見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2008/03/07

バニティフェア誌のイランコントラ2.0



◇米バーモント州にある2つの町が4日、ブッシュ大統領とチェイニー副大統領を憲法違反容疑で逮捕する可能性がある措置を可決したと、地元メディアが報じた。
投票を行ったのは、国政へのリベラルな姿勢で知られるブラトルバロとマールボロの2つの町。
可決された措置は、大統領と副大統領の起訴を正当に行うことができる関係当局に2人を引き渡すよう、町の警察に命じる内容。
大統領と副大統領に対しては、バーモントの州議会がイラク戦争の終結を求めるとともに2人を告発する内容の拘束力のない決議を採択したほか、複数の町も2人を告発する決議を採択しているが、いずれも連邦政府側には受け入れられていない。
(ロイター通信 2008年3月6日)

◇バーモントの2つの町がブッシュ&チェイニーの起訴をよしとする
バーモント州のブラットルボロとマルボロの町の有権者が火曜日、憲法違反でブッシュ大統領とチェイニー副大統領の起訴を命じる法案に賛成した。象徴的な票決の結果は、それぞれの町の警察に2人が町に足を踏み入れればブッシュとチェイニーを逮捕せよと指図するか、または訴追手続きのためどこか裁判権のあるところに引き渡すことを命じる。
(デモクラシーナウ!3月5日ヘッドライン)

◇ブッシュがエクアドル国内のコロンビア攻撃を支持
コロンビア軍がエクアドルに越境してコロンビア革命軍FARC のメンバー20人を殺害した後、何日も南米では緊張が高まったままである。火曜日、ニカラグアのオルテガ大統領はエクアドル内で攻撃を遂行したことでコロンビアを非難した。
ダニエル・オルテガ:「国境から3キロ入ったエクアドル領土を爆撃するというこのけんか腰はコロンビア政府によってとられた。ラファエル・コレア大統領(エクアドル)は、これが交渉と和平に味方して尽力していた男を暗殺するためにあらかじめ用意ができた作戦だったと言った。コロンビアはラテンアメリカの不安定と不確実性の要因となってきている。」
一方、ワシントンでは、ブッシュ大統領がアメリカの密な同盟国、コロンビアの行動を公然と擁護した。
ブッシュ大統領:「コロンビアの民主主義を全面的に支援する、そしてわれわれは地域を不安定にしかねない正統な理由のない侵害行為はなんであれ堅く妨害すると大統領に伝えた。暴力やテロやドラッグ商人に直面させられるとしてアメリカはコロンビアに賛成し続けるだろうと彼に伝えた。」
ボゴタではコロンビア当局がFARC反乱軍について幾つかの新たな罪名を作り始めている。コロンビアの副大統領は、FARCは汚い爆弾を作るため放射性物質を獲得しようとしていたと主張した。ウリベ大統領はジェノサイド(大量虐殺)の後援者になることや資金供給することでベネズエラのチャベス大統領をICC国際刑事法廷に提起すると脅した。ウリベはFARCに金を与えているとチャベスを非難する。チャベスもまた、外国で暗殺の空襲を実行することで、コロンビアを「ラテンアメリカのイスラエル」だと非難した。
(デモクラシーナウ!3月5日ヘッドライン)

◇イラン・コントラ2.0:ブッシュ政権がいかに議会にウソをつき、ファタハにハマス転覆をねらった秘密の軍事援助をしてきたか
2年前のパレスチナ選挙でハマスが大勝し、ハマス政権が誕生した際、ブッシュ政権は武力で政権転覆を試みていたと、アメリカのバニティフェア誌が最新号で報じた。記事によると、ブッシュ政権は議会にウソをつき、対抗勢力のファタハへの軍事援助を急増させ、パレスチナに内戦を起こしてハマス政権を転覆しようとした。
レーガン政権が密かにイランへ武器を輸出し、その資金をニカラグアの反共ゲリラ「コントラ」の援助に流用していた事件になぞらえて、バニティフェア誌は今回の記事を「イラン・コントラ2.0」と題して発表している。
(デモクラシーナウ!3月5日ヘッドライン)

写真はダニエル・オルテガ大統領、アメリカにこてんぱんに潰されたサンディニスタ民族解放戦線の指導者です。彼は2006年11月、16年ぶりに大統領に再選されました。このときの選挙でもアメリカは反オルテガを掲げ公然と干渉しました。当時の商務長官や大使がオルテガには入れるなと運動したのです。OAS米州機構選挙監視団の遺憾声明もおおっぴらに無視しました。レーガン政権のもとコントラへの秘密援助に深くかかわったノース中佐がニカラグアに赴き、右派候補の選挙キャンペーンに加わりました。
今回のコロンビアの越境攻撃は、チャベスやオルテガの南米左派政権を目の敵にするアメリカの思惑がコロンビアを使ってひとつ具体化したようにも見えます。親米対反米の構図が鮮明です。世界をめちゃくちゃにする「悪の国はアメリカ」だというのを、ここでもまた確信しました。2枚目の写真はオルテガとチャベスです。

