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2025/02/25

中東のリビエラ IsraHell


 ⌘トランプ、「中東のリビエラ」を建設するとしてガザの民族浄化を提案

デモクラシーナウ!FEBRUARY 06, 2025 by Amy Goodman & Denis Moynihan
今週、ドナルド・トランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相が隣に立つホワイトハウスの記者会見でガザについて意見を伝え、「われわれがガザを所有する」と発表しました。

「アメリカがガザ地区を支配する」というトランプの気絶させる宣言は、即興ではなく用意したメモを読んだものでした。ガザに住むパレスチナ人は立ち去らなければならないと彼は述べ、国際法に明らかに違反する大規模な民族浄化を提案していることにまるで関心がないようでした。

「わたしが話をした誰もが、アメリカがあの土地を所有するという考えに喜んでいる」と彼は続けました。「生意気な人間にはなりたくない。知ったふうな人間にはなりたくない。だが、中東のリビエラ、これはそうなればとても壮大な、すごいものになるかもしれない。」

トランプの娘婿でホワイトハウスの元顧問ジャレッド・クシュナーは不動産開発業者でもあるが、一年前にハーバード大学の中東に関する討論団で同様のコメントをしています。クシュナーは、「ガザの海辺の不動産、それは、おそらく非常に金銭的価値がある」と述べました。

トランプ大統領は1月25日、大統領専用機エアフォースワンの機内で記者団に話すうち、今週の提案の徴候を示しました:「エジプトに住人を引き受けてもらいたい、またヨルダンにも住民を引き受けてもらいたい。おそらく150万人くらいの話だが、われわれはまったくすべてを一掃してきれいにする」と。

極右のイスラエル人はトランプの民族浄化案にわくわくしているが、アラブ諸国の政府はすぐにそれを拒否しました。サウジアラビアは「東エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家を確立するため不断の努力を続ける、そしてそれなしにはイスラエルとの外交関係は樹立しない」という声明を発表しました。エジプトとヨルダンもまた少なくとも今はこの計画をきっぱり拒否しています。この数週間内にトランプはヨルダンのアブドラ国王をワシントンに招いており、まさに今週ペンタゴンはエジプトに3億ドルの武器売却を承認しました。

ことによると最も揺るがないのはガザのパレスチナ人自身でしょう。多くのパレスチナ人が自宅からガザに追い込まれたナクバから75年以上、そして1967年の露骨なイスラエルの占領、包囲、度重なる襲撃から半世紀以上、それでもなおガザのパレスチナ人は彼らの土地の管理を要求します。ハン・ユニスの瓦礫の山の前に立つパレスチナ人の若者Yasser Safi は次のように語りました。
「わたしたちは瓦礫、破壊、消耗戦、ジェノサイドをのがれました、そこではいつ死が四方八方からやってくるかわかりません。でも、わたしたちは最後まで持ちこたえ、生き残りました。このドナルド・トランプ大統領はわたしたちが起源を持つ国からわたしたちを強制移住させる新たな手段でわたしたちに臨みます。ここはわたしたちの土地です。わたしたちはそこから去りません… わたしたちは瓦礫にこうしてテントを張っています。」

トランプが本当にこの犯罪を犯すつもりなのか、それとも単に「気狂い男のセオリー」を有効に使っているだけなのか、よくわかりません。それはベトナム戦争中に、実はニクソンは核兵器を使うほど狂っているかもしれないと北ベトナムを納得させ、かくして和平交渉を余儀なくさせようとしたリチャード・ニクソン大統領が使った交渉の駆け引きでした。それはニクソンには役立ちませんでした、またトランプに役立つチャンスもわずかしかありません。

けれども、トランプは彼の言葉通りに受け取るべきだとトランプ一期目の政権で仕事をした多くの人が警告しています。トランプはおそらくは、彼が勝手に思い込む「すばらしい」「リビエラ」を建設するためにガザからエジプトのシナイ半島あるいはヨルダンにガザの200万のパレスチナ人を追い立て、ガザを「一掃」しようとするかもしれません(おまけにトランプは間違いなくそこから本人みずから利益を得るでしょう)

米国政府のまさに構造そのものへの前例のない攻撃、報復的な大量解雇命令、省庁全体の閉鎖、トランスジェンダーの人々に対する忌まわしい攻撃の画策など、トランプのひたむきな違法は、はからずも今や国内で全面的に表に出ています。

