見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/02/20

西側諸国との暗黙の了解



◇アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで起きたイスラム原理主義組織ハマス幹部暗殺事件で、イスラエル政府高官は、同国の情報機関モサドの関与が疑われていることについて「どんな国も同じようなことをやっている」と述べた。イスラエル紙イディオト・アハロノト(電子版)が19日、匿名で伝えた。

政府高官はモサドの関与については明言を避けたが、イスラエル政府の本音ともとれそうな発言だ。

事件で偽造とみられる旅券が使われた英国などがイスラエル大使を呼んで事情を聴くなど、外交問題に発展する気配もあるが、イスラエル政府高官は「西側の国々とは”暗黙の了解”がある。批判はすぐにやむ」との見通しを示した。

モサドは国外での極秘任務にあたる組織。1972年のミュンヘン五輪でイスラエル選手団がパレスチナゲリラに襲撃され、11人が死亡した事件では、欧州などに逃亡していたゲリラの殺害作戦を実行したとされる。

(東京新聞 2010年2月20日)

◇ヨルダン川西岸の村が抗議に5年を記録する

イスラエルの催涙ガス、音響手投げ弾、悪臭スプレー、時にゴム弾や時たまの実弾の圧倒的な連発にもかかわらず、パレスチナのビリンの村で抗議する人びとはもうこれ以上近寄らせないとこらえます。

そして分離壁への最初の抗議から5年を記録するとき、イスラエルは占領する西岸のすぐ近くに建て増しをしてきている。彼らは相変わらず決然として見える。

村人たちは、イスラエル人と国際的活動家らと共に、彼らの毎週金曜日の抗議行動をパレスチナの非暴力、草の根抗議行動の先例とみなす。

(BBC News 20 February 2010 Bilin, West Bank by Heather Sharp)
写真はビリンのバリアー。不法に分離壁を建設するためビリン村の人々は土地を奪われた。キャプションには「バリアーは移転するとイスラエル最高裁が命じてきているが、村人たちはまったく彼らの農地に戻るには至っていない」とある。

▲ビリン村が勝利:イスラエル軍、数ヶ所で「壁」ルート変更に同意

2008年7月28日のHaaretz(電子版)によると、イスラエル軍当局は、ようやく最高裁の命令を受け入れ、西岸地区の数ヶ所で「分離壁」ルートを変更、一部を撤去して、グリーンラインに近い場所に移設することを決めた。対象には、ビリン村の「壁」も含まれる。

「分離壁」は、パレスチナ人「テロリスト」攻撃からイスラエル人を守ることを建前としているが、多くの場所でグリーンライン(1967年までの停戦ライン)からパレスチナ側に食い込み、パレスチナ人の市町村や農地を分断している。国際司法裁判所は2004年、「壁」の撤去を勧告、国連総会もイスラエル政府がこの勧告に従うことを求めた決議を採択した。しかし、イスラエルはこれらを無視、「壁」の建設を続けてきた。

このため、「壁」の被害を受ける地域の住民はイスラエルの人権団体の支援などを受け、イスラエル最高裁に「壁」の建設中止や撤去を求める訴訟を起し、いくつかのケースで勝訴した。

「壁」反対闘争で国際的に有名になったビリン村は、2007年に部分的勝訴、最高裁は「壁」ルートが安全保障上の必要ではなく、入植地拡大の便宜をはかったものだと認定、ルートの変更を命じる決定を行った。

2007年2月、参謀総長に就任したガビ・アシュケナージ将軍は、政治的理由で造られる「壁」を防衛するのは軍の役目ではないとして、当時の国防相に決断をせまっていたという。政府は、最近になって、最高裁の決定に従う方針を決め、ビリン村のほか、カルキーリヤの北部、ツフィンなどでも「壁」のルートを変更することになった。この結果、カルキーリヤでは260ヘクタール、ツフィンでは150ヘクタールの土地が住民らに返却される計算。

(JPMA:パレスチナ医療協会のメルマガを転載した「弱い文明」ブログより)

△写真はクリックすると拡大版でご覧になれます。

2010/02/19

ドバイがイスラエルに挑む




◇アラブ首長国連邦のドバイでパレスチナのイスラム原理主義組織ハマス幹部が暗殺された事件で、国際刑事警察機構(インターポール)は18日、容疑者11人を国際手配した。

