見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/12/25

ヴィゴ・モーテンセンの署名


私たちはWikiLeaksを支持します

ダニエル・エルズバーグ、バーバラ・エレンレイク、アルンダティ・ロイ、ノーム・チョムスキー、その他の見解に賛成してくださいーー

(下記サイトの署名ページの末尾にあなたの名前を加えてください!)


ジャーナリスト、活動家、アーティスト、学者、また市民として、私たちはジャーナリスト組織WikiLeaksに対するおびただしい数のおどしと攻撃を非難します。WikiLeaksのウェブサイトがいくつかの国際的メディアグループと共同して数多の国務省機密外交公電を公表することを決めたあとに、多くの専門家を自認する方、解説者、また著名な米国の政治家が、WikiLeaksの活動を停止させるために強硬な措置を取ることを求めてきています。

Amazon.com、ペイパル、マスターカード、ビザのような大企業は、グループが公表できるのを妨害する代行者の役をしてきています。米司法当局などは、Wikileaksの政府の秘密の投稿は犯罪行為の形態である、もしくは少なくともそのような行為は違法活動になってしかるべきだと、どのような証拠も提供することなく、再三再四申し出てきています。「我々の法律に欠陥があるからには、これらの欠陥をふさぐため、我々は行動するつもりである」とエリック・ホルダー司法長官はおおやけに宣言しました(11/29/10)。

この挿話的な事件を通して、ジャーナリストや著名なメディア販路は考慮すべきニュースバリューと明らかな公益のデータを掲載するWikiLeaksの権利を擁護することからおおむね控えてきています。WikiLeaksのすっぱ抜きの裏面であるまじき想像上の政治的な動機づけを感じるからといって、これらメディア組織が、とりわけこのメディア販路の言論の自由の権利を擁護するのをためらいがちなのが見えてきます。

けれども、出版の自由に対する人の献身の試金石は、メディア販路が掲載する内容に同意するかどうかでも、それが掲載される仕方に同意するかどうかでもありません。WikiLeaksは確かに批判の範囲を越えてはいません。しかし、なによりも重要な考慮すべき事柄は、とりわけこの政府がいつも秘密を守ることに優先権を与えようとするデータを発表する自由を含めて、民主的な社会における掲載の自由であるはずです。政府当局者とメディア販路が、とりわけこのメディア組織への攻撃は正当なものであると表明するとき、規制権力にそむくでも混乱させてもよさそうなデータ(ネタ)を掲載する誰しもの権利について紛れのない恐ろしいメッセージを与えます。

これによって、私たちはメディア組織WikiLeaksの擁護に参加します、また、ジャーナリズムの自主独立に対する攻撃であるにもかかわらず、彼らの自由に対する攻撃を厳しく非難します。

===以下がこれに賛同する人々の署名です
(12月22日の時点で署名者数は8160名、あなたの名前も加えてください)
*俳優ヴィゴ・モーテンセンの名もあります!

