見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2014/05/24

自治はいのち、服従は死


◇サパティスタとメキシコの自治権のあるコミュニティ20周年の祝典
2014年5月22日~8月3日 
オープニング5月22日午後7時~10時
Organized by Melissa Forbis and Kevin Caplicki

Interference Archiveは、アーティストの協同組合がプロデュースするグラフィックアート代表作品選集「自治はいのち、服従は死」を発表する。この展示は、メキシコ政府と全世界の資本主義に対するサパティスタ運動の20年のレジスタンスの祝賀を通して、大量虐殺に抵抗し、自決権と自治を求めるメキシコ先住民の520年の苦闘に名誉を与える。

代表作品選集は、気持ちの上ではサパティスタ運動とメキシコの多くの自治権のあるコミュニティとの連帯で生まれた。20人のアーティストは、自治権を求める苦闘と1994年1月1日の蜂起のあと現れた話すことと耳を傾けることというレジスタンス行為によって見えてくる新しい政治的視野によってインスパイアーされた表現を描いた。その苦闘のパワーを表すことや、この自立的な理論づけと実践がニューワールドに向かって私たちが一緒に歩くとき私たちに何を提供するかについて共有する会話を誘発するために、スターティングポイントとしてアーティストは作品を展示する。

この展示には、映画上映、ディスカッション、朗読会が入る一般プログラムのスケジュールが伴う。

5月29日(木)午後7時

サパティスタの革命:自治を築くための20年
サパティスタがメキシコ政府とグルーバルな資本主義に異議を申し立てるために反抗して立ち上がり、「別の世界は可能」なことを私たちに気づかせる20年前の重要性を祝うため、Interference Archiveはサロンを主催する。たいていの人には、サパティスタの合い言葉はジャングルのなかでスキーマスクをした反抗者のイメージを彷彿させる。サパティスタの日常生活からなる現実の変革は魅力に満ちるほどでないが、もっと影響は遠くまでおよび遠大だ。
1994年以降、長期間の活動家たちは連帯してコミュニティプロジェクトに従事し、サパティスタと一緒に働く経験を共有する。自治というやり方で既存のものに代わるガバナンス(統治)を作り出すことによってサパティスタがその考えを実行したその手段に焦点を合わせ、蜂起以降非常に長い間、彼らは議論をリードする。
どの点でサパティスタ蜂起は成功していると言えるのか、地元的に全国的にまた全世界的に、彼らはなにを成し遂げているのか?
近年最も重要な革命的政治形態のひとつについて、この異なる読みや学問的修正を加えた熟考して得た考えに参加してくれ。

6月12日(木)午後7時~9時

映画上映:Corazon del Tiempo(2009年、90分)
メキシコ南部チアパス州の若い女性がサパティスタ闘争における革命的戦いにほれ込む。(Interference Archive)

この公開(展示会)は一部分、ニューヨーク市文化業務局のGreater New York Arts Development Fund によって後援され、ブルックリンアーツカウンシル(ブルックリン芸術協会:BAC)によって運営される。

http://interferencearchive.org/la-autonomia-es-la-vida-la-sumision-es-la-muerte-a-celebration-of-20-years-of-the-zapatistas-and-the-autonomous-communities-of-mexico/

※サパティスタの正式名はサパティスタ民族解放軍(EZLN)

2014/05/23

Tent of Nations


◇イスラエル軍はベツレヘム近くで1500本の果樹をだいなしにする
Electronic Intifada 20 May 2014
写真:携帯の画像がイスラエル軍によって襲われる前と後のTent of Nationsを説明する。
昨日の朝、占領地ヨルダン川西岸のベツレヘム地域にあるNahalin村の外のテントオブネーションズ農場のものである、およそ1500本の果樹をイスラエル軍が破壊した。

