見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2007/12/29

ニューオリンズの真昼



ハリケーンカトリーナによって近くの河が氾濫して家を失い出ていった人たちは、街に戻りたくても戻れないでいる。その多くがいまだにホームレス状態だ。ブラッド・ピットが、そうした家族が戻れるようにとエコ住宅建設に金をつぎ込むばかりか俳優業を一時棚上げして全力で取り組んでいることは前に書いた。街には低所得者が住める住宅が不足している。そんな中で連邦と市当局は、4500世帯が入る低所得者向け団地をすべて解体してしまい、所得がまちまちの人が入るぐーんと世帯数の少ない集合住宅の建設を新たに計画している。これに反対する人たちは、新しいニューオリンズは貧乏人を排除する国の政策の実験場だというのだ。

ニューオリンズで大規模な4つの低所得者向け団地が取り壊される問題で、全米からこれに反対する市民活動家たちが街に結集していたのはご存じでしたか。解体されるもののなかには建築学的に見て、品質、デザインともにすぐれた建物もあるとかで、建築の専門家もこれにはショックを隠せないでいる。

12月20日ニューオリンズ市議会が取り壊し案の採決を行ったところ、全会一致でこれが決まった。ニューヨークタイムズ紙に寄稿する建築評論家はこの取り壊しを「アメリカの都市計画における最大の犯罪だ」とまで言っている。

採決が行われた20日、市議会に集まった解体に反対する団地居住者と全米から結集した活動家数百人は、催涙ガスとスタンガンで待ち受ける警官隊によってさんざんな目に遭った。少なくとも2人が病院に搬送され、議場を乱したとかで市議会から力づくで排除された15人が逮捕された。

翌21日のニューヨークタイムズ紙には、「ハリケーンで傷ついたこの街で、低所得者向け団地の将来について熱く議論がされてきた。それには、人種、金、歴史、ハリケーンによって街を離れた人たちの帰郷の権利、そして意思決定は誰がすべきかなどの問題が含まれている。」とある。

以下、取り壊し案が採決される前のニューオリンズの記事からーー。

◇ニューオリンズの真昼、ブルドーザーの用意ができた
ニューヨークタイムズ(アート欄)by Nicolai Ouroussoff
19 December 2007

10年以上も前にニューオリンズの公共住宅建設計画(低所得者向け団地)を引き継いで以降、住宅都市開発省はそれらを取り壊したくてうずうずしていた。

何年にもおよぶ訴訟と延期の末に、いまついにこの省庁はまるでクリスマスの願いが聞き入れられたかのようだった。ニューオリンズ市参事会は3つのプロジェクトの取り壊しを承認するかどうかで木曜に投票する予定である。住宅都市開発省はすでにブルドーザーを適所に配置して、翌朝にはいつでも作動できるように雰囲気を高めている。

ハリケーンカトリーナによって洪水に襲われる前にその住宅建設はほとんど住むに適してないと主張する連邦当局は、彼らの決定にけっこうな社会政策の役を振り当てている。彼らはそのプロジェクトを1960年代の大いにけなされたスラム化した大都市中心部のプロジェクトといっしょくたに扱おうと努めている。

▲長文になるため、続きはメールマガジン「NewsFanzine」No.183からお読みください。

写真は、すでに一部取り壊しが始まっている低所得者向け住宅の様子と、取り壊し案の採決が行われた日に集まった反対者たちを排除する警官

2007/12/28

ラコタ国


◇ラコタ・インディアンが米国から独立を宣言
ラコタ・スー・インディアンが合衆国と部族間で結ばれたすべての協定を撤回して独立を宣言している。先週、部族の代表団が国務省にこのニュースを伝えた。長いことインディアンの人権活動家をしてきたラッセル・ミーンズは次のように言った:「われわれはもはやアメリカ合衆国の市民ではないし、われわれの国を取り巻く5州のエリアに住むすべての人々がわれわれの仲間に加わるのは自由だ。」
ラコタ国はネバダ州、サウスダコタ州、ノースダコタ州、モンタナ州、ワイオミング州の一部からなる。植民地のアパルトヘイト規定として説明されるものに向かい合ってこの決定は避けられないものだったとラコタ族は述べた。ラコタ族の男性の寿命は44歳に満たない;ラコタ族の97%が貧困であるか否かを区分する最低収入を下回る生活をする。またラコタ族は、19世紀半ばに結ばれた多くの協定を合衆国は一度として礼遇したことがないとも述べた。
(デモクラシーナウ12月26日ヘッドライン)

