見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2007/05/25

日本の自衛隊も持っているクラスター弾


自衛のためと言いますが、持ってる以上は使う日が来るわけです。日本の自衛隊はどこにこのクラスター弾を投下するのでしょう。

ペルーの首都リマで23日から開かれたクラスター(集束)弾禁止条約の制定を目指す国際会議に参加するため、現地入りした米国のノーベル平和賞受賞者ジョディ・ウィリアムズさんが21日、共同通信など外国メディアと会見し、日本が条約参加への態度を保留していることについて「悲しむべきことだ」と失望感を表明した。
彼女は、日本の姿勢が「小泉前首相と安倍現首相の対米関係重視の姿勢や、憲法9条改正の動きの反映ではないか」と分析。地雷問題に熱心だった日本の国会もクラスター弾規制に関しては取り組みが鈍いと指摘した。

クラスター爆弾は一つの親爆弾から数百個の子爆弾が空中で飛散し、広範囲な目標を一気に爆撃し人間を殺傷する兵器。着弾後すぐには破裂せず、人が触れて爆発することが多く、紛争終結後も被害にあう人は後を絶たない。非人道的な兵器として使用禁止や規制、廃絶を求める声が国際的に高まっている。
報告書によると、クラスター爆弾は、昨年7月〜8月のレバノン紛争で使用されました。イスラエルがレバノンに投下した子爆弾400万発のうち、60万〜120万発が不発弾として残っています。レバノンでは、今でも毎日平均2〜3人が爆弾で殺されているといいます。

航空機から投下されると、小型爆弾や地雷などを目標上空で散布、広範囲に被害を、およぼす爆弾。(2006 Weapons School)
クラスター爆弾は、子弾の運搬・散布を行なう、言わば荷物を運ぶトラックのようなもので、ディスペンサーと呼ばれる。火薬もしくは、回転による遠心力を利用して、散布範囲を広げるタイプも開発されている。
通常爆弾より1発当たりの殺傷力は劣るが、広い範囲に分散した目標を、1度に破壊できるため、対空砲火陣地、飛行場、補給物資集積場や、散開した戦闘車両・トラック、歩兵などの攻撃に使用される。
クラスター爆弾では、大量の小弾を散布する性質上で、例え低い割合の不爆率だったとしても総数が多いことから不発弾の数も相対的に増大する。また種類や小弾の性質・運用状況にもよるが、過去の運用実績上の不発率は約5〜40%である。そしてその各々が、不発弾として「いつ爆発するか予測できない」という問題を含んでいる。

不発弾問題に関しては、非戦闘員が被害を被りやすいなどの面で非人道的であるとして、ノルウェーが呼びかけたクラスター爆弾禁止に関する国際会議で 2007年2月23日、クラスター爆弾に対し2008年までに使用・製造・移動・備蓄の禁止と同型爆弾の廃棄や使用された爆弾の撤去や被害者のケアを目指す「オスロ宣言」が採択された。なお同宣言に対し日本・ポーランド・ルーマニアは参加49ヶ国中で3国のみ、宣言に加わらない意向を示している。

2007/05/24

5月のサンバ&ヴァーモス




日曜日に、訓練3ヶ月目に入ったヴァーモスに会いにサンバを連れて行ってきました。
ヴァーモスはまた一段とたくましくなり、まぶしいほどです。トレーナーいわく、ボクサー犬はくせがある犬種なのにヴァーモスはくせもなく素直な犬、今後どんどん訓練が入っていく、からだもまだまだ大きくなりますよ、とのことだった。うわーっ!もっと大きくなるって。サンバ、どうする?君の弟は大胆で見かけも性格的にもゴージャスな犬になるぜ。
グラウンドでは、常にフレンドリーなヴァーモスにリードされて2匹は仲良しです。くつろぎモードに入るやヴァーモスは兄貴分のサンバにすり寄って、愛情表現の「なめ」を始めます。いい感じでしょ。
近所の公園もそうですが5月という季節には雑草が人間の膝たけぐらいにも伸びて可憐な花をつけます。
ボールが雑草に埋まって見つけずらいことがありますが、この季節、生きものたちに危険なのは、公園の緑に除草剤や防虫剤をまくことなんです。来週はその週なので、サンバは公園には近づけません。最近は波遊びも覚え、うんとエンジョイできる海がすぐ近くにあるのはラッキーでした。サーファーの兄ちゃんたちにすり寄っても歓迎してくれるしね。
写真はクリックすると拡大版で見ることができます。

