見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2009/01/16

イスラエルの犯罪をあばくマンガ


◇侵攻抗議し10万人超がデモ スペイン

スペインからの報道によると、スペイン全土で11日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ侵攻に抗議し、一刻も早い停戦を求めて計10万人以上がデモ行進を行った。

与党社会労働党などが主催したデモには、主催者発表で約25万人が参加。警察当局は、参加者の集計を発表していない。

首都マドリードのデモはガザ情勢の悪化以来、欧州で最大規模のもので、「平和」や「SOSガザ」などと書かれた横断幕を持った参加者が町を練り歩いた。

(共同通信 2009年1月12日)

◇6日、モロッコの首都ラバトで、弁護士らが、ガザ地区へのイスラエルの攻撃を非難し、即時停止を求める行進をおこなった。

400名を超える弁護士が行進に参加し、アラブ諸国に対し「イスラエルとのあらゆる形での関係正常化」を凍結するよう呼びかけた。

デモ参加者らは、封鎖の解除と、子供を含む600名以上のパレスチナ人を殺害した攻撃の即時停止を求めた。

国連安保理に対して、「パレスチナ人の正当な権利を保障する決議を、責任を持って採択し、実施する」ことを求めた。

ガザ地区の民間人へのイスラエルの攻撃という「犯罪行為」を非難するスローガンを掲げ、国際機関やアラブ諸国の諸機関、そして国際世論がイスラエルの攻撃を即時停止に向けて圧力をかけるように求めた。

弁護士会会長のムハンマド・アクディン氏は、弁護士会は、人道に反する罪でイスラエルの指導者らを国際司法裁判所に提訴する考えがあることを示した。また弁護士会が、ガザ地区のパレスチナ人に対して、精神的、物質的な支援を実施する手段を検討中であることも明らかにした。

11日前にガザへのイスラエルの攻撃が開始されてから、モロッコ全土でデモが続いている。

4日には、ラバトで「野蛮な」攻撃を非難し、アラブ諸国と国際社会の沈黙に抗議する行進がおこなわれ、約200万人が参加した。

(マグレブアラブ通信社)

写真は、イスラエルのガザ虐殺に抗議するブラジルの漫画家、カルロス・ラトゥフが公表した一連の作品のひとつです。彼は「イスラエルの犯罪を明らかにするため、作品を見た人がバナーやチラシ、Tシャツにこれを使って広めて欲しい」と言ってます。他の作品はここで見ることができます。↓
http://www.wakeupfromyourslumber.com/node/5916

画像をクリックすると拡大版でご覧になれます。

ガザはダンテの地獄編


◇イスラエル軍、国連にも白リン弾

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ事務所のジョン・ギング所長は15日、現地からのビデオ会見で、同日のUNRWA施設砲撃に「イスラエル軍が白リン弾を使用したようだ」と語った。白リン弾は主に発煙に使われるが、消火が困難で人口密集地での使用は「非人道的で国際法違反の疑いがある」と人権団体が批判している。今回のガザ地区侵攻で同軍による白リン弾使用を国連が事実上確認したのは初めて。

ギング所長によると、砲撃は14日夜から15日まで続き、数100トン分の食料や医薬品など人道支援物資が焼けた。燃料運搬トラック5台も炎上したが、白リン弾攻撃によるものだったと見られる。ギング所長は「においや炎上の様子は白リン弾だった」と語った。

砲撃に抗議した潘基文(バンギムン)国連事務総長に対し、オルメルト・イスラエル首相は施設内からの武装勢力の攻撃に反撃したと釈明している。しかし、ギング所長は「武装勢力は存在せず、施設からの攻撃もなかった」と明言、イスラエル側の説明を否定した。

(毎日新聞 2009年1月16日)