◇1851年と1858年にワイオミングのララミー砦で締結された協定に述べられているラコタ・スー・インディアン国と合衆国政府のあいだのすべての合意事項はここに完全に破棄された。
「シッティングブル(Sitting Bull)」や「クレージーホース(Crazy Horse)」などの伝説的戦士を生んだ北米先住民族ラコタ族の代表団が、米国からの「独立」を宣言した。
ラコタ族の代表らは19日、ワシントンDC郊外の荒れた地区にある教会で記者会見を行い、「米国政府と締結したすべての条約から離脱する」と発表。北米先住民族の人権活動で知られるラッセル・ミーンズが、「われわれはもはや米国市民ではない。該当する5州に住む者はみな、われわれに加わるのは自由だ」と述べた。会見場には少数の報道陣のほか、ボリビア大使館の代表も集まった。
・「ラコタ国」、先住民の多い国に外交活動
ラコタ族の代表団は17日、アメリカ国務省に声明を届け、祖先が米国政府と締結した条約から一方的に離脱すると宣言。条約の中には150年以上前にさかのぼるものもある。
さらに代表団はボリビア、チリ、南アフリカ、ベネズエラの各大使館を訪問。記者会見では今後も「外交活動」を継続し、数週間から数カ月のうちに海外訪問も行うと発表した。
ミーンズによると、新しく発足する「ラコタ国」は独自のパスポートや自動車免許証を発行し、住民が米国の市民権を放棄すれば住民税は徴収しないとしている。
ラコタ族の自由を求める活動家たちはウェブサイト上で、米国政府と締結した条約は単に「意味のない紙に書かれた意味のない文言」である上、「文化や土地、われわれの生存維持能力を奪うために繰り返し破られてきた」と主張している。
ミーンズによれば、条約離脱は完全に合法だとのこと。「米国法、特に<憲法に従って締結された条約は国の最高法規>と定めた合衆国憲法第6条にのっとっている。また1980年に発効したウィーン条約が国際条約について定める範囲内でもある。自由、独立はわれわれの合法的権利だ。」
・先住民の権利に関する世界の動きに先んじて
ラコタ族の独立運動は1974年の宣言草案によって再開された。同宣言はアメリカ合衆国が英国からの独立を宣言した「独立宣言」になぞらえ、「独立継続宣言」として起草された。以降、今回の宣言までに33年の歳月を要した理由についてミーンズは、「植民地主義と戦うためには運動が臨界点に達する必要があった。しっかりと準備の整った状態にしたかった」と語る。
今年9月、国連が「先住民族の権利に関する国連宣言」(先住民族宣言)を採択したことがひとつのきっかけになった。この宣言には拘束力はないが、米国は採択の際、自国の法と衝突するとして反対している。
1977年にジュネーブで開かれた世界初の先住民族の権利に関する国際会議を支援したフィリス・ヤングは19日の記者会見で、ラコタ族が米国と交わした条約は全部で33あるが米国は従っていないと非難。「彼らはわれわれの土地や水、子どもたちを奪い続けている」と述べた。
米国政府による先住民族の土地の「併合」により、誇り高かった部族が単なる「白人の模倣」になってしまったと嘆くミーンズは、米国政府による抑圧下でラコタ族の多くの命が犠牲になったとも述べる。
・子孫のために戦いを続行
現在、ラコタ族の男性の平均寿命は世界で最も短く、10代の自殺率は米国平均の1.5倍、乳幼児死亡率は米国平均の5倍となっており、失業率も高かった。ヤングは、自分の生きている間に問題は解決しないだろうとしながらも、「わが部族は、単にはいつくばって生き延びたりマスコットになるのではなく、<生きる>ことを求めている。米国を当惑させるつもりはなく、われわれの子どもや孫のための戦いを続けるためにここにいる」と決意を述べた。
(AFP 12月20日)

