見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2010/06/03

第一目撃者の証言



◇帰還した乗船者の証言

ヘニング・マンケル(スウェーデンの有名な推理小説家):「公海とガザ領海の境界でトラブルが起こると予期していたが、間違いだった。問題はずっと手前の公海上で起こった。彼らは致命的な武器を使いながら攻撃することにまったく躊躇しなかった。...私が乗船した船には武器はなにもなかった。あるのは私のひげ剃りだけだ。そして彼らはそれを取り上げた。私たちがどんな次元にいたかわかるね。...私たちは海賊にあった、そしてさらわれた。私たちの誰一人としてイスラエルに行くつもりなどなかった。私たちはまさに拉致された。そして、イスラエル当局は、イスラエルに不法侵入したと非難している。」

(仏リベラシオン紙Liberation.fr Jeudi 3 Juin 2010)
http://www.liberation.fr/monde/0101639101-des-tirs-sans-sommation-de-pirates-en-haute-mer

△写真はHenning Mankell(リベラシオン紙)

メフメット・カプラン(スウェーデンみどりの党の国会議員):「私たちは床に乱暴に押し倒され、上からはがい締めにされて、頭を押さえつけられました。顔はひっかき傷だらけになり、両手を縛られ、連れて行かれました。」

アブデルカデール・アマラ(モロッコの国会議員):「信じられないことが起こった。イスラエル兵が私たちをなぐり、冷血にトルコの活動家たちを殺したやり方はホラー映画そのものだ。彼らは捕まえることができたはずだ。私たちはまったく武器など持ていないのにイスラエル兵は実弾を使って世界の狂気と野蛮さをみせた。イスラエル兵は、ある乗員を銃床でなぐった上に、殺害した。船を攻撃してくる前に、何ら予告しなかった。全く悪夢だった。」

アネット・グロット(ドイツの国会議員):「私たちはまったく戦争のなかにいるようでした。特殊部隊からのこれほどの暴力と粗暴さを、誰も予測していませんでした。」

ノルマン・パエチ(ドイツの国会議員):「乗組員たちは、誰も暴力を行使しませんでした。なぜって、イスラエル兵たちに勝てるわけがないからです。」

(以上、仏ルモンド紙)
http://www.lemonde.fr/proche-orient/article/2010/06/01/selon-des-rescapes-allemands-il-n-y-avait-pas-d-armes-a-bord-du-bateau-turc_1366251_3218.html#ens_id=1228030

▽Great Job People たいへんなことをしている人たち



ガザに向かう支援船団への早朝の奇襲攻撃、イスラエル特殊部隊による致命的作戦のすぐ後に、パリにいる日本人から送られてきた情報がここにも転送された...

< 昨日のイスラエル特殊部隊による海賊的行為の犠牲者の数が錯綜しています。10人〜19人? 真実は今のところ明らかではありません。

現在、アイルランドを出発して、イタリア沖をガザに向かっているカルゴ「レイチェル・コリー」号がいます。(上のyoutubeをご覧ください → http://www.youtube.com/watch?v=qkNmwohwSeE)
運ぶのは、1200トンの医療品、車イス、松葉杖、学校教材、セメントなどの建設資材です。

CCIPPPが連絡した「レイチェル・コリー」号のコーディネーターによると、ガザの領海に到着するまでに、まだ4〜5日かかるそうです。今回の事件にも関わらず、カルゴは目的地ガザに到達するまで方向を変えないと言っています。キプロスにいるフリーガザ運動の代表者のひとり、グレタ・ベーリンは、「船の目的はガザの封鎖を解くことであり、この船の後にも、フリーガザの船が封鎖が解かれるまでガザに向かうだろう」と言っています。

イスラエル軍は、「レイチェル・コリー」号も拿捕すると言明しており、みなさんに今後の進展を注視して頂きたいと思います。

この船には15人の乗客がいて、乗客にはノーベル平和賞のマーレッド・コリガン=マグワイア女史、アイルランドの元外交官デニス・ホリデイが含まれます。 >

△エジプトのムバラク大統領は、ラファの検問所を開放するよう命じたと、こちらのメディアは伝えていますが、実際どのように開放されているのかは、確認が取れていません。