見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2014/07/19

永遠のガザ トラウマ


パレスチナ人の死者は300名を超えた・・・今日のツイートから
◇グレン・グリンウォルド:NBCはなぜ、イスラエルのガザの子ども殺しを目撃したあと、ベテラン記者を撤退させたのか?
◇NBCはベテランニュース記者Ayman Mohyeldinをガザから撤退させた
NBCはベテランニュース記者Ayman Mohyeldinをガザから撤退させる決定に関して問題に直面している。Mohyeldinは水曜ガザのビーチでイスラエル軍のパレスチナ人4人の男の子の殺害を一個の人間として目撃した、そして4人の男の子が死ぬほんの数分前一緒にサッカーボールを蹴り回す。彼はガザ対立をイスラエル占領政策という情況のなかに配置する、そしてイスラエルの軍事攻勢の幾らかの支持者から批判を誘発する。Mohyeldinをガザから撤退させ、ガザの情況について報道することから彼を外すとの決定がNBCの重役 David Verdiから出てきたとインターセプトの調査報道記者グレン・グリンウォルドが報じた。伝えられところでは、決定はイスラエルの地上侵攻に先立って「安全上の懸念」によって動かされたものとNBCの重役陣は主張してきている。だが、NBCは別の記者 Richard Engelをガザに派遣した。

NBCニュースの声明:Ayman Mohyeldinは週末の間、ガザに戻ります

NBCニュースのスポークスマンから声明:
「水曜の4人のパレスチナ人の男の子の死に関するニュース記事への事実を詳細に報じる非常に貴重な貢献を含め、Ayman Mohyeldinはガザにおける衝突の段階的拡大の間中ずっと驚くべき報道をしてきました。戦闘地帯におけるどのようなニュースチームとも同様、展開は絶えず再評価されます。私どもは慎重に展開決定を熟考してきており、週末の間、Aymanをガザに送り返します。私どもは次の数日の彼の貢献をあてにして待ちます。」

◇GREAT news:NBCが引かせる決定をくつがえしてAyman Mohyeldinを日曜ガザに送り返す

◇ハマスのロケット弾へのメディア集中にもかかわらず、イスラエル人の死者1名は迫撃砲によるものだった、兵士は友軍砲火によるものらしい。

◇イスラエル政府の不当な暴走行為をとがめることがユダヤ教の人々に対する非難でないことをアメリカ人(USAers)は完全に理解したか?

◇「Scum:人間のクズ」ツイートのあとにCNNが報道記者Diana Magnayをイスラエル・ガザから外す
http://www.huffingtonpost.com/2014/07/18/cnn-diana-magnay-israel-gaza_n_5598866.html?1405690372

皆殺しを叫ぶイスラエル議員


 
パレスチナ人の母は死ぬべきだと意見を述べるイスラエル議会の女性代議士






◇パレスチナ人のうちでも母親は死ななくてはならない:イスラエルの国会議員 PressTV 16 July 2014

有名なイスラエルの政治家や国会議員がパレスチナ人にテロリストの汚名を着せている、そしてまたパレスチナ人のうちでも母親は包囲されたガザ地区に対する進行中のイスラエルの急襲の間に死ななくてはならないと述べると、デイリーSabahが報じる。

極右政党ユダヤの家(Jewish Home)の女性議員Ayelet Shakedが「ヘビのような卑劣な人間」を生むパレスチナ人の母親の皆殺しを要求した。
「もうこれ以上テロリストを生めないように母親は死ななくてはならないし母親の家は破壊されるべきです」とShakedは言った、そして「母親はすべて私たちの敵であり、その生命が私たちの重荷になっています。これは死んだテロリストの母親にも当てはまる」と付け加えた。
すべてのパレスチナ人がイスラエルの敵であって死ななければならないと言い放ったように、その言(意見)は皆殺しを要求したとみなされる。
7月7日の月曜、Shakedは自分のフェイスブック上でこれを引用した:
「あらゆるテロリストの後ろにテロに参加できない人を伴わない多数の男女が踏みとどまります。彼らは全員、敵対する戦闘員です、そして彼らの犠牲は自分の責任、自業自得です。次に、これには花やキスと共に子どもを地獄に送り出す殉教者の母も入ります。母親は息子の後を追うべきで、当然というほかありません。ヘビのような人間を育てた物質の家が消え失せるように、母親は死ぬべきなのです。さもなければ、そこでさらにヘビのような卑劣な人間が育てられます。」
さまざまの国の多くの政府要人がガザ地区へのイスラエル空爆をののしっていると、新事実が出てくる。トルコの首相は攻撃をとがめる最新の人で、イスラエルをパレスチナ人を皆殺しにすると非難する。
エルドアン首相は、地域のパレスチナ人に対して国家テロを犯していると言ってイスラエルを酷評している。国会で演説する彼は、テルアビブの進行中の残虐行為に対して世界の沈黙に疑議を唱えもした。
Shakedの意見に応酬して、ガザにおけるイスラエルの方針はヒットラーのものの考え方(メンタリティ)と少しも違わないとトルコの首相は言った。
「イスラエル人の女性はパレスチナ人の母は死ぬべきだとも言った。そして彼女はイスラエル議会の議員である。このメンタリティとヒットラーのメンタリティと何が違うのか?」とエルドアン首相は尋ねた。
包囲された地域へのイスラエルの攻撃によって生じる相当数のパレスチナ人の死は女性と子どもで成り立っていると国連パレスチナ難民機関が最近言ったとの新事実が出てくる。

