見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2021/07/30

Ben & Jerryのアイスクリーム

ここのところ、活動団体から「急速に前進!」のわくわくする報告が続きます… 

Ben & Jerryのアイスクリームを見かけたら、一番にこれを買おうと思うし、ひとりの消費者として、会社の考え方に賛同し、応援する意味で、モノを選んで買う権利をひとり楽しむことに決めています。



親愛なるヴァーモス、


I scream, you scream, we all scream for ice cream… パレスチナ人が平等の権利を得るまではイスラエルをボイコットするとのパレスチナ人の要求を支持します。違法なイスラエルの入植地でアイスクリームを販売するのをやめるという、昨日のBen & Jerryの発表はBDS運動(イスラエルに対し国際法に違反する行為をやめさせるための政治的・経済的な圧力を目的とした世界的なキャンペーン)の活力を特に目立つように示すことでメディアに衝撃を与えました。


「Ben & Jerryのアイスクリームが占領下のパレスチナ自治区で売られるのは当社の価値観と矛盾すると考える」とバーモント州に本拠を置く会社は述べて、2022年の終わりに期限が切れたとき、イスラエルのフランチャイズ認可販売店との協力を更新しないと発表しました。


平等を求めるパレスチナ人の苦闘を猛然と追いかけ拡大しましょう!大好きなBen & Jerryのフレイバーを食べるあなた自身の写真を撮り、ソーシャルメディアに投稿しましょ、@CODEPINKをタグを付けて。あなたがアメリカに住んでいる場合、バーニー・サンダーズによる新しい立法措置を支持するよう地元の上院議員に働きかけることでパレスチナ人の権利のために次の行動を起こしてください。


イスラエルのアパルトヘイトの擁護者が癇癪を起こしていると同時に、イスラエルの外相Yair Lapidが、Ben & Jerryの決定は反ユダヤだと誤って公言してアメリカは会社を罰しろと要求しました。上院議員のサンダース、マーフィー、リーがイスラエルのような権利を罵倒する国々へのアメリカの武器売却を止めるための新しい包括的な立法措置を準備します、そして軍事作戦を開始するか、または継続する前には議会の承認を必要とする法案となります。可決した場合、国家安全保障権法(National Security Powers Act)は次のようになります:

  • 武器売却を承認する前、大統領には議会からの賛成票を確実にすることを強く要請する(義務づける)
  • 議会の承認のない軍事作戦への資金調達は自動的に止める
  • 「戦争行為(交戦状態)」を、現場にアメリカ軍がいる場合だけどころか、武力の使用を必要とするあらゆる作戦を意味することに再定義する
  • 議会によって承認されていない(トランプの国境の壁の“緊急事態”を考えてください)国の緊急事態への資金調達を削減する
  • すべての現行の戦争の認可(法的強制力)を無効にする

ワシントン・ポスト紙によると、この立法措置の必要性を猛烈な勢いでサンダースの優先事項の最前線に進ませたのは、イスラエルの2021年5月のガザ爆撃の中でイスラエルに対して7億3500万ドルの弾薬が売却されたことでした。


Ben & Jerryの発表からアメリカのユダヤ人の四分の一がイスラエルはアパルトヘイト国家であることを認めているという新しい世論調査や、アメリカの武器売却と軍事行動を削減するこの新しい立法措置まで、事態は急速に動いています。わたしたちの抗議、教育の結果としての知識、支持のための活動は成果を上げており、今はそれを増やすときです。わたしたちはまだ始動させたばかりで、パレスチナが解放されるまで立ち止まりません。

 

平和のために、
Ariel and the entire CODEPINK team


https://www.codepink.org/powersact?utm_campaign=pal_ben_and_jerrys_alert&utm_medium=email&utm_source=codepink

https://www.benjerry.com/values/issues-we-care-about




◇FCバルセロナが中止に!アトレティコ・マドリードとインテル・ミラノにアパルトヘイトのイスラエルでプレーしないよう迫りましょう


親愛なるヴァーモス、


試合は取りやめ! FCバルセロナと人種差別主義者のイスラエルのFC、ベイタル・エルサレム(Beitar Jerusalem)との「親善試合」はありません。


FCバルセロナはイスラエルが先住民族のパレスチナ人コミュニティに対して段階的な民族浄化を続けているエルサレムでは試合は行わないという条件をつけました。


ベイタル・エルサレムは拒否しました。結局、それはまさに政治的駆け引きであり、エルサレムに対する主権のイスラエルの違法な主張を強化することだとわかります。


FCバルセロナはイスラエルのスポーツウォッシングをじかに体験しました。

(スポーツウォッシング:sportswashingとは、2018年にオックスフォード辞書に認められた新語のひとつで、国家や団体、人物などがスポーツを利用して自らのイメージを高めようとしたり、不都合な事実から目を背けさせようとすることを意味する。「事実を隠すこと:whitewash」という意から派生した言葉。)


バルサの公開試合やクラシコ「ピース」試合を含め、FCバルセロナが人種隔離政策イスラエルでのすべてのスポーツウォッシング・イベントを中止しなければならない理由はさらに増えています。


他の2つのチーム、アトレティコ・マドリードとインテル・ミラノが8月8日に人種隔離政策イスラエルで「親善試合」を予定しています。


バルセロナへの圧力が効きました。わたしたちはこの試合も止められます。

 

5月初旬にイスラエル兵に撃たれて亡くなった有望な16歳のプレイヤー、サイード・オデ(Said Odeh)が所属するバラタ(Balata)FCを含め、200以上のパレスチナのスポーツチームがヨーロッパのクラブに手紙を書きました。


今度はあなたが行動を起こす番です。

 

2021/07/29

摂氏30度、湿度67%は温暖な気候か

日本で暮らしていて、この時期を温暖だと感じ、アスリートが実力を発揮する上で理想的な気候だと感じている人はゼロだと思う

ほんと!選手に対していったい誰が責任を取るのですか?



