見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2013/08/10

Lavabit 閉鎖のわけ


◇スノーデンが利用したとのEメールサービス、Lavabitが突然閉鎖となる
boing boing 08 Aug 2013

Gmailのような人気のあるウェブベースの無料サービスよりもっと望ましいプライバシーとセキュリティをユーザーに提供すると主張するEメールサービス、Lavabitをエドワード・スノーデンが使っているとの話が広まったの憶えている?Lavabitのオーナーがサービスを閉鎖していて、lavabit.comのホームページに今日、"アメリカ人に対する犯罪に共謀させられる"のを避けたいことについてメッセージを掲載した。

声明によると、ユーザーをスパイすることで政府に協力しろとの裁判所命令を彼は拒否したようだ。

LavabitのEメールサービスは35万人の自称ユーザーをもとにさまざまなセキュリティ機能を提供した、そして国家の監視プログラムに協力するよりはむしろ、初めて公然と率直に閉鎖するたいした会社だ。7月中旬のモスクワのシェレメチェボ空港の記者会見に招待状を送るのに使われたと報じされるスノーデン(または彼に代わってEメールを送る誰かさん)のEメールアドレスはLavabitのアカウントだった。

以下は、Lavabitの創設者でオペレーターのLadar Levisonからのメッセージ全文

私のユーザー仲間、

アメリカの国民への犯罪に共謀することになるか、Lavabitを閉鎖することで10年近くのハードワークから逃げるか、私は難しい決断を強いられていました。かなりの自己分析の後に、私は活動を中止することに決めました。私の決定につながった成り行きを法律的にあなた方と共有できたらいいのにと思います。私にはできません。どういうことかあなた方には当然わかっている感じがします、憲法修正第一条はこのような情況においてはっきり意見を述べる自由を私に請け合うことになっています。残念ながら、議会はそうでないとする法律を可決しました。適正な請願を二度してきたとはいえ、事態が目下のままの状態にあるとき、この6週間従事する私の経験を分担することはできません。

いまどういうことが生じようとしているか?私たちはすでに第4巡回控訴裁判所で憲法のために戦い続けるのに必要な事務処理の準備を始めています。承認決定はアメリカの企業として私にLavabitの復活を可能にさせます。この経験は私に非常に重要なひとつの教訓を教えます。米国議会の決定または強力な司法の判決例がなければ、アメリカ合衆国に有形のつながりのある会社にだれも個人データを預けないことを私は強くすすめたい。

敬具、
Ladar Levison
Lavabit LLCのオーナーかつオペレーター

http://boingboing.net/2013/08/08/lavabit-email-service-snowden.html


◇政府が押しつける制約が、まさしくなにが彼の会社の危機的局面につながったか説明するのを妨げたとLevisonは言っている。

プライバシー保護団体はこの処置は前例がないと称した。「サービスを提供するプロバイダーが、憲法に反すると感じた裁判所命令に従うよりはむしろ閉鎖を選ぶ、どんな情況も私は知らない」と電子フロンティア財団(EFF)の弁護士、カート・オプサールは述べた。

国家安全保障局(NSA)の監視捜査網に参加するテクノロジー数社は、故意であれ裁判所命令のためであれどちらでも、彼らが力のある情報部門に提供するものがなにか会社の顧客に正確に説明するのを妨げる秘密主義の規制を解除する請願書を提出している。ヤフーはその裁判所命令の幾つかの開示で訴えている。

そのような命令を発行するFisa法廷として知られる秘密法廷の統轄判事が、ヤフー訴訟で機密解除するつもりだと司法省に知らせている。その情報の公開を取り巻く問題について9月まで続く見直し(再検討)に、先週、司法省が同意した。 
アメリカ人を守るのに絶対に必要であるとNSAやオバマ政権が主張する大量監視活動のためにNSAに従うのを拒否していると知られるインターネットやテレコミュニケーション会社はほんの少数だ。そのうちの1社、前CEOのJoseph Nacchioがインサイダー取引で有罪判決を受けたQwest Communicationsは、Qwestが911後の監視の珍しい拒否者になったあと政府は有利な契約で会社を拒絶したと申し立てた。