Daniel Ellsberg
Noam Chomsky
Glenn Greenwald (Salon)
Barbara Ehrenreich
Arundhati Roy (author)
Medea Benjamin (Code Pink)
Tom Morello (musician)
John Nichols (The Nation)
Craig Brown (CommonDreams)
Glen Ford (Black Agenda Report)
DeeDee Halleck (Waves of Change, Deep Dish Network)
Norman Solomon (author, War Made Easy)
Tom Hayden
Fatima Bhutto (author)
Viggo Mortensen (actor)
Don Rojas (Free Speech TV)
Robert McChesney
Edward S. Herman (Wharton School, University of Pennsylvania)
Sam Husseini
Jeff Cohen (Park Center for Independent Media)
Joel Bleifuss (In These Times)
Maya Schenwar (Truthout)
Greg Ruggiero (City Lights)
Thom Hartmann
Ben Ehrenreich
Robin Andersen (Fordham University)
Anthony Arnove (author, Iraq: The Logic of Withdrawal)
Robert Naiman (Just Foreign Policy)
Dan Gillmor (Salon)
Michael Albert (Z Magazine)
Kate Murphy (The Nation)
Michelangelo Signorile (Sirius XM)
Lisa Lynch (Concordia University)
Rory O'Connor (Media Is a Plural)
Aaron Swartz
Peter Rothberg (The Nation)
Doug Henwood (Left Business Observer)
Barry Crimmins
Bill Fletcher, Jr (Blackcommentator.com)
Bob Harris (writer)
Jonathan Schwarz (A Tiny Revolution)
Alex Kane
Susan Ohanian
Jamie McClelland (May First/People Link)
Alfredo Lopez (May First/People Link)
Antonia Zerbisias (Toronto Star)
Mark Crispin Miller (NYU)
Jonathan Tasini
Antony Loewenstein
David Swanson
Jim Hightower
Laura Flanders
Tom Tomorrow
Don Hazen (AlterNet)

(Organizations/institutions listed for identification purposes only)
http://salsa.democracyinaction.org/o/592/p/dia/action/public/?action_KEY=5343

◇天候のきびしさがゆるむに従って移動カオスがやわらぐ
凍結事情が遠のき出すに従って、大部分の幹線道路が比較的片付けられてユーロスターの運行が通常に戻る
写真は、ケント州の高速25号線の交通(Photograph: Luke Macgregor/Reuters)
(ガーディアン紙 24 December 2010)
http://www.guardian.co.uk/uk/2010/dec/24/travel-chaos-eases-weather-relents

2010/12/24

11m$のクリスマスツリー


◇WikiLeaks外電:人殺しの狙撃兵の陰にイスラエルがいたのはたしかだとシリアは思う

シリア大統領の保安首席補佐の暗殺が政治的なエリートの中に不安をもたらしたと米外交公電が明らかにする

シリアの海岸の都市Tartousで狙撃兵が致命的な銃弾を発射したのは、2008年8月1日夕刻だった。標的はアサド大統領の側近、保安補佐官のムハンマド・スレイマン将軍だった。その暗殺事件でイスラエル人が「何より一目瞭然の容疑者」だったとダマスカスの米大使館は報告した。

WikiLeaksによって公表される米国務省外電は、当局のうろたえる反応をていねいにたどる。「シリアの国家保安機関はすぐに非常線を張って狙撃が起こった海岸近辺全体を詮索した」と大使館員は知らせた。シリアに配置されたジャーナリストは顛末を報じるなと指示された。同年もっと早くにダマスカスでのクルマ爆弾がヒズボラの軍指導者イマド・ムグニエ(Imad Mughniyeh)を殺害するもう一つの不可思議な暗殺と同様、それはセンセーショナルな事件だった。

最初の報告はスレイマンの身元と地位についてあいまいだった、加えて4日間ニュースの報道管制が続いた。けれども米政府は彼が誰であるか正確に知っていた。数カ月前に秘密文書が彼の的確な職務内容説明書を提供していたのだ:「武器調達と戦略上有用な兵器の点でシリア大統領の特に親しい相談相手」と。

大使館員がまさしく表現するように、一般的なシリアの軍指導部には未知のものであったかもしれない、どうやらスレイマンがやってのけた例外的な事業のひとつのユーフラテス川に接するal-Kibarの核疑惑用地をすでに11カ月前にイスラエル機が攻撃し破壊していた。イスラエルメディアは彼がヒズボラとのアサドの密偵としても仕えていたと報じた。

スレイマン殺害でイスラエルは一目瞭然の容疑者だったと米国の役人は報告した。「沿岸の都市Tartousは、ダマスカスのような内陸の場所よりぐっとイスラエルのスパイに近づきやすさを提供するものなのをシリアの国家保安機関は十分に承知してきている。スレイマンは必ずしも大いに人の目にさらされている役人ではなかった、それなのに狙撃兵の採用は、暗殺者が遠くから視覚によってスレイマンを見分けることができたのを思い起こさせる。