△Ayelet Shakedはイスラエル議会で極右政党ユダヤの家(Jewish Home)を代表する代議士。
http://www.presstv.ir/detail/2014/07/16/371556/israel-must-kill-all-palestinian-mothers/

2014/07/18

人間のくず

ネタニヤフが地上戦を命じる
"18000人の兵力を投入"と報じられる



◇ガザめがけて落ちる爆撃にイスラエル人たちが陽気に浮かれ騒ぐとツイートしたCNNのジャーナリストがツイートを削除

◇削除されたツイート:

ガザめがけて爆弾が投下されるとSederotよりひときわ高い丘の上のイスラエル人らが喝采する;「もしもわたしが誤って情報を伝えれば私たちのクルマが破壊される」おそれがある。人間のくず。


2014/07/15

ハマスとファタハの和解がいや


3人のイスラエル青年殺害で一方的に責任を押しつけられるハマス。完全否定するハマスからロケット弾が飛んでくると言って、イスラエルはハマスへの報復としてガザを空爆している、一部、北の地域では地上戦の特殊部隊が投入されている。いつも似たような論理でガザが圧倒的攻撃力で叩かれる。でも、おかしくないのか?ハマスとファタハが和解して統一政権発足に向けて動き出しているこの重要な分岐点に、なぜ、ハマスがハマス潰し(=皆殺し)の絶好の口実となるイスラエル青年の殺害にかかわるのか?普通に考えてそれはありえない話で、いつもの”いいがかり”にしか聞こえない。自分の立場を正当化するイスラエルのやり口には、もう、うんざり。”世界の声には動じない!空爆は継続する”と言う悪魔のようなネタニヤフの顔と呪いのことばはもう通用しないのではないか!これが世界中で起こっている抗議行動のいわば原動力のように思える。ニューヨークではあの正統派のユダヤ教徒たちも、「イスラエルを支持しない」と言って抗議している(上の写真)。
以下、ニュース記事より抜粋
◇ベイルート:パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハとイスラム武装抵抗組織ハマスは6月2日、ヨルダン川西岸ラマラで統一暫定政権(新パレスチナ自治政府)樹立で最終合意し、新政権閣僚は同日、アッバス自治政府議長(兼ファタハ議長)の前で宣誓を行いました。統一政権発足により、7年間にわたるパレスチナの分裂状態は解消される見込みとなりました。
統一政権発足は、4月23日にファタハとハマスが結んだ合意にもとづくもの。首相にはファタハが主導した旧自治政府のハムダラ首相が就き、外相や財務相など主要閣僚も再任者が占めました。統一政権は今後半年をめどに自治政府議長・評議会(国会に相当)選挙を実施することが最大の任務となります。
アッバス議長は2日、統一政権発足について「これでパレスチナ人の分断は終結した」と表明し、パレスチナ自治区ガザの「首相」を務めるハマスのハニヤ氏も「分裂を終わらせる歴史的なものだ」と歓迎しました。
ハマスの統一政権参加に関しては、同組織が和平交渉の相手であるイスラエルの存在を認めていないことから、国際社会から懸念の声が上がっていました。これについてアッバス議長は、「統一政権は過去の合意をすべて順守する」と述べ、PLOとイスラエルが1993年に結んだ「オスロ合意」(両者による相互承認とパレスチナ暫定自治開始が柱)も含まれるとの立場を示しました。
ファタハとハマスは前回評議会選挙(2006年)でのハマス圧勝後、治安権限などをめぐり対立が激化。ハマスが07年にガザを掌握して以来、パレスチナは自治政府が統治するヨルダン川西岸とハマスが実効支配するガザに分裂した状態に陥ってきました。
ハマスが今回、ファタハに歩み寄った背景としては、ハマスの母体であるエジプトのイスラム主義組織・ムスリム同胞団出身のモルシ前大統領が昨年7月、軍により解任されたことがあると広く指摘されています。
(赤旗2014年6月4日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-04/2014060407_01_1.html
◇エルサレム時事:5日付のイスラエル紙ハーレツ(電子版)によると、イスラエル住宅省は4日、占領地ヨルダン川西岸と東エルサレムのユダヤ人入植住宅約1500戸の入札を行うと発表した。
アリエル住宅・建設相は「パレスチナのテロ内閣発足」への対応だと説明した。

