またもや拷問現場が暴かれる
◇アメリカの秘密のアフガン刑務所:調査が新たな米国の拷問現場、アフガニスタンにおける虐待の申し立てを摘発する
ジャーナリスト、アナンド・ゴパールによる新たな調査が、ブッシュとオバマ両政権下でのアフガニスタンの米国の秘密刑務所に関する痛ましい詳細を明らかにします。国の全域にある米国とアフガンの軍事基地の幾つかの公開現場と非公開現場で拘留され虐待されたアフガン人たちにゴパールはインタヴューしました。彼はまた、赤十字でさえ出入りできないバグラム空軍基地の別の秘密刑務所の存在も明らかにします。それはBlack Jail(アフガンの米軍捕虜収容所のこと、窓のないコンクリートの独房、ただひとつの強烈な白熱電球によって24時間照らされる。昨年11月28日NYTimesが米軍基地のブラックジェイルのアフガン人拘留について報道)と称され、伝えられるところでは米国特殊部隊によって指揮されます。
◇コスト論争の後、米国はハイチの医療疎開を再開する
ハイチでは、コスト論争から5日間停止した後、米軍が重症のハイチ地震被災者の医療疎開を再開しました。誰がこの費用を負担するかをめぐり、フロリダ州当局と連邦政府が論争した後、先週、被災者をフロリダに運ぶ医療救済便が中止されました。あるオブザーバーたちは、フロリダ州知事チャーリー・クリストの共和党上院指名を獲得しようとする努力を、彼のスタンスの要因として言及していました。でも、月曜日、クリストはハイチ人被災者をおろそかにすることを否定しました。
チャーリー・クリスト知事:「ハイチ人を運ぶのを止めたいとはフロリダはいかなる時にも言いませんでした。私たちが言ったのは、あの島から私たちの友人らを助け続けやすい範囲内で援助を高く評価するということでした。そして、今日、起きてること、見られることがまさしくそれです。」
◇投獄された米国市民がパキスタンで拷問を強く主張
パキスタンでは、5人の投獄された米国市民が2カ月ちかく前にテロの責めで逮捕されて以降、拷問されてきていると言います。5人の若い男性たちはアフガニスタンで米軍と戦うため戦闘員グループに加わろうとしたと訴えられます。バージニア北部で彼らが行方不明であると家族が伝えた後、彼らは逮捕されました。パキスタンの法廷で5人のうちの一人が記者にメモを手渡しました。メモには、「ボクらの逮捕以降、米国のFBIとパキスタン警察がボクたちを拷問してきている。彼らはボクらをはめようとしている... 助けてください。」とありました。ひとりの被告側弁護士は、囚人のひとりが電気ショックの徴候を見せており、虐待について黙っているよう命じられたと言いました。パキスタンの米国大使館はこの申し立てを否定してきています。
◇1月に米国の無人機攻撃が一般市民123人を殺害した
パキスタンからの他のニュースでは、先月、空前の12回の無人機攻撃で多数の民間人を殺害したことで米国は非難されています。パキスタンの新聞The Newsは、41対1の割合、123人の一般市民とわずか3人のアルカイダ指導者を殺害する10回の攻撃を米国はぶざまに繕った、と報じています。
(以上、デモクラシーナウ!2 February 2010 ヘッドラインより)
◇無人機攻撃で死者29人、過去最悪の犠牲者 パキスタン
パキスタン情報機関当局によると、北西部の政府直轄部族地域北ワジリスタン地区で2日朝、少なくとも4つの村がミサイル攻撃を受け、少なくとも29人が死亡した。
米軍の無人武装偵察機によるものと見られ、無人機による爆撃の死者が1日で29人に達するのは過去最悪規模。
攻撃対象となったのは、武装勢力が潜伏していると見られる地域。
同地域では米軍もしくは米中央情報局(CIA)の無人機による攻撃が相次いでおり、1月中旬に打ち込まれたミサイルで、イスラム強硬派パキスタン・タリバーン運動(TTP)のハキムラ・メスード司令官が負傷したとの情報がある。