Nassar家が所有する農場は、Gush Etzion圏に位置するイスラエル入植地、Neve Danielの真下にある。入植地拡大のために土地を没収し障害物を取り除こうと努めるイスラエル占領当局によって農場所有地は長いこと標的にされてきた。
家族によると、兵士らは朝早く一家の土地に到着して、2時間で約1500本のアプリコットとリンゴの木を根こそぎにした、そしてそれを大量の土の下に葬った。「これは私たちが土地を元に戻して再生するのを非常に難しくさせる」と、家族の一員Daoud Nassarが私たちに教えた。写真はプロジェクトのフェイスブックのページで利用できる。
アプリコットとリンゴ摘みを手伝うため、6月に国際的なヴォランティアが来ることになっていて、一家は収穫の準備を整えていた。一家は、とりわけジャムを作るためにヴォランティアを使ってもう何年ものあいだ果樹を収穫してきたとDaoudは言った。
2週間前、イスラエル軍がNassar家に栽培をやめろとの命令を発行した。一家は弁護士を通じてその命令に返答した。それにもかかわらず、法的手続きが自然の成り行きにまかされる前に、「彼らはやって来て、すべてを打ち壊した」とDaoudは付け加えた。
「私たちは非常にくじかれた。これは認められているやり方ではありません。なぜ木を破壊するのですか?もうまもなくフルーツをもたらしてくれる木をなぜ破壊するのですか?なぜ土地を破壊するのですか?」
一家は次の手を工夫するとして、最新の事情に反応する最良の方法について最新情報(更新)を待つよう、国際的な支援者に力説する。
http://electronicintifada.net/blogs/ben-white/israeli-forces-destroy-1500-fruit-trees-near-bethlehem

2014/05/22

パレスチナ人をただ殺す

◇パレスチナの十代の少年2人の不法な殺害
21 May 2014

↓Videoをご覧ください
http://youtu.be/CaibEqx2m_k

5月15日、ヨルダン川西岸のBeituniaの街にあるOfer軍刑務所の近くで、イスラエル軍がふたりの十代のパレスチナ人を殺害した。
Nadeem Siam Nawara(17歳)は、胸に致命傷となる銃弾を受けた。Mohammad Mahmoud Odeh(16歳)は、背中に致命傷となる銃弾を受けた。少年はどちらもラマッラーのパレスチナ複合医療施設に運ばれて死亡を宣告された。

「ヴィデオに記録される映像は、狙撃の時にどちらの未成年者もじかに隣接する生命への脅威を呈しない不法な殺害だと暴露する」と、DCI-Palestineの常務理事 Rifat Kassisは言った。「イスラエル兵によるこれらの行為は実質上の戦争犯罪に等しいかもしれない、そして犯罪をおかすものに犯罪の責任を問うためにイスラエル当局は本気で偏らない完ぺきな調査を行う必要がある。」


http://www.informationclearinghouse.info/article38555.htm

2014/05/20

反対意見はうやむやに葬る


ウクライナの映画監督 Oleg Sentsovは、ロシアのクリミア乗っ取りに反対するほかは、どんな犯罪も犯していません。それでもなお、彼は、この前の日曜にロシアの諜報機関によって逮捕されました。

親愛なるヴァーモス、

最初の主要作品が国民的な喝采に達したウクライナの映画監督Oleg Sentsovは、この前の日曜に自宅から強奪されてロシアの諜報機関の一員によって逮捕されました。彼はテロリズムの嫌疑を受けました。彼の「犯罪(けしからぬ事)」? ロシア政府に反対することです。

これはまさに、彼らのとぎれない拡大に対するどんな反対意見も息の根を止める(うやむやに葬る)ロシア指導者による最新の試みです。2012年にロックバンド、プッシーライオットのメンバーが逮捕されて「乱暴」の罪で懲役2年を宣告されました。Sentsovのように、彼女たちが大切だと思うことに味方していました、するとロシア政府はそのせいで彼女たちを罰しました。

先月、Sentsovはロシアのクリミア乗っ取りに反対しました。活動家らが行動の拠点で閉じ込められたので、彼はウクライナ人に食べ物のたくわえをもたらすために二作目の主要映画を保留にしました。これが、政府が「テロリズム」と呼んでいることです。

Sentsovはふたりの子どものシングルファーザーです。他の人びとを助けようとしたせいで、彼が刑務所でおどされているなんて、断じて不公正です。他におよそ二十数名の活動家の盟友もまた拘留されました。

ただちにOleg Sentsovを解放するようロシア連邦保安院に言ってください!

行動してくれてありがとう、
Kathleen J.
Care2 and ThePetitionSite Team
http://www.thepetitionsite.com/249/603/129/free-immediately-oleg-sentsov-ukrainian-film-director-and-civil-society-activist/?z00m=21113660&redirectID=1358470606

2014/05/19

ナクバの日 66周忌

◇ナクバの日に世界中の活動家がパレスチナ人との一致団結を示す
Middle East Monitor 17 May 2014
「人の住まない土地」だとシオニストが主張するところにイスラエル国家を確立するために、1948年のシオニストによるパレスチナ民族全住民の民族浄化をことばで述べるのにパレスチナ人によって用いられる用語、ナクバ、というか「大災害(悲劇の大詰め)」の66周忌を記念して、ここ数日にかけて世界中の活動家が抗議やイベントを行っている。