「企業の参加がなければ、NSAの収集能力はかなり減少するだろう」と最近、元NSAの暗号解読者ウィリアム・ビニーがガーディアン紙に語った。

伝えられるところでは、スノーデンはLavabitの顧客だった。

Levinsonは会社の閉鎖について多くを伝えなかったが、たとえば彼はとりわけNSAについて言及しなかった、彼は法的異議申し立てを起こすつもりだと言った。

彼はこう続けた、「この経験が私にひとつのとても重要な教訓を教えてくれた。議会の決定または強力な司法の判決例がなければ、誰もアメリカ合衆国に有形のつながりのある会社に個人データを預けないことを私は強くすすめたい。」

Levinsonが第4巡回控訴裁判所の前に問題を訴えていた事実が、政府にはLavabitのデータを求める裁判所命令があったのを示したことについて、電子フロンティア財団のオプサールが特に言及した。

「非常に大胆なはっきりした立場をとっている、それには財政上のさまざまな問題があると私は確信する」とオプサールは言っている。

「これを中心としてもっと透明さがあるべきです。ここで法的問題であるものをおおやけに明らかにすることで、おそらくアメリカ合衆国の国家安全保障に危害はないですよ」とオプサールは続けた。

NSA、ホワイトハウス、司法省、国家情報局長官執務室の代表者は、コメントの求めに対して、ただちに応じなかった。

http://www.theguardian.com/technology/2013/aug/08/lavabit-email-shut-down-edward-snowden?CMP=twt_fd

2013/08/08

恋するホアキン「her」


スパイク・ジョーンズのラヴストーリー、11月20日全米公開の新作映画「her」のホアキンにはなんともくすぐられる。音楽を担当するのが"アーケイド・ファイア"というのもナイス!
ストーリーの舞台は近未来のロサンゼルス。非社交的で孤独な作家セオドア(ホアキン・フェニックス)はある日、人類初の人工知能を持つオペレーション・システムを購入。彼は次第にその機械に恋に落ちる… ホアキンが恋するオペレーション・システムの声はスカーレット・ヨハンソン

◇サイバー攻撃でアメリカの軍・諜報機関に協力してきたハッカーが態度を一変させ、関係当局をあわてさせている。彼らは、NSAの監視プログラムをリークして訴追されたエドワード・スノーデンへの政府の対応を見て不信感を募らせたという。

監視かかわりたくない
 
アメリカ軍・諜報機関の職員は毎年1回、ラスベガスで開かれる世界最大のコンピュータ・セキュリティ会議「ブラックハット」に参加。ここで攻撃用、防御用の次世代サイバー兵器開発のためにハッカーからコンピュータウイルスやエクスプロイト(セキュリティ上の弱点を攻撃するため作成されたプログラム)を購入する。だが今年7月末に開かれた会議の雰囲気は例年と一変。多くの売り手を見つけることができなかった。

産業統制システムを保護するサイバーセキュリティサービスを提供するレッドタイガーセキュリティの創設者、ジョナサン・ポレット氏は、スノーデン容疑者がNSA(米国家安全保障局)のネット監視活動などを暴露したことで、以前はアメリカ政府のために働いたり製品を売り込んだりすることに熱心だった一部のハッカーが、協力を躊躇するようになったと指摘した。

コンピュータプログラムを作成し、ネットワークセキュリティの脆弱性を見つけているシェーン・マクドゥガル氏は「罪のないアメリカ人を監視する機械を作ることにかかわりたくない。自分が作った大切な技術がコントロールできなくなり、突然政府によって国家の敵とみなされる人物の監視に使われることもありうる」と話した。

