見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

November 18, 2015

この世の地獄

◇過激派の暴力に西側の援軍という悪事を働いて
その何倍もひどいめにあう
ICH by Chris Floyd 14 November 2015

私たち西側諸国は、暴力による威嚇によってサダムを崩壊させた。私たちは暴力による威嚇によってカダフィを崩壊させた。私たちは暴力による威嚇によってアサドを崩壊させようとしている。めざわりな体制は私たちの同盟国サウジ、そしてまた他の世界中の専制国家より断じて厳格でないも同然だ。この介入の結果は何だったか?毎年、より広範囲でより強烈になるこの世の地獄である。

欧米政府自身によって用いられる測定値で100万人以上の無辜の人を死なせた侵略的なイラク戦争のアメリカの犯罪がなければ、ISISは存在しなかった、”イラクのアルカイダ”は存在しなかった。サウジや欧米が、イランやその同盟を攻撃する代用として利用した中東全域の過激派スンニ派グループの混合物への資金提供と武装化をしなければ、ISISは存在しなかった。さらにさかのぼってみよう。(ソ連をアフガニスタンの泥沼に引きずり込む目的で)カーターとレーガン政権の間、武装したスンニ派過激派の世界的な動きというアメリカとその同盟国サウジによる露骨で大規模なじっくりと考え抜かれた産物がなければ、テロとの戦いはなかったし、また今夜のパリのテロ攻撃はなかった。

もう一度言うけど、できるだけ明瞭にしよう。現在、私たちが生きる地獄のような世界は、過去数十年の間、アメリカとその同盟国によって引き受けられるじっくりと考え抜かれた知謀と行動の結果なのだ。ナセルのような扱いにくい指導者を、政治的優勢と資源搾取というアメリカの実践すべき課題を前進させる堕落した残忍な独裁者に取り入って支援する気にさせるために、中東全域で非宗教的な政治的抵抗の鎮圧を指揮し、支えた(またはいずれか一方)のはワシントンだった。

これに関して、先の半世紀の公然の史実は非常に明瞭だ。1953年、イランの民主的な政府の打倒までずっとさかのぼって、アメリカはその実践すべき優勢の課題に応じて、より包容力の広さに基礎を置く非宗教的な抵抗を徐々に蝕む目的で、最も過激な宗派主義にからんだグループをわざと自覚して後押しした。

パリの街路で新たな流血が生じている時になぜこの古代史を持ち出すのか?なぜなら、あの流血はもしこの古代史がなかったら生じていないからだ、そしてまた宗教的過激主義のワシントンの数十年以上の超党派からなる養成のこの最新の発覚に対する反応が、間違いなく、もっと多くの流血、もっと多くの抑圧、もっと多くのひどい介入であるからだ。それが、次には必ず、今夜パリで私たちが見ているように、もっともっとひどく不快な事態や激変を生む。

私は絶望して書いている。今夜パリの無辜の人の殺人者がはからずも見せる悪行に絶望するのはもちろんだが、さらに深い絶望は人類の作る歴史において私たちをこのひどくまずい場所に導いた言語道断な殺人者の悪行だ。西側諸国の高級な部屋で何十年も権力の大広間を闊歩した裕福な人物、何十万ごとに無辜の人を殺害し、彼らの特恵扱いの独裁者の非宗教的な反対勢力を壊滅させる、そしてもう一度、繰り返して言うけど、世界で最も憎しみに燃えた宗派心の強い人たちの一部を支援し、資金を提供して武装させた。

そしてさらなる絶望の原因は、この歴史の記録は明るみに出ていて大部分の主流情報源からすぐに入手できるといえども、それは権力にはまってるやつと国民の両方によって完全に無視されていて無視され続けるということだ。彼らが介入という同じ古い手段、支配と貧欲という同じ古い実践すべき課題を何度も何度も繰り返して反復するとき、後者は前者を支持し続ける。そしてそこで生きる私たち皆に常に新しい地獄を引き起こして、私たちの子どもや私たちのあとに生まれるすべての生命に悪影響を与える。