ラマッラーで武器を持たない2人のパレスチナ人青年を殺害するイスラエル駐留軍に対して、パレスチナ人とその支援者が歴史に残るパレスチナの全域でナクバの日の集会を行った。パレスチナ難民もまたヨルダンに加えてレバノンの全域で大集会を行った。

以下は、世界中で行われた他のかなりの抗議からちょっとだけ抜粋する。


パレスチナのためのアメリカのイスラム教徒(American Muslims for Palestine)の団体は、ナクバやイスラエルの継続するパレスチナ占領について認識を高めるため、並行したソーシャルメディアキャンペーンに加えて幾つかの地元の連帯組織と協調してアメリカの全域で抗議を組織した。それにはタイムズスクエアのナクバに関する電子ビルボードを呼びものにするニューヨークでの集会「Moment of Silence」(写真)、シカゴでのパレードや忠実なパレスチナ料理、バザー、フォークダンス、歌と一緒にナクバの野外イベントを地元学校の外で行うのに加えてパレスチナについて何千もの教育的リーフレットを配ること、そしてミルウォーキーでの沿道の抗議や集会とともにナクバを記念すること、反戦委員会に拠点を置くツインシティによって組織されるミネアポリスでのナクバ集会の共同スポンサーになること、そして最後に、ナクバに関する映画の上映、パレスチナの食べ物やパネルディスカッションとともに来週末のサンフランシスコベイでのナクバイベントを組織することが含まれる。

ユダヤ人の反シオニストグループ、Naturei Karta がワシントンDCの集会やカナダのオタワでの別の集会を入れる幾つかのナクバの日のイベントを行った。


イギリスでは、連帯組織の連合がナクバを記念するのとゲストの演説者ツィピ・リヴニに抗議してロンドンのエルサレム全国基金の会議の外で抗議を行った。ツィピ・リヴニはイスラエルの現法務相で2008年~2009年ガザ攻撃の立案者、パレスチナの人びとに対して戦争犯罪をおかしたことで、逮捕の危険にさらされることなくこの国を訪れることができるようにイギリス政府によって一時的免責特権を認められる必要があった。(写真)パレスチナ連帯キャンペーンもまたブラッドフォードでナクバの日のイベントを組織した、オックスフォードでは街頭デモを行い、シェフィールドではイスラエル国会の著名なパレスチナ人議員によるレクチャーを取りまとめ、市庁舎の前で土曜の夜のナクバの日のヴィジル(徹夜の祈り)を催している。(写真)

オーストラリアでは、パレスチナの友人オーストラリア西部(Friends of Palestine Western Australiaがパースの街でナクバの日抗議行進とチラシ配りキャンペーンを組織した。そしてパレスチナ活動グループ・シドニー(Palestine Action Group Sydney)もまた市庁舎の外で行進と集会を組織した。(写真)

https://www.middleeastmonitor.com/news/americas/11525-activists-around-the-world-show-solidarity-with-palestinians-on-nakba-day

パレスチナ活動グループ・シドニーのフェイスブックのタイトル絵は、パレスチナ人の土地がどんどん力尽くで奪われていき、いつの間にかイスラエルのものと既成事実化していることがよくわかる 
どちらのフェイスブックの絵もかわいい
https://www.facebook.com/FOPWA
https://www.facebook.com/syd.bmbc?fref=nf