熱中症になって試合を途中棄権せざるをえなかったスペインのテニス選手パウラ・バドサ


◇BBCニュース:酷暑の中でのオリンピック、なぜこの時期に?

東京オリンピックで28日、テニス男子のダニール・メドヴェージェフ(ロシア・オリンピック委員会)が有明テニスの森での試合中、暑さで呼吸に苦しみ、死んだら誰が責任を取るのかと主審に問いただす場面があった。


第2シードのメドヴェージェフは、ファビオ・フォニーニ(イタリー)との3回戦の試合中、メディカル・タイムアウトを取り、トレーナーを呼んだ。

カルロス・ラモス主審が大丈夫かと尋ねると、メドヴェージェフは「大丈夫。もし死んだらITF(国際テニス連盟)は責任を取ってくれるのか?」、「試合は最後までできるが、死ぬかもしれない」と答えた。

https://www.bbc.com/japanese/58003338




トライアスリーツ(トライアスロン競技者)が倒れて嘔吐…

AFP通信が26日に報じたトライアスロンのフィニッシュラインの光景


水質問題が起こったお台場では選手たちが天候に苦しんでいた。


アメリカのYahoo Sportsのコラムニスト、Dan Wetzelは、26日にお台場海洋公園で開催された東京オリンピック男子トライアスロン競技のフィニッシュラインは「戦場のようだった」と伝えて、「疲れ切ってへとへと」だと酷評した。


彼は、「熱波に打ち勝つために男子トライアスロンは午前6時半にスタートしたが、摂氏30度、湿度67%をしのぐことはできないことが証明された」と指摘。フィニッシュラインに入るとすぐに選手たちはひざまずいて痛みを訴えた。一部の選手には嘔吐するのが見られた。


彼は、(2013年招致委員会の立候補ファイルで)「この時期の天候は晴れる日が多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」とのオリンピックの天候に関する日本側の声明を紹介した。「日本人はこの問題についてまったく謝罪していません」と酷評した。


テニス、ビーチバレー、サイクリングなどの屋外競技は30度半ばの高温で開催される。


テニスのスター選手、ノバク・ジョコビッチは、「天候は厳しいと思っていたが、体験するまではわからない」と語った。


天候の問題に加えて、海外の主要メディアもトライアスロン競技が開催される東京のお台場ビーチでの水質問題を指摘した。今月14日、アメリカのブルームバーグニュースは「オリンピックの開幕が迫っているが、東京の屋外プールでは悪臭が発している」と競技を酷評した。


◇Swimming in poo(うんこの中で泳ぐ):

オリンピック会場で下水汚物漏れの恐れ

FOX SPORTS July 19th, 2021


暑さは忘れなさい、東京湾の水質について懸念が高まるせいでオリンピックの海の競泳者やトライアスロン競技者に最も心配をもたらしているのは臭い湾(お台場海浜公園)だ。


競泳やトライアスロンの会場で悪臭が報告されており、危険な大腸菌のレベルが上昇していることで懸念が高まっている。


東京では7月27日から大雨が予想されており、東京湾へ汚水が漏れ出るリスクが高まる。


オーストラリアのトライアスロン・チームリーダーのJustin Drewは競技初日の7月26日(月曜)まで異なるサンプル箇所で一日2回検査を行って水質監視を続けると述べた。


アメリカ水泳コーチ協会の事務局長John Leonardも、2019年にこの問題を提起し、バクテリアのレベル上昇のせいで会場の変更を求めた。


東京の主催者は大腸菌のレベルはほとんどの日で「合意された限度」の範囲内にあると言って、会場のどのような変更も除外した。


悪臭を放つニオイについてメディアが報じた後、東京湾の水質について心配する選手の間で個人的な議論があったと考えられている。


東京の100年前の下水道が雨水で溢れ、東京湾に至る河川系統にどっと流れ込む、激しい雨が降った後にこの問題がやや定例で発生する。


東京都はオリンピックに向けて水質改善に取り組んできており、湾に砂を堆積させ、3層のポリエステルスクリーンを設置してきている。


未処理の下水の排出と一緒に湾に放出される前に、高水の水を捕らえる貯蔵タンクも建設された。


トライアスロンは7月26日、27日、31日に、10キロ耐久イベントのマラソン競泳のほうは8月4日、5日に開催される。


この問題は前例がないわけではない。2016年ブラジルのリオ大会のボート、ヨット、カヌー、競泳、トライアスロンなど、海の競技の選手らは会場で深刻な汚染に直面した。


https://www.foxsports.com.au/tokyo-olympics-2021/swimming-in-poo-fears-of-sewage-leak-in-olympic-venue/news-story/9152e330a7dc15866a02646810cbd96b