永久不変のガザ停戦
圧制者の最強の武器はあなたが沈黙を守ること
Tシャツもパンツもバッグも
わたしはキャサリン・ハムネットのファンですが
彼女は永遠にかっこいい
◇イギリス人アーティスト、政府のイスラエル支援にうんざりしてMBE(大英帝国勲章)をゴミ箱に投げ捨てる
RT 20 Feb, 2024
17日、イギリス人アーティスト(ファッションデザイナー)、キャサリン・ハムネットはソーシャルメディアに投稿した動画の中で、イギリス政府のずっと続いているイスラエルのガザ戦争の支援に反対する声明として、大英帝国上級勲爵士(CBE)勲章をおおっぴらに投げ捨てた。
彼女のトレードマークの“イギリス人であることにうんざり”とあるTシャツを着たキャサリンは「ガザのジェノサイドにおけるわたしたちの役割のせいでイギリス人であることにわたしはうんざりしている」と述べ、彼女のCBEを振りかざすとゴミ箱に投げ捨てた。この勲章は「スナク(イギリス首相)とスターマー(労働党党首)といっしょにあるべき所、ゴミ箱にある」とハムネットは説明し、視聴者に自分の国会議員を検索できるウェブサイトを閲覧するよう勧めた。「ガザでの永久不変の停戦を支持しない限り、二度と再び投票はしないと議員たちに伝えてください」と彼女は言った。
視聴者にはまたハムネットが着用するTシャツに類似したシャツを購入できるリンク先も提供された。
キャサリン・ハムネットは1979年に自身の名を付けたブランドを立ち上げると、胸に大文字のスローガンをシンプルに記したプロテストTシャツでたちまち注目を集めるようになる。初期の反戦デザインには、“Leaders Suck”のような一般的なスローガンとともに、“Choose Life”、 “Education Not Missiles”、“Worldwide Nuclear Ban Now” などが含まれる。
1980年代には、ミュージックビデオやライブで彼女のデザインを身につけたポップアーティストのマドンナ、WHAM!、クイーン、ジョージ・マイケルなどのセレブで彼女の注目はさらに広がった。ナオミ・キャンベル、クラウディア・シーファー、ナジャ・アウアマンなどのスーパーモデルはそのキャリアの初期にキャサリンのショーで花道を歩いた。
ハムネットは以降、政治的 Tシャツを作り続けており、“No War, Blair Out”、“Not in My Name” などのスローガンでイギリスのイラクやアフガン戦争への関与に抗議し、責任あるテキスタイルのよりどころとして初期の代弁者になった、そして1989年に遡って業界基準の強化を求めるロビー活動を行った。
彼女は2010年にCBE(大英帝国上級勲爵士)を授与される、これは彼女を驚かせた成り行きだった。「おかしなことがあるものね、ついにわたしがりっぱな人になる」と彼女は当時BBCに語った、そしてこの栄誉のしるしを「誘惑的」と呼んだ。
10月、数千人のアーティストがガザの停戦を求める公開書簡に署名した。この書簡はパレスチナ人の死者数が2750人前後で推移していた時に発表されたが、死者の数は現在その10倍以上でガザ保健省は月曜の時点でその数を2万9000人以上と推定する。
同盟国が自制するよう求めていたにもかかわらず、イギリスは戦争を通じてアメリカに次ぐ断固たるイスラエル支援を続けてきた。ロンドンはまた紅海でのイスラエル関連の船舶に対するフーシー派の攻撃に応じ、米軍と協力してイエメンを爆撃した。
https://www.rt.com/news/592799-katharine-hamnett-cbe-israel-gaza/