見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2009/04/30

パンデミックに迫るフェーズ5


◇UKのイラク戦闘活動が終わる

米軍への移譲をもって、木曜のランチタイムに英国のイラクでの戦闘活動の終了が成立する。

スケジュールより一カ月早い処置が6年のイギリス軍駐留を終わらせる。

ジョン・ハットン国防大臣が参列して、戦闘中に死んだ179人の英国の人員のための追悼式が、バスラで催されてきている。

追悼式の焦点は、英国の指揮下で軍務につく間にイラクで命を落とした234人のイギリス軍と外国軍勢の名前にスポットライトをあてる記念の壁だった。

UKの第20機甲大部隊がアメリカの大部隊に移譲するとき、戦闘活動の公式の終了が成立する。

(BBC NEWS 30 April 2009)

◇WHO(世界保健機関)のマーガレット・チャン博士(事務局長):「大流行を通じてすべての人類が治療される」

国連の世界保健機関が豚インフルエンザの警戒レベルをフェーズ4から、少なくとも二つの国で人から人への感染を示す、フェーズ5に引き上げた。

「大流行が切迫する強力なシグナル」とWHOは言う。

(BBC NEWS 30 April 2009)

◇オランダ政府は30日、豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの感染拡大が同国で初めて確認されたと発表した。韓国では感染が疑われる患者数が17人に増加。WHOが新型インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ5」に引き上げ、世界的大流行(パンデミック)の危険性が現実味を帯びる中、各国は国内の防疫対策に加え、感染を水際で食い止める国際的な協力態勢構築を迫られている。

同日までに感染者が確認された国は13カ国に拡大。オーストラリア、フランスなどでも感染が疑われるケースが報告され、疑い例を含む死者はメキシコ、米国で計177人に達した。

WHOのチャン事務局長は警戒レベル引き上げを発表した29日夜の声明で、「事態の推移を引き続き監視する必要がある」としながらも、「われわれは歴史上初めて、流行拡大をリアルタイムに追跡できる」と強調。各国政府や国際機関、製薬業界などに、事態悪化阻止に向けた「地球規模の結束」を訴えた。

(時事通信 2009年4月30日)

2009/04/28

オバマが怒り狂っている


◇米大統領専用機と戦闘機による低空飛行がニューヨーク市当局の働き手の間にパニックを起こさせた後、ホワイトハウスが謝罪してきている。
30分の飛行がニューヨーク市の若干のオフィスビルに避難を引き起こした。
ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグは、このできごとに彼は「怒り狂っている」と言い、一般に警告を怠った責めを負うべきだと批判する。
大統領が搭乗しないこの機は、ニューヨークのスカイラインを背景としたエアフォースワンの写真撮影のために用意された。

(BBC 28 April 2009)

◇できごとにオバマ大統領が「怒り狂っている」と当局者らは言う

自由の女神に近いアッパーニューヨークベイ上空を飛行機が旋回するのを見たと目撃者たちは報告した。(写真)

ニューヨーク市中心部マンハッタン上空で27日、大統領専用機として使われるボーイング747型旅客機が低空飛行し、01年の米同時多発テロを連想した人々がビルから一時避難するなど騒然となった。飛行を決めたホワイトハウスは同日、混乱を引き起こしたとして謝罪した。

目撃者らによると、旅客機はF16戦闘機2機とともに、マンハッタン沖の自由の女神像の上空を旋回し、ハドソン川を上る方向へ進んだ。

米連邦航空局(FAA)は、同機が政府承認の機密撮影のため飛行していたと説明。ホワイトハウス軍務室のルイス・カルデラ室長は「ニューヨーク上空の飛行は私が先週承認した。連邦当局からニューヨーク、ニュージャージーの両州および地元当局に通知してあったが、混乱を引き起こしたことは確かだ」として責任を認め、謝罪した。

複数の当局者がCNNに語ったところによると、飛行の目的は大統領専用機の資料写真の更新だったとみられる。オバマ大統領は同日午後、飛行の報告を受けて「激怒した」という。

マンハッタンのオフィス勤務者や住民からは「こちらへ向かって飛んでくるようで怖かった」「同時テロの恐怖がよみがえった」との声が上がった。ブルームバーグ・ニューヨーク市長は「市民に情報を公開しなかったのは航空当局の判断ミスだ」と怒りをあらわにし、「国防総省はなぜ撮影場所として同時テロ現場を選んだのか。事前に知らされていれば中止を求めただろう」と語った。

(CNN 28 April 2009)

2009/04/26

豚インフル オバマは大丈夫!



