見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2015/06/13

指名手配中の牛

映画「The Wanted 18」:インティファーダ(パレスチナ住民の抵抗運動)牛についての映画をパレスチナ人監督がニューヨークで初上映するのをイスラエルが妨害する
デモクラシーナウ! 12 June 2015

例年のヒューマンライツウオッチ国際映画祭がここニューヨークで進行中です、しかし、映画祭を特徴づける監督のひとりは今週末の彼の映画のアメリカ初上映に出席することができません。それは、イスラエルが最近、監督のAmer Shomaliを「安全上の脅威」だと考えて彼がアメリカのビザを取るためにエルサレムに行くのを妨げたからです。そのあと彼はヨルダンのアンマンに行きました、そこでアメリカはビザを承認したものの、ビザの機械が壊れていると言いました。Shomaliは以前に何事もなく6つのヨーロッパの映画祭に出席しています、そして彼の映画は国際的な喝采を博しました。興味深いことには、映画「The Wanted 18(指名手配中の18頭)」は、危険で脅威を与えるとしてそのような抵抗運動に汚名を着せることにより、いかにイスラエルがどのようなパレスチナの非暴力的な抵抗のやり方も歴史的に徐々に蝕もうと試みてきたかについて説明し、イスラエル軍が18頭の牛狩りをした最初のパレスチナのインティファーダから驚くべき実話を再現しました。パレスチナの集団農場の18頭の牛の民営牛乳製品は「イスラエルの国家安全に対する脅威」と宣言されたのです。

(ラマッラにいるAmer Shomali監督とのやりとりが後に続きます。下記のウェブサイトをご覧下さい。)
http://www.democracynow.org/2015/6/12/the_wanted_18_us_israel_bar

2015/06/08

投獄とむち打ち刑1000回

◇サウジアラビアがブロガーのバダウィについて刑を支持

ブロガーのライフ・バダウィ(Raif Badawi)について10年の禁固刑とむち打ち1000回の刑がサウジアラビア最高裁によって支持されたとアムネスティが報告する。

アルジャジーラ 07 Jun 2015

人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルによると、投獄されたブロガー、ライフ・バダウィについてサウジアラビアの最高裁は10年の禁固刑とむち打ち1000回の刑を支持した。

バダウィの妻、Ensaf Haidarは、真相が数カ月のあいだ検討され、家族は「決定に衝撃を受けている」とアルジャジーラに話した。「その時までに私たちには刑が減軽されるかもしれないとの望みがありました」と彼女は言った。「彼について私はとても悲しく、ライフを非常に心配しました。」彼女は、「彼らはすぐにまた彼をむち打ちし始める」と思っていると言った。

バダウィは2012年にJeddahの街で逮捕された、そして後で”Free Saudi Liberals”のウェブサイトを開設したためとイスラムを侮辱するとやらの申し立てのために投獄7年とむち打ち700回の刑を宣告された。

控訴院はこの判決を覆して再審を命じた。2014年5月、もっときつい刑に加えて法廷は26万6000ドルの罰金を支払うようバダウィに命じた。

1月、広く行きわたった国際的な憤慨と、人権擁護団体からの処罰に対する慈悲の要請にもかかわらず、バダウィは人前で50回のむち打ち刑に処せられた。アムネスティによると、サウジアラビアは後で、金曜礼拝後、週一度行われることになっている人前のむち打ち刑を医療の理由で延期した。

アメリカを含め、国連が、バダウィに特赦を要求する国々のコーラスに加わった。

http://www.aljazeera.com/news/2015/06/saudi-arabia-upholds-sentence-blogger-badawi-150607101956747.html

写真:ライフ・バダウィはウェブサイト 'Free Saudi Liberals' でイスラムを侮辱したとの真偽の疑わしい申し立てのせいで投獄される

長期的リスク

海外からの請願の呼びかけ
◇日本は活火山に接近する原子力発電所を再稼働しないでください!

日本の原子力産業の再生を期待して、日本の原子力規制委員会が川内原子力発電所の原子炉2基の再稼働にただもうゴーサインを与えてしまった。だがこれらは地震や活火山の範囲、薩摩川内に位置している。

川内原発1号機、2号機は、福島の災害以降しかるべきところに置かれる新たな基準を満たすと当局は主張するが、ガス・石油輸入総額の失費増大で圧力が新たな自然災害に対処できる態勢ができてもいない原発の再稼働にこの国を駆りたてているようだ。


田中委員長は、安全点検は今はもっと予防に重点を置いていると言うが、抗議者は、来たるべき公開協議の月に川内原発再稼働に明確な反対を表明する予定でいる。


最大の懸念は、レベル3の活火山、桜島が、川内原発からわずか30マイルほどしか離れていないこと。もうひとつの心配は、このようなハイリスク地域の原発を再稼働することでさらに5基以上の同様の原発の再稼働を促進してしまうことだ。


たとえ川内原発再稼働から経済的利益があるといえども、活火山に近接することにより膨大な長期的リスクがもたらされ、全く、短期的利益を正当化するように思われない。


活火山に接近する原子力発電所を開かないように日本に求めよう。

http://www.thepetitionsite.com/717/265/443/ja/

※現在10万2289名の署名があります。2015年7月17日までに10万3000人の署名が集まるよう私たちを手助けしてください。

△川内1号機、書類不備で検査やり直し 夏の再稼働は絶望的に

原子力規制委員会が、再稼働の最終段階となる使用前検査を実施している九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県)について、書類の不備や誤記が多数見つかったため、すでに終えた一部検査を8日からやり直すことを決めたことが7日、分かった。九電は再稼働の時期を当初の7月上旬から8月中旬に変更しているが、規制委からの指摘が相次いでおり、電力需要が高まる夏の再稼働が絶望的な状況になってきた。


規制委によると、検査の中で見つかった九電側の書類の不備や誤記は「単純な記入ミスではなく、はっきりとした事実確認が必要」として、すでに実施済みの品質管理の検査について、やり直しを進めるという。


川内原発は昨年9月に新規制基準に適合しているとして合格。1号機の機器や設備の詳細な設計を書類で確認する工事計画は3月に認可され、運転管理体制を確認する保安規定変更は5月27日に認可され、一連の審査は終了した。

(サンケイ新聞 2015年6月8日)