見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/06/05

リバティ号襲撃と911




◇オバマが小型船団襲撃を非難するのを拒むとき、射撃とMavi Marmara号に乗船して無情な扱いをするのを生存者たちが詳しく述べる

イスラエル小型船団襲撃をオバマ政権はおおっぴらに非難するのを拒んできていますが、急襲の生存者たちは、先導船のMavi Marmara号に懸垂下降した後、兵士らが自衛で行動したとの、イスラエル軍の主張に異議を申し立て続けます。

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http://www.democracynow.org/2010/6/4/as_obama_refuses_to_condemn_flotilla

◇アメリカ海軍の軍艦リバティ号(USS Liberty)に対するイスラエルの攻撃を生き延びて43年後、退役軍人ジョー・メドウズは、ガザ支援船団でイスラエル軍によって逮捕された

ジョー・メドウズは、月曜早朝に差し押さえられた他のガザ支援船のひとつに乗っていました。メドウズとしては、国際海域でイスラエル軍によって攻撃された船に乗船していたのは二度目になります。1967年、メドウズはUS軍艦リバティ号に乗る通信隊員でした。アメリカ海軍の電子情報が集積するその船は1967年にイスラエルの戦闘機と魚雷艇によって攻撃されました。その攻撃で34人のアメリカ人が殺されて170人以上が負傷しました。

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http://www.democracynow.org/2010/6/4/43_years_after_surviving_israeli_attack

(以上、デモクラシーナウ!4 June 2010)

△US軍艦リバティ号(USS Liberty)のイスラエル攻撃については、2002年に「35年経ったいまも隠蔽が続く(The USS Liberty: still covered up after 35 years)」という記事が記録に残る。真相はいまだ解明にはほど遠くても、被害者とその遺族の追求が続いていることがわかる。
以下は、オルタナティブメディアで紹介するロジェ・ガロディ著「偽イスラエル政治神話」(れんが書房新社1998年9月30日発行)から抜粋 
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-26.html


第3章:神話の政治的利用

第1節:アメリカのイスラエル=シオニスト・ロビー

「13年間も極秘扱いされたアメリカ軍艦への攻撃」

1967年6月8日、イスラエルの空軍と海軍は、精巧な電波探知機を備えたアメリカの軍艦、“リバティ”を攻撃した。その目的は、ゴラン高原への侵略計画を察知させないためだった(訳注1)。
38人の乗組員が死に、171人が負傷した。イスラエルの飛行機は、“リバティ”の上空を6時間に渡って飛び、爆撃は70分も続いた。イスラエル政府は、これを“間違い”だったと謝罪し、事件は一定期間の極秘扱いとなった。真相が初めて公式の場で復元されたのは、13年後の1980年である。当時の状況を調査するための委員会が、アイザック・キッド提督を議長として開かれた。そこで確認された目撃証人の一人、“リバティ”の甲板将校、エネスの証言によって、“間違い”だったという公式の説明は崩壊した。エネスは、攻撃が周到な計画の下に行われたものであり、殺人であることを立証した。トマス・L・ムーラー提督は、エネスの報告書がシオニストの画策によって封じ込まれたと証言し、この犯罪行為がなぜ見逃されたのかを説明した。「ジョンソン大統領は選挙に際してのユダヤ人の反応を恐れた。……」。提督は、さらに、こう付け加えた。
「アメリカ人は真相を知ったら怒り狂っただろう」(中略)

訳注1:巻末紹介の「ユダヤ人に対する秘密の戦争」によると、当時のアメリカ国防総省安全保障局(NSA)はエジプトのナセル大統領に肩入れし、ゴラン高原向けに兵力をさこうとするイスラエル軍の動きを電波探知で分析してキプロス島のイギリス軍基地に送る過程で、実質的にアラブ軍にリークしていた。イスラエルは、その事実経過をNSAに潜入していたモグラ情報によって逐一知っており、いざとなればアラブ荷担を暴露する構えで“リバティ”を攻撃したため、アメリカは沈黙せざるを得なかった。