◇白リン弾と高密度不活性金属爆弾 
イスラエルはガザで違法兵器や実験的兵器を使用か

禁止されている実験兵器の使用の疑いが強まり、イスラエルへの批判が高まっている。国際人権団体ヒューマンライツウォッチ(HRW)は、ガザを攻撃しているイスラエル軍が白リンを使った砲弾を違法に使用したと非難してきている。白リン弾は皮膚に触れると非常に深刻な火傷をもたらし、人口密度の高いガザの難民キャンプに向けて使われると大変危険である。現地の医師団や人権団体は、論議を呼んでいるもう1つの兵器、高密度不活性爆弾(DIME)による特徴的なケガを負った人々を見たと報告している。DIMEは米空軍が2006年に開発した兵器だ。この爆弾に被弾すると、生き延びても負傷部分の切除や微細な金属粒子による内臓損傷に苦しむことになる。ガザのシーファ病院からノルウエーに戻ったばかりのマッズ・ギルバート医師は、ガザを「まさにダンテの地獄編の1シーンだ」と言っている。

(デモクラシーナウ!2009年1月14日)

◇国際人権団体ヒューマンライツウォッチ(HRW)は10日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区侵攻で、「非人道性」が指摘されている「白リン弾」を使用している可能性が高いと指摘した。HRWは、世界で最も人口密度が高い地域の一つであるガザ地区での白リン弾使用は、国際法に違反する可能性があるとし、イスラエル軍に同弾の使用停止を求めている。

HRWの専門家らは9、10の両日、イスラエル側のガザ境界から、ガザ市やジャバリヤ難民キャンプ方面で砲弾が空中さく裂し、白煙を吐く多数の物体が落下する様子を確認。さらにメディアの映像などから、これらが白リン弾である可能性が濃厚と判断した。

白リン弾は国際条約で明示的に禁止された兵器ではなく、化学兵器ともみなされていない。だが、皮膚に触れると骨を溶かすほど激しく燃焼し続け、人体に深刻な被害をもたらすのが特徴だ。第二次大戦の空爆などにも使用され、消火が難しいことからその非人道性が指摘された。

現在は主に、発煙弾として使われているが、その使用の是非を巡って論争があり、元英軍少佐の軍事専門家、チャールズ・ヘイマン氏は英タイムズ紙(5日付)に「故意に市街地に投下すれば、国際刑事裁判所行きだ」と指摘している。

HRWは、白リン弾を焼夷(しょうい)弾と位置付け、人口密集地にある軍事目標や、民間人を焼夷兵器で攻撃することを禁じた「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)第3議定書」に違反する疑いがあるとした。さらに、市民被害最小化の予防措置をとるべきだとする国際人道法の義務に反する、と強調している。

イスラエル軍は06年夏の第2次レバノン戦争での白リン弾使用を認めている。今回の侵攻に関しては毎日新聞に対し、「白リン弾は使用していない。使用した兵器の種類については答えられない」とコメントしている。

米軍も04年11月にイラク西部のファルージャ攻撃で同弾を使用、多数の市民に被害が出た。イスラエル、米国ともCCW第3議定書を批准していない。

▲白リン弾
空気と反応して発火、発煙する兵器。ざんごうの敵兵をいぶり出したり、対戦車砲に対する煙幕として有効とされる。消火が極めて困難なことや、人体への被害が大きいことから「人間を焼き尽くす兵器」とも言われる。

(毎日新聞 2009年1月11日)

写真は白リン弾

2009/01/15

スターバックスにダビデの星


◇ベネズエラ政府は14日、パレスチナ自治領ガザ地区に対するイスラエルの軍事作戦で多数の死者が出ていることを理由に、イスラエルと外交関係を断絶すると発表した。
公共テレビで発表された声明は、「ベネズエラ・ボリバル共和国は、世界平和への展望にのっとり、また人権への連帯と尊重から、イスラエルとの外交関係の断絶を決定した」と述べ、決定の理由として「イスラエル当局によるパレスチナ人に対する残虐な迫害」を上げた。
チャベス大統領はすでに今月6日、駐ベネズエラ・イスラエル大使に国外退去を命じていた。
南米諸国の多くはイスラエルのガザ攻撃に批判的で、ベネズエラ政府の発表の数時間前には、ボリビアのエボ・モラレス大統領が同じくガザ攻撃を理由に、イスラエルとの外交関係断絶を宣言している。
(AFP 2009年1月15日)

