犬とホームレス
写真はバーディと親友であり空気のような存在の彼のイヌ
どちらもホームレス
写真はキャロラインと捨てられたイヌ
◇どちらにとっても人命救助のリオのホームレスとの結束を犬たちはどのように創り出すか
The Intercept by Glenn Greenwald Oct. 14 2015
Heloisa Passosの映画「Birdie for Field of Vision」に付随する本稿は2部シリーズの最初の稿。第2稿は映画「Karollyne」に付随する。
西側世界の都市の数ほどの現実のままブラジル第2の都市リオデジャネイロのストリートで生活する数千のホームレスの人たちがいる。家族もいれば、子ども、孤独な男女、老いも若きも入る。特に同国がたいていひどい緊縮経済措置をうける悪化する経済災難に直面する現在、多くがほとんど出口のめどなく長期間ホームレスでいる。ホームレスの人たちは観光客によって最もよく訪ねられる高級地区を含む大部分の地区で満ちあふれる。
リオのホームレスは様々な点で他の大都市での現れ方と実質的にうりふたつだ:それは想像を絶する肉体上の窮乏と感情の窮乏、絶望、社会の目に付かない異常なまでに極端な孤立を必然的に伴う。だが、リオのホームレスの人びとのある外観は突出する:大勢が以前路上で絶望的な不必要な迷い犬として生きていた犬を飼っている。
多くが長いあいだ犬と一緒に路上で暮らした。ペットと暮らす平均的な中流家族と同様に、多くの場合それ以上に犬たちのことをかまった。犬と人とのあいだに生まれる深い絆はまったく他には見つけられないようなもので、このように強く露出させる。
都市のホームレスが犬と一緒に暮らす方法には大きな相違点がある。今日の映画「Field of Vision」の対象、アンダーソン・ベルナルデス・カルネイロ(Anderson Bernardes Carneiro、“Birdie”)はアマゾン出身の35歳の果物売り、12年ムショ暮らしをして現在2匹の犬と一緒にリオの路上で大いに孤立した人生を送る。今週のもうひとつの映画の対象、キャロラインは(4匹の猫に加えて)19匹の犬をひとまとめにして世話をする森の8人のホームレス野営地の事実上の首領格の女性、性転換願望の女性だ。ほぼすべての犬たちが単にもういらないと決めた人々によって遺棄されてまさに飢え死にするためにクルマから森に投げ捨てられた。
ホームレスの人たちの何人かは犬を彼らの子どものように育てるカップルだ。それでもやはりそれ以外は危険な地域で眠るので犬によって守られる、その間ある人たちは寄付を求めて物乞いするかまたは見世物にするとき犬を一緒に働かせる。だが、すべての場合において犬と人間の双方にとって文字通り多くの場合が人命救助となる驚くべき感情のつながりと精神的な絆を与えるのにホームレスの人たちの野蛮は犬が人間と心が通う特有な仕方を兼務する。
もちろん、リオは、路上で生活する人たちがホームレス犬を世話する唯一の都市ではない。レスリー・アーヴィングは、なぜそれほど多くのホームレスの人たちが彼らの犬が暮らしを変えたり命を救っていると信じるかを含め、そのユニークな関係を調査することに学術的キャリアの多くを捧げたコロラド大学の社会学教授だ。その主題についての彼女の本(ちょうどペーパーバック版で発売された)「My Dog Always Eats First: Homeless People and Their Animals(わたしの犬は常に他のなによりも先に食べる:ホームレスの人たちと彼らの犬)」は、ホームレスの人たちが彼らの動物に心情的な愛着のレベルを伝達する仕方を詳細に記録する。
ホームレスのペットに餌を与え獣医の救急治療を提供するアメリカに拠点を置く非営利団体があり、少なくともアメリカのホームレスの人たちの5%から10%までがペットと一緒に暮らすと見ている。ある地域ではそれが25%ほどになる。どれほど多くのホームレスの人たちが「ペットはそれなしでは生きる価値がない親友であり酸素」であると言い張るかに強い光を当てるアメリカのメディアの特別の報道がある。
だが、そこから学ぶもっと多くがある。「動物とのユニークな関係やそのつながりの範囲内で自身のユニークな逸話」とアーヴィングが書いたように、ホームレスがどのように犬との絆を築くかを調査することがわかることだ。
https://theintercept.com/2015/10/13/dogs-forge-a-bond-with-rios-homeless-that-is-life-saving/
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