△クリス・ロイド(Chris Floyd)は受賞したアメリカ人ジャーナリストで、「Empire Burlesque:ブッシュ政権の重大な罪(High Crimes)と茶番(Low Comedy)」の著者。11年以上の間、ロシアのモスクワ・タイムズとセントピーターズバーグ・タイムズに呼び物の政治コラム”Global Eye”を書いた。彼はまた、Truthout.orgのイギリス特派員として力を尽くし、3年間 The Bergen Recordの論説委員だった。
http://www.chris-floyd.com/

http://www.informationclearinghouse.info/article43410.htm

November 13, 2015

沖縄の祖父母を引きはがす

◇沖縄タイムズより
NYタイムズ「日米政府の民主主義が試されている」
2015年11月8日

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は4日、「沖縄の意思を否定している」と題する社説を掲載した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐり、「平和や人権、民主主義を順守する国家を称する日米両政府の主張が試されている」と論じている。
社説は「暴動用の装備に身を包んだ日本の警官らがお互いの腕を組み、米軍トラックの前に身を投げ抗議する祖父母らを引きずっている」と本土からの警官隊の投入で緊張が高まっている現場を描写。米軍普天間飛行場の返還に伴う辺野古移設について、県民はこれまで「負担の永続につながる」と反対してきたなどとこれまでの経過を説明した。
そのうえで、「先月、沖縄県の翁長雄志知事が前知事による埋め立て承認を取り消したが、日本政府は翁長知事を無視し、10月29日に埋め立て工事を始めた。翁長氏は東京への抵抗を継続すると誓い、抗議する人々は警官と衝突した」と指摘。「日本は米軍の駐留による安全保障を望んでいるが、沖縄にその負担を望んでいる」と指摘。名護市長や県知事が中央政府の無法ぶりを非難していると述べ、日米両政府が沖縄の人々の権利を侵害していると主張した。
同社説は、5日付の同紙国際版に掲載されている。

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=140580

◇沖縄人の意思を否定するもの
ニューヨークタイムズ紙 by 論説委員 04 November 2015

暴動鎮圧の準備が整う日本の機動隊が祖父母らを引き離している、抗議する人々は腕をつないで軍のトラックの前に横たわっている。地元、名護市長は法律を守らないとして中央政府を非難している、そしてまた知事は東京からの”無情な統治”を公然と非難している。

それは沖縄の切迫した険悪な事態だ。長い間いだく沖縄人の熱烈な反対を制して米軍基地を大いに広げるために戦略的パートナーであるアメリカ合衆国と共に準備をした日本の計画に関して、昔の戦いが激化している。

20年間、アメリカと日本の政府は沖縄本島の過密な宜野湾市にある海兵隊基地を閉鎖して人の住まない北の辺野古湾にもっと大きな基地を造ろうとしてきた。日本の県のうち最も貧しく最もいいように利用される沖縄県は、アメリカ軍の駐留にずっといらいらしている、そしてまた多くの沖縄人が辺野古湾の計画は彼らの負担を恒久化すると主張する。それはまさしく軍用化による危険の原因となるものや、騒音、環境劣化を、島の別の地域に移動させるだけだと彼らは言う。彼らは特に、珊瑚礁や危険にさらされる個体群(マナティーに似た生き物)沖縄ジュゴンの生息地、もとのオーシャンベイにどさっと投げ捨てられるゴミ埋め立て地に巨大な滑走路を敷設する計画に驚きあわてる。

沖縄の翁長雄志 知事は、先月、建設許可を取り消した。中央政府は彼を無視して、10月29日に埋め立て事業に向けて作業場建設を開始した。翁長氏が東京に抵抗し続けると言明したとたんに抗議する人々は警察と衝突した。