ーー引用終わり。

「当時の状況を調査するための委員会」が開かれたのは1980年。それ以後も、ずっと今日まで、事実のほとんどについて隠蔽が続いていることになる。

◇フリーガザ船団の共同代表グレタ・ベーリンからの連絡
現在、レイチェル・コリー号は、ガザの沖合150マイルを航行しており、予定された針路を進んでいる。基本的には土曜の朝、ガザに到着する。

レイチェル・コリー号の乗船者には以下の方々が含まれるーー。

○北アイルランドのベルファストからマレード・マグアイア(1976年ノーベル平和賞受賞):彼女は北アイルランド紛争を非暴力的方法で解決しようとした功績を認められて受賞した。彼女は21人の人道支援者が公海上でイスラエル軍に拉致された時の心の支えだった。

○アイルランドからデニス・ホリディ:1994年ー98年、ガリ国連事務総局のスタッフ。ニューヨークで国連の人材管理をした後、97ー98年にイラクの人道支援計画に携わり、議会ブリーフィング、大学などで、イラク、人権、国連改革について講演、レクチャーする。

○中国系マレーシア人のマティアス・チャン・ウェン・シエ:弁護士歴32年。マレーシアの4番目の首相マハティール・モハマドの政治秘書を務めた。幾つかのベストセラー「FutureFast Forward」、「Brainwashed for War, Programmed to Kill」、「The Shadow Money-Lenders and the Global Financial Tsunami」の著者。

○マレーシアの国会議員モフド・ニザール・ビン・ザカリア

○マレーシアTV3の取材班とジャーナリスト、サムスル・ビン・ムサ・カマル

イスラエル港アシュドッドに船は向かっているとのイスラエル当局によるウワサが流されているが、私たちはガザを目指している。

ーー引用終わり。

写真はレイチェルとそのイメージ
世界の人びとがレイチェルのことを思い出し、彼女の顔がTVのニュースで流れるのはすごくうれしい。キャタピラ社のブルドーザーに押し潰されてストレッチャーに乗るレイチェルの最後の顔は蒼白でも、赤く燃えるあとに続く勇気と尊厳を山ほどくれた。
もう一枚は1967年6月8日の軍艦リバティ

2010/06/04

ガザっ子にはラブボート



「これはlove boatではなく、hate boat(いやがらせの船)だった」
 ーーイスラエルのネタニヤフ首相(BBC 3 June 2010)

◇殺害される小型船団の犠牲者全員が銃弾を受けた:死者のひとりは19歳のアメリカ市民

ガザ支援小型船団への攻撃でイスラエル軍によって殺された9人の活動家の遺体がトルコに帰ってきています。科学捜査の専門家は、9人全員が銃で撃たれたのを確認してきています。犠牲者の8人がトルコ国民で、ひとりがトルコ生まれのアメリカ市民でした。アメリカ市民は19歳のFurkan Doganであると身元が確認されています。伝えられるところでは彼は頭に4発、胸に1発の銃弾を受けました。残る活動家の約450人も、イスラエルの拘束から解放された後、今日早くにトルコに到着しました。負傷した多数の活動家が治療のため、ただちにトルコの病院に急送されました。兵士らが船に懸垂下降する前に船に射撃を開始したことで、襲撃の生還者たちはイスラエルを非難し続けます。水曜、アルジャジーラ放送のカメラマン、Issam Zatariはベルギーに帰国した後、はっきりしゃべりました。
Issam Zatari:「船の地表にチョッパーからジャンプし始めたイスラエル兵士は射撃を開始していた、空中から無差別に射撃を開始した、そして次には化学爆弾、音響爆弾とガス爆弾を投げた、同時にたくさんの騒々しい成り行きを聴くことができる。そして、なりゆきのすべてを撮影していたので私はラッキーだった。そしておよそ6分して彼らは私たちの船を攻撃し始める。」

