遺骨の上に寛容の博物館だと!
◇ハイチの死者数23万人に修正、打ちのめされたポルトープランスの援助不足
ハイチ地震から一カ月、公式の死者数は現在23万人。火曜日、ハイチのジャン・マックス・ベルリブ首相は、ハイチ再建にはもう10年かかるだろうと言って、地震によってホームレスになった100万人のハイチ人の移転について当局に明確な計画がないのを認めました。
◇俳優で活動家のダニー・グローバー:ハイチの元大統領ジャン・ベルトランド・アリスティードが彼の帰国に反対する米国に「惑わされる」
俳優で活動家、トランスアフリカ・フォーラムの議長のダニー・グローバーが南アフリカからちょうど戻ったところです。南アで彼は追放されたハイチのジャン・ベルトランド・アリスティード元大統領に会いました。米国が支援したクーデターで追放されて5年、アリスティードは帰国したがっているとグローバーは報告します。ですが、オバマ政権はアリスティードの西半球への帰還を妨げる米国のスタンスをやめてきていません。
◇「ハイチ:夢をつぶす」:何世紀にもおよぶ西側諸国のハイチ独立の転覆に関するドキュメンタリーを抜粋
情況にハイチの歴史を投じるため、1992年のドキュメンタリー映画「ハイチ:Killing the Dream(夢をつぶす)」に助言を求めましょう。ナレーションはオジー・デイヴィス、制作はクロウイング・ルースター・プロダクションズのハート&ダナ・ペリーです。番組で引用するフィルムは、1915年に始まるアメリカ海兵隊によるほぼ20年近いハイチ占領に目をみはります。
◇エルサレムの歴史に残るマミラ墓地にイスラエルが「Museum of Tolerance(寛容の博物館)」を建設することでパレスチナ人家族らが国連に抗議
エルサレムにある歴史に残るイスラム教徒の墓地の上に「寛容の博物館」を建設するサイモン・ウィーゼンタル・センターの計画で、パレスチナ人家族らが国連に嘆願書を正式に提出しています。この計画に反対する人たちは、パレスチナのイスラム教徒の何世代にもわたる死の遺骨の上に、どうして寛容の記念建造物を建てられるのかと長いこと疑義を唱えてきています。嘆願人には先祖がマミラ墓地に埋葬されたコロンビア大学教授で作家のラシッド・ハリディがいます、そして憲法上の権利センターのマイケル・ラトナーが彼らの嘆願書で家族たちを代弁(代理人)しています。
(以上、デモクラシーナウ!10 February 2010)
◇元ブラックウォーター勢力の排除をイラク当局が要求
民間軍事会社ブラックウォーターによって正式に雇われたすべての警備員にイラクをただちに離れるよう命じているとイラクの内務大臣は言います。ジャワド・ボラニーのコメントが、他の会社の一員として今まで通りイラクにいるブラックウォーターの従業員250人までの追放に導くかもしれません。AP通信は、元ブラックウォーター勢がイラクを離れるのに7日ある、さもなければ逮捕に直面すると告げられていると報じています。
◇米国からだまし取る、売春婦の請求書を送ることで元従業員らがブラックウォーターを告発
他のブラックウォーターのニュースでは、イラク、アフガニスタン、ハリケーンカトリーナの後に続くニューオーリンズでの多数の契約で、アメリカ政府からごく普通にだまし取っていたと2人の元従業員が会社を告発しています。新たな開かれた訴訟では、ブラックウォーターの役員らがインチキの領収書を綴じ込んで同じ便宜に倍増して請求し、ストリッパーと売春婦を雇うのに支払いを政府に請求したと、原告夫妻のブラッド&メラン・デイヴィスは言います。訴訟はまた、ブラックウォーター勢力によるイラクの一般市民に対する「過剰で不当な」力の行使を無視したことでブラックウォーターの幹部らを訴えています。司法省がデイヴィス事件に加わるのを断った後、告発は抑制を解かれました。
◇5歳のガン患者への治療を拒んだことで保険会社が訴えられる
フィラデルフィアでは、ガンに襲われた5歳の少年の両親が息子の命を引き延ばすことができた治療を補償するのを拒んだことで保険会社ヘルスアメリカを訴えています。少年は珍しい小児ガンの神経細胞腫を患います。ヘルスアメリカは、それが「研究・試験的」でその効果は臨床的に証明されてきていないため、MIBGとして知られる処置に支払うことを拒否しています。同じ基準を満たさない、最後に男の子の命を救う助けになるとわかる治療をヘルスアメリカは以前に補償してきていました。ヘルスアメリカがそのスタンスを翻すかメディケード(州と連邦制度の医療扶助制度)が費用を補償するのを期待して、男の子が治療を受けている病院はMIBG処置をタダで提供してきています。治療は男の子の健康を増進してきており、細胞腫もいくらか排除したかもしれないと、ヴァンノッカーズ病院は言います。
(以上、デモクラシーナウ!11 February 2010 ヘッドライン)
◇「中国の不自然な自然災害」:中国の反体制派の弾圧に世界を注目させる四川大地震に関するアカデミー賞候補のドキュメンタリー作品
中国の司法当局が反体制活動家を弾圧しています。Liu Xiaobo(劉暁波)は11日木曜に控訴が棄却されて政治改革を擁護した罪で11年の実刑に直面します。今週初めにはもうひとり著名な作家で活動家のTan Zuoren(譚作人)が5年の刑で有罪を言い渡されました。Tan Zuoren(譚作人)は2年前の四川大地震で実にお粗末に建てられた学校が崩壊したとき殺された子どもたちの数千人の親に代わってキャンペーンをしてきています。中国の弾圧を論議するのに、アカデミー賞候補の地震に関する映画を支持するお二人に加わっていただきます。「中国の不自然な災害:四川省の涙」共同監督でデモクラシーTV創設者のジョン・アルパートと、共同プロデューサーでハンターカレッジ教授のピーター・クウォンです。
(デモクラシーナウ!12 February 2010)
◇アフガニスタンには700の軍事基地
ウェブサイトのTomDispatch.comが、アフガニスタンの軍事基地の数が現在トータルでおよそ700あると報じています。米国とNATO軍の基地が400から300あまりアフガン軍の基地に数でまさるのを、米国主導NATO占領軍のスポークスマンが確認しました。基地の範囲は小さな敷地から、バーガーキングやポパイチキンのようなアメリカのファストフードチェーンの販路を自慢するバグラム空軍基地のようなメガ基地にまでわたります。アフガン戦争のオバマ大統領の段階的拡大の一環としてアフガニスタンに到着する追加3万人の増派をもてなすため、少なくともあと12の基地が建設を予定されます。
(デモクラシーナウ!13 February 2010 ヘッドライン)
写真は、「ハイチ:夢をつぶす」と、エルサレムのマミラ墓地
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