2008/03/04

親米コロンビアは南米のイスラエルか


◇イスラエル軍のガザ急襲 5日間で112人以上のパレスチナ人を殺害
◇ガザ攻勢にイスラエル人平和活動家らが抗議
日曜、何百人というイスラエル人平和活動家らがテルアビブの防衛省の外で抗議した。
オムリ・エヴロン:「ガザでイスラエルが始めた戦争と、進行中のガザ包囲とガザ占領の継続に反対するデモンストレーションをしています。この戦争はイスラエル人の利益にもパレスチナ人の利益にも役立たないと言うために私たちはここにいます。罪のない人々を傷つける戦争犯罪です、私たちは戦争を終わらせたい。ただちに話し合いをしたいし、2国間の問題を解決して平和をもたらしたい。」

◇コロンビアがエクアドルにいるFARCの司令官を殺害
土曜日、コロンビア軍がエクアドルとの国境を越境して夜明け前に急襲する間にFARC(コロンビア革命軍)ナンバー2の司令官を殺害した後、南米で緊張が高まっている。その攻撃で少なくとも他に16人のFARCゲリラが殺された。コロンビアのウリベ大統領(右派政権)はラウル・レイエス殺害を反乱活動に大打撃だと説明した。ラウル・レイエスは、FARCを率いる77歳のマヌエル・マルランダの後継者と見られていた。

◇チャベス:南米で戦争が始まりかねない
エクアドルとベネズエラ両国(どちらも左派政権)はエクアドル領内の主権の侵害に抗議してボゴタの大使館を閉鎖した。ベネズエラのウゴ・チャベス大統領とエクアドルのラファエル・コレア大統領はコロンビアとの国境に軍隊を命じた。ベネズエラでそんな急襲を絶対に実行するなとチャベスはコロンビアに警告した。
ウゴ・チャベス:「これが南米に戦争を起こしかねない。たとえば、もし彼らがそのようなことをベネズエラでやろうと考えるなら、ウリベ大統領よ、私は戦闘機を送るからだ。南米大陸というわれわれの世界でコロンビアが第2のイスラエルになるのをわれわれは受け入れるつもりはない。」
(以上、すべて、デモクラシーナウ!3月3日ヘッドライン)

◇ベネズエラ大統領、国境地帯に10大隊配備
コロンビア最大の左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)のナンバー2だった「ラウル・レイエス」ことルイス・エドガー・デビア・シルバ氏が殺害されたことへの対応。同司令官は1日未明、エクアドルで行われたコロンビア治安部隊の作戦で死亡した。
チャベス大統領はここ2カ月間、FARCに拉致された推定750人の人質のうち6人の解放を仲介したが、FARC側で仲介の中心的な役割を担っていたのがレイエス氏だった。
FARCと良好な関係にあるチャベス大統領はTV番組で、ベネズエラ国内に警戒態勢を敷いたと述べ、エクアドルを支持すると発言。「われわれは戦争を望んでいないが、北米帝国とそれに従属する(コロンビアの)ウリベ大統領の政権が、われわれを分断し弱体化するのは許さない」と明言した。
大統領は1日にも、コロンビア政府がエクアドルの主権を侵害したと非難。仮にコロンビア治安部隊がベネズエラ領内で作戦を実施した場合、コロンビアに宣戦布告していただろう、と述べた。
(CNN 3月2日)