写真は誇り高き戦士、シッティングブルです

2007/12/27

コービーが史上最年少通算2万得点達成


◇マラドーナ、「イラン大統領と知り合いたい」
サッカーの元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナが、イランのアフマディネジャド大統領と知り合いになりたいと語ったことが明らかになった。アルゼンチン紙ラ・ナシオンなどが伝えた。
マラドーナは反米路線を敷くキューバのフィデル・カストロ国家評議会議長やベネズエラのウーゴ・チャベス大統領らと親交がある。
今月22日に行われた「ショウボル」の対ブラジル戦後に語った。「ショウボル」は42メートル×22メートルで行うサッカーとフットサルの中間的な競技。
マラドーナはこの日観戦に訪れていたアルゼンチン駐在のイラン外交官にサイン入りのユニフォームを贈呈した。(「イランのすべての人々に愛を」と彼は書いた)
マラドーナ氏はこの外交官に、「私はフィデル(カストロ)や(ウーゴ)チャベスとも知り合いだ。残るはあなたの国の大統領だけ」と語り、アフマディネジャド大統領と会いたいとの気持ちを伝えた。(CNN12月26日)

◇マラドーナは、キューバのカストロ議長を支持しており、今月に入ってからは、ベネズエラのチャベス大統領のイメージの入れ墨を入れたいとも話していた。
(ロイター通信12月24日)

写真は、23日ニューヨークで行われた対ニックス戦で史上最年少で通算2万得点を達成したLAレイカーズのコービー・ブライアントです。
以下、ニューヨークAP通信より:
NBA(米プロバスケットボール協会)ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントは23日、当地で行われたニューヨーク・ニックス戦で39得点をマークし、29歳122日の史上最年少で通算2万得点を達成した。
約2年ぶりにマディソン・スクエア・ガーデンでプレーしたブライアントは、第3クオーター序盤の3ポイントシュートで、2万得点をマークした史上31人目の選手となった。
これまでの最年少記録はウィルト・チェンバレンの29歳134日。マイケル・ジョーダンの29歳326日が後に続いている。
試合は95─90でレイカーズが勝った。

2007/12/25

おっかないのはバルデムかデップか



ローリングストーン誌の映画論評を担当するピーター・トラヴィス氏の
<2007年ベスト&ワーストムーヴィズ>から抜粋ーー。(19 Dec.2007)

No.1 ジョエル&イーサン・コーエンの「No Country for Old Men」
中身がない、華々しさがない。今年のベスト映画で私が最高位を与えるのは並の映画だ。私は形式ばった完ぺきなど期待していない、危ない橋を渡り思い切ってひどい目に遭おうとする一個人の映画作りのパッションと爽快な気分を期待している。私にとって、脚本・監督のジョエル&イーサン・コーエンにコーマック・マッカーシーの小説で殺人コネクションを創り出す手段を与えた、たちすくませる善悪の熟慮、「No Country for Old Men」以上に有意義な創作活力の映画体験はなかった。悪党としてハヴィエル・バルデムは生涯の演技を見せた、そしてトミー・リー・ジョーンズは保安官役で、ジョシュ・ブローリンは泥棒役で。流血の争い、殺しに関する泣きごと(大人らしくふるまえ、私たちの国は暴力の国なんだ)につけいる、対処する人は誰も除外しない結末。同志諸君、私はもっと痛烈な今年の映画を挙げてくれと君たちを刺激しているのだよ。

No.2 ジョー・ライトの「Atonement(えん罪)」
この愛と戦争の物語の名作劇場のうわべの装飾の内側でむきだしの感情があばれる。クリストファー・ハンプトンはイアン・マキューアンの2002年の小説をそのすさまじい挑戦そっくりそのまま完全にスクリーンにもたらす。監督ジョー・ライト(前作は「プライドと偏見」)はキーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイに包囲される愛人の申し分のないカップルを発見する。そして秘密とウソの番人として13歳のセルシャ・ローナンから驚いて大口をあける仕打ちを引き出す。

No.3 ショーン・ペンの「Into the Wild」
エミール・ハーシュは実在した人物クリス・マッキャンドレスの役柄にすっかりなりきる。クリスは1992年に自分の限界を試すため地図を持たずにアラスカの原野に入ったエモリー大学院生だ。まるで自分のDNAの一部かのようにこの非凡な実話を語るジョン・クラカワーの本を脚色するのが監督ショーン・ペンなのだ。これはベストに達する一個人の映画製作だ。ペンは彼の主題と限界までがんばる勇気をまっとうする。