際立った不公平が沖縄人のルサンチマン(恨み)の本質にある。日本はアメリカ軍駐留の安全を必要とするが、沖縄人にそれを引き受けてもらいたい。太平洋戦争の最も血なまぐさい戦いが沖縄を粉々にくじかせ、一般市民の四分の一を死に放置した第二次世界大戦の終焉からずっとこれが事実通りだった。日本で唯一沖縄だけが、いかなる時にでも去らなかったアメリカによって侵略され占領された。日本の領土の1%にも満たない大きさの沖縄に日本にいる5万人のアメリカの軍人の半数以上がいる。沖縄人から没収した土地に建設される軍事基地、戦争のからくり(機構)や軍隊、騒音、アメリカ軍による致命的な事故や女性に対する暴行のあまり、島は逆に口がきけなくなる。

日本とアメリカは自らを平和や人権や民主主義に同意する国とみなす。その主張は辺野古の膠着状態の解決不履行によって真偽を検証されている。

http://www.nytimes.com/2015/11/05/opinion/denying-the-will-of-okinawans.html

November 12, 2015

タランティーノきっと見に行く

今年アメリカの警察によって殺害された人の数が”976”人になる

△私たちガーディアン紙は、総数を976人に更新しました。
今年、警察によって殺害された各々の人については下記にて知ることができます。
http://www.theguardian.com/thecounted



◇警察のボイコットに対抗してマイケル・ムーアがクエンティン・タランティーノを擁護する
「ボクら無数の大衆はタランティーノに賛成するだけじゃないと思うよ、彼の次回作をきっと見に行くと確信するだろう」とドキュメンタリー映画監督は書いている

ローリングストーン誌 7 November 2015

全米のさらに多くの警察組合がクエンティン・タランティーノの来たるべき映画「The Hateful Eight」へのボイコットに加わるとき、仲間の映画作家マイケル・ムーアが監督への支持を言葉で約束した。10月20日ニューヨークでの集会”Rise Up October”で警察の残虐行為について人に意見を伝えたあと、タランティーノは法執行機関の怒りを招いた、そして次にドキュメンタリー作家がインスタグラムに「有名で尊敬される白人があえてはっきりしゃべったことに彼らはまったくぎょっとしてたまげている。」と書いて、タランティーノを擁護した。

集会でのタランティーノの写真のキャプションに、「勇敢で善良なアメリカ人、クエンティン・タランティーノ、警察の暴力で最愛の人を失った家族と共に立ち上がる」とムーアは書いた。「目下、丸腰の罪のない黒人市民を殺害した警官を擁護するのと同一の、ある警察が、タランティーノに復讐しようとしている。彼らはタランティーノの映画のボイコットを要求している。まったく正反対だと思うね。ボクら無数の大衆はタランティーノに賛成するだけじゃないと思う、彼の次回作をきっと見に行くと確信することになるのさ!ボクに味方する人は?強いクエンティンのままでいてくれよ。」

ハリウッド・リポーターとのインタビューでムーアは、警察組合からボイコット運動が上がるまっ最中にハリウッドのタランティーノの同業者が監督といっしょに立ち上がらなかったことで酷評した。「この町のこの産業のだれか白人がクエンティン・タランティーノを支持したかい?」とムーアは述べた。
「白人の男が災いを招くようなことをすると、彼らは急にそれを遮ろうとしている。」

しかしながら、番組フライデーナイトに監督が出演する間、リアル・タイムの司会者ビル・マーが同様にタランティーノの応援にやって来て、警察組合がタランティーノの引用文を文脈がなく誤解されやすいようにねじ曲げていると言った。

