オバマが怒り狂っている
◇米大統領専用機と戦闘機による低空飛行がニューヨーク市当局の働き手の間にパニックを起こさせた後、ホワイトハウスが謝罪してきている。
30分の飛行がニューヨーク市の若干のオフィスビルに避難を引き起こした。
ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグは、このできごとに彼は「怒り狂っている」と言い、一般に警告を怠った責めを負うべきだと批判する。
大統領が搭乗しないこの機は、ニューヨークのスカイラインを背景としたエアフォースワンの写真撮影のために用意された。
(BBC 28 April 2009)
◇できごとにオバマ大統領が「怒り狂っている」と当局者らは言う
自由の女神に近いアッパーニューヨークベイ上空を飛行機が旋回するのを見たと目撃者たちは報告した。(写真)
ニューヨーク市中心部マンハッタン上空で27日、大統領専用機として使われるボーイング747型旅客機が低空飛行し、01年の米同時多発テロを連想した人々がビルから一時避難するなど騒然となった。飛行を決めたホワイトハウスは同日、混乱を引き起こしたとして謝罪した。
目撃者らによると、旅客機はF16戦闘機2機とともに、マンハッタン沖の自由の女神像の上空を旋回し、ハドソン川を上る方向へ進んだ。
米連邦航空局(FAA)は、同機が政府承認の機密撮影のため飛行していたと説明。ホワイトハウス軍務室のルイス・カルデラ室長は「ニューヨーク上空の飛行は私が先週承認した。連邦当局からニューヨーク、ニュージャージーの両州および地元当局に通知してあったが、混乱を引き起こしたことは確かだ」として責任を認め、謝罪した。
複数の当局者がCNNに語ったところによると、飛行の目的は大統領専用機の資料写真の更新だったとみられる。オバマ大統領は同日午後、飛行の報告を受けて「激怒した」という。
マンハッタンのオフィス勤務者や住民からは「こちらへ向かって飛んでくるようで怖かった」「同時テロの恐怖がよみがえった」との声が上がった。ブルームバーグ・ニューヨーク市長は「市民に情報を公開しなかったのは航空当局の判断ミスだ」と怒りをあらわにし、「国防総省はなぜ撮影場所として同時テロ現場を選んだのか。事前に知らされていれば中止を求めただろう」と語った。
(CNN 28 April 2009)
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