首都では、恐らく政府はだんまりのままであったろうと大使館員は推測した、というのは、「(1)誰がやったかわからないために、(2)このような非難はシリアのイスラエルとの新興の和睦交渉を損ねる又は終わらせる、(3)事件を宣伝することはシリアご自慢の保安機関のもう一つの過失をどうしてもあばくことになる。」

内部の論議に関する報告は、Tartous殺人がイスラエルとの和平交渉に反対だったシリアの保安機関の役人の助力で強まったことを暗示する。

10日後、暗殺がシリア政府の内政審議で「たびたびの論争の原因」になっていたことを米大使館員の連絡が報告した。「8月12日上級政策協議会の間に、国家安全機構の高官が公然とイスラエルとの回りくどい交渉とレバノンとの任侠で政府の継続に異議を唱えたとき、怒りがぱっと広がった。」シリアは譲歩して、魅力のあるレバノンでもイスラエルに対して遠回しに交渉することでも、少しも実体のある益をもらわないだろうと保安機関のボスらは主張した。

「この緊張した応酬の下にあるのは、シリア政府がほとんどスレイマンの暗殺を黙殺しているとの、保安機関内部の欲求不満だった。もしもイスラエル人がスレイマン殺害をやったのなら、なんだってシリア政府は対話を継続していたのか?と国家安全機構の役人が言いだしていた」と大使館情報源が付け加えた。「また、それが内部の者の犯行だったとすれば、国民は彼らの前途について知りたがっている。」

アサドはこうやって保安機関のボスに彼らの身分についての確約と、政府の意図について早まった譲歩をしないことで確約を与えるにつき、ますます圧力をかけられていた。

大使館の外電はまた、アサド政権を弱めるための取り組みの一環として、米国がかねて金融制裁をスレイマンのせいにしたがっていたことも明らかにする。けれども彼に関する情報が明るみに出せないほどそれは高度に機密扱いにされたので、そうするのは困難だとわかった。

「ムハンマド・スレイマンは比較的報復の少ないターゲット」だと外交官らはワシントンに帰って報告した。「彼の活動は広く知られていない、それが表向きの申し立てに適した機密扱いでない情報をどうしても入手困難にさせる、同様に、シリア内部で彼の指示は共鳴されただろうに、それをありそうもなくする。」

(ガーディアン紙 20 December 2010)
http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/20/wikileaks-cables-syria-sniper-killing

写真はドバイ・パレスホテルのロビーの1100万ドルの価値があるゴールドと宝石で飾り付けられたクリスマスツリー(Photograph: Hussein Malla/AP)
http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/19/abu-dhabi-hotel-christmas-tree

▲実はシリアではこの1年ほど前から奇妙な暗殺事件が続いている。▽2007年9月28日、シリア北部のアレッポで、マフムード・アブ・アルカカ師が金曜礼拝の後、モスクから出たところを銃撃されて死亡。アルカカ師は反米強硬派の宗教者として有名だった。▽2008 年2月12日、レバノンのシーア派武装組織ヒズボラの海外の破壊活動の責任者イマド・ムグニエ氏がダマスカスの住宅地で車爆弾の爆発によって死亡。 ムグニエ氏は83年に241人の死者を出したベイルートの米海兵隊司令部爆破事件や85年の米TWA機乗っ取り事件など多くのテロや破壊活動を指令したとされる。▽今年8月初め、アサド大統領の右腕ともされるシリア軍最高幹部の一人、ムハンマド・スレイマン氏がシリア西部の港町トルトサで銃撃され死亡。スレイマン氏はシリア軍とヒズボラとのつなぎ役ともされる。
(朝日新聞社"シリアの不穏"2008.10.22より抜粋)

