Nathan, Sergei, Sophia and Tighe

http://act.rootsaction.org/p/dia/action3/common/public/?action_KEY=11013&track=CP20150310&tag=CP20150310

March 10, 2015

報われぬ犠牲

今日のツイッターから…

◇東京大空襲から70年 
3月10日は「東京大空襲の日」
1945年3月10日、この日アメリカによる大規模爆撃で東京では10万人以上が亡くなった。 
絵:吉野山隆英「報われぬ犠牲」

そして、たった今、沖縄の辺野古、高江の人々が生きるためにいのちを張っていること、今後また日本人が「報われぬ犠牲」にならないことを考え、忘れないようにしようと心に誓う自分がいる。

March 09, 2015

恐怖をあおるやつら

マイケル・ムーアがツイートしている 
アパルトヘイトを実践したときでさえ常に保護した、100%イスラエルを後援する国に対して、ネタニヤフの無礼な演説
https://twitter.com/MMFlint

◇ネタニヤフの”偉そうな態度”によって民主党のペロシが怒り狂う

ワシントン(AP):イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、久しく待ちわびた大いに議論の的となる議会演説のために議場に入場したとき、民主党の下院院内総務ナンシー・ペロシは儀礼的に立ち上がって拍手をした。彼が話すにつれて彼女はそれほど熱心ではなくなった。

ネタニヤフが彼の国のアメリカとの関係は党派的利害(政治駆け引き)よりまさるべきだと申し出たとき、ペロシは自分の膝を見て頭を振った。彼が「もしイスラエルが孤立する必要があるなら、イスラエルは受ける」と宣言したとき、ペロシはひどくいらだって両手を上げた。そしてネタニヤフが出口に向かって中央通路をのぼり出す前にも、ペロシは回転して別のドアから民主党の議院内控え室に立ち去った。

「アメリカの諜報に対する無礼なことばに悲しくなり、私は首相の演説の間ずっともう少しで泣きの涙でした」とのちの声明で彼女は息巻いた、そして「イランによって与えられる脅威の私たちの精通と核拡散を防止するための私たちのより広い関与への丁寧な態度」を彼女は認識しなかったと付け加えた。

実のところ演説自体の抜け目ないなかみにいらいらする前に、きちんと整理された成り行きに腹を立てた4ダース以上の民主党員がまったく演説を欠席した。

ジョン・A・ベイナー下院議長が他の何より先にオバマに通知せずにネタニヤフを招いたことが成り行きのひとつ。もうひとつは、演説がイスラエルの総選挙のすぐ先にあることだ。
そうして、共和党のふたり、ベイナー議長と上院の一時的議長(バイデン副大統領が欠席のため)ユタ州上院議員オーリン・ハッチが後ろに座ることで工夫される、大統領が一般教書演説をする演壇にネタニヤフが立つという、この光景があった。

「ネタニヤフ首相の演説は偉そうではなかった」とネタニヤフを議場に送り届けた議員のひとりブラッド・シャーマン下院議員(民主党、カリフォルニア選出)は述べた。「すでに承知の事実とすでに同意している結論について人に念をおす内々の意見の交換が演説のことごとくに入る。それは偉そうな態度ではない、それは演説風の言辞(雄弁術)だ。」

だが、コーエンや他の11人の民主党下院議員は後に、大意を含め、演説による多彩なフラストレーションを説明した。イスラエルが孤立することについての声明が特にいらいらさせる。

「それは妄想的だと思う」と、演説を欠席したEarl Blumenauer下院議員(民主党、オレゴン州選出)は述べた。「イスラエルは世界に対して大口をたたいてこれを押し切って進めることができるとネタニヤフが思う、ともかくもばかげた考え… イスラエル人はそうだと考えない。」

「今日、聞いたことは、私にはアメリカをもう一度戦争に殺到させるための奮闘のように感じた」と彼もまた演説を欠席したJan Schakowsky下院議員(民主党、イリノイ州選出)は言った。

「演説は、恐怖をあおる奴(fearmongering)で最悪の、ディック・チェイニー作戦・戦術ファイル極秘資料ブックの一部分そのとおりだった」とJohn Yarmuth下院議員(民主党、ケンタッキー州選出)は言った。

http://news.yahoo.com/pelosi-democrats-furious-over-netanyahu-condescension-204106256--politics.html

March 02, 2015

イスラエルに変化を!

