トランプの首にFIFA平和賞
12月5日、FIFA国際サッカー連盟は今年独自に創設した平和賞を「初代受賞者にふさわしい」と讃え、トランプ大統領に授与した
トランプは、「わたしたちは何百万もの命を救った。世界は今、より安全になった」と、自らメダルを首にかけるパフォーマンスを見せ、自画自賛
あのね、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長はトランプのお友だちなの
ニューヨークタイムズ紙はノーベル平和賞を逃したトランプのためにインファンティーノが「FIFA平和賞創設を主導した」と指摘、会長がトランプに気に入られるためのものだったと解説している
イギリスのガーディアン紙は、米軍が中南米海域で「麻薬密輸船」への攻撃を繰り返し、乗組員を殺害していることを挙げ、トランプは自身を「平和をもたらす人間だと主張するが、疑わしい法的根拠で小型船を軍事攻撃するなど行動は矛盾している」と評した
AP通信も、「FIFAが伝統的なスポーツ重視の姿勢から逸脱した」と報じる
⌘パレスチナのフットボール選手、クラブ、そして国際団体は戦争犯罪とアパルトヘイトを幇助しているとしてFIFAのインファンティーノ会長とUEFAのチェフェリン会長を非難、ICC(国際刑事裁判所)に提訴している。
主張は、国連の警告にもかかわらず、盗まれたパレスチナ人の土地にクラブを入植できるように権限を与え、ガザで400人以上のパレスチナ人選手が殺害されるに至ったとある。
これは歴史的な最初の機会であり、世界のフットボール・ガバナンスにとって暗い汚点だ。
⌘ネタニヤフがFBIに、「イスラエルに対するヘイトクラム」を投稿したアメリカ人を投獄するよう命じる
ネタニヤフ首相がまさしくアメリカ人に宣戦布告した。
彼はみずからこう言った:「あなたの声、あなたの考え、あなたのミーム、ソーシャルメディアは目下の事情ではイスラエルの戦場だ。あなたがたは彼らの目には敵の戦闘員ということになる。」
#ロイター通信はこの劇的状況を描写するのに4000語を費やした。真実は最後の一文、「日本は常に道具、またはカードのように扱われてきた」にあった。
これはアメリカ・中国・日本の三角関係全体を一行で言い表したものである。ほかは、照明とコスチュームだ。(11月27日)
#ジョン・ミアシャイマーの動画がまるで衝撃的な新事実のように扱われているのは滑稽とも言える。彼がしているのは、すべてのアメリカの属国が静かにパニックに陥っていることについて学術的な言葉で述べているだけなのだ。
日本は例外的なものではなく、構造的衰退に直面している西側システムの最初の連鎖反応を起こすドミノなのだ。ミアシャイマーが、「冷戦後秩序(過去のものに関する)分析」と呼ぶものは、まさにわたしたちがリアルタイムで見てきたものだ。
• 衰退が加速している属国
• 戦略的アイデンティティが数十年にわたって外部委託された同盟国
• まったく代替戦略なしにアメリカ中心のグローバリゼーションの上に築かれた経済
• ワシントンが内向きになったとたんに負債となる軍事依存関係
日本は「無類に脆弱」なのではなく、単に他の国々が隠してきた兆候を示した最初の国ってことだ。多くの国々が日本に関する分析を読み、突然、自分への攻撃と感じるのはそのせいだ。鏡は正確なので、鏡に映った似姿のようなものは避けられないからだ。ミアシャイマーが明らかにする不快な真実は、アメリカの衰退は日本を区別しないということ。それはアメリカ第一を中心に造られたエコシステム全体の正体をあばく(化けの皮を剥がす)。そしてあらゆる防御反応のすぐ下にある静かな恐怖(不安)は同じ論点、主体性、独自性がアメリカの力を中心に築かれた国は、アメリカの力がもはやないとなったらどうなるのか?実態分析を責めるな。病弊を責めろ。(11月30日)
⌘埋もれた事件
NHKが沖縄の米兵性犯罪に関する全国放送を高市早苗政権の発足と重なった「タイミング」を理由に政権発足翌朝から2週間後へ延期していたことが分かった。複数の関係者によると、日米安保を重視する高市政権や世論への刺激を避けようと忖度(そんたく)した結果だという。NHKは本紙の取材に対し「総合的に判断している」と説明した。(編集委員・阿部岳、社会部・豊島鉄博)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1725778
⌘12月2日、軍司令官Laura J. Rochardson:「ベネズエラ戦争に乗り出し、他のラテンアメリカやカリブ海諸国の主権を脅かすことは安全保障や民主主義の擁護となんの関係もありません。それはすべてアメリカ企業の利益のために略奪をすることであり、他国の資源を支配してアメリカの覇権を維持すること、同時に彼らを貧乏のままにさせておき、アメリカの億万長者に自由に使用させることに他なりません。」
⌘ベネズエラ副大統領:「アメリカは軍事力を用いて世界最大のわが国の膨大な石油埋蔵量を強奪しようとしています」
「ベネズエラは国の天然エネルギー資源の防衛にしっかりと取り組みます。何物もわたしたちを止めたりしません!」(12月1日、カラカス)
もしもロシア、中国、そしてラテンアメリカ諸国が地球上で最大のこの石油資源の露骨な白昼堂々の強奪を止めるために団結しなければ、アメリカは自国の寡頭政治家どもにその資源を明け渡すことを拒否する国々を一つずつ攻撃する承認を得ることになる。アメリカが、支持すると主張する国際法を再び露骨に侵害するならば、アメリカの蛮行に対抗する統一戦線を結成し、その結果の重大性を負わさないといけない。さもなければ、わたしたちは崩壊しつつあるアメリカの覇権を守る禁じ手のない暴力に直面することになる。どの国も安全ではない。
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