◇レバノン:ガザ戦争を通してスターバックスをののしる

「一杯のコーヒーは一発の弾丸に等しい」は、進行中のガザでの戦闘に反対するベイルートのデモ参加者たちがうっかり漏らした主要なスローガンだった。

レバノンで日課となっている一連の抗議の最新のもので、パレスチナひいきの活動家らは新しい標的、スターバックスに向けて彼らの激怒を発散した。

火曜夜、100人あまりの抗議者がベイルートのあわただしい繁華街ハムラ通りのアメリカのコーヒーチェーン店の支店を閉店させたと地元メディアは伝えた。

抗議者たちはイスラエル軍を支援するとしてチェーン店を非難した。彼らはコーヒーショップ内の客にスターバックスコーヒーをボイコットするよう説得した。彼らはイスラエルに金を寄付するとして、会社の会長で社長のハワード・シュルツを非難した。

イスラエルを支援するとのスターバックス非難は誤りだとシアトルに拠点のある企業のスポークスウーマンはAP通信社に語った、そしてCEOであれ店員であれ、会社の社員のひとりの政治的好み(ひいき)は会社の方針に何らの関係もないと付け加える。

今月初めに発表された会社声明にはこうある:

「スターバックスコーヒーカンパニーとその経営陣がイスラエルを支援するとのウワサは疑う余地なく誤りである。スターバックスは政治に関係しない組織で政治的主義主張を支援しない。さらにどのレベルにおいてもスターバックスのパートナー(社員)の政治的好みはスターバックスカンパニーの方針に何らの関係もない。」

それは抗議者を思いとどまらせなかった。ある人は店のウィンドーディスプレイにある緑と白のスターバックスのロゴにダビデの星を貼り付けた。

地元のレバノン新聞Assafirによると、他の人たちは「パレスチナ人たちはノドが乾き、あなたのカップは彼らの血であふれんばかり」と、パレスチナの国旗を持ってシュプレヒコールした。

客が店を出るのを手伝った後、スターバックスの従業員らはコーヒーショップを閉店した。しかしながら今朝、いつも通りに再開されたコーヒーショップは客が店内に座っているのが確かめられた。

スターバックスは国の全域に16の支店を有するレバノンで人気のあるコーヒーチェーン店だ。

社会をネットワークするウェブサイト、Facebookで多くのグループがマクドナルドやスターバックスといったイスラエルを支持するとかの米国企業のボイコットを要求する。

ガザでのイスラエル戦争の後、スタートした最新のグループ「罪のないガザの人びとを殺すイスラエルを助ける故にマクドナルドとスターバックスをボイコット」は誇りとして1000人以上のメンバーを持つ。

(LA Times Babylon & Beyond ベイルートの Raed Rafei)

写真は、ガザ地区に対するイスラエルの地上攻撃に抗議するデモで、ベイルートの繁華街ハムラ通りにあるスターバックスの店のロゴにダビデの星をテープで貼り付けた。(Hussein Malla / Associated Press)

2009/01/13

戦争という怪物


イスラエル防衛軍がパレスチナ自治区ガザに侵攻してすでに3週間。国際人権団体ヒューマンライツウォッチによると、半数が子どもの人口150万人がひしめく世界で最も過密地区のひとつ、ガザで、イスラエルはクラスター爆弾と同様、故意に人のいる近くで発射するのが禁じられる白リン弾を使用してきており、国際法違反を指摘されている。また、劣化ウラン弾の使用も懸念される。
以下は、2003年11月からイラクのファルージャに入り、米軍の市民への無差別攻撃、病院への攻撃と破壊、難民に追いやられた人々の姿を世界に向けて発信し続けたことで知られる、独立系ジャーナリスト、ダール・ジャマイルの記事から抜粋です。

