見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2010/02/11

陰謀の徒党に乗っ取られる

 

◇私の国はハイジャックされています
ミュンヘンの平和集会でスピーチ by Cynthia McKinney
 
アメリカ合衆国からやって来てこの平和集会に参加するのを許してくれてありがとう。

やっと働いて得たアメリカ国民のドルを戦争、占領、帝国のために使うことで、私の国はけしからぬ陰謀の意図にハイジャックされてきています。
 
結果として、民主党、共和党双方の私の国の指導部は、戦争犯罪、拷問、人道に反する犯罪、平和を破る犯罪に共謀するようになりました。
 
民主党の下院議員として私はジョージ・ブッシュ、ディック・チェイニー、コンドリーザ・ライスに対する弾劾の条項を起草しました。後に、民主党が国民のニーズを大事にするよりも戦争を支援するのを可決したとき、私は民主党とすべての国の指導部からの独立を宣言しました。緑の党が私を大統領候補に指名しました、その綱領に私は真実、正義、平和、尊厳を置きました。

バラク・オバマ候補が演説するためドイツに来たとき、私はじっと注視しました。ようやく、もう一度信じるに足るものがあると思った群衆の多くの顔に涙があるのを私は見ました。世界をそれは憤慨させ落胆させてきたアメリカがその凶悪な極秘作戦ファイルブックのページをめくったと。善は最後には悪に打ち勝つものなのだと。

残酷な軍と経済や帝国政策の犠牲者、世界中の包囲された人々が、ようやく希望と変化を信じることができたのを私は知っています。そして、もしかするとアメリカはもう一度信じられるかもしれない。

私が行った世界中いたるところどこにもバラク・オバマの写真がありました。「Yes, We Can」のスローガンと「Hope」と「Change」の言葉がそこら中に貼り付けられていました。

そしてジョージ・W・ブッシュの8年後、バラク・オバマは世界が期待していた男であるようでした。
 
ですから、候補者が大統領になったとき、私たちは将来をあてこみ、固唾を飲みました。
 
例の拷問とレンディション(引き渡し)、無実の異議を唱えるアメリカ人に対するスパイ行為、戦争と占領、米国憲法に反する犯罪、平和を破る犯罪は終わるはず、合衆国はついに全人類の共同体に仲間入りするはずだと。

不幸にも、バラク・オバマの大統領職1年の事実はそうではありません。 

まっとうな手段で私たちは、ホンジュラスのセラヤ大統領打倒における米国の共謀と、打ちのめされた人々が食料、医師、重いものを持ち上げる装置を必要としたとき、そこに送られた銃を持った2万の軍勢による敵対的なハイチの支配権乗っ取りを、目撃してきています。
 
オバマ大統領はコロンビアにおける米軍の存在を拡大しており、ベネズエラ、ボリビア、エクアドル、キューバ、ニカラグアの人民の利益をおどすおそれがあります。
 
オバマ大統領にはパキスタン、アフガニスタン、イエメン、ソマリアで無実の人々を殺す無人機があります。そして政権の弁護士らは合法的に米国市民を殺す方法をなんとか考えだそうと努めています。あなた方にもドイツの国に米国の暗殺チームがいるのです!
 
不幸にも、オバマ大統領にはブッシュ大統領に対する弾劾の条項で私が挙げたすべてのアイテムの欠点があります。
 
9月11日のニューヨークとペンタゴンへの攻撃の悲劇を挙げることでトニー・ブレアとオバマ大統領の双方がアフガニスタンの戦争を正当化します。でも、あの日本当に起こったことについて私たちの政府は真実を伝えてきていません。まさにイラク戦争を始めるために彼らがウソをついたようにです。

では、私たちは何をするか?真実、正義、平和、そして尊厳に代わって、さあ一緒に働きましょう。私は米国でどうにかやっていきますし、私はあなた方と一緒に骨折ります。

戦争のためにもう10セントたりともありません。

私たちは論議をやめることもあきらめることもできません。私たちの国を取り戻さなければなりません。

(10 February 2010)