トランプよりもっと堂々とイスラエル・パレスチナ戦争に経験や洞察力のあった大統領はジミー・カーターです、彼は1978年にキャンプ・デービッドの合意を仲介し、イスラエルとエジプト間に和平を樹立しました。2006年の著書、「パレスチナ:アパルトヘイトでなく平和」でカーターはイスラエルによるパレスチナ人への抑圧について次のように書きます。

「彼らの政治的そして軍事的な優位性を利用して彼らは占領地のイスラム教徒とキリスト教徒の市民に不公平な撤退、封じ込め、アパルトヘイトという組織的な方法を押しつけている。ふたつの民族の力でねじ曲げる分離の気持ちを駆り立てる目的は南アフリカのそれとは異なる、人種差別ではなく、領土の獲得である。」

昨年12月29日に100歳で亡くなったカーター大統領は2006年にイスラエルに関して「アパルトヘイト」という言葉を使ったことで桁外れな非難を受けましたが、決して撤回しませんでした。20年後、イスラエルはあまねくアパルトヘイト国家として非難されています。

トランプのホワイトハウス就任で、イスラエルは間違いなくガザ地区全体を掌握するまれな機会とみなしています。この犯罪が起きてしまう前に阻止するには世界規模の大衆的な運動を必要とするでしょう。
https://www.democracynow.org/2025/2/6/trump_proposes_ethnic_cleansing_of_gaza


⌘平和を求めるユダヤ人の声より:
トランプはすべてのパレスチナ人がガザから去って欲しいと思っている。
昨日、トランプは外国の指導者、戦争犯罪者で国際的な逃亡者のベンヤミン・ネタニヤフをホワイトハウスに迎えた。

 ネタニヤフがにこやかに笑っている時、トランプは衝撃的な発表をした。ガザの180万人は永久に去ること(あるいは追放されること)を見込んでおり、「死と破壊、率直に言って不運を終わらせる」と述べた。15ヶ月におよぶジェノサイドに関して「不運」との言及は彼の人道的配慮の姿勢が明らかな茶番であることを露呈した。

それが実現可能な構想であるか否かはともかく、パレスチナ人の他国への移住を奨励するかまたは他国へ追放することでイスラエルが彼らの土地を乗っ取ることができるという、かつて少数派だった「移転(譲渡)」という考え方は、ここ数週間のトランプのガザ地区住民の移住に関するコメントで急速にイスラエルの主流へと移行した。

トランプは続けて、ガザを「中東のリビエラ」にすると約束した。この民族浄化を完了するためにもしかして米軍が包囲された飛び地を引き継ぐ(占領する)かもしれないとトランプは示唆した。

トランプがアメリカとイスラエルのかかわり合いへの積極的関与に尽力している時、ネタニヤフはアメリカ右派の著名人を訪ねる親善ツアーを行なっている。

Netanyahu goes to Washington

日曜日、ネタニヤフがアメリカ到着後最初に会った人物は億万長者の反ユダヤ主義者でトランプの右腕である男、イーロン・マスク、彼はほんの数週間前には就任集会でナチス式敬礼をしていた。

月曜日、ネタニヤフは10人以上の福音派キリスト教指導者らと会った。その中には大使候補のマイク・ハッカビーとテレビ伝道師ジョン・ヘイギーがいる。ハッカビーはイスラエル政府のパレスチナ人追い立てを迎え入れる、なぜかと言えば、それがハルマゲドンの前提条件だと信じるからだ。ヘイギーはホロコーストがユダヤ人をイスラエルに駆り立てるための神の計画の一部だったとかつて一言した人物だ。

極右は反ユダヤ主義とユダヤ人に対する暴力の最大の供給元である。ではなぜイスラエルの首相はトランプとの会談に話を向ける数日間、極右過激派の機嫌をうかがっていたのか?

その答えは簡単だ:アメリカのイスラエル支持の維持がユダヤ人の安全のためであったことは一度もなかった。そしてイスラエル支援者と極右はともに、共有する行動計画を進めるために反ユダヤ主義の高まりという恐怖を利用することに余念がない。

反ユダヤ主義と戦うふりをする = The new McCarthyism

大統領としてトランプの最初の行動はアメリカのほぼすべての社会的弱者集団のための保護を標的にして撤廃する一連の大統領令を発令することだった。同時に彼は、過去15ヶ月を通して停戦を主張する抗議デモを組織したと知られている学生だれからも学生ビザを取り消すよう国務省に指示することで、「反ユダヤ主義と戦う」ための大統領令を公表した。

最高位の要職に憎しみに燃えた反ユダヤ主義者が存在する、人種差別、性差別、トランス嫌い、反移民、イスラム嫌いの政府が、突然ユダヤ人についてアイデンティティに基づく差別に直面すると懸念することにあてはまる理由はない。それにもかかわらず、新政権は反ユダヤ主義との戦いに関心があるかのように自らを位置付けている。