一方、TTPは同司令官の負傷や死亡説を否定している。
(CNN 2010年2月3日)
◇ガザ攻撃に関するイスラエルの「世間を沈静させるための公式報告」を人権グループが退ける
イスラエルと占領地では、昨年のガザ地区攻撃の間に国連の敷地内に発射したことでイスラエル軍は2人の兵士に対し「懲戒」と称する措置を講じてきています。イスラエルが白リン弾で砲撃した後、国連の施設はその攻撃で全焼しました。報告では、兵士らはまた砲弾を発射したことでとがめられるだけだと言って、イスラエル軍は白リン弾を擁護しました。仮にあるとして、2人の兵士が直面する罰がなにかは不明です。この明記されてない処置は、3週間の襲撃の間のイスラエルの多数の戦争犯罪と国際法違反についてイスラエルによる初めての自認です。でも、リチャード・ゴールドストーン司法官が率いる審問において文書で証明される戦争犯罪の申し立てをイスラエルは退け続けるとイスラエル外務副大臣ダニー・アヤロンは言いました。
イスラエル外務副大臣ダニー・アヤロン:「イスラエルは国際社会からいかなる勧告も必要としません。私たちは道義に関して高い水準を保ちます、そして非常に高位の上級士官に対し懲戒措置を講じたという事実がまさにその証明です。ゴールドストーン報告はやはりでっちあげで、非常に一方に偏り、非常に未熟ですから、まったく詳細に論じられるべきものではありません。」
イスラエルは先週、国連でそれの採択を妨げるためのキャンペーンの一環としてゴールドストーン報告を問題にする報告を出しました。イスラエルの人権グループB’TselemのYael Steinはイスラエル軍がその活動を隠蔽していると言いました。
Yael Stein:「(パレスチナ難民救済のための)国連難民救済事業機関UNRWAの敷地に白リン弾を発射したために2人の上級士官にお仕置きをすることが今朝明らかにされました。この真相はイスラエルが従ったという報告のとりつくろいを示します。報告そのものは士官たちが力を及ぼされることで詳細を明記しません、従って、今日の思いがけないことは、真相がどれほど普通では考えられないかを辛うじて示します。この真相は軍組織が軍組織を調査できないことを示すと私たちは考えます。」
◇ガザ製粉工場の跡地でイスラエルの爆弾が見つかった
一方、ガザ北部の製粉所を標的にすることで、イスラエルの否定をくずす証拠が発見されたとロンドンのガーディアン紙が言います。先週イスラエルは報告書の中で、アルバドル製粉工場をほぼ破壊したとの申し立てをはねつけました。でも、国連の地雷専門家たちは、ガザ襲撃後に工場の廃墟でイスラエルの航空機爆弾の残骸が発見されたと言います。
◇CIA工作員 本業とは別に民間企業で働くことが許される
CIAが現役の工作員に副業として民間企業で働くことを許しているとニュースウェブサイト、ポリティコが報告しています。あらかじめ秘密に付された「副業をすること」は、金融会社やヘッジファンドといった富裕な民間の存在にトップレベルの情報当局者への接触を許可しきています。それは内部的には民間セクターへの組織離脱をふせぐ手段としてみられると言われています。CIAのスポークスパーソンは、「副業をする」工作員たちは外部の職業に関する詳細な情報を提出することが求められると言いました。でも、その方針がどれくらいのあいだ実施されてきているか、何人の工作員が副業をしてきているかを含め、ほとんど詳細が明らかにされてきていません。
◇検死:FBI捜査官らがデトロイトのイスラム教社会の指導者を21発撃つ