◇オバマ大統領の前の選挙戦補佐官が今はネタニヤフを追い出すために働く
ニューヨークタイムズ紙 27 Feb. 2015

ワシントン:オバマ大統領の大統領選挙戦をシカゴから駆りたてた草の根とオンラインのまとめ役となる活動の立案者、ジェレミー・バードがテルアビブで同様のはたらきに忠告を与えている。だが、今回は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を追い出すことに焦点が合わされている。

特定の候補を支援するのでなく、イスラエルの現政府を入れ替えるために運動をしているイスラエルのインディー組織、V15集団のための彼のコンサルタント業務は、来週アメリカ議会合同本会議でイランについて演説するとのネタニヤフ氏の決定を取り巻く外交の混乱にさらにもうひとつ政治的な層を加算していた。

イスラエル総選挙の2週間前、3月3日に演説をするネタニヤフ氏の計画は、党派性を吹き込むことで、アメリカとイスラエルの関係を害しているとホワイトハウスは主張している。

共和党員は、大統領がイスラエルの敵役の敗北をそっと応援している証拠として、バード氏の仕事を引用して、政治的に画作しているのはオバマ氏だと強く主張した。

民主党がいつも、たいていネタニヤフ氏のリクード党を支援する労働党や共和党と緊密に協力させるのを理解して、アメリカの戦略家は数十年間、イスラエルの政治キャンペーンで働くため雇われてきた。ネタニヤフ氏を負かす活動に加わることで、オバマ氏および彼の補佐官のだれでもが、一度もホワイトハウスで働いたことがない前の選挙戦職員のトップによる運動になにか関与していることを示す証拠はひとつもない。

だが、通常、イスラエルのアメリカ人政治コンサルタントにとって標準の慣例とみなされることが、今は挑発としてみなされるほど2国間の緊張が深刻な時には、選挙へのバード氏の関与が注意を引きつけた。

「どれほど関係が悪化しているかを示すことに人々が視線を向けているのは確かに事実事項」だと、共和党ユダヤ人連合の常務理事、マシュー・ブルックスは言った。バード氏は、「実際に彼らの指紋がこれの一面を覆っている時に、政治的に画作していないとのばかげた考えに固執したがる、ホワイトハウスの偽善」を反映すると、彼は付け加えた。

ネタニヤフ氏を追い出す活動をオバマ氏がそれとなく支持しているとの思いつき(入れ知恵)について尋ねられて、ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は次のように言った。「アメリカ・イスラエル関係について超党派で支える長い伝統は、数代にわたって両方の国に役立ってきている。そしてオバマ大統領は党派政治の狭量から私たちの同盟を保護するためにどんな事でもやり続けるつもりである。」

2012年にオバマ氏の全米担当の指揮官で、政治コンサルタント会社 270 Strategiesの共同創立者、バード氏はインタビューされるのを辞退した。だが、彼は、V15とそのパートナーたちが「オンラインと現場の両方で彼らの影響力を最大限に活用できるように、彼と会社に、組織化のために最高の手腕を共有する」よう求めたと、スポークスウーマンを通じて述べた。

「たった今、私たちはイスラエルで何か特別な重要な出来事に立ち会っている。彼らの国に関して発言権があると1万人以上の支援者が一緒になっているとき、有機的なエネルギーの盛り上がりがある」とスポークスウーマンを通じてバード氏は言った。「イスラエルでの変化の必要性について、本人と電話の両方で、20万人以上の目標に向ける有権者に援助を求めているので、V15の活動はすでに成果をあげている。」

ジョン・A・ベイナー下院議長(共和党、オハイオ州選出)を動かそうとするネタニヤフ氏の手段にホワイトハウスに知らせずに演説を手配させたのが特に腹立たしいと言って、政府側の盟友はバード氏の関与が不適当との言いがかりでまぜっかえす。多くの民主党員は、演説を、イランとの核協定に合意を案出するオバマ氏の奮闘の力をそこなう手段とみなす。

