見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2010/02/03

92日間のターミナル



彼はあれからずっと売店もレストランもシャワールームもない成田の国際線到着コンコースで暮らしてた!

◇馮正虎氏:帰国へ 上海の人権活動家
中国政府に帰国を拒否され、抗議の意思を示すため昨年11月から成田空港の制限エリアに滞在していた上海の人権活動家、馮正虎(ひょう・せいこ) 氏(55)は2日、同空港内で記者会見し、帰国が認められる見通しになったことを明らかにした。空港での生活を3日で打ち切って日本にいったん入国し、今月中旬の春節(旧正月)までに帰国するという。

◇「食べ物豊富、離れがたい」
3カ月の成田滞在を振り返り「ここには食べ物がたくさんある。離れるのが惜しいくらいだ」と話した。
馮氏は改めて近く帰国する意思を表明し、空港会社や入国管理局に一連の騒動を謝罪。空港での生活を支えた支援者に感謝の意を示した。
一方で「早く風呂に入りたい。もう90日も入っていない」と長すぎる非日常の疲れもうかがわせた。
(以上、毎日新聞 2010年2月3日)

◇中国、92日ぶり帰国許可
日本への入国を決意した理由について、馮氏は空港内で中国大使館の関係者と話し合い、中国への帰国が許可されたためと説明。「旧正月の14日までに中国に帰る準備をする」と述べた。一方で「帰国は政府が許可することではない」と中国側の対応を批判した。
帰国後の人権活動については「憲法に違反するようなことはしていない」と継続を表明。5月に始まる上海万博にも参加したいと言い「大使館の人には、私の態度を見て万博に参加できるか決めると言われたが、問題ない」と語った。
馮氏は成田から中国への帰国を試みたが、昨年11月4日に強制的に成田へ送り返され、空港内の制限エリアで抗議活動を続けていた。滞在は今月3日で92日間になる。
(東京新聞 2010年2月3日)

◇「ツイッター」で、空港での生活の様子を毎日報告。欧米や中国、香港などの旅行客から、缶詰やビスケットなどの食料品や寝袋、着替え、電気ポットなどの生活物資が続々と寄せられた。
(朝日新聞 2010年2月3日)

▲2009年12月6日にCNNの詳しい記事を投稿
http://tequilamama.blogspot.com/2009_12_01_archive.html