一方、ドバイ警察当局は、イスラエルの対情報機関モサドの関与が確認されれば、モサド長官を逮捕すべきだと発言。犯行グループに偽造旅券を使用された英国、アイルランド、フランス、ドイツの各政府は、説明を求めてイスラエルへの圧力を強めている。

・欧州の偽造旅券使用、外交問題に発展

事件は、ハマスの軍事部門の創設者の1人、マフムード・マブフーフ司令官の遺体がドバイのホテルの部屋で1月20日に見つかったもの。ドバイ警察が容疑者として公開した英国人6人、アイルランド人3人、ドイツ人とフランス人各1人の計11人の旅券は、偽造だったことが判明している。

四カ国の政府は18日、各国駐在のイスラエル大使を召還し事件に関する説明を求めた。

デービッド・ミリバンド英外相は、事件解決に向けてイスラエル側に「全面的な」協力を要求。アイルランドのミホル・マーティン外相は、偽造旅券の使用は「非常に深刻な問題」だとみなしていると述べ、イスラエル大使と「率直な」会談を行ったことを明らかにした。「率直な」という表現は外交上、怒りを表明する符丁とされる。

・「モサド長官逮捕を」とドバイ警察

いずれの政府も直接的にイスラエルを非難していないが、モサドは過去にも暗殺に偽造旅券を使用したことがあり、四カ国とイスラエルとの外交関係は緊張が高まっている。

一方のドバイ警察幹部は18日、地元テレビの取材に対し、容疑者のうち7人がイスラエルに何年も住んでいた事実が確認されたことを明らかにし、モサドが暗殺に関与している可能性がほぼ確実になったと発言。「モサドの関与が証明されれば、インターポールはモサドのダガン長官の赤手配書(国際逮捕手配書)を出すべきだ」と述べた。

(AFP 2010年2月19日)

◇パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの幹部マフムード・アル・マブーフ氏が1月20日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで殺害された事件で、UAE当局は、容疑者11人中の5人が使用していたとみられる米国の銀行が発行したクレジットカードを調査している。関係筋が明らかにした。

ドバイ警察のタミン所長は18日、地元英字紙に対し、「これまでの捜査から、モサドが事件の背後にいたのは、100%ではないとしても99%確実だ」と述べた。同紙の電子版が報じた。ドバイ警察は15日に、女性1人を含む11人の写真と旅券を公開、英国の旅券保持者が6人で、アイルランドが3人、 さらにドイツ、フランスが各1人だったことを明らかにした。

旅券の公開を受け本人が特定されたが、旅券の写真とはまったく似ておらず、11人の旅券は偽造である可能性が濃厚となった。このため、英、アイルランド、フランスの各国政府はそれぞれ、イスラエル大使を呼んで説明を求めた。ミリバンド英外相は、この事件で英国民の旅券が不正利用された可能性に関する調査に十分協力するようイスラエルに要求すると言明した。イスラエル当局者は、長年の同国の慣行に従って、イスラエル政府が事件に関与したかどうか肯定も否定もしていない。

(ウォールストリートジャーナル 2010年2月19日)

写真はインターポールが指名手配した11人(BBC)。他のニュースでは他にもうひとり女性がいたとして公開された映像で指摘(CNN)。

2010/02/17

ぺぺからの挨拶状



◇ドバイのハマス幹部の暗殺で11人が逮捕に直面

パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスのトップの司令官暗殺で11人のヨーロッパ人容疑者にまもなく逮捕状が出されるとドバイの当局者らは言います。先月、マフムード・マブーフがドバイのホテルで死んでいるのが発見されました(電気ショックを受けた形跡あり:CNN)。同一視された容疑者には英国、アイルランド、ドイツ、フランスのパスポート所持者が含まれますが、殺しの陰にイスラエルの諜報機関モサドがいたとの憶測が大いにあります。殺人者らはかつらと帽子を含む変装をしてきており、マブーフのホテルの部屋に入るのに電子機器を使い、彼を待とうともくろんだと警察の声明にはあります。ドバイの警察は殺害へのイスラエル関与を除外してきていません。

(デモクラシーナウ!16 February 2010 ヘッドライン)

◇パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの幹部が1月にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで殺害された事件で、ドバイの警察は15日、容疑者11人を突き止め、行方を追っていることを明らかにした。