タランティーノがハリウッドで支持のなさを経験している間、南カリフォルニアのACLUはマイケル・ブラウンやエリック・ガーナーやタミール・ライスのような丸腰の黒人の死について、よくぞその姿勢をとってくれたと監督を称賛した。「彼は正義を支持する数百万のアメリカ人のフラストレーションを口に出しました」とACLUは声明で述べた。「おまけに私たちは彼の声と共に私たちの声を大きくします、そして警察ではなく警察の残忍行為をとがめて警察の悪弊を取り巻く沈黙の共謀に異議を申し立てると、何十年間、非常に明瞭にしなければならなかったという事実をはっきりしゃべります。」

MSNBCと話すタランティーノは、集会に顔を出した結果として起こる抗議に驚いたと言い、まさに憲法修正第1条の権利を彼は行使していたと付け加えた。ハリウッド・リポーターの特集ページで、同国最大の法執行機関労働組合、警察共済組合の全米組織議長チャック・カンタベリーが、警察組合は言論の自由に不当に反応しているとのタランティーノの主張に応答した。

「我々は言論の自由に関して権利を敬います。同意するか否かにかかわらず、結局、警察はすべての法律を支持し、法律の範囲内で行動する人たちの権利を守ることを宣誓しています」とカンタベリーは書いた。「逆に言えば、私たちにもまた意見が異なる憲法上の権利があります。それがタランティーノを知って我々がどんなここちがするか気づくところです。彼のコメントは非常に場違いな男の意見に、ほんのおぼろな考え以上を映しだします。それらはこの国の行政機関の公安方針の増大する誤解を反映します。彼はおおっぴらに世間の大注目を用いて意見を伝えました。我々は反発しました。彼は映画の販売を促進しています。それに答える我々の唯一の武器は、あの映画の収益を減らすために努力することです。」

警察組合の努力にもかかわらず、タランティーノがこの試練から”あおった”ありったけの宣伝のために、映画「The Hateful Eight」はおそらく興行的にそれが値するよりもうかるだろうとカンタベリーは付け加えた。警察共済組合はあらかじめ映画製作者に向けて、”番狂わせ(不意討ち)”を断言した。

http://www.rollingstone.com/movies/news/michael-moore-defends-quentin-tarantino-against-police-boycott-20151107

November 09, 2015

火と鍛冶の神"ウルカヌス"

◇ブッシュ・シニア(父)の本が、わかっている人物よりずっと危険なディック・チェイニーを明らかにする

新著「Destiny and Power」は、ほぼすべての前任者より権威をもっている副大統領を示して、ブッシュ・ジュニア(息子)の政権がもしかするともっとずっとひどかったことをわかりやすくする

先人のジョージ・ブッシュは息子の間違いをつきあう悪い仲間のせいにする最初の父親ではない、しかも、そのような父らしい特権に対するカウンターブローは常に同様。息子は自分の選んだ友人に重要な意見を言う、ことのほか息子がたまたまアメリカ大統領である時はいつも。

ジョージ・H・W・ブッシュの新しい伝記「Destiny and Power:ジョン・ミーチャムによるジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュのアメリカのオデュッセイア」の個人の引用文は、ホワイトハウスの息子や後継者に対して、彼の保護感情をあきらめなかったことを示す。

ブッシュ・ジュニアの任期期間の最も驚異的な遺産、イラク侵略と拷問に全力を尽くすことは一家を知るもう一つの手段であり、それはジェブ・ブッシュが兄の功績について明確な判断をなんとか避けようとした共和党予備戦の流れから生じる一連のできごとのあとに現れる。父と兄の両者は(近親者の遊説バスに)現れることなく、隔たりを与えようと努めた。

彼がいま非難するホワイトハウスの顧問の幾人かは彼が息子に残した元雇い人であるとき、ブッシュ・シニアにとって苦しい状況はいっそう身を切られるようにつらい。ディック・チェイニーは彼の国防長官であったし、コンドリーザ・ライスは一期目のブッシュ政権のロシア問題専門家でブッシュの国家安全保障顧問および友人であるブレント・スコウクロフトの秘蔵っ子だった。二人はブッシュ・ジュニアが2000年の選挙運動の間に彼のまわりに集めた外交安全保障政策顧問集団の一部分だった。彼らは自らのことを”ウルカヌス(火と鍛冶の神)”と呼んだ。スポックへの敬意ではなく、ローマの神の子と同じくらい手強い(またはブッシュ・シニアなら”iron-ass:鉄石のように冷酷ないやなやつ”と言うかもしれない)とはっきり表明するためだ。