軍・諜報機関の職員はブラックハットで、会議やパーティーに出ること、製品のテストや取引のためにやってきた7500人超の企業幹部やセキュリティ研究者、ハッカーと接触する。ポレット氏は、軍・諜報機関は約5年前から有能なセキュリティ研究者の採用やコンピュータの悪用に使われるソフト購入のためにブラックハットのようなハッカーの会議に職員を派遣していると説明した。

「倫理的な問題」

独立系セキュリティ研究者のアレックス・スタモス氏は「ブラックハットの会場をうろついている人の多くはウイルスを売る専門家だ。発見したウイルスや自分が書いたエクスプロイトを政府に売りつけている」と話した。

彼はさらに、エクスプロイトを使ってコンピュータウイルスの「スタクスネット」などの兵器が開発されていることが知られるようになり、ハッカーは自分の技術が攻撃に使われる可能性があることを認識するようになったと説明した。スタクスネットは2010年に発見され、イランの核施設に対するサイバー攻撃に使われた。「ウイルスを政府に売ることに倫理的な問題があると考えている。購入したウイルスで何を行っているか以前は知らなかったが、今は知っている」と彼は述べた。

スノーデン容疑者の暴露は、政府がハッカーを無料の労働力として扱ったり、彼らの製品とサービスを好ましくない目的のために使ったりしているという彼らの不満を再びあおることにもなった。「私たちのコミュニティの大半はあらゆる政府関係者に対して不信感を募らせている。政府の動機が真に利己的であるように思われるからだ」とポレット氏は話した。

一方、ネットワークセキュリティ企業、ラドウェアのバイスプレジデント、ハワード・タイシャー氏は「政府への協力に抵抗するハッカーは目先のことしか考えていない。緊張は長くは続かない」との見方を示し、「すべての軍・諜報機関は昔からアメリカ人エンジニアと科学者のスキルを使って国の安全を守る策を考えてきた。協力を拒めば、別の人が埋め合わせをするだけだ」と述べた。

(引用元:ブルームバーグ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130808/mcb1308080502010-n3.htm

2013/08/07

Good Coups, Bad Coups



書籍をデジタル時代に導いて売れるようにしたアマゾンドットコムの創設者ジェフ・ベゾスが、別の古いメディア、"ワシントンポスト"の中心人物を追い求める。(AP 6 August 2013)
◇ウォーターゲート事件のスクープなどで知られる米紙ワシントンポストが、米インターネット小売大手アマゾンドットコム(Amazon.com)の創業者、ジェフ・ベゾス氏個人に売却されることが明らかになった。同紙のドナルド・グレアム最高経営責任者(CEO)が5日、2億5000万ドル(約250億円)での売却を発表した。
売却されるのは同紙が所有する資産のうち新聞関連事業のみで、通勤者向け無料紙「エクスプレス(Express)」、スペイン語紙「ティエンポ・ラティーノ(El Tiempo Latino)」などが含まれる。
(引用元:AFP=時事)