現実には極右は、イスラエルのジェノサイドを擁護するため、そしてわたしたちの基本的人権と自由のすべてを踏みつぶす基礎を築くため、その両方の棍棒として反ユダヤ主義という虚偽の告発を武器として利用している。

トランプの「反ユダヤ主義と戦う」という偽りの大統領令は、パレスチナ連帯運動を破壊するための極右の計画、「プロジェクト・エステル(旧約聖書)」のページから直接引用された。それは脅しの戦術だ。イスラエル政府への批判を封じ込めるための明白な試みで、ユダヤ人の安全を守るのには何も役立たない。

極右がイスラエルの過激派政府とその支持者と分かち合う目的、イスラエル批判を犯罪化することは右派にとって基本的人権と自由を完全に解体するための入り口だ。

イスラエル、アメリカの優位性、そして右翼のアジェンダ

アメリカ・イスラエル同盟はトランプの最優先の中心にある。

伝えられるところによれば、バイデン政権の15ヶ月の政策に便乗してトランプはイスラエル政府への10億ドルの武器出荷について議会承認を求めている。この一括取引には数億ドル相当の装甲ブルドーザーと1000ポンド爆弾が含まれる。

アメリカのイスラエル支援は双方の長年の具体的利益、党派心の強い政治的分裂の域を超えた利益によって駆り立てられている。それは、この地域に対してアメリカの優位を確実にすることでイスラエルが重要な役割をつとめているからだ。引き替えにアメリカは数百万のパレスチナ人に対する限界がない軍事占領を維持し、近隣諸国に絶えず続く軍事上の脅威を装って見せるのに必要な武器と政治的支援をイスラエルに提供する。

これはバイデンが大統領だったときもその通りだったし、超孤立主義、アメリカ第一主義の基本方針にもかかわらず、トランプが大統領の今もその通りだ。先週アメリカの対外援助を凍結する大統領令を出したが、トランプ政権はイスラエルとエジプト、ただ2国のみに軍事上の財政的援助を維持することを決めた。

15ヶ月におよぶジェノサイドによってもたらされた国際ルールに基づく秩序の破壊は、トランプにはとても快いものだ。バイデンは国際秩序に関心を持つと主張したが、ガザでのイスラエルの日常的な残虐行為に資金提供し容認する彼の政策は国際法をあざわらい、トランプと残りの極右勢力をダイレクトに容認する免責の風潮を助長している。

結局、反ユダヤ主義とユダヤ人の安全について心配するふりをすることは極右の偏見に満ちた反民主主義的な急を要する行動計画に都合の良いモラル上の隠れ蓑を与えることになる。極右が全米のキャンパスで言論の自由を骨抜きにし、学生活動家を国外追放すると脅しているのは、反ユダヤ主義と戦うという名目においてだ。

わたしたちの活動に対する攻撃はその青写真

アメリカとイスラエルの関係は明らかにトランプの最上位にある。それは世界の覇者として合衆国のステイタスの中核にとどまり、極右とイスラエル支援者は反ユダヤ主義と戦うという名目の下、市民的自由を骨抜きにするために手を組んでいる。すべては確固としたアメリカのイスラエル支援を維持する目的で。

だが、極右勢力はそこで止まってはいない。就任後の最初の数週間を通じてトラプは主流から外されたコミュニティへの攻撃に次から次へと着手した。ICE(移民・税関取締執行局)の強制捜査を強化することやトランスジェンダーの権利に対する全面戦争に指を振ることから、政府のウェブサイトからLGBTQI+のリソースを削除することまで。イスラエル批判を犯罪とすることが青写真だったが、わたしたちすべての人の基本的人権と自由が脅威のもとにある。

アメリカのイスラエル支援はますます右翼の事業になっており、すべてのコミュニティを危険にさらす偏狭な最優先課題を実行するための中核となっている。パレスチナ連帯運動は、断じてたこ壷にされるどころではなく、実のところは極右との戦いの最前線にある。パレスチナ人が解放されるまで、わたしたちは誰も自由になれない。

https://www.jewishvoiceforpeace.org/2025/02/05/trump-wants-all-palestinians-out-of-gaza/?utm_source=wire&utm_medium=email&sourceid=1001761&emci=1fcfbafe-e5e3-ef11-90cb-0022482a94f4&emdi=887747b4-f9e3-ef11-90cb-0022482a94f4&ceid=87164