「ベイナーと共に議会に対して演説を準備してホワイトハウスに話さなかった時に、彼に不利に働くオバマの前補佐官についてぼやくのは、ネタニヤフとしては注意を引くために目をぐるりと動かして人を見ている」と、国家安全保障会議の前の補佐官、Tommy Vietorはオバマ氏に言った。「アメリカの党派的利害に公然と干渉することで、彼は政治的に画作する(党利本位に行動する)ことについてぼやく自分の能力を取り払った。オバマ大統領の同意によってジェレミーと270(彼のコンサルタント会社)のチームがあそこへ行かされたとのばかげた考えは、取るに足りない。」

バード氏のイスラエルでの仕事は、イスラエル・パレスチナ衝突の解決をせき立てる組織OneVoiceに彼が助言を求めはじめた2013年11月に始まった。ネタニヤフ氏が2015年3月の選挙を指令した後、2014年12月に彼はV15と契約した。先月、有権者を動員するためにOneVoiceのイスラエル部門がV15とパートナーになった。

その活動がネタニヤフ氏とイスラエルの彼の盟友を怒らせた、外国の寄付を受け取ることに関していえばイスラエルの選挙法に違反していると文句を言って、V15に対する裁判所の差し止め命令を要求して失敗した。告訴を証明するのは困難と言及してネタニヤフのリクード党は先週、要請を引っ込めた。

議会共和党はバード氏の関与と国務省から助成金を受けているOneVoiceの仕事を批判している。

国務省の立法上の問題に関する長官補佐 Julia Frifieldは声明のなかで、「OneVoiceのイスラエル部門は和平交渉をサポートするために2013年9月にネタニヤフ氏の政府から助成金23万3500ドルを受けた。助成金は分割払いで選挙が指令される前の2014年8月に最後の助成金が支払われた」と述べた。

「国務省が現行のイスラエル選挙戦に影響を及ぼす運動に資金を供給したとの主張にはまったくなんの根拠もない」とFrifield氏は書いた。

バード氏は、特にイスラエルでの外国の政治的キャンペーンで働いた列に並ぶアメリカ人の最新の人。12月、ネタニヤフ氏は共和党の世論調査員、John McLaughlinを雇った。リクードは共和党のランド・ポール上院議員の選挙戦補佐官ヴィンセント・ハリスを連れてきている。ビル・ナップやジョシュ・イサイを含め、オバマ氏の前の補佐官もまたイスラエル首相のために働いている。

世論調査員のStanley B. Greenbergや戦略家のJames Carvilleを含め、ビル・クリントンの前の選挙戦の戦略家は、エフード・バラクがネタニヤフ氏を負かすのを助けるために1990年にイスラエルに行った。

△写真は、運動を支持する組織、V15の創立者

http://www.nytimes.com/2015/02/28/us/politics/former-obama-campaign-aide-now-works-to-oust-netanyahu.html

全イスラエル人の密使

ネタニヤフいわく、「私は宿命的に、歴史的な任務すら帯びて、ワシントンに出発している。私はすべてのイスラエル人の密使である、私と仲違いする人々までも。」

◇ライス米補佐官、異例のイスラエル首脳への非難

ワシントン:ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)は24日放映の米PBSテレビのインタビューで、イスラエルのネタニヤフ首相が3月3日、オバマ政権に無断で米連邦議会での演説を予定していることについて、両国関係を「破壊する」と非難した。
議会演説は、野党・共和党のベイナー下院議長が要請し、ネタニヤフ氏はオバマ政権と事前調整を行わないまま受け入れた。オバマ政権は「外交儀礼に反している」と不快感を示していた。米高官がイスラエル首脳への強い非難を公言するのは異例だ。
ライス氏は「イスラエルと米国の関係は常に党派の垣根を越えていた。政治が入り込むことはなかった」と強調し、今回のネタニヤフ氏の動きは「党派的だ」と批判した。
(読売新聞 2015年2月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150226-OYT1T50091.html

◇ネタニヤフ首相の「米議会演説」

オバマ政権と野党共和党との対立は、対イラン追加制裁法案の扱いに止まらない。もう1つの与野党対立の発端は1月20日に米議会上下両院合同本会議でオバマ大統領が「一般教書演説」を行った直後に起こった。ジョン・ベイナー下院議長(共和党)が、オバマ大統領の「一般教書演説」終了当日に米議会上下両院合同本会議でイスラエルのネタニヤフ首相に演説を要請した事実を公表したのである。すでにネタニヤフ首相は了承しており、イスラム過激派とイランがイスラエルに対して提起している脅威に焦点を当てて演説を行うことにしているという。