◇戦争という怪物 by ダール・ジャマイル
6 January 2009
http://dahrjamailiraq.com/the-monstrosity-of-war#more-1405
http://www.truthout.org/010609A

AFP通信(Agence France-Presse)は、土曜日、イスラエル軍がガザに侵攻を開始したとき、最初に殺されたのはパレスチナ人の子どもだったと報じた。

人口の半数が17歳以下の150万のパレスチナ人の故国、この世界で最も人口が密集した地域のひとつに対し、イスラエル政府は進行中の空と地上の攻撃を加えてきている。

「標的を”弱体化させる”つもりで、ここ最近ガザの通り沿いに配備された砲兵中隊がハマスの標的と国境近くの通行自由エリアに砲撃を開始した午後4時頃から、地上侵攻が大規模な砲兵隊の砲撃で始められた」と、この猛攻についてイスラエルのハーアレツ紙は書いた。「数百という砲弾が発射された、これには通行自由なエリアを狙ったクラスター爆弾が含まれる。」

11月4日イスラエルはガザへの軍事攻撃を開始して、ハマスが長いこと遵守してきた休戦協定を破る。国連難民救済事業と世界食糧援助プログラムによってガザに届けられる食糧の供給を妨げることは続けられた。次の犠牲はガザの発電所を動かすのに使われる決定的な燃料配達の便宜だった。最後にイスラエルはジャーナリストと救援の働き手がガザに入るのを禁止した。

12月中旬、イスラエル訪問中に国連人権調査員リチャード・フォークがイスラエルのガザ封鎖を「人道に対する犯罪」で、「目に余る大規模な国際法違反」と呼んだことについて特に言及するのは重要だ。

プリンストン大学の国際法名誉教授で、パレスチナ自治領の人権について国連特別報告者のフォークは、「人道に対する犯罪に等しい政策によって集団懲罰にあっている一般市民を守ることで合意の責任ノルマ」に訴えるよう国連に促した。フォークはまた犯罪訴追手続きの可能性を求めてイスラエル軍と文民職員の調査を国際刑事裁判所に求めた。

このせいで彼は、イスラエルから追放される前にテルアビブのベングリオン空港で20時間拘留された。

KPFAラジオの特派員サーメフ・ハビーブによると、「ガザ北部の町バイトラヒアで(アル・アタトラ一家の)17人あまりが殺された。その中には数人の子ども、2人の兄弟、二十歳の若者と一発のロケット弾で全員が殺された多くの年老いた男性たちがいた。」ハビーブはまたイスラエル戦闘機が浄水場と十数件の家屋を攻撃し、白リン焼夷弾兵器の使用と少なくとも15のモスクが爆撃されたことを報じる。モスクに対する攻撃で十数人が殺されてきている。イスラエル外相ツィピ・リブニは根気よく説明する。「ですが、戦争は戦争です。これらのことが起こりかねない。これは私たちの意図ではないが、どのような類の一般市民の犠牲者も完全に避けることはできない。しかしこの責任はハマスにある。」殺戮は、イスラエルによってガザに押しつけられる2年間の経済封鎖から引き出される血も涙もない食糧と医療品の欠乏のせいでパレスチナ人がこうむってきている難儀をいっそうひどくするだけだ。

2006年、イスラエル首相エフド・オルメルトの顧問ドブ・ウエイズグラスは封鎖についてこう言った。「この考えはパレスチナ人にダイエットを課することになっているが、彼らを餓死させることにはならない。」

救援は目的地に届けてきているというリブニからの主張にもかかわらず、ガザに行きわたる救援で「決定的な隔たり」があると国連は警告してきている。

UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)のスポークスマン、クリストファー・ギュネスは、人道的危機は存在しないという主張を非常識でばかげたこととして却下する。彼は次のように説明している。「私が働く組織UNRWAには現場で推定9000人から1万人の働き手がいる。彼らはガザで普通の一般市民と話をしている。人々は苦しんでいる。殺されている人たちの四分の一が一般市民(負傷者の大多数が一般市民)だ。なので、人々が一般市民の犠牲者を避けるためベストを尽くしていると言うのを聞くと、実際非常に不誠実に響く。」