2010/12/20

ロンドンは最も寒い12月


◇ジュリアン・アサンジはハイテク・テロリストにふさわしいとジョー・バイデンが言っている

WikiLeaks創設者と外交公電をめぐって米副大統領がホワイトハウスの誰よりも強硬な意見を述べる。
http://www.guardian.co.uk/media/2010/dec/19/assange-high-tech-terrorist-biden

◇WikiLeaks外電:イエメンの放射性資源はアルカイダのちょろい攻撃目標

単独の歩哨は原子力施設から取り除かれてきており、CCTVシステムは故障していたとサヌアの役人がアメリカの外交官に教えた。

漏れる米外交公電によれば、イエメンの放射性産物の重要な貯蔵所のお粗末な警備は危険な原料がテロリストの手に入るのを可能にするだろうとイエメンの上級役人がアメリカの外交官に警告した。

役人はアメリカ人らに、イエメンの国立原子力委員会(NAEC) 施設の唯一の常設警備員がその持ち場からはずされてきている、そこの唯一の閉回路テレビ受像機防犯カメラが6カ月前に故障して一度も修理されてないと知らせた。

ワシントンや他国の国務長官に加えて、サヌアの大使館からCIA、FBI、米国土安全保障省までに送信される今年1月9日付の外電で、役人は「目下のところ、悪いやつとイエメンの核物質の仲をほとんど裂かない」と警告した。

アラブ世界の最貧国、イエメンは、イラクとアフガニスタンの次にアルカイダの最も精力的な拠点として持ち上がってきている。10月の失敗した航空会社の積荷爆弾構想や昨年クリスマスのデトロイト上空でアメリカ旅客機を落とす未遂計画を含めて、西側諸国の攻撃目標に対する一連の攻撃の原因となっているグループ、アラビア半島のアルカイダ(AQAP)の本拠地だ。安全保障情報源によれば、ナイジェリア生まれのデトロイト爆破犯人Umar Farouk Abdulmutallabはイエメンで急進的になった。

http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/19/wikileaks-cables-yemen-al-qaida

写真:ロンドン西部、イーリングで男性が特大のスノーボール(雪つぶて)を作る。この状況では記録された最も寒い12月になりそうだと気象庁は言う。
Photograph : Kirsty Wigglesworth/ AP(ガーディアン紙)

2010/12/19

これも道義に反する業務

◇バンクオブアメリカがWikileaksあての支払い処理を停止する

いくつかのほかの大手金融機関と合流して、バンクオブアメリカが告発者ウェブサイトWikileaksあての支払い処理を停止させてきている。

"Wikileaksは、支払い処理につき我々の内部方針と調和しない... 活動に携わるかも知れない"という理由で決定したと言う。

呼応して、Wikileaksは、世界最大手のひとつ、その銀行と取引するのを停止させるよう支持者に駆り立てる。

マスターカード、ペイパル、他社はもっと早くにWikileaksの支払いを止める。
 
"道義に反する業務" 

声明でノースカロライナに本拠を置くバンクオブアメリカは、「Wikileaksに向けられると信じる我々に根拠がある任意のタイプの取引きを処理しません」と言う。

声明はそれ以上の詳細をなにも与えなかった。
 
Wikileaksはツイッターのメッセージで、「自由を愛するすべての人がバンクオブアメリカの預金口座をたたもう」と駆り立てることで応酬した。

ウェブサイトはその上、「あなたの資金をどこかもっと信頼できるところに投資しよう」と事業に訴えた。 

Wikileaksは最近、幾つか米国の銀行の「道義に反する業務」を指し示してくれる文書をまもなく公表するつもりだと言ってきている。

バンクオブアメリカは、おそらく米国外交公電で言及される公共機関のひとつかもしれないとの憶測があった。

(BBC 18 December 2010)
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-12028084



写真は今週初めに保釈で出てきたジュリアン・アサンジ