◇エクアドルのコレア大統領は3日、隣国コロンビアの部隊が1日にエクアドルに越境し、コロンビア革命軍(FARC)に対する軍事作戦を実施したことを受け、コロンビアとの国交を断絶したと発表した。
コレア大統領は記者団に対し、軍事作戦前にイングリッド・ベタンクール上院議員(フランス国籍)を含む人質12人の解放について、FARCと合意直前だったことを明らかにした。
エクアドルとコロンビアは国境地帯で自国の部隊を増強。コレア大統領は、民間人に死者が出た正当化できない「殺戮」だとして、コロンビアの作戦を非難した。ベネズエラのチャベス大統領も、作戦が「殺人行為」だと述べ、コロンビアとの国境地帯に部隊を配置した。
米州機構(OAS)関係者がCNNに語ったところによると、OAS常設理事会は4日、米ワシントン市内で会合を開き、緊張緩和の道を探る。ブラジルのアモリン外相は、コロンビアのエクアドル越境を非難する一方、問題の平和的解決に向けて当事国の仲介に努めていることを明らかにした。
一方、軍事作戦で押収された証拠品の中にチャベス大統領が先日FARCに3億ドル相当の支援を実施したことを示唆する記録が発見されたという。コロンビア警察当局者は記者会見で、エクアドルの治安担当閣僚が先日レイエス氏と面会したことを裏付ける記録などもあったと述べた。
コロンビアのウリベ大統領は、FARCとエクアドル・ベネズエラ両国政府の間に密約があったとして、OASや国連に証拠を提示する意向を表明。ただ、エクアドルのコレア大統領は、FARCへの接触目的が人質解放交渉のみであり、ベタンクール氏の母国であるフランス政府も関与したと主張した。
(CNN 3月4日)

写真はコロンビア軍の急襲で殺害されたラウル・レイエス司令官

ボビーの暗殺は6月の予備選中


今年に入ってフィナンシャルタイムズ紙に、「オバマ氏が昨年からたびたび暗殺の脅迫を受けている」というニュースが載る。そのためミッシェル夫人がシークレットサービスを説得して夫の警護を要請したというのだ。
「遊説先のあちこちでオバマ夫人は日ごとにファーストレディらしくなっていく。ジャクリーン・ケネディ大統領夫人と比較する人さえいるほどだ。シカゴのサウスサイドにある手狭なアパートで生まれ育った彼女の経歴は、オバマ氏が唱える希望のテーマによくマッチしている。」と記事は続き、「彼女は上品で優雅、才覚と器量がある」「ホワイトハウスにいるミシェル・オバマを想像するのは実にたやすいことだ」とのコメントを引用して締めくくっている。

◇2月25日付ニューヨークタイムズ紙が、全米でささやかれながらも公然と語られることがなかったオバマ陣営スタッフらの不安を伝えた。
通常、党内の指名争いの段階ではシークレットサービス(大統領警護)が候補者を警護することはないが、クリントン上院議員には前大統領夫人として派遣され、オバマ上院議員にはイリノイ州選出のダービン上院議員(民主)らの要請を受けた異例の形で2007年5月から警護がついている。
オバマ陣営内部には、黒人が大統領になる可能性が高まるほど暗殺の懸念も高まるとの見方がある。当初、黒人層の支持者が上院議員の身を案じ、予備選ではわざと勝たせないのではないかとの憶測もあったが、今ではクリントン上院議員をしのぐ勢いの候補になったため、暗殺の懸念も現実的なものになったという。
1月には米下院国土安全保障委員会のトンプソン委員長が国土安全保障省に「(暗殺に対し)特別の注意を払うよう」念を押す手紙を送った。委員長はタイムズ紙の取材に、具体的な暗殺計画情報の有無については明らかにしなかったという。
(共同通信 2008年2月25日)

写真は手前2人がオバマ候補につくシークレットサービス

2008/03/03

テロリストとは違う抵抗運動の闘士




◇イスラエル軍は2日、ハマス司令部や武器庫を空爆し、ハマス側もロケット弾などで反撃。銃撃戦も続き、新たにパレスチナ人10人が死亡した。がれきの中から新たな犠牲者が見つかっており、1日のパレスチナ側の死者は計70人を超える恐れがある。同軍がガザを空爆した27日からの死者は計100人を超えた。
イスラエルのオルメルト首相は2日、ガザへの攻撃について「テロとの戦いをやめるつもりはない」と作戦継続を宣言。作戦中止を求めた国連の潘基文(バン・キムン)事務総長の要請を拒否した。
(中日新聞2008年3月3日)

アルジャジーラのニュースをメールマガジン凸NewsFanzine凸のほうにアップしました。こちらからご覧ください。「No.192 ガザ攻撃はホロコースト」

写真は連日イスラエルの猛攻が続くガザ地区からーー。ミサイルが命中してがれきとなった家屋の穴から力を誇示するイスラエル治安部隊のタンクの姿が。続いて、建物が密集した地域にミサイルが命中!大きなダメージ。ガザでイスラエルに抵抗する顔を隠した親ハマス戦闘員。米国、イスラエル、そして世界(国連)は彼らのことをテロリストと呼びますが、以前は権力(この場合は侵略する大国イスラエル)と戦う抵抗運動の闘士と呼ばれたものでした。わたしはいまでもそう認識しています。アルジャジーラやBBCなどは「ファイター」と言っています。なので、翻訳する際は「戦闘員」か「闘士」と訳すことにしています。