ミシガンでは、10月FBIによって殺害されたデトロイト地区のイスラム教社会の指導者の待望久しい検死報告の発表から一触即発の危険な詳細がわかってきています。イスラム教社会の指導者 Luqman Ameen Abdullahは、Ummahと称されるスンニ派イスラム教徒のグループを率いていました。連邦当局が調べるべき犯罪を犯す陰謀の責任で起訴された直後、FBIが踏み込む間に彼は射殺されました。当局が彼の死を取り巻く事実を隠蔽しようとしているのではないかと地元イスラム教徒の指導者たちは疑ってきています。検死報告は長い延期の後、月曜、ついに公表されました。検死報告は、アブドラが21発の銃弾の傷で死んだこと、彼が後ろ手に手錠をはめられて発見されたことを示します。下院司法委員会のジョン・コンヤーズ議長は司法省に徹底的調査を求めるため、今日、市民権とイスラム教徒のグループの連合に加わるものと思われます。
◇テネシーの会社が黒人労働者を白人より多く放射線にさらす
テネシーでは、核廃棄物処理会社がアフリカ系アメリカ人労働者を白人の同僚より高レベルの放射線にさらしたと告発する訴訟を示談にしてきています。その会社は皮肉なことにRadiological Assistance, Consulting and Engineering(放射線補助とコンサルティングとエンジニアリング)を表すRACE(人種)と称されます。米国雇用機会均等委員会はRACEに対し訴訟を起こしました。過度の放射線被曝に加えて白人労働者を別のエリアで遮断する間に会社の白人マネージャーがアフリカ系アメリカ人労働者に放射能廃棄物の近くで働くよう命じたと訴訟は言います。マネージャーはまた、申し立てによると、彼らの行動を隠すため放射能被爆を測定する放射線量計を操作しました。ニガーという語と他の人種差別的侮辱を使ったと上司に不平を言った後、ひとりのアフリカ系アメリカ人労働者が停職になり、その後に解雇されました。23歳のアフリカ系アメリカ人従業員は和解をうけて、併せて65万ドルとなる和解金を受け取ります。
◇アラルは最高裁に訴訟の却下をくつがえすよう求める
拷問とレンディション(シリアなどの国に引き渡す拷問の外部委託)の犠牲者、カナダ人マヘル・アラルの弁護士たちが、アラルが米国政府を訴えるのを妨げる控訴裁判所の判決をくつがえすよう最高裁に求めています。2002年、アラルはニューヨークのケネディ空港で米国当局によって逮捕されてシリアに引き渡されました。そこで彼は拷問され尋問されて、ほぼ1年ちかく地下の小さな独房に拘留されました。訴訟手続きを取るのを許すことは「三権分立に背き米国の外交を妨げる」ものと昨年、連邦控訴法廷は裁定しました。憲法上の権利センターによって公開される声明で、アラルは、「国家安全保障関連の問題で国家の行政部の権力の濫用を続けることで、本質的に政府にゴーサインを与えた」判決の破棄(逆転)を彼は模索していると言います。
(以上、デモクラシーナウ!2 February 2010 ヘッドラインより)
▲上の写真はイギリスのコールドプレイが出演するFOX番組「シンプソンズ」より
◇コールドプレイがシンプソンズに登場
コールドプレイがカメオ出演する「シンプソンズ」の新しい番組がアメリカで放送されてきている。
バンドはこのマンガのトレードマークである黄色い肌が特徴で、ホーマー(パパ)とバートのためにプライベートのスタジアム・ギグをやる。
「ミリオンダラーメイビー(たぶん百万長者)」と称されるこのエピソードはUKでは今年5月スカイ1で放送される予定だ。
番組では、ホーマーが百万ドルの宝くじに大当たりを取った後、バンドを雇う。FOXネットワークのウェブサイト上の舞台裏の場面がマーティンがこのエピソードの彼のせりふを吹き込むのを見せる。
ホーマー役の声優、俳優のダン・カステラネタが一連のおかしな返しをする間、彼は笑いをこらえるのに苦労する。
(BBC NEWS 2 February 2010)
http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/entertainment/8493121.stm
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