見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2025/07/08

知れば知るほど邪悪な軍隊IDF



オーストラリアの連邦裁判所が、「Zionismシオニズム」と「Judaismユダヤ主義」との間にまさに明確な一線を引いた
これは画期的な裁判所の決定だ
上の画像はノルウェー、オスロのストリート

#第二次世界大戦終結以降、最もみのけもよだつほど恐ろしいジェノサイドの加害者を怒らせないためという名目で、この倫理の欠如にまっさかさまに飛びついたBBC、どうやって立ち直れるものなのか、わたしにはわからない。
(ヤニス・ヴァルファキス)

#これには唖然とさせられる。100人以上のBBCの職員がイスラエルをPRすることを強制させられたと訴える書簡に署名した。
これは現代の西側ジャーナリズムの最大のスキャンダルのひとつ。
BBC
はクソ喰らえ、ジェノサイドの加担者として記憶されるだろう。

#Y net news.com
今こそ併合:イスラエル与党リクードの閣僚と国会議長が要求
今月終わりまでにネタニヤフはパレスチナ自治区ヨルダン川西岸を併合せよ

#パレスチナ、ラマラにある1万年の歴史のある村、Taybeh(タイベ)にイスラエル軍が火を放った。かつてイエス・キリストが歩いた場所である。世界最古の現存するキリスト教コミュニティの生まれ故郷。にもかかわらず、西側の主流メディアは一語も発しない。

ドキュメンタリー「ガザ:攻撃をうける医師たち」はIDFイスラエル国防軍が世界で最も邪悪な軍隊であることを示している

Basement Filmsプロデュースの「The Gaza: Under Attack」が昨夜ついにチャンネル4とzeteo newsで放映された。 

https://zeteo.com/p/watch-now-gaza-doctors-under-attack

 

BBCはイスラエルを守るために、不面目にも3ヶ月間このドキュメンタリーの放映を停止した。 
BBC
はドキュメンタリーの放映を拒否した理由を、「公共サービスの提供者に求められる基準を下回ることになる、偏向というとらえ方のおそれがあった」からと主張するが、これはBBCが耐えた最も偏見に満ちた決定だった。

BBC
はドキュメンタリーが事実に基づかない、あるいは求められる基準を下回ったとは論じていない。BBCの主張は要するに、「シオニストが襲いかかって文句を言ってくるだろうし、その結果に煩わされてはならない」というものだった。

BBC
は、恐れや偏見なしに行動するよりもむしろ、IDFについての真実をイギリス国民から隠すことを選んだ。他のことはさておき、パレスチナ人が直面している苦しみを彼らが言葉で述べるのを「偏向」と考え付かせるのは、極めて彼らから人間性を奪うことである。100人以上のBBC職員がBBC英国放送協会局長ティム・デイビーの辞任を求める書簡を書いたのも不思議ではない。わたしたちが目にしているのはジェノサイドにおける共謀だ。

パレスチナの医療従事者は、ガザの人びとの決意(不屈)を弱めるために自分たちが標的にされていると感じている。これは典型的なテロ行為であるが、イギリス政府はパレスチナ・アクションのような団体がこうなるのをなんとか止めようとするときにだけテロ行為とみなすつもりである。

このドキュメンタリーで重要な役割を演じた医師たちのひとりは、アル・シーファ病院の整形外科部長だったアドナン・アル・バーシュ医師だ。過去形で言うのは悲しいことに彼がもはやこの世にいないからだ。BBCは医師が「獄中で死亡した」と報じたが、実際にはIDFの兵士らにレイプされて死んだ。その項目を完全に省いているじゃないか?BBCIDFの評判の管理をしているとわたしたちが考えるのは、まさにこのことを言っている。

レイプで殺すのは人殺しを犯すとんでもない手段であり、それは今までのところ実際には一回限りのことではない。IDFは常習的にこれを行っており、カメラにも撮られていた。

これがイスラエルの指導者やイスラエル国民の多くによって支持されていたことだと思うと、事態はいっそう悪いことになる。

 


2025/07/06

ゾーラン・マムダニ

 


画像は、目の前で起きていることを世界に伝えたがために殺害された228人のジャーナリストの顔と名前です 

トランプに「100%共産主義の狂人」と呼ばれ、「民主党は一線を越えた」と牽制させる人物がNY市長選の民主党候補を決める予備選に勝利した
6月25日、NY市長選の民主党候補を決める予備選で前州知事のクオモを破って勝利した州下院議員のゾーラン・マムダニ
彼はウガンダ出身のインド系移民の家庭に生まれ社会主義者を自称する人物
AFP
の記事によると、マムダニがパレスチナを支持しイスラエルはジェノサイドを犯していると非難していることもトランプの怒りを買っている。マムダニの支持者にはトランプの好敵手である左派のバーニー・サンダース上院議員や、進歩派のアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員らが名を連ねている
https://www.afpbb.com/articles/-/3585522