クロフォードのブッシュのテキサス牧場に集まって相談したウルカヌスには親しい友人のリチャード・アーミテージと共にコリン・パウエル元将軍に加えて、元と将来のドナルド・ラムズフェルド国務長官やペンタゴンで彼の副官になる男、指折りのネオコンに凝り固まったポール・ウォルフォウィッツも含まれた。

後者の二人はブッシュ政権でハト派として現れた、だがその時はチェイニーやラムズフェルドやライスも、未熟の申し立てに対して、攻撃されやすい大統領候補の脇のしっかりした指導、密接な連絡の具体化としてみなされた。しかしながら、表面に隠れてまさに最初から根本的変更の計画を立てる。

911より前にもかかわらず、経験のないブッシュは父とはまったく異なる方向に政権を導いた。ブッシュ・シニアとスコウクロフトが多国間の相互自由貿易と外交を大事に育てるのに、ジョージ・W・ブッシュのホワイトハウスはアメリカ例外論を新たな極致に掲げてアメリカの国際社会との深いかかわりを熱狂的にたき火に放り投げて燃やした。政権はいやな気候変動に関する京都会議から逃げ、国際刑事裁判所を確立するローマ国際機関設立文書へのアメリカの支持を取り下げて条約に”無署名”を断言するまでに及ぶ。

この一方的軍縮論者へ向かう傾向は、明らかに若いほうのブッシュの選択だった。最初から、どれほど外交政策を父のそれから区別させるつもりだったかだ。そして911攻撃が起こったとき、アメリカの反応をあんな危険なまでに不安定な過剰の反応に助長したのがこの特質だった。

ひとたび”テロとの戦い”が始まるや、疑いなく、チェイニーとラムズフェルドは、ほぼすべての前任者よりもっと多くの気ままさや権限を与えられていた。ブッシュ・シニアが特にこの目を引く驚くべきもの、はっきりした色彩がある大スタッフを用いて、チェイニーは間違いなく現代の最強の副大統領だった。

チェイニーとラムズフェルドは、高められた権力を使って、イラクと単なるうわさの大量破壊兵器について大統領の机までの情報の流れに偏見をいだかせた。分析官をおどしてもっとタカ派の報告書を出させるために副大統領はラングレーのCIA本部にたびたび足を運んだ、同時にラムズフェルドのペンタゴンはイラク人亡命者やイデオロギーのフリーランサー(自由に行動する人)から大いに疑わしい”証拠”をすぐのみ込んだ。けれども、まさにすごく大目に見る父がミーチャムの本で認めるように、チェイニーに自分の帝国を生ませたのはブッシュ大統領だった。

「彼らはやりすぎたと思います。でも、チェイニーの責任ではありません。大統領の責任です」とブッシュ・シニアは言う。

「(責任は)まかせておけ」と、息子の在任期間の大しくじりについて非難を広める彼自身の行動への当意即妙の答えで彼は付け加える。

新しいブッシュの伝記からわかってくる最も不安をいだかせる意外な新事実はことによると、チェイニーが彼の国防長官だった間、サダム・フセインの共和国防衛隊の一師団を排除するのにどれくらい戦術核兵器が必要とされるかについて彼が研究を依頼したとの、経験の豊富なほうの男の記憶かもしれない。