2007/05/21

ロシアでは若者はこのように使われる


駐ロシア日本大使公邸に隣接するエストニア大使館をロシアの若者300人ほどが取り囲み、昼夜、大音量の音楽を流してエストニア非難のスローガンを連呼した。
エストニア政府は先月下旬、首都タリン中心部からソ連軍戦勝記念の銅像を撤去、移設した。これに対するロシア国内の反応は尋常ではなかった。若者たちは大使館に投石し、エストニア国旗を焼いた。マリーナ・カリユランド駐ロシア大使の記者会見場に乱入して暴徒と化した。大使は「休暇」名目で国内退避を余儀なくされた。ロシア治安当局の取り締まりは形ばかりのもの。先月中旬、反政府デモを力で封じ込めたのとは大違いだった。
デモ自体が異様だった。17歳の女子高生オリガはミニスカートでタバコを片手に「ファシズム国家エストニアをつぶせ」と叫ぶ。「郊外の町から夜行列車で8時間かけて来た」と愛国心を誇るが、そばの友人は「仲間と騒げて楽しいから」と言う。
18歳の大学生アレクサンドル・カザクは「電話やメールで友達に声をかけて参加者を集めるのが役目」と話した。
パンとジュースの差し入れが届き、野営用テント近くには簡易公衆トイレが置かれる周到さだった。相当の資金力をうかがわせ、若者の自発的な街頭デモとみるには不自然だ。
新イズベスチヤ紙は、政府がお墨付きを与えたデモ参加者が「小遣い稼ぎのビジネス」と化していると伝えた。報酬は1人当たり500ルーブル(約2300円)前後という。若者たちは、政府の世論操作に動員されているフシがある。
今回の反エストニア・デモは、プーチン政権を支持する青年組織「ナーシ」「若きロシア」などが呼びかけた。リーダー格のワシーリ・ヤキメンコ35歳は「銅像撤去は第2次世界大戦の結果を書き換えようとする動きだ」とロシア外務省の公式見解を代弁していた。
ロシア政府は「ソ連軍が欧州、バルト諸国をナチスから解放した」とする戦勝国史観に立つ。バルト、東欧諸国を「占領支配」した否定的側面には目をつぶる。
歴史教科書を編集する高校教師イーゴリ・ドルツキーによると、プーチン政権下で歴史教育への干渉が強まり、エリツィン前政権時代に30冊前後あった国定教科書は7冊に絞られた。「正史」にそぐわない教科書は採用を取り消され、「教師の間にも戦勝国の美点ばかり教える自己検閲の風潮が強まっている」と同氏は危惧する。
(読売新聞2007年5月21日)

どこの国も自分の国に都合の悪い歴史からは目をそむけたがる。そして不都合な歴史的事実をうやむやにした挙げ句、それを伝えるはずの教科書から削除する。人ごとではありません。
写真は、1999年秋に始まった第2次チェチェン戦争を目撃した子どもたちが描き残した膨大な量の絵の一枚です。この絵を元にチェチェン難民の母と息子がアニメーションを作りました。ヴィデオとDVDになっています。「春になったら」と「子どもの物語にあらず」の2作品です。
今日は奥歯を抜いて気分が悪いのに、もっと気落ちするニュースを知りました。北オセチアのベスラン学校占拠人質事件関連で、過失罪で訴追されていたプラボベレズニ地域警察の警察高官3名に対する裁判が中止になるんだそうです。裁判の中止を求めていた被告に対して、ロシア議会が恩赦を決定したためで、現地では「ベスランの悲劇は決して許されない」、「FSBとロシア内務省はテロに責任を負っている」と訴える人々が抗議集会を行いました。

世界で最もやりきれないニュースのひとつ


イラクもひどいけど、パレスチナではもっとずっと前から、わたしたちの目の前で、つまり世界公認のもとってことですが、むごいことが続いています。
また、世界が、特にアメリカが、イスラエルびいきというのは公認の事実です。
以下にあるようなことがなにも特別ではない毎日を送っている人びとがいるってこと想像できますか。もちろんパレスチナ政府も無能なんだとは思います。

5月20日夜、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザにあるイスラム原理主義組織ハマス幹部の自宅を空爆し、8人が死亡、13人が負傷した。ハリル・アルハヤ幹部はパレスチナ評議会(国会ってことです)の議員。イスラエル軍の空爆対象はこれまでハマス軍事部門に絞られており、昨年春のハマス政権誕生以来、政治部門を攻撃したのは初めて。対ハマス作戦が一段階強まったことを示す動きだ。
イスラエル軍が発射したミサイルはアルハヤ議員宅の応接室を直撃した。議員本人は不在だったが、60歳の父親らが死亡した。
アルハヤ議員はハマスとパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハとの停戦協議に参加しており、この日もエジプト政府仲介の停戦会議に出席していた。空爆後、議員は「痛みにかかわらず前進するしかない」と語り、引き続き停戦協議を進める意向を示した。 (日本経済新聞)
同じく20日、アルタス村でイスラエル軍が農民や平和活動家を襲撃する。農地を奪われかけて非暴力の抵抗をしていたベツレヘム近郊のアルタス村にイスラエル軍の大部隊が入り、ブルドーザーで農地を破壊する作業を行った。農地にテントを建てて抵抗していた農民や支援者たちは、破壊された場所に再び木を植える行動に出たが、そこにもイスラエル兵は襲いかかり、銃床や警棒で殴った。殴られた中には、参加していたバルグーティ情報相もいる。
19日土曜日、ガザ北部で住民5人がイスラエル軍に撃たれて負傷している。うち1人は重体。また、土曜の昼間には、北部のベイト・ハヌーン付近にイスラエル軍からの砲撃が続き、1人が殺され、複数の人々が負傷している。殺された人は、バラバラになっていて、身元が確認されていない。また、医師の話では、少なくとも10人が重傷となっていて、砲撃が続く中、救出されていない負傷者がいるため、負傷者が全体でどれだけになるかわからないという。
18日金曜日、ベツレヘムに近いベイト・ジャラの病院で、前日にイスラエル兵に撃たれた16歳の少年が死亡した。殺されたのは、ジアド・タカッカさんで、イスラエル兵士たちがベイト・フジャール村に侵入し、家の前で遊んでいた子どもたちに対して無差別に銃撃したとき、撃たれ、重体になっていた。
イスラエルの人権団体「ブツェレム」は、現在のイスラエル軍によるガザに対する攻撃を、集団懲罰であり、戦争犯罪にあたるとして、イスラエルのペレツ国防相に攻撃を中止するよう、緊急のアピールを出している。

上の写真は京都二条城の城壁跡地にあった樹です。