No.4 デイヴィッド・クローネンバーグの「Eastern Promises」
前作「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の勝利に引き続き、クローネンバーグは再びロンドンのロシア人マフィアのこの容赦なく抗しがたい物語から人間の本来の姿というアイデンティティを調査する。ヴィゴ・モーテンセンは道徳のワナに陥ったタトゥーを入れたスパイとして驚くばかりだ。

No.5 ティム・バートンの「Sweeney Todd」
公式に、スティーブン・ソーンダイムのフリート街の悪魔の理髪師についての殺人オペラのティム・バートンの書き替えは、あらゆる点ですばらしい功績だ。特に主役のはらぐろさを演じ彼流に歌うジョニー・デップの離れわざのゆえに。

No.6 リドリー・スコットの「アメリカンギャングスター」
いわゆる「ブラック・スカーフェイス」は、分からず屋の警官(分からず屋で知られるラッセル・クロウが演じる)が彼を警察署に連れて行くまでマフィアのブローカーどもをだしぬいて自分のヘロインを売り歩く70年代の麻薬王、フランク・ルーカス役でデンゼル・ワシントンのキャリアハイとなるものだ。リドリー・スコットはこの元気な物語に大作スタイルとユーモアを埋め込む。今年の100ベストミュージックの上位に登場するJay-Zが、この映画のラップで自信を得るのも無理はない。

No.7 ポール・トーマス・アンダーソンの「There Will Be Blood」
「ガルガンチュアのよう(にとてつもない)」とはひどい苦しみを説くのに相当するこの映画のダニエル・デイ・ルイスの演技を描写する言葉だ。さあ、「ぎょっとさせる」とか火山のように「激しい」とか、近づきすぎるとなんだか危険そうというのを他に試してくれ。脚本家で監督のポール・トーマス・アンダーソンはダニエル・プレインヴュー(ダニエル・ルイス)の物語を語るのにアプトン・シンクレアの「オイル」から少しばかり拝借する。石油で思わぬもうけものをして無知による食い意地の大群とインチキ宗教がアメリカでいかに衝突するか苦しんでやっと学ぶ世紀の変わりめの試掘者だ。プレインヴューの心を強くとらえる若き説教師としてポール・ダノもまたうまくノックアウトを手に入れる。「ブギーナイト」「マグノリア」の監督アンダーソンは、シネマの苛酷なパワーで信頼を回復させる一種の巧みな反逆者だ。彼の映画作りは露骨でリスキー、傷を残すために誇張される。この映画はむごたらしくてあでやかな彼の市民ケーンである。見逃すなんてとても考えられない。

No.8 シドニー・ルメットの「Before the Devil Knows You're Dead」
「怒れる12人の男たち」「未知への飛行」から、「狼たちの午後」そして「評決」と、名作の半世紀間シドニー・ルメット83歳を巧みに避けてきたアカデミーの割り当ては、家族の機能不全へのこの長い旅を正しく見抜くことで彼に向けられるべきだ。フィリップ・シーモア・ホフマンとイーサン・ホークによってとびきり上等に演じられる兄弟が親の宝石店の犠牲者なき強盗を計画するとき、事態は爆発的に悪くなる。ルメットはケリー・マスターソンによる一流の脚本をわがモノとし、それをまくしたて続ける。

No.9 トッド・ヘインズの「I'm Not There」
実験映画は死んだと思うかい?あらゆる伝記映画のルールを打ち砕くこの伝記映画で、疲れ知らずに革新的なトッド・ヘインズがボブ・ディランの人生と時代の変換でやることを見るとき、また考えることになるだろう。今のところ、まったくもってまぶしいケイト・ブランシエットなど、6人のまぶしい俳優がディランを演じるのはよく承知している。でも、2回あるいは3回「I'm Not There」を見ることで、もっと意味深長な非常におもしろいことが見えてくるのを期待せよ。