(デモクラシーナウ!3 June 2010)

◇第一目撃者の証言

血も涙もない攻撃を受けて死者全員がここから出た、トルコ船籍のMavi Marmara号に、1歳になる赤ちゃんといっしょに乗船したトルコ人、ニルフェル・セティン(Nilufer Cetin)のほか、数名の平和活動家が1日の時点で解放された。以下は、イスラエルの新聞ハーアレツに掲載された2人の記者とAP電による記事が伝える目撃者証言の一部である。

Nilufer Cetin:「この計画に参加すれば危険がともなう可能性があるのは承知していました。でも、ガザにも何千人と赤ちゃんがいます。何事もなくガザに着いていれば、今ごろはその子たちと一緒に遊び、船に積んでいたものを食べてもらえたはずなんです... 」
彼女によれば、イスラエル軍の船は、前日の31日夜10時ころから2時間にわたって船団にいやがらせの行為を続けた。そして、翌1日の午前4時ごろに戻ってくると、警告の発砲を始め、船団に引き返すよう命じた。

Sfendoni号に乗船したディミトリス・ギエラリス:「Sfendoni号の船長は持ち場(舵)を離れるのを拒んだため、めちゃくちゃなぐられ、事態を撮影していたカメラマンは銃身で目を強打された。もちろん、誰もこんな戦争状態になるなんて思ってもみなかった。」

Mavi Marmara号のすぐ後ろにいたフリーメディテラニアン号(Free Mediterranean)のギリシャ人活動家とクルー:「Mavi Marmara号には空と海から兵士が襲いかかっていた。銃声も聞こえた。私たちの船では、イスラエル軍がブリッジに上がってくるのを止めようとした者が電気ショック棒とプラスティック弾の攻撃をくらった。抵抗はいっさいしていない。抵抗したいと思っても、抵抗できる手段がなかったからだ。」

http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/the-ship-turned-into-a-lake-of-blood-says-activist-on-gaza-flotilla-1.293339

Mavi Marmara号に乗船したアラブ系イスラエル人の国会議員ハニーン・ズービー(Haneen Zoubi)は、ナザレで行なわれた記者会見で次のように証言した。

イスラエル海軍の船がMavi Marmara号を取り囲み、数分間発砲を続けたのち、ヘリコプターから特殊部隊が直接、船の上に降り立った。

乗客の多くが甲板から船室に追いやられた。乗客で武器を持っている人はひとりもいなかったし、私が気づいた限りでは、乗客側からはいかなる挑発も抵抗もなかった。

イスラエル軍の急襲が始まって数分とたたないうちに、私を含むほとんどの乗客が閉じ込められていた上甲板の主船室に3人の遺体が運び込まれてきた。2人は頭に銃弾を受けていた。これは"処刑" だと思った。

ほかに2人、主船室にいた人でひどく出血している人がいた。このままでは死んでしまうと思い、窓を開けて、ヘブライ語で「医者を呼んでくれ」と叫んだが、イスラエル兵は無視した。私が確認したところでは、重傷者は少なくともほかに7人いた。

「周到に計画された作戦です。イスラエルは、何人も殺すことで、今後、いかなる支援船団もガザ包囲を突破することはできないというメッセージを送ろうとしたのです。」

イスラエル軍はMavi Marmara号を制圧したのちに、船内を捜索したが、武器はいっさい発見されなかった。

(The Electronic Intifada 2 June 2010 by Jonathan Cook)
http://electronicintifada.net/v2/article11311.shtml

Mavi Marmara号に乗船したドイツの元議員Norman Paechの証言:「月曜の早朝4時30分、周囲をイスラエルの小型攻撃艇に囲まれたと思ったら、爆発音が聞こえて、ヘリコプターから兵士が甲板に降りて来た。兵士は全員がマスクをつけ、大きな銃を携行し、非常に残忍だった。私は3人の活動家が抵抗したのを見ただけで、ナイフも斧もなく、ただ自衛として棒切れを使っただけだった。だが、船の他のところで別の武器が使われた可能性は排除できない。」