2014/05/18

大騒ぎには意図がある



Tonight #Chicago: Rally to Stop Police Crimes with Angela Davis 

←アンジェラ・デイヴィスといえばジョン&ヨーコのアッティカ!
70歳に近づくといえど、オキュパイ運動で皆を鼓舞します

「警察の暴力にもNO!と言おう」

「脱植民地化しよう!」








DAYS JAPANフェイスブックより
https://www.facebook.com/daysjapan.net/posts/714617648577424
◇「チェルノブイリでは避難民の5人に1人が鼻血を訴えた」
2万5564人のアンケート調査で判明
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に掲載中の漫画「美味しんぼ」の「福島の真実」篇に多方面からの抗議が寄せられているという。問題になったのは次の2点である。
・原発を訪れた主人公が鼻血を出すシーン
・そして疲労感を訴えるシーン
特に鼻血が「ありえない」「不安をあおる」といった抗議を受けた。
疲労感については、福島原発事故の後に私自身が経験している。2011年3月13日朝から原発周辺での取材を繰り返した後、持っていた測定器が振り切れるという経験をして、その後4月に突然非常な疲労感と下痢が襲ってきた。被曝と疲労感が関係あるのかどうか、あとで数字を見てもらう。
鼻血はどうか。私自身は鼻の粘膜の異常を感じることはよくあった。しかしはっきり流れるほどの鼻血は経験していない。
私は2012 年7月に沖縄県久米島で福島の子どもたちの保養施設「沖縄・球美の里」を設立し、運営している。ここにこれまで訪れた保護者たちから、鼻血の話題はよく聞いた。福島でも聞いている。だから誰でも知っていることかと思っていた。
だがこれほど大騒ぎになって、「ありえない」とか「事実無根」とか聞くと、そんなに完全に打ち消そうとするということは、どのような意図が働いているせいかと疑ってしまう。これほど大きく問題にすると、かえって「住民の不安をあおる」ことになってしまうではないかと思う。鼻血は出ると訴えている人がいることを認めた上で、それが大きな病気に結びつくのを防ぐためにはどうすればいいのかを話す方が建設的ではないかと思う。
私は1986年のチェルノブイリ原発事故以降、50回を超えて現地での取材と救援活動を続けている。そしてこの3月、映画取材班とともに、チェルノブイリを5年ぶりに取材した。
ウクライナの高濃度汚染地域であるナロジチ地区のナロヂチ市中央病院の副院長に、日本では福島原発事故の後、鼻血がでた子どもが増えたという声を聞くが、チェルノブイリではどうだったのか、と聞いた。すると副院長は「チェルノブイリでも事故の後、鼻血が増えた」と答えた。被曝によって血液系統の病気が増えた。鼻血もそうだが、貧血も増えたということだった。白血病の前段階の症状も増えたという。
1990年、IAEAはチェルノブイリの調査団を派遣し、翌年、健康被害の不安を打ち消す報告書を発表している。その報告に疑問を持った私たちは、広河事務所とチェルノブイリ子ども基金(当時は私が代表だった)共同で、現地NGOの協力を得て、1993年8月から1996年4月まで、避難民の追跡調査を行ったのだ。
調査項目は数百にのぼり、アンケート形式で本人あるいは家族に書いてもらった。回収できたアンケートは2万5564人分である。チェルノブイリ避難民のこれほど大掛かりなアンケート調査は、ほかにはないと思われる。私たちにそれができたのは、これが救援目的におこなった調査だからである。人々の健康状況を把握できなければ、どのような救援を行っていいのかわからないからだ。
アンケート調査は困難だったが、私たちにはIAEA にはない強みがあった。それはそれまでの救援活動の実績と現地の人々との信頼関係、チェルノブイリ支援の現地NGOとのつながり、である。ほかならぬ被災者に会うことが、私たちの仕事だったということもある。
この報告書は日露版の冊子の形で発行され、この3・11後にその一部を『暴走する原発』(小学館)に収録した。その結果から、鼻血と疲労に関する数字を中心に見ていきたい。ただ人々を襲ったのはもっと多様な症状だったので、それらも記載しておきたい。
●プリピャチ市(原発から約3キロ)の避難民アンケート回答者9501人
「事故後1週間に体に感じた変化」という質問に、人々は次のように答えた。
頭痛がした 5,754 人 60.6%
吐き気を覚えた 4,165 人 43.8%
のどが痛んだ 3,871 人 40.7%
肌が焼けたように痛んだ 591 人 6.2%
鼻血が出た 1,838 人 19.3%
気を失った 880 人 9.3%
異常な疲労感を覚えた 5,346 人 56.3%
酔っぱらったような状態になった 1,826 人 19.2%
その他 1,566 人 16.5%
「その人々の事故から約10年後の健康状態」
健康 161 人 1.7%
頭痛 7,055 人 74.3%
のどが痛む 3,606 人 38.0%
貧血 1,716 人 18.1%
めまい 4,852 人 51.1%
鼻血が出る 1,835 人 19.3%
疲れやすい 7,053 人 74.2%
風邪をひきやすい 5,661 人 59.6%
手足など骨が痛む 5,804 人 61.1%
視覚障害 2,773 人 29.2%
甲状腺異常 3,620 人 38.1%
白血病 50 人 0.5%
腫瘍 440 人 4.6%
生まれつき障害がある 34 人 0.4%
その他 1,715 人 18.1%