ハマス軍事部門の幹部、マフムード・マブーフ氏は1月19日にドバイに到着し、滞在先のホテルの部屋で殺されているのが見つかった。警察はこの事件で女1人と男10人を容疑者と特定。全員がフランス、アイルランド、英国、ドイツなど欧州のパスポートを所持しているという。

調べによると、容疑者は犯行の前日にドバイ入りし、主犯格と見られるフランス人の男がマブーフ氏が滞在したホテルで向かい側の部屋を予約した。ドバイ国際空港の監視カメラには、容疑者の1人がマブーフ氏のあとをつける姿が写っており、ホテルにチェックインするまで交代で監視していたとみられる。

犯行当日は午後8時ごろにマブーフ氏の部屋に侵入し、同8時25分ごろに戻ってきた同氏を殺害。実行犯は5人で、6人は見張り役を務めた。犯行後は空港に直行し、欧州やアジア行きの便に乗り込んだとされる。

マブーフ氏はハマス軍事部門創設者の1人で、イスラエルが20年以上前から行方を追っていた。殺害にはイスラエルが絡んでいるとハマスは主張。イスラエルは事件への関与について肯定も否定もしていない。

(CNN 2010年2月16日)

◇ハマス幹部暗殺犯の旅券は「偽物」 英・アイルランド外務省

英紙タイムズ(電子版)などによると英外務省報道官は16日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイでパレスチナのイスラム原理主義組織ハマス幹部が暗殺された事件の容疑者グループ11人のうち、6人が持っていた英国旅券は「不正な手段で取得された」ものだと述べた。

英当局はイスラエルの対外特務機関モサドが真正旅券をコピーした可能性があるとみて、捜査を開始した。

別の3人が所持していたアイルランド旅券についても、アイルランド外務省報道官が調査の結果「偽物」と指摘。残る2人のドイツとフランスの旅券の真贋(しんがん)についても両国が調査している。(共同)

(毎日新聞 2010年2月17日)

◇学校崩壊で4人のハイチの子どもが死ぬ

ハイチでは15日月曜、激しい雨が土砂(泥)崩れを引き起こしてハイチ首都の街の教室に激突した後、4人の子どもが死に、8人が重症を負いました。

◇トヨタの欠陥が34人の死につながる

連邦の安全監査機関は15日、トヨタ車の突然のアクセル不良問題のせいで過去10年に少なくとも34人が死亡してきていると言いました。他に22件がトヨタ車が関係する故意でない加速事故の被害です。この4カ月にトヨタは850万台を超えるクルマを全世界でリコールしてきています。実際の死亡者数は100を超えると交通安全センターのクラレンス・ディトロウは予測します。特に、人々がトヨタに注意を払う前にさかのぼるときそれだけの数の死亡数が突然の加速にあるとはしません」とディトロウは言いました。

(以上、デモクラシーナウ!16 February 2010 ヘッドライン)

◇米道路交通安全局(NHTSA)は16日、トヨタ自動車が実施した3件のリコール(無料の回収・修理)に遅れがなかったかを調べるため、トヨタに関係書類を提出するよう命じた。法律違反があった場合には「最大で1640万ドル(約14億8000万円)の制裁金を科す可能性がある」と強い姿勢を見せた。

米国では議会を中心に、トヨタがアクセルペダルの不具合などで「リコール隠し」をしたとの疑念が浮上。米当局が調査を公表したことで、24日から下院監視・政府改革委員会などで始まる公聴会での追及もさらに厳しくなりそうだ。

米運輸省のレイ・ラフード長官は声明で、「リコールは非常に深刻な問題で、自動車メーカーは不具合に対する迅速な報告が求められている」とし、厳しい姿勢で調査を進める考えを示した。

NHTSAは「2007年9月以降、米国だけで合計3回にわたり約600万台のリコールを行ったトヨタが不具合をいつ、どのように知ったのかが分かる書類の提出を求めた」とした。問題の認識時期を調べるため、生産のデータや消費者からの苦情に加え内部の会議のデータも求めた。

トヨタは16日、「NHTSAの要求を精査し彼らが求めるすべての情報提供に応じる」との声明を発表した。(中日新聞)