Mavi Marmara号のすぐ後ろを航行していたFree Mediterranean号は多数のギリシャ人とスウェーデン人活動家を乗せていた。
ギリシャ人活動家、Aris Papadokostopoulosの証言:「トルコの船、Mavi Marmara号は、空から、海から、そこら中から、銃撃を含むひどい急襲を受けていた。他の船では奇襲部隊が活動家たちをひどく殴打したが誰も重傷は負わなかった。車イスや建築資材、医薬品の積み荷を積んだ Free Mediterranean号では誰も抵抗しなかった。何人かは棍棒や電気ショック棒で殴られた。取調中に、多くの人が目の前で酷く殴られるのを見た。」

いまも拘束されている人の中には、多数のジャーナリスト、政治家、医者の他に、長いことパレスチナ支援を続けてきているグループの創立者などタフな活動家が含まれる。

◇31日の事件でイスラエル政府は、船団の船に乗っていた約600人を拘束し、同国内の拘置施設に収容していた。その後国際的な批判の高まりを受けて2日には外国籍の乗員をすべて出国させた。現地の活動家4人は釈放されていない。

イスラエル軍当局が2日明らかにしたところでは、だ捕された船舶が輸送していた支援物資はガザには届けられなかった。パレスチナ側の情報筋によると、イスラエルからガザ地区境界のラファにトラックが到着したが、物資の持ち込みを許可されなかったという。

こうしたなか、6月2日には救援物資を積んだ新たな船がパレスチナに向けて出港している。数年前にガザで死亡した米国人活動家にちなんで「レイチェル・コリー」と名付けられた救援船が、セメントや教材、玩具、医療物資などを積み、4日遅くに現地に到着する予定だ。これとは別に、欧州の別のガザ支援団体も2日、ガザへ向かう新たな船団の最初の3隻分の資金が集まったと発表している。

(CNN 2010年6月3日)

◇アイルランドからガザへ新たな支援船

支援船「レイチェル・コリー」に乗船しているデニス・ハリデー元国連事務次長補は3日、CNNに「航行は中止していない。イスラエルに強制されない限り、中止する予定もない」と語った。また、イスラエル側に阻止された場合は抵抗せず、乗船者が武装していないことを明確に示すつもりだと述べた。

アイルランド政府もイスラエルに対し、介入を避けるよう要請している。

支援船は同氏ら11人を乗せ、ガザで破壊された学校や民家などを再建するためのセメント550トンや教材、玩具を運んでいる。

4日夜または5日朝にガザ到着を目指していたが、船を所有する支援団体「フリーガザ・ムーブメント」の活動家がCNNに語ったところによると、予定を遅らせていったん非公開の場所に寄港した。イスラエル側が阻止を明言しているため、急襲などの事態に備えて船上の様子を撮影できるカメラや衛星通信設備を調達したという。

イスラエルは支援船に、同国のアシュドット港に入港するよう求めている。積み荷は同国当局が検査した後ガザに届けるとの案で、交渉がまとまりつつあるとしているが、乗船者らはこれを否定している。だ捕された船団も、イスラエルからの同様の提案を拒否していた。

イスラエル軍が公海上で船団を急襲、だ補したことに対し、国際調査を求める声などが高まっている。これに対し、イスラエル側は合法的な行動だったと主張。リーベルマン外相は3日、船団は多額の現金を運んでいたことが分かったと述べ、人道目的とされる活動に疑念を示した。

(CNN 2010年6月4日)

写真は、イスラエルから500人以上の活動家を乗せて飛行するトルコ航空機

突然のひらめき 核爆弾




◇メキシコ湾の原油流出事故で対応に追われる英石油大手BPが、深海探検家でもある映画監督ジェームズ・キャメロン氏からの支援の申し出を断っていたことが分かった。キャメロン氏が2日、出席したカンファレンス 「All Things Digital」で語った。

