ティーパーティとはなんぞや
◇米国が海外でアメリカ人を暗殺できることを情報長官が追認
米軍は海外で米国市民を殺害する権限を授与されるとデニス・ブレア国家情報長官が追認してきています。下院情報特別委員会の前で証言することでブレアは、もし米国市民が合衆国にとってテロリストの脅威とみなされるなら、彼らの殺害を正当と認めるブッシュ時代の政策をオバマ大統領が継続していると白状しました。反応して、Salon.comのブロガー、グレン・グリーンウォルドが、暗殺政策は「訴追も裁判もなしに自分の市民に死刑判決を下すパワー」をオバマ大統領に与えると書きました。
(太平洋部隊司令官だった当時、デニス・ブレア海軍大将はインドネシア軍とその手先の民兵の1999年東ティモール虐殺と焦土作戦に深くかかわった。ネーション誌の「ティモール虐殺:米国の共謀 デニス・ブレア米軍太平洋部隊司令官にして犯罪者・テロ支援者」より)
◇追放されたドミニカ共和国からセラヤが敵対者を非難
先週ドミニカ共和国で亡命生活を始めて以降、マヌエル・セラヤ前ホンジュラス大統領が木曜に初の記者会見を行いました。セラヤは彼の後継者、ポルフィリオ・ロボ大統領が就任したと同じ日にホンジュラスを去りました。セラヤの支援者たちはセラヤを打倒したクーデター政権に抗議して、ロボの選挙をボイコットしました。ホンジュラス議会はセラヤに政治的特赦を与えましたが、彼が故国に戻るとなればやはり刑事訴追に直面します。木曜、セラヤは、裁判にかけられるべきなのは彼の告発者であると言いました。
マヌエル・セラヤ:「私を裁判にかけたい人たちは私の敵対者です。彼らは裁判官ではありません。ホンジュラス人を拷問し、彼らと私に拷問を継続する人たち、外交の立場で攻撃された人たち、殺人者や犯罪人に反対して労をとる訴訟手続きを始めたがらない人たち、彼らは誰も裁くことなどできません。」
◇パキスタンの集会で数百人がSiddiquiの有罪判決に抗議
パキスタンでは、米国で訓練を積んだパキスタン人の神経科医Aafia Siddiquiの有罪判決に抗議するため、木曜、カラチで数百人が結集しました。2008年アフガニスタンで投獄される間にSiddiquiが米軍に発砲したため、今週、ニューヨークの陪審は彼を殺人未遂で有罪にしました。アメリカ人は誰も傷つきませんでしたが、Siddiquiは米国拘留中に撃たれて負傷しました。パキスタンと米軍に拘留される間にSiddiquiが尋問されて拷問されたとの憶測がありました。抗議を組織するMeraj ul Huda Siddiqui博士は、有罪を非難しました。
Meraj ul Huda Siddiqui博士:「米国の帝国主義を知れ!イスラム教徒を抑制するための、イスラム教徒の団結の人員を削減するための、合衆国のこれらすべての活動を知れ!そしてすべてのイスラム教徒は、アメリカの人質からAafiaを釈放するため団結すると決めている。」
◇ルーマニア 米国のミサイルの宿主に
ルーマニアの国にミサイル迎撃機を常駐させることでオバマ政権はルーマニアと合意に達してきています。当初ポーランドとチェコ共和国にするつもりだったブッシュ政権のミサイル防衛システムとやらを、この取り決めが蘇らせます。オバマ・ホワイトハウスは昨年、海軍ベースのミサイルシステムに賛成してシステムを交換するつもりだと言っていました。
◇バンクオブアメリカ、元幹部らが市民的詐欺容疑で起訴される
バンクオブアメリカとそこの2人の元幹部がボーナス支払いと2008年投資銀行メリルリンチの買収について調査官にウソを言ったとの申し立てにより起訴されてきています。木曜、元CEO(最高経営責任者)ケン・ルイスとCFO(最高財務責任者)ジョセフ・プライスはもちろん、バンクオブアメリカに対する市民的詐欺容疑を連邦および州の監視委員が申請しました。銀行はまた、数十億ドルの追加救済措置なしにメリルリンチ取引を断念するおそれがあることで政府高官を欺いたと非難されています。国の金融危機に連座する主要銀行に対し、さかのぼる最もあからさまな訴訟をこの行動が記録しました。バンクオブアメリカはすでに1億5000万ドルの罰金で幾つか責任の片を付けてきています。
◇グーグルとNSAの協力がプライバシー擁護団体の怒りを招く
サイバーセキュリティの権威を持って明記されていない協力で、インターネットの巨人グーグルが国家安全保障省(NSA)と協力しています。先月中国で始まったというグーグルのコンピュータネットワークへの攻撃を分析するのをNSAが手伝うものとグーグルは言います。詳細が明らかになっていないこの取り決めについてプライバシー擁護者たちが懐疑論を唱えてきています。電子プライバシー情報センターはサイバーセキュリティとEメール暗号化でグーグルとNSAとのあいだの通信、文書の情報公開法請求を正式に提出しています。
◇チャータースクール(教師、親、地域が地方自治体や国の特許状を得て設立し、公的資金によって運営される独立学校)が教室の人種隔離を増大させている
教育のニュースでは、チャータースクールの増加が教室の人種分離を増大させているのを新たな研究調査が示します。UCLAの公民権プロジェクトによると、チャータースクールの黒人生徒の10人に7人が白人生徒の極端に少ない学校に行きます。黒人生徒は全米のチャータースクール登録数の32%を占めます、公立学校に登録される割合の2倍です。
◇右翼の活動家が就任のティーパーティ大会に出席
本日就任の全米ティーパーティ大会のため、右翼の活動家らがテネシー州ナッシュビルに集まっています。大会組織者による暴利むさぼりの申し立てを通して集会は論争に直面してきています。旅費と3日間のイベントの宿泊費に加えて、出席者はチケット一枚500ドル以上を支払っています。前アラスカ知事サラ・ペイリンは大会の基調演説をすることで10万ドルもらいます。
◇バンクーバーの活動家たちが反オリンピックの抗議を準備する
カナダでは、バンクーバー市の活動家たちが今月のオリンピックに対して抗議を準備しています。オリンピック・レジスタンス・ネットワークは来週の開会式と同時に起こる人民のサミットを組織してきています。バンクーバーオリンピックは先住民の権利と社会的サービスを徐々にむしばんでいるとオリンピック・レジスタンス・ネットワークのHarsha Waliaは言いました。
Harsha Walia:「冬季大会は予算70億ドル以上を用いて度を超してきていると私たちは判断します。ブリティッシュコロンビア全域のスキーリゾート開発で先住民の土地が搾取され盗まれ続けます。ダウンタウン・イーストサイドに拡大する貧困と貧民の犯罪者。ここバンクーバーでの公的支出の大規模削減と増大する治安維持と軍事配備の予算。結局はオリンピックとなる憲兵隊国家に10億ドルが注ぎ込まれているのです。」
(以上、デモクラシーナウ!5 February 2010 ヘッドラインより)
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