◇メキシコのカルデロン大統領は25日、同国での豚インフルエンザ(swine flu)の発生に伴い非常事態を宣言した。これにより同大統領は検疫の実施を命じたり、公共の行事を中止することができる。

同国当局は首都メキシコ市とメヒコ州のすべての学校を閉鎖。政府は同地域の大半の公共活動を停止した。

メキシコで最初の症例が見られたのは4月13日で、オバマ米大統領はメキシコ市を16日に訪問していた。メキシコ紙レフォルマによると、オバマ大統領はメキシコ市の人類学博物館で、著名な考古学者フィリペ・ソリス氏の歓迎を受けたが、ソリス氏は翌日インフルエンザに似た症状で死亡した。同紙はソリス氏が豚インフルに感染していたかどうかは確認していない。

(Bloomberg.co.jp 2009年4月26日)

◇米国中部カンザス州の保健環境省は25日、同州で大人2人が豚インフルエンザに感染したことを確認したと発表した。

メキシコと米カリフォルニア、テキサス両州で確認されたものと同じH1N1型豚インフルエンザウイルスに感染していたという。1人はすでに回復したが、もう1人の症状はまだ続いている。また1人は最近メキシコに旅行していた。

米国ではカリフォルニア州で6人、テキサス州で2人の感染者が確認されていたため、米国の感染者は10人になった。

・ニューヨークでは学生数十人に体調の異常

一方、ニューヨーク市の保健当局者は25日、クイーンズ地区の私立の中等学校St. Francis Preparatory Schoolの学生8〜9人に豚インフルエンザに似た症状が出たことを明らかにした。

学生数十人が23日にインフルエンザに似た症状を訴えたため、ニューヨーク市保健当局は検査を命じた。結果は26日以降にわかる見込み。米連邦政府は国内の感染者が増える恐れがあるとして警戒を強めている。

(AFP 2009年4月26日)

◇米国とメキシコで感染が確認された豚インフルエンザ。まだ、報告されていないが、すでに日本にも感染者がいる可能性は否定できない。どのような症状で、どう対処すればいいのか。

米疾病対策センター(CDC)によれば「通常のインフルエンザと似た、熱、せき、のどの痛みなどが典型的症状」。これまでの報告例からすると、症状については「中度から重度」と幅がある。

ただ、タミフルやリレンザといった抗ウイルス薬が効果的で「初期に処方されれば、短期で回復する」という。

感染から発症までは「2日から3日」が一般的で「長ければ5日から一週間」。高熱が特徴で、急な発熱で体温が38度ぐらいまで上がったら、医療機関で診断を受ける必要がある。「放置しておくと症状は悪化して、肺炎などにつながる可能性もある。せきで別の人に感染する危険性も高い」とされる。

米国では2005年から09年1月までに12例の感染が報告され、死亡例はなかった。しかし、過去には1976年と88年にそれぞれ1人ずつの死亡例があり、重篤化の恐れもある。

豚インフルエンザの感染は▽豚から人▽人から人、の2通りある。豚肉を食べて感染することはない。今回、見つかったのはA型インフルエンザウイルス(H1N1型)で、米国の感染者は豚と接触がなく「人から人感染」とされている。

メキシコと米国で同一のウイルスが見つかった。だが、米国では症状が比較的軽度な一方、メキシコでは感染者約1300人で死者約81人と重症例が多い。死者に20歳代から40歳代の若い世代が多かったことも特徴で、その理由はわかっていない。

(東京新聞 2009年4月26日)

○主なインフルエンザの流行・発生
 ・1918〜19 スペインかぜ 死者4000万人
 ・1957〜58 アジアかぜ  死者 200万人以上
 ・1968〜69 香港かぜ   死者 100万人以上
 ・1977    ソ連かぜ
 ・1997〜  H5N1型 鳥インフルエンザのヒト感染
                 死者 257人
  (インドネシア115人、ベトナム55人、中国25人)

(読売新聞 2009年4月26日)

写真のメキシコのブルーのマスクは手術用マスク