3D映画「アバター」が大ヒットしたキャメロン監督だが、深海を舞台にした映画「アビス」や、大型客船の沈没を描いた「タイタニック」も手掛けており、ロボット潜水艇を使った深海撮影のエキスパートとしても知られる。

キャメロン監督は、カンファレンスで「過去数週間、恐怖と心痛を抱いてメキシコ湾で起きていることを見てきたが、彼らは自分たちが何をしているか分かっていないのではないかと思う」とコメント。BPを名指しでは非難しなかったものの、現場の対応に苦言を呈した。

米国史上最悪となった今回の原油流出事故で、キャメロン監督はホワイトハウスとBPに支援を申し出たが、BP側からは「丁重に」断られたという。また、ホワイトハウス関係者とはまだ直接話し合っていないが、1日に開かれた米環境保護庁(EPA)との会合に参加した専門家らと、今後は関係当局に働き掛けていく予定だとしている。

(ロイター 2010年6月2日)

◇ニューヨーク共同:米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は2日、メキシコ湾で続く原油流出事故でこれまでの流出阻止策がことごとく失敗しているため、核爆発で食い止めようというアイデアまで取りざたされていると伝えた。原油掘削基地を操業していた英BPなどに提案が殺到しているという。

米政府は「検討したこともない」と否定、実現性は低そうだ。

1960年代から80年代にかけて、旧ソ連が天然ガスの採掘用井戸で火災を消し止め封鎖するのに核爆発で成功した例が複数報告されているのが提案の根拠。井戸の中で核爆発を起こせば、周囲の岩石が高熱で溶けた後に冷えて固まって栓の役目を果たすことが期待できるという。

核研究分野での権威として知られる米ロスアラモス国立研究所から専門家が今回の原油流出事故解決に向けた対策を話し合う会議に参加したが、同研究所は核爆発は「一切検討対象になっていない」とした。

(毎日新聞 2010年6月3日)

◇メキシコ湾原油流出で核の選択肢?それはダメだと米国政府は言う

メキシコ湾へのおびただしい原油流出を止める手立てで実践の伴わないエンジニアが突然のひらめきで検討している時、井戸を核攻撃(核爆弾で完全に破壊)するのはどうか?と、おしゃべりが数週間前に始まった。

(NY Times 02 June 2010)

◇ガザに対して新しいイスラエルの針路が必要とされると米国政府高官は言う

ワシントン:オバマ政権はイスラエルのガザ封鎖を擁護できないと考えて、力を失ったパレスチナ人エリアにもっと供給を認める一方、イスラエルの安全保障を保証する他のアプローチを迫るつもりであると、6月2日水曜、アメリカ高官が言った。

(NY Times 02 June 2010)

写真は船に乱入するIDFイスラエル防衛軍(デモクラシーナウ!)と、パレスチナの国旗を掲げる6月2日イスタンブールの抗議デモ(NY Times)

2010/06/03

第一目撃者の証言



◇帰還した乗船者の証言

ヘニング・マンケル(スウェーデンの有名な推理小説家):「公海とガザ領海の境界でトラブルが起こると予期していたが、間違いだった。問題はずっと手前の公海上で起こった。彼らは致命的な武器を使いながら攻撃することにまったく躊躇しなかった。...私が乗船した船には武器はなにもなかった。あるのは私のひげ剃りだけだ。そして彼らはそれを取り上げた。私たちがどんな次元にいたかわかるね。...私たちは海賊にあった、そしてさらわれた。私たちの誰一人としてイスラエルに行くつもりなどなかった。私たちはまさに拉致された。そして、イスラエル当局は、イスラエルに不法侵入したと非難している。」