#ゾーラン・マムダニ(33歳)は、もし自分が市長に選出されたら、ネタニヤフがニューヨーク市を訪れた場合は逮捕すると述べている。

⌘6月24日ニューヨーク市長選の予備選が行われ、民主党は33歳のゾーラン・マムダニが当選した。マムダニと競い合った元ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモが早々に敗戦スピーチを行うと、トランプ大統領を含む共和党の政治家、保守系メディア、MAGA(トランプ支持者)がパニックに陥った。

MAGAらはイスラム嫌悪のミームをSNSに大量投下。多くは9.11同時多発テロの際のワールドトレードセンターの写真に「9.11を忘れたのか!」と自由の女神が黒いブルカを着ているものだ。「ニューヨークは終わった」「これが望んでいる未来なのか」などと書かれている。

ゾーラン・マムダニは多様性を誇るニューヨーク市にあっても、ことさらにユニークな背景を持つ人物と言える。1991年、アフリカのウガンダの首都カンパラで生まれ、両親とともに5歳で南アフリカ共和国のケープタウンに移っている。一家はマムダニが7歳の時にニューヨーク市に移住し、後にマムダニは米国市民権を取得。一家はイスラム教徒である。

父親はインド生まれの大学教授マムード・マムダニ。母親はインド系アメリカ人の映画監督ミーラー・ナーイル。代表作の一つ、デンゼル・ワシントン主演『ミシシッピー・マサラ』(1991)はウガンダの政情により祖国を出てアメリカに移住しなければならなかったインド系ウガンダ人一家の娘とワシントン演じるアフリカ系アメリカ人青年との恋愛を描いた作品だった。

マムダニは大学卒業後に低所得者の住宅問題相談を手掛けるカウンセラーとなり、同時に「ヤング・カルダモン」のステージネームでラッパー、プロデューサーとしても活動。

2021年にニューヨーク州議会議員となり、今回のニューヨーク市長選に立候補。市長選の本選は11月4日、市長が誕生するのは来年1月。

マムダニは今年初頭に結婚したばかり。妻のラマ・ドゥワージ(27)はテキサス州生まれのシリア系アメリカ人でニューヨークにある美術大学卒業のイラストレーター、アニメーター。イスラム教徒の現代女性を描いた作品はニューヨーカー誌、BBC、ワシントンポスト紙などに掲載されている。

マムダニは民主党の中でも特に急進的な「プログレッシヴ」と呼ばれる一派であり、「民主社会主義者」(Democratic Socialist)を自称している。市長としての基本政策は全米で最も物価の高い都市の一つであるニューヨーク市を庶民が暮らしやすい街にすること。そのために賃貸アパートの家賃凍結、市バスと託児所の無償化、市営スーパーマーケットの開設などを公約としている。

33歳と若く、かつラッパーとしての映像制作経験が豊富なことから、マムダニはこうしたメッセージをインスタグラムやTikTokで軽快かつわかりやすく発信しており、これが若い有権者の獲得につながったと思われる。

イスラエルがガザ攻撃を開始した際、マムダニはニューヨーク州議会議員としてネタニヤフ批判の声明を発している。しかしイスラム教徒であるマムダニを反ユダヤ主義者とそしる声があり、予備選の前週には何者かによって「クルマに爆弾を仕掛けた」と脅迫されている(マムダニはクルマを持たず、地下鉄と自転車を利用する)。 

ニューヨーク市は830万人の人口を有する全米最大の都市であり、アメリカの政治、社会、文化に大きな影響を及ぼす。市長は他都市の市長以上のパワーを持ち、時には大統領と直接対峙することもある。また、ニューヨーク市長の経験者は大統領選に出馬することも多い。

こうした背景があるからこそ市長選に大統領さえもが口を挟み、かつ民主党の政治家もマムダニを公式に支持するか否かで大きくわかれている。

民主党の予備選でマムダニに敗れたアンドリュー・クオモは元ニューヨーク州知事。コロナ禍初期に大打撃を受けたニューヨーク州を率い、当時、大統領第1期任期中だったトランプと丁々発止にやりあって不足していた人工呼吸器を調達するなどし、ニューヨーク州のみならず、全米にその名を馳せた。

その際に得た人気とそもそも野心家であることから、やがて大統領選に打って出ると言われたクオモだが、女性職員へのセクシュアルハラスメントが発覚し、知事を辞任。今回の市長選立候補はクオモにとって政界復帰の第一歩となるはずだった。そのクオモは今、民主党から独立候補に鞍替えして本選に出る可能性を探っている。(文春オンラインbyニューヨーク在住 堂本かおる)

https://bunshun.jp/articles/photo/80158

 

ゾーラン・マムダニがドナルド・トランプにやり返す:
「わたしは逮捕され国外追放されて市民権を奪われるべきだと昨日ドナルド・トランプは述べた 彼がそんなことを言った理由は、わたしがどういう人物であるかというより、わたしが戦っていることから気を逸らし邪魔したいと思っているから ドナルド・トランプがニューヨーク市の民主党候補についてこれを言うことでここちよく感じるとすれば、名前も知らない移民について彼らが何を言うか想像してみてほしい。」