軍事行動の最中、米軍が定期的に街を封鎖して、いかに電力、食糧、水、医療品を分離するか、私はイラクから報道してきた。2003年3月の米国のイラク侵略は12年半のその国に対する計画的大量虐殺的制裁のあとを襲ったのを忘れないように。その制裁は50万人の子どもの命を奪った。イラクの人びとはガザの人びとのように、「ダイエット」を課せられていたのだ。

ガザに戻って、国際赤十字委員会は日曜、赤十字の医療救急班が3日間イスラエル軍によって自治領に入るのを妨害されてきていると言った。ここでもまた、イラクでの情況に薄気味悪いほどよく似たこと起きている、特に2004年の米軍の二度のファルージャ包囲の間、医療と救急班は街に入るのを許されなかった、そしてすでに街に入ったチームは負傷者を救助しようと試みるたびに軍によって標的にされた。

救急車が負傷者に到達するのをイスラエル戦車が妨害すること、そして3人の救急医療士と救急車のスタッフが家族を救助しようとする間にイスラエル軍によって殺されてることを、KPFA特派員ハビーブが報じてきている。オックスファム援助機関もまたそのできごとについて報告した。「ジュネーブ協定のもと、イスラエルには医療人員が負傷者のもとに行くのを許し、安全な通行を確保する義務がある。代わりにイスラエルは彼らをごく普通に標的にする。」

理屈では、国際法で保護されている医療人員を意図的に標的にするとの、教養が高いとされる政府に対する非難は、戦争をじかに体験してきていない人々には信じがたく衝撃を与えることなのに私は気づいている。だが、私のように折に触れて幾度かそんな戦術をじかに目撃してきている人は他にいる。2004年ファルージャで米軍が標的にするのを見てきたように、私は2006年夏にレバノン南部の彼らの攻撃の最中にイスラエル軍によってこの戦術が使われるのを見た。

戦争の狂気はそんなもの。

ベテラン・ジャーナリストのロバート・フィスクは、戦争を「まったくダメな人間らしい心的態度」と説明する。

擁護できない危機の本質にくじかれ、国連での米国の拒否権に明らかに怒った国連総会議長、ニカラグアのミグエル・デスコト・ブロックマンはイスラエルの行動を激しく非難してこう言った。「極悪非道だと考える。他に呼びようがない。またもや世界は、安全保障理事会の機能不全を落胆して注視している。」

「ガザ破局の見解」と題した最近の記事でフォーク教授は書く。「ガザの人びとは非人間的な地政学上の犠牲者:何ら攻撃的な軍事能力にも欠け、F16爆撃機やアパッチヘリによって開始されるイスラエルの攻撃に対しまったく脆弱な、本質的に無防備な社会に対してイスラエルみずから「総力戦」と呼ぶものを引き起こす。これはまた、大虐殺が続けられ死体が山積みになるのに、ジュネーブ協定で今後課せられるとする国際法の目に余る違反がおとなしく脇に置かれるのを意味する。追加として、またもや国連が役立たずなのを暴かれるということだ。最後に、これは世界中で一般の大衆が金切り声を出して行進できても、まるで何もなかったかのごとく人殺しが続くのを意味する。毎日ガザで鮮やかに叙述される写真は、特に外交指揮に接近する軍事優先主義者が少ないのを含め、国民に変化を約束した新しい指導部を有するここアメリカでスタートする、国際法と国連憲章の権威への一新する取り組みを懇願するものである。」