(仏リベラシオン紙Liberation.fr Jeudi 3 Juin 2010)
http://www.liberation.fr/monde/0101639101-des-tirs-sans-sommation-de-pirates-en-haute-mer

△写真はHenning Mankell(リベラシオン紙)

メフメット・カプラン(スウェーデンみどりの党の国会議員):「私たちは床に乱暴に押し倒され、上からはがい締めにされて、頭を押さえつけられました。顔はひっかき傷だらけになり、両手を縛られ、連れて行かれました。」

アブデルカデール・アマラ(モロッコの国会議員):「信じられないことが起こった。イスラエル兵が私たちをなぐり、冷血にトルコの活動家たちを殺したやり方はホラー映画そのものだ。彼らは捕まえることができたはずだ。私たちはまったく武器など持ていないのにイスラエル兵は実弾を使って世界の狂気と野蛮さをみせた。イスラエル兵は、ある乗員を銃床でなぐった上に、殺害した。船を攻撃してくる前に、何ら予告しなかった。全く悪夢だった。」

アネット・グロット(ドイツの国会議員):「私たちはまったく戦争のなかにいるようでした。特殊部隊からのこれほどの暴力と粗暴さを、誰も予測していませんでした。」

ノルマン・パエチ(ドイツの国会議員):「乗組員たちは、誰も暴力を行使しませんでした。なぜって、イスラエル兵たちに勝てるわけがないからです。」

(以上、仏ルモンド紙)
http://www.lemonde.fr/proche-orient/article/2010/06/01/selon-des-rescapes-allemands-il-n-y-avait-pas-d-armes-a-bord-du-bateau-turc_1366251_3218.html#ens_id=1228030

▽Great Job People たいへんなことをしている人たち



ガザに向かう支援船団への早朝の奇襲攻撃、イスラエル特殊部隊による致命的作戦のすぐ後に、パリにいる日本人から送られてきた情報がここにも転送された...

< 昨日のイスラエル特殊部隊による海賊的行為の犠牲者の数が錯綜しています。10人〜19人? 真実は今のところ明らかではありません。

現在、アイルランドを出発して、イタリア沖をガザに向かっているカルゴ「レイチェル・コリー」号がいます。(上のyoutubeをご覧ください → http://www.youtube.com/watch?v=qkNmwohwSeE)
運ぶのは、1200トンの医療品、車イス、松葉杖、学校教材、セメントなどの建設資材です。

CCIPPPが連絡した「レイチェル・コリー」号のコーディネーターによると、ガザの領海に到着するまでに、まだ4〜5日かかるそうです。今回の事件にも関わらず、カルゴは目的地ガザに到達するまで方向を変えないと言っています。キプロスにいるフリーガザ運動の代表者のひとり、グレタ・ベーリンは、「船の目的はガザの封鎖を解くことであり、この船の後にも、フリーガザの船が封鎖が解かれるまでガザに向かうだろう」と言っています。

イスラエル軍は、「レイチェル・コリー」号も拿捕すると言明しており、みなさんに今後の進展を注視して頂きたいと思います。

この船には15人の乗客がいて、乗客にはノーベル平和賞のマーレッド・コリガン=マグワイア女史、アイルランドの元外交官デニス・ホリデイが含まれます。 >

△エジプトのムバラク大統領は、ラファの検問所を開放するよう命じたと、こちらのメディアは伝えていますが、実際どのように開放されているのかは、確認が取れていません。

船に乱入する前に射撃を開始



◇世界的ないきどおりが増大するとともに、イスラエル国連大使代理は、小型船団について「危険」を引き合いに出してガザ支援船への破壊的攻撃を擁護する。

イスラエルの国連大使代理ダニエル・カールモンがデモクラシーナウ!と話をして、国際的な領海で少なくとも9人が殺されたガザ支援小型船団へのイスラエルの攻撃を擁護します。「ある供給源から発する危険の可能性があるとき、封鎖を強化するために、イスラエルは国際法でまったく合法である処置、海上封鎖を強化しました。そして今回がまさにそのケースでした。」