No.10 「Knocked Up and Juno」「Knocked Up」の監督はジャド・アパトウ「Juno」の監督はジェイソン・ライトマン

◇最悪の反戦映画:「レンディション」
◇最悪のつまらんバカな下っぱ映画に与えられるマイケル・ベイ賞:マイケル・ベイは「トランスフォーマーズ」のせいでそれを得たも同然だった。彼が激しくゆさぶったようには誰もばかげた仕事をしていない。だが、たんまり儲かる精算のせいでいかに能力が低減するものか明らかにする例証として私は「パイレーツオブカリビアン:ワールドエンド」に同調するつもりだよ。

◇全米映画俳優組合賞 「Into the Wild」が最多ノミネート(CNN 2007年12月23日)
今年で14回目を迎える全米映画俳優組合(SAG)賞のノミネートが20日発表され、悲劇的結末を迎える青年の彷徨を描いた「Into the Wild」(ショーン・ペン監督)が、主演男優賞(エミール・ハーシュ)と助演男優賞(ハル・ホルブルック)、助演女優賞(キャサリン・キーナー)、キャスト賞の最多4部門にノミネートされた。
主演男優賞候補はハーシュのほか、ジョージ・クルーニー(Michael Clayton)とダニエル・デイ・ルイス(There Will Be Blood)、ライアン・ゴズリング(Lars And The Real Girl)、ヴィゴ・モーテンセン(Eastern Promises)。
主演女優賞には、ケイト・ブランシェット(エリザベス:ゴールデン・エイジ)、ジュリー・クリスティ(Away From Her)、マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ 愛の讃歌)、アンジェリーナ・ジョリー(マイティ・ハート 愛と絆)、エレン・ペイジ(Juno)の5人がノミネート。ブランシェットは、ボブ・ディランの生まれ変わりを演じた「I’m Not There」で助演女優賞のノミネートも獲得した。
助演男優賞にはホルブルックのほか、ケイシー・アフレック(ジェシー・ジェームズの暗殺)とハビエル・バルデム(ノーカントリー)、トミー・リー・ジョーンズ(ノーカントリー)、トム・ウィルキンソン(Michael Clayton)が候補に挙げられた。
助演女優賞はキーナーやブランシェットと併せて、ルビー・ディー(アメリカン・ギャングスター)、エイミー・ライアン(Gone Baby Gone)、ティルダ・スウィントン(Michael Clayton)がノミネートされた。
授賞式は来年1月27日に開催され、TNTなどでライブ中継される。

写真は「Sweeney Todd」のジョニー・デップと「I'm Not There」のケイト・ブランシエット

2007/12/23

アメリカ司法省はつらよごし


デモクラシーナウの2007年12月11日のヘッドラインよりーー。

◇イラクでハリバートンの社員らによって集団レイプされたと女性が報告
テキサス、ヒューストンの女性がバグダッドで会社の従業員らによって集団レイプされたと言った後、ハリバートン社とその元子会社KBRを訴えている。
当時KBRに雇われていたジェイミー・レイ・ジョーンズは、バグダッドのグリーンゾーンにあるKBRのキャンプで複数の男たちによってレイプされたと述べる。ジョーンズはこの事件を包み隠す会社と米国政府を非難する。レイプされた後、会社は少なくとも24時間、食事と水なしに、彼女を船積みコンテナの中に入れたとジョーンズはABCニュースに語った。もし治療のためにイラクを離れでもしたら解雇すると彼女は脅されもした。誰もレイプの罪で訴追されてきていない。イラクにおける請負人が現に合衆国の法律の範囲外におかれている抜け穴のせいで、暴行を犯したと言われる人たちが判事や陪審に直面することはありそうもないとABCニュースは報じた。

デモクラシーナウの2007年12月20日のヘッドラインよりーー。

◇司法省、請負人のレイプ公聴会をすっぽかす
首都ワシントンでは、イラクでの女性請負人に対するレイプと性的暴行の申し立てによる審問への出席を拒否するせいで司法省当局者らが非難を受けている。犠牲者と申し立てられるジェイミー・レイ・ジョーンズは犯罪をかばって隠す会社と米国政府を非難する。水曜日(12月19日)、この告発を審問する下院司法委員会の聴聞会を政府当局者らはすっぽかした。委員会のジョン・コンヤーズ議長はこの欠席を「つらよごし」と呼んだ。

写真は、水曜日議会小委員会の前に姿を現す二十歳の被害者ジェイミー・レイ・ジョーンズ