パレスチナの主流派ファタハとイスラム原理主義組織ハマスは2日、統一暫定政権を樹立。ハマスを「テロリスト」とみなすイスラエルは、国際社会に新政権を認めないよう訴えたが、欧米などは相次いで承認する姿勢を表明した。

イスラエル政府の発表を受け、パレスチナ解放機構(PLO)幹部のハナン・アシュラウィ氏は声明で、「この重大な違反行為を阻止し、説明責任を確保するための適切な方法として、国連安保理と国連総会の両方に訴える」と述べた。

(時事通信2014年6月6日)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014060500752

◇ファタハとハマス“和解” 
ロイター通信などによると、イスラエル軍は合意成立直後にガザ北部へ空爆を実施。被害の程度は不明だが、合意を容認しないことを示す“威嚇”の可能性がある。
協議にあたったハマスの政治指導者、ハニヤ氏は4月23日、「分裂時代は終わりだ」と語った。
今回の合意には、イスラエルとの和平交渉が手詰まり状態に陥るファタハが求心力の回復を狙ったことが背景にある。
ハマスも組織の源流であるムスリム同胞団を母体とするエジプトのモルシー前政権が昨年のクーデターで倒れ、後ろ盾を失っており、ファタハの「和解路線」と思惑が一致したもようだ。
(サンケイ新聞2014年4月24日)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140424/mds14042410540002-n1.htm
◇イスラエルが制裁検討 パレスチナの国際機関加盟申請

イスラエル政府は4月3日、パレスチナによる国際機関・条約への加盟申請に反発し、保留していたパレスチナ人の囚人釈放を中止する方針を決めた。イスラエル紙ハアレツなどが伝えた。パレスチナ自治区の通信環境整備の許可凍結など制裁の検討も始めた。
イスラエルのネタニヤフ政権は和平交渉が再開した昨年7月以降、占領地ヨルダン川西岸やパレスチナが国家樹立の際の首都とみなす東エルサレムでのユダヤ人入植住宅の建設計画を推進。3月末に行うと約束していた囚人釈放も延期していた。パレスチナが1日に行った15の国際条約への署名の撤回と国際機関加盟の動きを中止するよう求めている。
(朝日新聞2014年4月4日)
http://www.asahi.com/articles/ASG440HG2G43UHBI02Q.html?ref=reca

2014/07/13

樹のように立ったまま死ぬ


#事態展開のフォト:ほとんど地上戦になることに備えてIDFの戦車の隊列がガザ境界線に向かって前へ出る


#ブルドーザー(米キャタピラ製)にひき殺されたアメリカ人活動家レイチェル・コリーの墓(ベツレヘム)の前の衝突はまだ続く。イスラエル兵が投石するパレスチナ人に実弾を使用… 

#はなはだしく満員なのを除いて家に比べてちっとも安全でない
かなりのモスクが人々に正午の祈りのあとモスクに来ないでくれと頼む、多くのモスクが安全のために閉める
(モスク、病院、救急車、そして動くものはなんでもねらわれる)




# 空爆するから退去せよとのイスラエルの通告のあと逃げた家族が家の外で殺害された(Ma'an News Agency)





#私たちは樹のように立ったまま死ぬ Nidal El-Khairy 2014


#パレスチナ人の死者157人、負傷者1127人、イスラエルによる爆撃の度数は2112回、破壊および爆撃された家屋やモスクは358軒