富裕層への反旗
リベラシオンの記者、西村カリンが赤旗に投稿している
⌘許すな 政権与党の報道妨害 「日曜版」記者への攻撃
まさに独裁者の手法
仏日刊紙リベラシオン、ラジオ・フランス特派員 西村カリン
維新の会の藤田文武共同代表は一部のマスコミの役割を否定しながら記者会見の場で記者を恫喝(どうかつ)したり、SNSで「しんぶん赤旗」の記者の名刺を公開したりしている。これはまさに世界中のポピュリスト政治家が支持者を煽動するためによくやることだ。
そもそも記者会見の目的は、記者の鋭い質問に答える場であり、記者に文句を言うところではない。良い記者と良くない記者を自分で選ぶのは独裁者のやり方だ。また政治家が特定の記者の個人情報を公開することは攻撃のターゲットを指すことで、許せない危険な行為だ。
民主主義の国において第4の権力であるメディアは極めて重要な役割を果たす。それは政治家の行動や発言を監視することだ。きちんとそれをする記者が当然なことにポピュリストや独裁者に嫌われる。彼らは自分がコントロールできないマスコミを排除する。報道の自由を認めない政治家は民主主義そのものを否定する。
「しんぶん赤旗」は報道機関ではなくプロパガンダだと藤田共同代表が言ってしまった。どの媒体が報道機関であるかを判断するのは政治家ではない。
カラーのないマスコミだけが報道機関であるわけでもない。プロパガンダという言葉の使い方もおかしい。藤田氏についてのしんぶん赤旗の記事はどこが「共産党の政治的な宣伝」であるか? 関係ないだろう。政治的な方向のある新聞は世界中にある。多くの媒体があって、様々な意見が同時に世の中に存在し、表現できるのがまさに報道の自由であり、民主主義が守られているということだ。(11月9日寄稿)
11月7日東京新聞『本音のコラム』で、「ゾーラン・マムダニ、34歳の民主社会主義者のイスラム教徒がその街の市長に選ばれました」とニューヨークで長く暮らし、世界貿易センタービル崩壊を経験しているジャーナリストの北丸雄二さんが書いている
「選挙戦終盤、対立候補の前NY州知事陣営は『9.11を思い出せ』と飛行機が突っ込むあの映像にマムダニの顔を重ねる広告を打ちました。何たる下品。
物価高で困窮する若者たちは米国で長く毛嫌いされる社会主義へのアレルギーは少なく、資本主義の閉塞を打開する新たな方法を模索している。そこに『王は不要(ノー・キングス)』の反トランプ機運の高まり。さらには政権の支援するイスラエルへの反感。それらの揺り戻しがマムダニを当選させたのですが、実は彼は5年前から地元クイーンズ区で清掃ボランティアや立ち退き住民への支援、タクシー運転手の負債軽減運動に携わってきたコミュニティ政治家でした。未来は常に市井の人々との地道な歩みの先にあってほしいものです。」
#ゾーラン・マムダニ:
わたしたちは人を雇っています!新しい概要ポータルが稼働し、わたしたちはニューヨーク市でこの行政を築き上げ、入手可能な最優先課題を実行する手助けをしてくれる優秀な人材を待ち受けています。もしかしてあなたにしてもらえませんか?下記のリンクから応募してください。
https://transition2025.com/apply https://pic.x.com/SMD5gf41FL
#マムダニ勝利を受けてイスラエルはニューヨーク市の領事館閉鎖を検討。
ますますよくなり続けるわけなのだ。
シアトル市長選でも現職を破り、自ら社会主義者を名乗るケイティ・ウイルソンが当選した
シアトルはアマゾンや巨大IT企業マイクロソフトが集まるところ
彼女はスターバックスの労働者が実施したストライキに駆けつけ連帯を表明、富裕層への課税による住宅増設などを求めて活動してきた
問題は、世界の人口のほんの1%を占める富裕層ってことだ
⌘アメリカのテッド・クルーズ上院議員は「No Kings(王様は不要)」のような抗議活動を犯罪にしかねない恐ろしいほどの計画を推進している。クルーズは連邦法を抗議活動者への武器として利用する法案を提出しており、それはもしかすると声を上げる(率直にものを申す)ことを犯罪にする可能性がある。
彼は暴徒を阻止することになっている反組織法を湾曲し、抗議行動の主催者や移民の権利擁護者を標的にしたいと思っている。彼の手段が通れば、アメリカ人はただ平和的な抗議活動を組織しただけで逮捕されてしまいかねない。
FBI長官も、クルーズの冤罪工作を支持している。つまり、政府はまもなく、気候変動のデモ行進や民主主義支持の活動家、移民の権利擁護者をギャングのメンバーのように扱いかねない。
民主主義に対する攻撃と呼ぼうじゃないか。テッド・クルーズと共和党の同盟者らは人々を脅し、黙らせようとしている。高まりつつある、正義、平等、そして説明責任を要求する動きを封じ込めようとしているのだ。
わたしたちはクルーズとトランプの取り巻きを勝たせるわけにいかない。議会はクルーズの危険な提案を拒否し、抗議活動を組織することは犯罪ではなく、憲法上の権利であることを明確にしないといけない。
(The Intercept)
⌘「わたしのコミュニティは連邦政府から侵略を受けている」
エヴァンストン市長がイリノイ州におけるICE襲撃を非難
NOVEMBER 06, 2025
シカゴランド地域で連邦の移民強制捜査(手入れ)を行う最中に、シカゴ郊外の市長が反ICE(移民税関捜査局)抗議運動の最前線に立つ。ダニエル・ビス市長は、イリノイ州エヴァンストンでの連邦移民強制捜査を経験したことについて、それは「連邦政府からの侵略」に等しいと述べている。市長執務室は現在、地域住民に残忍な仕打ちをしたり、脅迫しているという報告の調査に乗り出している。「彼らは理由もなく人々をぶちのめしだしているようだ」とビス市長は述べる。「連邦捜査官であることを除いては、彼らは逮捕されているはずだ。」
#チェコはガザ虐殺に参加したイスラエル国籍者の入国を禁止する
世界各地で、兵役についたイスラエル人の入国制限の動きが広がっている。人殺しにバカンスを楽しむ権利はない。(Ynet11月1日)
#YouTubeとGoogleはプラットフォームから反イスラエルのヴィデオやドキュメンタリーを削除するようにとのトランプ政権の要求に従っている。
The Interceptによると、イスラエルの戦争犯罪を記録した700本以上のヴィデオが削除された。Googleは、ある特定のパレスチナ支援団体に対する国務省の制裁措置の結果としてヴィデオが削除されたことを正式に認めた。(11月6日)