◇望ましいクーデター、恥ずべきクーデター(Good Coups, Bad Coups) 
TODAY'S ZAMAN 13 July 2013 by Joost Lagendijk
サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェートはカイロの新政権に少なくとも120億ドルの支援を約束した。反革命的なペルシャ湾岸の君主らが彼らの気前のよさと引き替えに何を要求するか、実に明瞭になる、そしてそれは民主主義ではない。 
実は7月4日にエジプト軍がモハメド・モルシ大統領とムスリム同胞団の内閣を打倒したとき、この権力の強奪がクーデターと呼ばれてしかるべきかどうかの問題に私は長時間論争するとは思っていなかった。多くのオブザーバーがその日、クーデターのようだ、クーデターのようなにおいがする、クーデターのようにふるまう、と公式に表明した。従って、誰もこれに反対したがるとは思わなかった。 
中東とその先の大部分の政府がこれに異議を唱えるのが判明した。軍による乗っ取りに彼らが強く反対論をぶったとき、トルコとチュニジアは不服だった。アンカラでは結局、めったにない同調の行動、議会の4政党すべてによる共同声明にまでなった。アフリカ連合はエジプトのメンバーの地位を一時停止することですぐに逆襲した。 
アメリカ政府は懸念を表明したものの、民主的に選ばれた政府を軍が退陣させる国々に対して援助を無理やり一時停止にさせる法的要件がある事実を十分承知して、クーデターという言い回しは避け続けた。兵器一覧と債務帳消しに与える膨大な予算を理由に、あると信じるカイロにおける影響力をワシントンが失いたくないのは明らかだ。 
EUの表明は決断力に欠けるものだった。たぶん混じり合う外交的用心深さを極端に押し出しすぎ、エジプト向けのEU資金を危険にするだろうとの心配と同時にモルシとモスリム同胞団へのわずかな愛着も失う。 
トルコのエルドアン首相はすぐにクーデター反対論をぶち損ねたヨーロッパを激しく叱り、ブリュッセルを偽善行為と非難する。クーデターのいやな記憶を広く共有するトルコではそんな論難攻撃がとても受ける。トルコはヨーロッパのダブルスタンダード(二重基準)に気づくことでは、こっぴどくやられた憤慨で団結する。 
ジョージワシントン大学の教授、マーク・リンチは外交政策のなかで説明する。「革命に反感を抱く湾岸の君主らが彼らの気前の良さと引き替えになにを期待するかはかなり明瞭です、そしてそれは民主主義ではありません。保守的な湾岸諸国は新しいムバラク状態と、このアラブ蜂起の不愉快すべての決定的終焉を買いたいでしょう。」 
自由な報道機関でいいことは、特にアメリカで、"クーデターかクーデターでないか"をめぐる議論が続くということ。ニューヨークタイムズ紙は、旧ムバラク政権に関連した強力なグループと個人がモルシ氏の政権を徐々にむしばむために何ヶ月ものあいだ最大限のことをしたのを示すと思われる報道記事を掲載した、たとえば、エネルギー供給を妨害することや、停電やガソリンスタンドで長蛇の列を引き起こして。軍が多数のモスリム同胞団指導者の逮捕とモルシ寄りのメディアへの締め付けを開始したあと、有力なAP通信社が方針を変えることに決め、軍の打倒をクーデターと呼び始めた。 
ウェブサイトのMonkey Cageで、専門のアメリカの研究者がなぜこの進行中の論争が重要かを明瞭に表した。「クーデターは、民主主義やクーデター事項への国際的反応にとって不適当、そして民主主義に向かう(あるいは民主主義から遠のく)エジプトの道はおそらく、選挙のやり方に復帰して、できるだけ早く選挙結果を尊重するための強い国際的な圧力次第で決まるだろう。」 
http://www.todayszaman.com/columnist-320771-good-coups-bad-coups.html  

 
 

2013/08/06

ハワード・ジンの「爆撃」


◇「プラトーン」「JFK」などで知られる米国の映画監督オリバー・ストーン氏(66)が4日、広島市内で読売新聞のインタビューに応じ、「原爆投下は戦争を終わらせるために必要だったというのは幻想だ。(米国人として)被爆者に謝罪したい」と語った。
ストーン監督は昨年、第2次大戦前夜の1930年代からオバマ大統領登場までの米国の現代史について、独自の視点で描くテレビドキュメンタリーシ リーズ「もうひとつのアメリカ史」を制作。その中で、原爆投下はソ連(当時)へのけん制が目的で軍事的に不要だったと主張している。今回は原爆忌に合わせ 広島、長崎を初めて訪問、被爆者との対話などを予定している。
インタビューで、ストーン監督は、原爆を投下した米国は英雄であると教わってきたと説明したうえで、「80年代までそうした幻想に疑問を差しはさむことはなかったが、歴史をもっと深く見るようになった。私は歴史に対して建設的でありたい。日本の人々も、米国の神話を受け入れず、なぜ原爆が落とされ たのかを学んでほしい」と話した。
(引用元:よみうり新聞 2013年8月5日)