Listen/Watch/Read
http://www.democracynow.org/2010/6/2/israel_deputy_un_ambassador_defends_deadly

◇破壊的ガザ支援攻撃のイスラエルの説明は「窓の網戸のように穴だらけ」ーー元アメリカ大使エドワード・ペック

元アメリカ大使エドワード・ペックが、イスラエル軍によって攻撃を受けたガザ支援小型船団に乗っていました。少なくとも9人が殺されて多数が負傷しました。攻撃についてイスラエルの説明は「真実をねじまげて」おり、「窓の網戸のように穴だらけ」だとペックは言います。

Listen/Watch
http://www.democracynow.org/2010/6/2/israels_explanation_for_deadly_gaza_aid

(以上、デモクラシーナウ!2 June 2010)

写真は、昨日イスタンブールであったイスラエルへの抗議デモ 抗議者たちはトルコとパレスチナの旗を振る(ガーディアン紙)
ガーディアン紙の6月1日の記事、「ガザ小型船団に乱入(乗り込む)する前にイスラエル人らが射撃を開始したと釈放された活動家たちは言う」は、後日メールマガジンで配信する予定

2010/06/01

イスラエルをテロリストと呼ぶ



◇トルコがイスラエルをテロリストを呼ぶ

◇イスラエル軍:ガザ支援船団攻撃 イスラエル紙「軍側のミス」

パレスチナ支援の船団がイスラエル軍に急襲された事件で、兵士の発砲は、軍側の「作戦ミス」だと指摘する声が出ている。死亡現場となった船にヘリコプターから乗り移った軍兵士も、活動家の暴力行為に対し「準備できていなかった」と証言している。

軍情報筋などによると、作戦の中心となったのは、ヘリ3機と複数の小型船舶。軍艦で船団の進路を妨げるなどの作戦をとらず、闇に乗じ、小銃で武装した特殊部隊がロープを伝い、船に降下した。死亡現場となった1隻に降りた兵士が慌てた様子で「襲われている」と叫んだ後、上官が発砲許可を出した時の音声を、軍が公開した。

軍は正当防衛を主張するために、映像をインターネットなどで積極的に公開している。しかし、イスラエル紙イディオト・アハロノト(電子版)は「予想できた大失敗」という見出しの記事を掲載。乗船せずに船団を阻止する努力や警告発砲による抑止が十分でなく、「武力の使い方を誤った」として、バラク国防相を批判。ガザ封鎖を解くよう求めた。

同じくイスラエル紙ハーレツ(電子版)も、「正当防衛だ」との主張は「現場の兵士に責任を押しつけるものだ」と指摘。「深刻な外交危機」を招いた政治決定に対する独立調査と国際社会への説明を求めた。一方、船団側は「兵士は乗船直後に一方的に発砲した」と主張している。

(毎日新聞 2010年6月1日)

写真はヘリから降りてきた特殊奇襲部隊
武器を持たない一般市民の、それもガザ市民の窮乏を救おうと生活物資と子どもたちへの絵本というほんの贈り物を届けにやってきた善意のひとたちに、なぜここまでするのか
イスラエル政府のやることはてんでおかしい
なぜ、オバマの非難声明が出てこない!

2010/05/31

世界の不条理と生命の叫び

深夜、こんなメールがBBCで届いた。
(from マッツーサムこと松本さん)

民主党鳩山首相の「熟慮したがやっぱり辺野古に新基地建設」という
「最低でも県外」という約束裏切りに、いまだに怒りが治まりません。
これも、弱肉強食型の侵略・植民地思考による「常に琉球はヤマトの
犠牲になってもらう」という数百年続いている手法だと思います。
強いものは何をやっても許される―侵略、破壊、略奪、戦争…
この不条理がまかり通る現実を少しでも止めたいという思いで
小さな胸が張り裂けそうです。
中でも最悪の不条理がパレスチナで続けられています。
生爪をはがすようなインフラ破壊、追放、大量殺戮。
そこには、「命どぅ宝」「命の尊厳」という言葉はありません。
琉球・沖縄に思いをはせることでヤマトの罪悪が対象化されるように
パレスチナを知ることで世界の不条理と生命の叫びが見えてくると思い
ます。
そんな思いで下記のお知らせを転送します。