○調査対象の3件
米道路交通安全局(NHTSA)が16日、調査に着手したと発表したトヨタ自動車の3件のリコールは次の通り。
・2007年9月、米国向けに出荷した乗用車「カムリ」「レクサスES350」用のフロアマット計約5万5000枚。
・09年10月、ハイブリッド車「プリウス」など7車種、計約380万台のフロアマット(トヨタは正式なリコールではなく自主改修と主張)。
・10年1月、米国で販売した乗用車「カローラ」「カムリ」など8車種、計約230万台のアクセルペダル。(共同)

(東京新聞 2010年2月17日)

◇ホンジュラスの反クーデター活動家たちが人権侵害に直面する

昨年夏のクーデター批判者たちが先月のロボ大統領の選挙後もなおひどい人権侵害に直面しているのをホンジュラスからの報道が明らかにしています。ウェブサイトのWorld War Four Report によると、反クーデターNational Resistance Frontの地元指導者、Julio Funes Benítezが15日月曜、射殺されました。金曜にはBroad Movement for Dignity and Justiceの文化運動員Hermes Reyesが準軍事組織の殺し屋と推定される3人によって誘拐され、1時間後に解放されるまでぶちのめされて拷問されました。金曜にはまた、National Resistance Frontのリーダーで飲料労働者組合の副議長ポルフィリオ・ポンセの自宅に暴行者が侵入しました。先週にはまた、男性2人と女性2人の市民抵抗のメンバーが拉致されて三日間身柄を拘束されました。4人全員がぶちのめされて女性たちはレイプされました。伝えられるところでは、捕らえた連中は、襲撃は「un saludo de Pepe(ぺぺからの挨拶状)」だと言いました。ぺぺはロボ大統領のニックネームです。

(デモクラシーナウ!16 February 2010 ヘッドライン)

写真はドバイのホテルで暗殺されたハマス幹部マフムード・マブーフ(CNN)
ニュースで流れたドバイ当局の映像はまるで映画のワンシーン、当然モサドの映画

2010/02/14

遺骨の上に寛容の博物館だと!




◇ハイチの死者数23万人に修正、打ちのめされたポルトープランスの援助不足

ハイチ地震から一カ月、公式の死者数は現在23万人。火曜日、ハイチのジャン・マックス・ベルリブ首相は、ハイチ再建にはもう10年かかるだろうと言って、地震によってホームレスになった100万人のハイチ人の移転について当局に明確な計画がないのを認めました。

◇俳優で活動家のダニー・グローバー:ハイチの元大統領ジャン・ベルトランド・アリスティードが彼の帰国に反対する米国に「惑わされる」

俳優で活動家、トランスアフリカ・フォーラムの議長のダニー・グローバーが南アフリカからちょうど戻ったところです。南アで彼は追放されたハイチのジャン・ベルトランド・アリスティード元大統領に会いました。米国が支援したクーデターで追放されて5年、アリスティードは帰国したがっているとグローバーは報告します。ですが、オバマ政権はアリスティードの西半球への帰還を妨げる米国のスタンスをやめてきていません。

◇「ハイチ:夢をつぶす」:何世紀にもおよぶ西側諸国のハイチ独立の転覆に関するドキュメンタリーを抜粋

情況にハイチの歴史を投じるため、1992年のドキュメンタリー映画「ハイチ:Killing the Dream(夢をつぶす)」に助言を求めましょう。ナレーションはオジー・デイヴィス、制作はクロウイング・ルースター・プロダクションズのハート&ダナ・ペリーです。番組で引用するフィルムは、1915年に始まるアメリカ海兵隊によるほぼ20年近いハイチ占領に目をみはります。

◇エルサレムの歴史に残るマミラ墓地にイスラエルが「Museum of Tolerance(寛容の博物館)」を建設することでパレスチナ人家族らが国連に抗議

エルサレムにある歴史に残るイスラム教徒の墓地の上に「寛容の博物館」を建設するサイモン・ウィーゼンタル・センターの計画で、パレスチナ人家族らが国連に嘆願書を正式に提出しています。この計画に反対する人たちは、パレスチナのイスラム教徒の何世代にもわたる死の遺骨の上に、どうして寛容の記念建造物を建てられるのかと長いこと疑義を唱えてきています。嘆願人には先祖がマミラ墓地に埋葬されたコロンビア大学教授で作家のラシッド・ハリディがいます、そして憲法上の権利センターのマイケル・ラトナーが彼らの嘆願書で家族たちを代弁(代理人)しています。

(以上、デモクラシーナウ!10 February 2010)