オリバー・ストーンの見解はまさにハワード・ジンが述べてきたことだ
民衆の歴史家と呼ばれるハワード・ジンのヒロシマ、ナガサキへの思い、
ロワイヤン爆撃の爆撃手だった彼の歴史認識は岩波ブックレット「爆撃」で読めます 
すばらしい本です(たった560円)


ハッカーの祭典"デフコン"
◇運転中、ハッキングされ急加速! 米ハッカー祭典で発表

車載システムがハッキングされ、運転中にハンドルやブレーキが利かなくなる――。こんな事態が現実味を帯びてきた。米ラスベガスで開催中のハッカーの祭典「デフコン」で、トヨタ自動車のプリウスなどを例に専門家が手法を披露。IT化が進む車のセキュリティー強化に向け、注意を呼びかけた。

米国防高等研究計画局(DARPA)の助成を受けた米ツイッター社の研究者チャーリー・ミラー氏らが、プリウスと米フォードのエスケープを例に発表した。

ミラー氏らは車載ソフトの解析で接続に成功。運転手の意思に反して急加速やブレーキを利かせたり、ハンドルを動かしたりしたほか、エンジンを切り、残り少なかった燃料計を満タンとして表示させる様子などを映像とともに披露した。

(引用元:ハフィントンポスト紙日本版)

◇コンピューター技術に精通したハッカーたちが最新の技術を発表する世界最大のイベント「デフコン」がアメリカ・ラスベガスで始まった。アメリカ政府による大量の情報収集活動が発覚したことを受け、今年は例年と異なる光景が見られた。

ハッカーの祭典・デフコンには世界から約1万4000人が集まり、最新のIT技術やセキュリティー対策を披露した。しかし、会場では、アメリカの国家安全保障局が極秘に情報収集を行っていたことへの批判が見られた。政府に抗議の声を伝えようと、ワシントンDCにつながる電話ボックスも設けられていた。

参加者らは「国家安全保障局の“違法な”『監視』に不安を感じます」「国家安全保障局の局長は、去年は『監視プログラムはない』と言っていたのに」などと語った。情報収集問題を暴露したCIAの元職員・スノーデン氏の似顔絵をあしらったTシャツも売られていた。

国家安全保障局はサイバー攻撃への対策としてここ数年、会場でハッカーの採用活動を行っていたが、今年は参加を断られるという異例の事態になった。

http://news24.jp/articles/2013/08/03/10233634.html

6月18日、ロスで運転するクルマが急角度で曲がった(目撃者証言)と思ったら木に激突して炎上、ジャーナリストのマイケル・ヘイスティングスが焼け死んだとき、ブッシュの補佐官だった人が、「誰かがクルマに搭載されるコンピュータシステムをハッキングして、こういう事態に至ったことは大いに考えられる」と言っていた
彼はすごいネタを手に入れており、もうまもなく発表するつもりだと同僚らに漏らしていた、"恐れ知らず"の記者も覚悟を決めるほどのネタだったらしい
そうそう、遺族の意に反して彼の遺体が火葬になると、どこかで読んだが、記者の妻や家族らは民間調査員を雇ったとのことである 
近頃のアメリカの機関はイスラエルのモサドばりの暗殺計画を平気で遂行するから、妻や同僚が怪しむのも当然のこと
(6月27日投稿の記事、「車に対するサイバー攻撃」をご覧ください)

2013/08/05

マニングに有罪判決


身柄を拘束されたまま、やっと訴追手続きに入ったマニング上等兵の裁判のゆくえはほったらかにして、今年1月から何ヶ月もアメリカの大手メディアは男女間の痴話げんかを扱う法廷ドラマを過熱報道してきた...