マッツーさんからの案内は「特別シンポジウム@京都」
"パレスチナ問題とユダヤ人の起源~神話の歴史化に抗して~"
日時:6月13日(日) 午後1時~5時(12時半開場)
会場:京都大学 吉田南キャンパス 人間・環境学研究科棟 地下講義室
地図はこちら→ http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/

こういうことのために京都に行くというのも「すてき」です。



中東アルジャジーラのブレイキングニュース
死者はすべて一般市民の16人とのこと

◇イスラエルによって封鎖されているパレスチナ自治区ガザ地区へ支援物資や援助活動家らを運んでいた支援船団6隻のうちの少なくとも1隻が31日、イスラエル特殊部隊の強襲を受け、イスラエル軍の発表によると少なくとも10人が死亡した。
 
船団結成に関与したトルコの人道支援団体IHH(Foundation of Humanitarian Relief)のガザ支部はAFPの電話取材に対し、強襲を受けたのはトルコ船籍の船で、トルコ人を中心に15人が死亡したと語った。

一方、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスが運営するアルアクサTVは、死者は20人に上ると報じている。同TVは、黒服のイスラエル軍兵士がヘリから船へ降下して船上で活動家たちと衝突する様子や、船の甲板に倒れている負傷者の様子を放映した。

イスラエルの民放チャンネル10によると、攻撃したのはイスラエル海軍の特殊部隊で、船の乗客らから斧(おの)やナイフで反撃されたため発砲したという。

船団は、建材などの支援物資約1万トンや活動家ら約700人を乗せ、31日午前にガザ沿岸の封鎖海域に到達する見通しだった。

トルコ外務省はただちにイスラエル大使を呼び、強く抗議。「イスラエルの非人道的な行動を厳しく非難する」「公海上で発生し、国際法違反に相当するこの遺憾な出来事は、2国間関係に取り返しのつかない結果をもたらしかねない」とする声明を発表した。

(AFP 2010年5月31日)

◇2007年からイスラエルによって封鎖されているパレスチナ自治区ガザ地区への建材などの支援物資約1万トンや活動家らを乗せた船団が30日、地中海キプロス南部を出港した。イスラエル側はこれを阻止する構えだ。

国際人権団体「フリー・ガザ・ムーブメント」のHuwaida Arraf代表はガザに向かう船上でAFPの電話取材に対し、「イスラエルはガザ沿岸20カイリの範囲を封鎖している。 船団は31日昼前後に同海域に到達する見通しだ」と語った。

31日午後3時(日本時間午後9時)のキプロス出発から約6時間後、支援船団を阻止するため、イスラエルのミサイル艇3隻が北部沿岸ハイファの海軍基地を出発した。ミサイル艇に同乗した記者が電話で伝えたが、すぐに電話を切るよう命じられた。

ガザでは封鎖に反対する活動家らが国際社会に対し、支援船団の保護を求めている。船団は当初、29日にガザに接岸する予定だったが、遅れが重なり、今後24時間以内の接岸が見込まれている。ガザではパレスチナ国旗のほか、船団を派遣したギリシャ、アイルランド、スウェーデン、トルコなどの国旗を掲げた船に乗った漁業関係者らが海に出て待機している。

イスラエル側は封鎖を破ろうとする支援船団の試みを「不法行為」と非難。船団をとらえてアシュドッド港にえい航し、反パレスチナ活動家らの身柄を拘束する構えだ。

(AFP 2010年5月31日)