「現在の健康状態は事故の影響だと思っているか」
100%事故が原因である 47.3%
かなり事故が影響している 14.5%
全く事故と無関係ではない 38.2%
事故とは無関係である 0.0%
健康である 0.0%
念のため、数は多くはないが、比較対象のために行ったモスクワ市民の集計(316 人)は次のとおりである。
「現在の健康状態」
健康 173人 54.7%
頭痛 53人  16.8%
のどが痛む 27人 8.5%
貧血 6人 1.9%
めまい 22人 7.0%
鼻血が出る 10人 3.2%
疲れやすい 67人 21.2%
風邪をひきやすい 56人 17.7%
手足などの骨が痛む23人 7.3%
視覚障害 51人 16.1%
甲状腺異常 11人 3.5%
白血病 2人 0.6%
腫瘍 8人 2.5%
生まれつき障害がある 0人 0%
その他 22人 7.0%
●チェルノブイリ市(原発から約17キロ)の避難民のアンケート回答者2,127 人
(人々は事故からおよそ8~9日後に避難した)
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 1,372 人 64.5%
吐き気を覚えた 882 人 41.5%
のどが痛んだ 904 人 42.5%
肌が焼けたように痛んだ 151 人 7.1%
鼻血が出た 459 人 21.6%
気を失った 207 人 9.7%
異常な疲労感を覚えた 1,312 人 61.7%
酔っぱらったような状態になった 470 人 22.1%
その他 287 人 13.4%
「現在の健康状態」
健康 58 人 2.7%
頭痛 1,587 人 74.6%
のどが痛む 757 人 35.6%
貧血 303 人 14.2%
めまい 1,068 人 50.2%
鼻血が出る 417 人 19.6%
疲れやすい 1,593 人 74.9%
風邪をひきやすい 1,254 人 59.0%
手足など骨が痛む 1,361 人 64.0%
視覚障害 649 人 30.5%
甲状腺異常 805 人 37.8%
白血病 15 人 0.7%
腫瘍 80 人 3.8%
生まれつき障害がある 3 人 0.1%
その他 426 人 20.0%
●チェルノブイリ地区の村々の避難民12,864 人の回答
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 7,805 人 60.7%
吐き気を覚えた 5,497 人 42.7%
のどが痛んだ 5,160 人 40.1%
肌が焼けたように痛んだ 813 人 6.3%
鼻血が出た 2,491 人 19.4%
気を失った 1,194 人 9.3%
異常な疲労感を覚えた 7,259 人 56.4%
酔っぱらったような状態になった 2,471 人 19.2%
その他 1,966 人 15.3%
●ノヴォシュペリチ村(原発から6キロ)の避難民の回答者351 人
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 216 人 61.5%
吐き気を覚えた 158 人 45.0%
のどが痛んだ 124 人 35.3%
肌が焼けたように痛んだ 19 人 5.4%
鼻血が出た 65 人 18.5%
気を失った 35 人 10.0%
異常な疲労感を覚えた 192 人 54.7%
酔っぱらったような状態になった 69 人 19.7%
その他 55 人 15.7%
「現在の健康状態」
健康 4 人 1.1%
頭痛 264 人 75.2%
のどが痛む 114 人 32.5%
貧血 55 人 15.7%
めまい 171 人 48.7%
鼻血が出る 70 人 19.9%
疲れやすい 268 人 76.4%
風邪をひきやすい 225 人 64.1%
手足など骨が痛む 211 人 60.1%
視覚障害 80 人 22.8%
甲状腺異常 110 人 31.3%
白血病 0 人 0.0%
腫瘍 19 人 5.4%
生まれつき障害がある 0 人 0.0%
その他 86 人 24.5%
●ポレスコエ地区(原発から約45キロ)避難民の回答者1,005 人
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 623 人 62.0%
吐き気を覚えた 380 人 37.8%
のどが痛んだ 420 人 41.8%
肌が焼けたように痛んだ 76 人 7.6%
鼻血が出た 292 人 29.1%
気を失った 166 人 16.5%
異常な疲労感を覚えた 595 人 59.2%
酔っぱらったような状態になった 215 人 21.4%
その他 92 人 9.2%
「現在の健康状態」
健康 29 人 2.9%
頭痛 705 人 70.1%
のどが痛む 361 人 35.9%
貧血 133 人 13.2%
めまい 435 人 43.3%
鼻血が出る 216 人 21.5%
疲れやすい 675 人 67.2%
風邪をひきやすい 528 人 52.5%
手足など骨が痛む 651 人 64.8%
視覚障害 185 人 18.4%
甲状腺異常 306 人 30.4%
白血病 2 人 0.2%
腫瘍 25 人 2.5%
生まれつき障害がある 2 人 0.2%
その他 162 人 16.1% 
(アンケートの翻訳には、東京外国語大学のロシア語科の学生を中心に、約60名が協力してくれた)
2014 年5 月13 日
株式会社デイズジャパン
「チェルノブイリ子ども基金」前代表  広河隆一
※DAYS JAPAN6月号(5月20日発売号)では、チェルノブイリの実測放射能汚染地図と、福島の人が住む町との比較を紹介します。