(事実はともかく)聞いたところでは答えは17基だった、とはいえ、もっと影響が甚大な結論はチェイニーがわかっている人物よりずっと危険な人物だったということだ。チェイニーもまたイランの地下ウラン濃縮施設に対して低核出力の核バンカーバスター弾の使用を熟慮したことは、ニューヨーカー誌のシーモア・ハーシュによる調査報道に重みを加える。
(http://www.newyorker.com/magazine/2006/04/17/the-iran-plans)
ジョージ・W・ブッシュ政権について聞けば聞くほど、もしかすると政権が引き起こした世界的なダメージはいっそうひどかったことがより明確になってくる。

http://www.theguardian.com/us-news/2015/nov/05/george-bush-sr-book-reveals-a-more-dangerous-dick-cheney-than-anyone-knew

November 06, 2015

イラク戦争のあやまち

ジョージ・ブッシュのオヤジが自伝を出版。ディック・チェイニー元副大統領を、「非常に強硬(very hard-line)」「我々の思い通りにするためにあまりにもしきりに武力行使したがる」「冷酷ないやなやつ(iron-ass)」と表現し、ラムズフェルドを「尊大なやつ」「いばりの大家」と酷評している。

http://www.theguardian.com/us-news/2015/nov/05/george-bush-sr-book-reveals-a-more-dangerous-dick-cheney-than-anyone-knew

◇トニー・ブレアがイラク戦争の”あやまち”を後悔して、戦争がISISの出現に役割を果たしたと認める

イギリスの元首相が誤った情報や戦争を計画するというあやまちを陳謝して戦争がISISの出現を引き起こしたとの主張には一理あると認める

トニー・ブレアがイラク戦争の側面を陳謝して、チルコット報告書(イラク戦争審問の調査結果)より先に工夫(独特の解釈)をしようとしたとの主張を誘発する。

2003年サダム・フセイン打倒の余波についてきちんと備えることを怠ったことや、それを正当化するのに用いられるウソの情報に対して遺憾の意を表明するために、UKの元首相は、日曜にCNNヨーロッパで放送されることになっているアメリカのテレビのインタビューを使った。

「私たちが得た情報があやまちだったという事実を陳謝します」と彼はCNNに伝えた。「立案における一部のあやまち、そしてひとたび政権を取り除いたら何が起こるかについて、確かに、私たちの飲み込みの思い違いについても陳謝します。」

番組の司会者ザカリア(Fareed Zakaria)にイラク戦争がISの出現の主因だったかどうか尋ねられて、「それには一理あると思う」と彼が認めたことが日曜のMail紙によって報じられた。

「2003年にサダムを片づけた私たちが2015年の状況に何も責任を分担しないと、もちろん言えるはずがない」と彼は付け加えた。

あとで元首相の報道官が以下のように言った。「誤った情報や立案におけるあやまちをトニー・ブレアは常に陳謝しました。また彼は、しかしながらサダムを取り除いたことは誤りだったとは思わないと常に言っていたし、またここでも言います。」

「彼は、2003年にサダムを取り除くとの決定が”ISISを引き起こした”とは言っていません、ISISは、要するにアルカイダが打ちのめされた2008年末の時点では、やっとうわさを聞かされたことを指摘したのです。」

「2009年にはイラクはむしろ比較的しっかりしていたと彼は言い始めました。それから起こったことは2つの事態の組み合わせでした。イラクの政府によって進められた宗派心の強い政策がありました、それは判断を誤った政策でした。」

「けれどもまた、アラブの春が始まったとき、ISISはイラクからシリアに移動し、シリアから自らを拡大したのち、イラクに戻りました。」

「これが、以前に彼が言った全部です。」

長いあいだぐずぐずしているチルコット報告書の調査結果がついに発表されるとき、予想される批判の種に備える覚悟をし始めたとして、初のスコットランド自治政府首相(スコットランド民族党の党首)ニコラ・スタージョンがブレアを非難した。

「ブレア・スピン工作が始まりますがこの国はいっそう真実を待ちます」とスコットランド民族党の党首はツイッターに投稿した。「チルコット報告書にとって遅れはスキャンダルです。」