◇2008年に恋人をナイフで27回刺し、頭を銃で撃ちノドを切り裂いて殺害したとして予謀殺の罪で有罪を言い渡されたジョディ・アリアス被告(32)が5月21日、アメリカの裁判所で陪審員らを前に、極刑を回避するよう懇願した。
裁判でアリアス被告は自己防衛の行動だったと主張したが、陪審団は2週間前、予謀殺の罪で有罪を言い渡し、さらに先週、被害者に対して「特に残虐」だったため、死刑を言い渡す可能性もあると判断していた。

(引用元:AFP 2013年5月23日)
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2945748/10790502


◇ジェレミー・スケイヒル:「ジョディ・アリアスを"ナンシー・グレイス(元女性検事、現在CNNのトーク番組で活躍)クリスマス"に変質させた"恥ずべき"メディアはブラッドリー・マニングを無視した」
30 July 2013

ネーション紙の記者で「汚い戦争(Dirty Wars)」の著者であるジェレミー・スケイヒルが、火曜日、デモクラシーナウ!のホスト、エイミー・グッドマンと一緒になって、国家安全保障機密文書の公表に関連するたくさんの容疑でブラッドリー・マニング上等兵に有罪判決を下した軍事法廷の評決に逆襲した。アメリカ史において最も重要な訴訟事件のひとつと彼が呼ぶものを広く無視するとの理由でスケイヒルはニュースメディアをこてんぱんに叱った。"法人組織のニュースメディア"は、おおむねアメリカの軍事作戦の支えとなっていて、政府を守るためにこの訴訟事件の報道を避けてきていると彼は非難した。

「おそらく、アメリカの近代史において最も重要な訴訟事件のひとつであるこの裁判について、法人組織のメディアの報道はまったく恥ずべきものである」とスケイヒルは切り出した。

「ケーブルニュースの全部がひとつの有名なナンシー・グレイス・クリスマスに変えられた、なんとCNN、MSNBC、フォックスニュースのジョディ・アリアス裁判の報道を見たとき、同時にあなた方はまったくの報道の欠如を相手にします」とスケイヒルは続けた。逮捕から裁判まで、マニングの訴訟事件を報道した独立系ジャーナリストは、あとのニュースメディアの面目をなくさせた。政府は、報道してもらいたい新聞ネタを報道し、彼らが却下したいと思う新聞ネタを購入するよう扇動することでメディアを操作する方法を心得ていると彼は言った。

「ブラッドリー・マニングに関するものより、事実上の主婦の女性とその夫についての告発の報道のほうが多かった」とスケイヒルは述べた。「これがまさにこの国のメディアの現状です、開会から閉会まで報道すべきとあるメディア文化が私たちにないことにただ唖然とさせられる。」

マニングの軍事法廷を取り巻く秘密主義や、その裁判がどうやって行われたか、裁判が民主主義の価値をいかに攻撃したか、スケイヒルは非難して言った。

「犯罪行為に遭遇したとき、政府組織内の人々には遠慮なく話す義務や職責があるとあなた方が信じるなら、あなた方はブラッドリー・マニングを内部告発者として見なくてはなりません」とスケイヒルは後で言った。「愛国心によって動機づけられた人として彼のことを見なくてはなりません、そして彼の名と他のアメリカ人の名のもとに侵されるこの種の戦争犯罪を望んでいなかった人として見なければなりません。」

マニングの有罪判決は、国家安全保障省(NSA)をリークするエドワード・スノーデンが海外に逃げてロシアで亡命保護を求めたことがなぜ正しかったかその理由を示すと述べることでネーション紙のジャーナリストは話を締めくくった。

画像:デモクラシーナウ!経由でクリップをご覧ください。

http://www.mediaite.com/online/jeremy-scahill-shameful-media-that-turned-jodi-arias-into-nancy-grace-christmas-ignored-bradley-manning/