▲独立系ジャーナリスト、ダール・ジャマイルは、「Beyond the Green Zone: Dispatches From an Unembedded Journalist in Occupied Iraq」(Haymarket Books, 2007)の著者。この4年にわたり、レバノン、シリア、ヨルダン、トルコと同様に、8ヶ月間占領されたイラクから報道した。
米テキサス州ヒューストン生まれ。2000年、ブッシュが大統領職を「盗んだ」ことで、いっそう行動に駆り立てられる。9.11に対する軍事報復、イラク侵略に反対する活動を行う。アメリカの主流メディアが不法なイラク侵略と占領の真実をほとんど伝えていない中で、真実を伝えようとみずからイラクに入る。2003年11月、ジャマイルは自分のウェブログ「Iraq Dispatches」でイラク現地報告の連載を開始。2004年1月には、米軍のイラク人拘留者に対する拷問・虐待について、いち早く報じる。同4月と11月には米軍による包囲、市民の虐殺が行われたファルージャについての記事を多数発信。とりわけ、ファルージャでのイラク人犠牲者の姿を数多くウェブサイトで公開し、「一般市民の犠牲は少ない」という米軍とイラク暫定政府の宣伝が全くのウソであることを暴いている。 
現在、ジャマイル自身のウェブサイトの他、米国の「ピープルズネットワークス」が運営する「ニュースタンダード」紙などに寄稿する。記事は、ポーランド語、ドイツ語、オランダ語、スペイン語、日本語、ポルトガル語、アラビア語に翻訳されている。

2009/01/11

爆弾は12月に届けられた


◇アメリカはイスラエルへ大規模な兵器の配達をもくろむ

ペンタゴンはかなりの武器をイスラエルに放出させるつもりである、そしてガザの軍事行動が長期間続くとの懸念が高まる。

今月末、ギリシャからイスラエルへ数百万トンの兵器を運ぶことができる商船を米国が雇おうとしていると、手に入れた微妙な文書を引用してロイターが報じた。

アメリカ海軍の軍事海上輸送部(MSC:Military Sealift Command)によれば、船は、1月後半に2度にわたって「戦闘手段(弾薬)」と呼ばれているものの20フィートの規格のコンテナ325個をギリシャのアスタコス港からイスラエルのアシュドッド港まで運ぶ。

積荷目録に関する記述には、これ以上の詳細な説明なしに、コンテナは起爆性の中身や雷管といった「危険物」で満載されるとある。

2008年の最後にペンタゴンは船の申し入れを発表した。2度の配達に定めた締め切り期限は1月25日と1月の最終日だ。

同時に、ペンタゴンのスポークスマンはイスラエルへの計画された武器の船荷を確認したが、その出荷がイスラエルのすさまじいガザ攻撃に結びつけられるのを否定した。

「このあらかじめ予定された船荷はおきまりの日常業務であって現行のガザの情況の支援ではない」と空軍中尉パトリック・ライダーは言った。

しかしながら、名前は伏せたままを望むロンドンの上級軍事評論家は、それはたぶん正規でない「異例」のものであり、ガザの軍事作戦行動に関連するのを出荷のタイミングが示すと述べた。

船の申し入れはイスラエルへの12月の米国の武器配達の次にくる、それもまた商船によって遂行された。

おまけに、従来、英国と米国の軍隊のために兵器配達を遂行してきているロンドンの船荷ブローカーは、そのようなイスラエルへのかなりの兵器の積荷の出荷はまれだと言う。

「一回の扱いに3000トンあまりの戦闘手段(弾薬)の船荷はたくさんだ、、、これはかなりまれで、何年も市場でこれほどの取引価格を見積もったのに遭遇してきていない」とあるブローカーは匿名を条件に言った。

12月の早い時期に米国によって雇われたドイツの船もまた、重さ260万トン、20フィートの規格のコンテナ989個で満タンにした兵器をどっさり満載した積荷をノースカロライナからアシュドッドまで運んだと、扱いの難しい微妙な文書は指摘する。

9月にアメリカ議会は、誘導爆弾ユニット39(GBU-39)のバンカーバスター爆弾1000基をイスラエルに売却する計画を承認した。それは進む方向を見つけるのにGPSを使用し、イランの核施設のような地下深く要塞化した構築物を貫通することができる。