1年かかると自信を持って審問が当時のゴードン・ブラウン首相によって設定されて6年以上が過ぎて、まだ最終的な結論の発表の日付は言い渡されていなかった。

ブレアを含めると思われる批判に直面するかもしれない人たちにゆだねられて、“最大限入念化する(Maxwellisation)”として知られる手順によってひどく遅れた進行は、発表の前に応酬する機会を与えられる。

戦闘で殺された兵士の親族らは、日付がすぐに決定されないなら法的措置を実行すると言って脅している。

軍事行動に加わるとの決定の時に内務大臣だったブランケット卿は、余波のための計画に関してブレアから確信を求めたがむだだったと言った。

「戦闘作戦が終わったときどうなるかトニーは断言することができなかった。彼はただディック・チェイニーやドナルド・ラムズフェルドを信じることにした」と、彼は当時のアメリカの副大統領と国防長官に言及して日曜メール紙に話した。

「あとになって判断してみれば、政府の土台全体を分解することで、彼らがサダムのイラクの完全なる非バース党(シリアに生まれレバノン、イラクなどに広がった政党、アラブ統一と独自の社会主義を唱える)化に乗り出すことに決めたことが今はわかる。」

「これが、機能する政府のいかなる枠組みの崩壊にも導いて完全なる権力の空白を引き起こした。テロリストがイラクに潜入して不満をかきたてた。」

「私はトニー・ブレアに罪をきせようと努めていない。ワシントンに対して私たちにはもっと強い影響力があると私たち自身をだまして信じ込ませる責任がひとまとめにして私たち全員にあった」と彼は言った。

ジョン・チルコット卿が彼の調査結果の中間報告書を急いで発表しないとすれば、彼はその全能力の行使をまったく信用に値しないとされる危険を冒すことになるとブランケットは付け加えた。

http://www.theguardian.com/uk-news/2015/oct/25/tony-blair-sorry-iraq-war-mistakes-admits-conflict-role-in-rise-of-isis?CMP=twt_gu
△BBCのロビン・ブラント政治編集委員は、ブレア氏が「すでに謝ったことについて」あらためて誤っていると指摘する。
イギリスではイラク戦争開戦について「チルコット委員会」が事実関係を調査しており、同委員会は最終報告書完成までの予定表を近く発表する見通し。

<分析>ロビン・ブライアントBBC政治編集委員
元首相は以前すでに謝ったことについて謝っている。戦争を始めた全般的な判断そのものについては謝っていない。
新事実という意味で最も大事なのはむしろ、サダム・フセイン排除がいわゆる「イスラム国」の台頭に関係したかもしれないという点だ。
元首相はCNNに一理あると認めた上で、フセイン打倒後のイラクや周辺地域の情勢がいかに複雑かについて説明しはじめた。
特筆すべきことはもうひとつ。トニー・ブレアは、今のイギリスや欧州がシリアについて武力行動に参加していないのは誤りだと考えているようだ。
この記事を読んだり、インタビューを見たりする際には、タイミングを念頭におく必要がある。チルコット報告書がいつ発表されるか、その最終的な予定について間もなく明らかになるというタイミングでの発言だということだ。
チルコット報告書で自分がどう批判されるか、ブレア氏には予想がついている。それを念頭に置く必要がある。
報告書で批判されるだろう誰もが、ブレア氏を含めて、これからどうなるか分かっているのだ。