ベイナー下院議長は、当初は2月11日に演説を行ってほしいとネタニヤフ首相に要請していた。ところが、ネタニヤフ首相自身が日程の変更を求め、3月3日に行うこととなった。実は、3月1日から3日までの日程で米国最大の親イスラエルロビー団体「米国・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」の年次総会に相当する年次方針カンファレンスがワシントンで開催されることになっている。ネタニヤフ首相はこれの出席を兼ね、ワシントンを訪問して演説を行うことにしているのである。

だが、このネタニヤフ首相の演説はベイナー下院議長からもイスラエル政府からもホワイトハウスに事前の相談や通知もなく決められたため、オバマ政権関係者らは外交儀礼に反するとして強い不快感を露わにした。ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の広報担当官は、ネタニヤフ首相の訪米中にオバマ大統領はネタニヤフ首相とは首脳会談を行わない方針を明らかにした。ただし、同担当官は、首脳会談が行われない理由として、演説の2週間後の3月17日にイスラエルで総選挙が実施されるため、選挙を目前に控えた外国の首脳や候補とは会談しないことがホワイトハウスの慣例だと説明している。

バイデン副大統領も欠席
首脳会談が行われないだけではなく、ジョン・ケリー国務長官も会談しない方針が明らかにされ、さらに上院議長を兼務するジョー・バイデン副大統領も外遊のためにネタニヤフ首相の米議会演説を欠席することを2月6日に発表した。

他にも、ダイアン・ファインシュタイン上院議員やジョン・ルイス下院議員をはじめとする民主党有力議員の間からはこの演説をボイコットする可能性を示唆する発言が相次いでおり、オバマ政権と与党民主党から冷遇された極めて異例の演説となる可能性が浮上してきている。

ネタニヤフ首相は、イスラエルの生存権を脅かしかねない危険な米国とイランとの核合意締結を阻止するために、あらゆる努力を払うことが自らの責務であると、国内の選挙キャンペーンで訴えている。

3月3日にはネタニヤフ首相の演説、その2週間後はイスラエルの総選挙、そして24日にはイラン核交渉の政治枠組みの合意期限を迎える。野党共和党が深く関与する形でイラン核交渉とアメリカ・イスラエル関係は、来月、いよいよ重大局面を迎えることになる。

http://blogos.com/article/105586/

◇アメリカとイスラエル「対イラン」深まる亀裂

 「一国の指導者が訪米する場合、大統領と調整するものだろう。長年の外交儀礼から逸脱している」
 アーネスト大統領報道官は、ネタニヤフ氏の訪米が判明した先月23日、記者会見で不快感を隠さなかった。招待したのは共和党のベイナー下院議長。欧米など6カ国とイランの核協議を推進するオバマ政権に批判的な「対イラン強硬派」だ。
 残る任期が2年を切り、政治的なレガシー(遺産)づくりのため、キューバとの国交回復交渉の開始に続き、イランとの和解に照準を合わせるオバマ氏。イラン核協議では3月末までの枠組み合意、6月末までの包括合意を目指す。
 これに対し、ネタニヤフ氏は自国の安全保障を脅かしかねないイランに接近するオバマ氏に強い不満を抱く。イスラエル総選挙が3月17日に迫る中、 議会演説はオバマ氏を揺さぶり、自国の保守層にアピールする狙いがあるとみられる。アーネスト氏は選挙に影響を与えかねないと苦言を呈している。
 ネタニヤフ氏は演説で「イランの脅威」を強調する見通しで、オバマ政権の批判を展開する可能性もある。3月2日からはジュネーブでイラン核協議が再開する予定となっており、協議参加国の警戒感も高まっている。
 ただ、アメリカ世論は両国の関係悪化を望んでおらず、米CNNテレビが今月17日に行った世論調査では「政府に相談なしにネタニヤフ氏を招くべきではなかった」と、深まる亀裂を懸念する回答が63%に上った。
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015022602000125.html