先週、エルサレムポスト紙が最初のミサイルの積荷が12月初めに到着したと報じた。そしてその爆弾がガザでの軍事猛襲で使われていたと付け加える。

包囲されたパレスチナの飛び地でのイスラエルの15日間の攻撃がこれまで800人以上のパレスチナ人の命を奪い、ほぼ3500人を負傷させてきている。

これに反してハマスはパレスチナの闘士がこれまで少なくとも30人のイスラエル兵士を殺し、他に80人以上を負傷させてきていると言う。

(「Press TV」10 January 2009)

写真は、アメリカの爆弾で炎に包まれるガザ

イスラエルロビーに乗っ取られた議会





◇ただちに行動を!いますぐ行動を!コードピンクの呼びかけ

昨日、アメリカ上院はハリー・リード上院院内総務とミッチ・マコーネル共和党上院議員が共同提出者でこっそりと立案され、すみやかに道が踏み固められた決議案、「ガザからの攻撃に対し自衛するイスラエルの権利を容認すること、ハマスとの戦争でアメリカの強力なイスラエル支持を再確認すること、イスラエル・パレスチナ和平プロセスを支援すること」を満場一致の発声投票(誰が賛成し誰が棄権したかの記録が残らないことを意味する)で可決しました。
(全文はこちらで読めます→http://salsa.democracyinaction.org/dia/track.jsp?v=2&c=%2Fjokz6i3zQkWHhmSK2dtExwMqXIF74Vn)

私たちが話しかけた上院のスタッフらによって「AIPAC(アメリカイスラエル公共問題委員会)法案」と呼ばれた片方に偏した法制定は、目下包囲されている150万のガザ住人を助けるのにまったく無意味でした。それに「イスラエル・パレスチナ和平プロセス」を支援するためにどんなこともすることに、この法案は無意味です。

この数日のうちに下院は同様の法制定について票決すると思われます。どうかあなた方を代表する下院議員に「今日」電話して、なにひとつ妨害を受けないガザへの人道援助のためのアクセスとイスラエルの封鎖を取り除くのはもちろん、即時無条件停戦を要求しないどんな法制定にも反対票を投じるように求めてください。

あなたの友人にこのメールを転送することで下院への影響力を増幅してください。

DEMAND A VOTE TO END THE SIEGE OF GAZA!
http://www.codepinkalert.org//article.php?list=type&type=212

▲アメリカ・イスラエル公共問題委員会(The American Israel Public Affairs Committee:AIPAC)はアメリカ合衆国においてアメリカ・イスラエルの強固な関係を維持することを目的とするロビイスト団体で、利益団体。アメリカにおいて全米ライフル協会をも上回るほどの影響力を保持するロビー団体だ。
さまざまのユダヤ人団体から資金を得て設立した、元の名称「公共問題に関するアメリカ・シオニスト委員会」は、全米50州に10万人以上の会員を持つ。
またイギリスの経済誌エコノミストによれば、AIPACの年間予算は5000万ドルに上るといわれる。

写真は「BBC NEWS 11January 2009」の記事からーー。
・最初の写真はパリのダイイン。「ガザのイスラエル攻勢は、アメリカ、中東、ヨーロッパで数十万人が集会に参加するなど、世界的な反戦デモを誘発してきている。」(キャプション)
・次はレバノン南部の集会。「レバノン南部ではハマスを支援するヒズボラの活動家グループによって主催される集会で数千人のデモ参加者がイスラエルの軍事行動に怒ったスピーチを聞いた。」(キャプション)
・3枚目は米ホワイトハウス外の抗議者。「ワシントンでは、彼らの目にはっきり見えるブッシュ政権のイスラエル支持に対し抗議するため、数千人のデモ参加者がホワイトハウスの外に集まった。」(キャプション)
・最後はドイツの抗議者たち。「ドイツ全域で4万人以上の人々がガザ攻勢に抗議した。一方、デンマークやパリの同様の集会で逮捕者が報告されていた。」(キャプション)

写真はクリックすると拡大版でご覧になれます。