「真実の要素」
元首相はさらに、イラク進攻では「準備段階でいくつかミスがあり」、「(フセイン)政権を取り除いたら何が起きるか、我々の理解に誤りがあった」と認めた。
しかしその一方でブレア氏は、フセイン元大統領がまだ在職だった方が「世界にとって良かったか」と尋ねられたら、「そうだという人たちに同意するわけにはいかない」と述べた。
イラク戦争がいわゆる「イスラム国」の主な要因だったのではないかと問われると、元首相は「そこには真実の要素がある」と認めた。
「もちろん、2003年にサダムを排除した我々に、2015年の情勢について何の責任もないとは言えない。ただし、2011年に始まったアラブの春も、現在のイラクに影響を及ぼしただろうと認識するのも大事だ」
ブレア氏は、連合国がイラク戦争後に「幅広い支持基盤を持つ政府」をイラクに樹立しようとしたし、比較的安定した状態が2009年には実現できていたが、当時のイラク政府の宗派対立や「アラブの春」の影響で安定が損なわれてしまったとの見方を示した。
そのタイミングでISはイラクからシリアに入り、基盤を確立したのち、あらためてイラクに戻ってきたのだとブレア氏は語った。

イラク戦争開戦への流れを検証するサー・ジョン・チルコット主導の委員会の最終報告書は、現在まとめの段階に入っている。委員会設置から6年たつが、報告書発表のタイミングはまだ明らかになっていない。
英自由民主党のミンギス・キャンベル元党首は、ブレア氏の新たな発言がなんであれ、「重大な判断ミスがあったという世論は変わらない」と批判した。
バリー・モーガン・ウェールズ大主教は、ブレア氏が「開戦についてずいぶんと熱心で好戦的だった」と批判した。
一方で、イギリス独立党(UKIP)の国防担当報道官で欧州議会議員のマイク・フーケム氏は、チルコット報告書を「ただちに」公表するよう要求した。
スコットランド自治政府のスタージョン首相は、「ブレア陣営の広報作戦が始まったが、国はまだ真実の発表を待っている。チルコット報告書の遅れはとんでもない話だ」とツイートした。
しかしブレア氏の事務所は、今回インタビューに応じたのは、報告書発表前に批判をかわそうという狙いからではないと説明。広報担当者は「トニー・ブレアはすでに、(開戦前に得ていた)情報に誤りがあり、計画にも誤りがあったことについては謝罪している。その一方でサダム排除は間違いだったとは思わないとこれまでも発言してきたし、今後も発言し続ける」と述べた。

http://www.bbc.com/japanese/34634904

November 05, 2015

憎悪を宣伝する人

ねえ、信じられる?


イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が多数のパレスチナ人を射撃、投獄して、無情な扱いをして暴れまわるうち、”自由主義”のシンクタンク、アメリカ政策センター(CAP)が秘密会(新聞記者などを入れない会議)で面談するため、11月10日にネタニヤフを招待しました。


この嘆願書に今すぐ署名して、計画されるネタニヤフとの会談をキャンセルするようにCAPを説得することで私たちの仲間に加わってください!


オバマ政権に非常に接近したつながりのあるアメリカで最も大きな影響を及ぼす進歩的なシンクタンクのひとつ、CAPは、憎悪を駆りたてている男、残忍なアパルトヘイトの現状を定着させて極右過激派の暴力行為への恐ろしい転落を主宰してきている男と、ペチャクチャおしゃべりしてはいけません。


この嘆願書に署名したら、どうかあなたの友人に転送してください、私たちはいっしょにCAPがこの会合を開くのを止めることができます。


正義のために、

Alli, Ariel, Chelsea, Janet, Jodie, Medea, Michaela, Michelle, and Nancy

私たち署名者は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相への招待を取り消すようCAPに求めます。CAPには、平和や平等や人権を促進するにつき意見を交わすために進歩的な考え方をする人や指導者に出会う場所を提供するとの見識のある長い伝統があります。ネタニヤフはこれらのどれでもありません、実際、彼は民間人の全住民を集団的に懲らしめて、人種的憎悪を公然とかきたてます。ユダヤ人そして同盟国として、私たちはあなた方の招待を取り消すよう主張します、そして彼の憎悪を宣伝する演壇をネタニヤフに提供しないよう主張します。

http://www.codepink.org/tell_cap_to_cancel_meeting_with_netanyahu?utm_campaign=cap_petition&utm_medium=email&utm_source=codepink