◇元ブラックウォーター勢力の排除をイラク当局が要求

民間軍事会社ブラックウォーターによって正式に雇われたすべての警備員にイラクをただちに離れるよう命じているとイラクの内務大臣は言います。ジャワド・ボラニーのコメントが、他の会社の一員として今まで通りイラクにいるブラックウォーターの従業員250人までの追放に導くかもしれません。AP通信は、元ブラックウォーター勢がイラクを離れるのに7日ある、さもなければ逮捕に直面すると告げられていると報じています。

◇米国からだまし取る、売春婦の請求書を送ることで元従業員らがブラックウォーターを告発

他のブラックウォーターのニュースでは、イラク、アフガニスタン、ハリケーンカトリーナの後に続くニューオーリンズでの多数の契約で、アメリカ政府からごく普通にだまし取っていたと2人の元従業員が会社を告発しています。新たな開かれた訴訟では、ブラックウォーターの役員らがインチキの領収書を綴じ込んで同じ便宜に倍増して請求し、ストリッパーと売春婦を雇うのに支払いを政府に請求したと、原告夫妻のブラッド&メラン・デイヴィスは言います。訴訟はまた、ブラックウォーター勢力によるイラクの一般市民に対する「過剰で不当な」力の行使を無視したことでブラックウォーターの幹部らを訴えています。司法省がデイヴィス事件に加わるのを断った後、告発は抑制を解かれました。

◇5歳のガン患者への治療を拒んだことで保険会社が訴えられる

フィラデルフィアでは、ガンに襲われた5歳の少年の両親が息子の命を引き延ばすことができた治療を補償するのを拒んだことで保険会社ヘルスアメリカを訴えています。少年は珍しい小児ガンの神経細胞腫を患います。ヘルスアメリカは、それが「研究・試験的」でその効果は臨床的に証明されてきていないため、MIBGとして知られる処置に支払うことを拒否しています。同じ基準を満たさない、最後に男の子の命を救う助けになるとわかる治療をヘルスアメリカは以前に補償してきていました。ヘルスアメリカがそのスタンスを翻すかメディケード(州と連邦制度の医療扶助制度)が費用を補償するのを期待して、男の子が治療を受けている病院はMIBG処置をタダで提供してきています。治療は男の子の健康を増進してきており、細胞腫もいくらか排除したかもしれないと、ヴァンノッカーズ病院は言います。

(以上、デモクラシーナウ!11 February 2010 ヘッドライン)

◇「中国の不自然な自然災害」:中国の反体制派の弾圧に世界を注目させる四川大地震に関するアカデミー賞候補のドキュメンタリー作品

中国の司法当局が反体制活動家を弾圧しています。Liu Xiaobo(劉暁波)は11日木曜に控訴が棄却されて政治改革を擁護した罪で11年の実刑に直面します。今週初めにはもうひとり著名な作家で活動家のTan Zuoren(譚作人)が5年の刑で有罪を言い渡されました。Tan Zuoren(譚作人)は2年前の四川大地震で実にお粗末に建てられた学校が崩壊したとき殺された子どもたちの数千人の親に代わってキャンペーンをしてきています。中国の弾圧を論議するのに、アカデミー賞候補の地震に関する映画を支持するお二人に加わっていただきます。「中国の不自然な災害:四川省の涙」共同監督でデモクラシーTV創設者のジョン・アルパートと、共同プロデューサーでハンターカレッジ教授のピーター・クウォンです。

(デモクラシーナウ!12 February 2010)

◇アフガニスタンには700の軍事基地

ウェブサイトのTomDispatch.comが、アフガニスタンの軍事基地の数が現在トータルでおよそ700あると報じています。米国とNATO軍の基地が400から300あまりアフガン軍の基地に数でまさるのを、米国主導NATO占領軍のスポークスマンが確認しました。基地の範囲は小さな敷地から、バーガーキングやポパイチキンのようなアメリカのファストフードチェーンの販路を自慢するバグラム空軍基地のようなメガ基地にまでわたります。アフガン戦争のオバマ大統領の段階的拡大の一環としてアフガニスタンに到着する追加3万人の増派をもてなすため、少なくともあと12の基地が建設を予定されます。

(デモクラシーナウ!13 February 2010 ヘッドライン)

写真は、「ハイチ:夢をつぶす」と、エルサレムのマミラ墓地