同姓でも異性でも夫婦は夫婦
◇給付金や税金など同性婚の恩恵で米国が訴えられる
米マサチューセッツ州が同性婚を合法と認めたあと結婚したゲイとレズビアンの州居住者15人に結婚の承認(恩恵)を求めて、火曜日、法律上の見解を支持するグループが連邦政府を訴えた。
連邦政府がマサチューセッツの同性カップルに対して結婚の恩恵を与えないと訴訟は強く主張する。
2003年マサチューセッツで同性婚の権利を立証するのに成功したのと同じボストンが拠点のグループ、Gay & Lesbian Advocates & Defenders(ゲイ&レズビアン擁護者&弁護人)は6組のカップルと夫が亡くなっている3人の男性に代わって、火曜日ボストンの米地方裁判所に訴訟を起こした。
連邦従業員のための健康保険、連邦所得税と社会保障配偶者保護について「共同で記録簿に保管される結婚」として正式に提出できることを含め、連邦婚姻保護法は異性カップルが受ける保護と便宜を彼らに与えないと訴訟は強く主張する。
内国歳入庁(国税局)から修正所得申告の前もって処理される不認可を受け取ったあと、他の2組が訴訟を起こすつもりだと、Gay & Lesbian Advocates & Defenders(以下、GLAD)は言った。
1996年クリントン大統領が署名して婚姻保護法を法律にした。結婚を「夫と妻としてひとりの男性とひとりの女性の間の法的結合」と、配偶者を「夫または妻である異性の人」と定義することで、保護法は実際上、連邦政府が同性婚を認めるのを禁止する。
GLADの訴訟は、連邦政府が同性婚カップルに社会保障や他の保護を与えるのを妨げる部分、保護法の3項だけに傾注する。戦争状態を計算に入れる1138の連邦法があるとGLADは言う。
マサチューセッツとコネチカットだけが同性婚を認める。ヴァーモント、ニュージャージー、ニューハンプシャーは一般市民(文民)の結婚を認める。
訴訟の原告のひとりが、最初の率直なゲイの下院議員、ゲリー・E・スタッズと結婚したディーン・ハラだ。マサチューセッツが同姓カップルに結婚許可証を出し始めた一週間後、2004年に二人は法的に結婚した。その時には政治から引退していたスタッズは2006年10月死亡した。
GLADのウェブサイトによると、「ゲリーは27年間わが国のために懸命に働き、他の誰とも同じくらい制度に払い込んだ公僕だった」と51歳のハラは言った。
「だが、彼が死んだ後、私は他の残された配偶者とは異なる扱いを受けた。どの連邦の従業員も、残された配偶者が基本的な保護を受けるのをあてにするが、連邦政府はDOMAを理由にそれらの保護を私に与えないと拒む。」
他の原告には州警察官メアリー・リッチー軍曹と彼女の配偶者キャシー・ブッシュが含まれる。連邦税を共同で正式に提出することができないので、異性婚カップルに提供される控除を二人は拒まれると言った。
GLADのウェブサイトによると、「私たちは懸命に働き、税金を払い、進んでことにあたり社会に貢献する。なのに連邦政府は依然として近所の他の家庭、メアリーが保護するために働く家庭より、身分の低い家庭だと私たちに伝える」とブッシュは言った。
他に訴訟に名を挙げるのに、彼女の健康計画に配偶者を加えてもらえてない郵便局労働者、彼の配偶者の社会保障の支給額を取りに行けないでいるやもめ、彼の配偶者の健康保険を拒まれる社会保障局の退職者がいる。
アメリカ合衆国と幾つかの連邦機関が被告人として指名される。
(CNN.com 3 March 2009)
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