1984 Newspeakの世界
アメリカ「国防省」の表札が「戦争省」にすげ替えられるニュース映像を見たとき、仰天した人は多かったはず
ヘグセス戦争長官は、「生ぬるい合法性ではなく最大限の殺傷力を、政治的正しさではなく最大限の破壊効果を追求する」と強調した
まるで、戦争は平和、自由は屈従、無知は力、ジョージ・オーウェルの小説「1984」に描かれた言語、ニュースピーク(Newspeak、新語法)の世界ではないか
小説の中の全体主義体制国家が作ったこの新しい英語の目的は、国民の語彙や思考を制限し、党のイデオロギーに反する思想を考えられなくさせ、その支配を盤石なものにすることだった
トランプは「戦争嫌い」と言われながら、イランを攻撃し、ベネズエラの漁船を「麻薬の運搬船」と言って攻撃した
9月2日の攻撃では単なる漁師と思われる11人が殺害され、15日の2度目の攻撃では3人が殺害された
トランプはもちろん、「テロリスト3人が死亡した」とSNSに投稿 ベネズエラ領の攻撃も検討しているとの報道があり、彼はまさに「戦争は平和」を実践しているように見える
また、アメリカ国内の民主党が優勢な州に武装させた州兵を派遣していることもそうだ 州兵に加え、FBIなど連邦捜査局の職員らで作る「安全対策部隊」を新設する方針らしいが、これにもニュースピークが当てはまる
トランプは、スミソニアン博物館が展示する奴隷制、黒人解放運動などアメリカの「負の歴史」にも不満があって、これをすっかり削除したいらしい
8月12日付の書簡でトランプ政権はスミソニアン協会に対し、展示内容をトランプが重視する「アメリカは特別な国」との歴史観に沿うものに変更するよう求めた
トランプは、保守派がリベラル派を侮辱する際に使う言葉、WOKE(意識高い系の意味)を使い、「博物館はWOKEの最後の牙城となっている」と投稿
「成功、明るさ、未来について何も語っていない」と批判している
これは戦争長官が言う、「最大限の破壊効果」につながるのかもしれない
なんて世界!
⌘「ネタニヤフは罪のない人たちを殺すようわたしたちに強いている」とイスラエル軍兵士らが議会委員会で証言。(トップの画像)
兵士らは「われわれは精神的に病んでいて、友人たちは自殺している」と議会委員会にありのままを言い、フェンタニルを含む大量の精神薬剤を机の上に投げつけた。(9月18日RKM)
イスラエル紙ハアレツによると、2023年10月にガザで戦闘が始まって以来、ガザで死亡したイスラエル兵士は459人に達した。停戦合意が崩壊し、3月の戦闘再開後の兵士の死者は54人に上っており、ガザで戦闘を強行するネタニヤフ政権への国民の批判が高まっている。(読売新聞オンライン)
⌘イスラエルはチュニスに停泊中のグローバル・スムード・フロティアの主力艦「ファミリー」に対し、テロ攻撃を実行した。どのように遂行したかを理解するために、イスラエルのC-130型貨物機2機がマルタとアメリカのシゴネラ空軍基地に着陸すると同時に、イスラエルの偵察機2機Gulfstream Nahshon EitanとNahshon Shavitがチュニジアで情報を収集しているのを見抜かれた9月2日に遡る。イスラエルには常に破壊工作を否定する方針があるが、わたしたちの証拠から最もありうるシナリオは、9月2日に彼らはチュニジアの防衛線と他の軍事資産に関する情報を集めていた、1週間後フロティアがチュニスに向かっていた時にシゴネラ空軍基地とマルタに展開していた特殊部隊を安全に送り込むためだ。イスラエルの関与を示すもうひとつの兆候として、米軍のMQ-4Cトライトン戦闘機がこの地域の上空を飛行していたことが挙げられる。おそらく、イスラエルの特殊部隊を支援するために。この攻撃の目的は?活動家たちがこのままガザに向かい続けるのを阻止するためだ。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home