Steal This Story, Please
2026年9月にNHKの「世界のドキュメンタリー」枠で放送されたアメリカの独立系ジャーナリスト、エイミー・グッドマンのドキュメンタリー映画、『Steal This Story, Please!』を観た
これはエイミー・グッドマンの独立系ニュース番組『デモクラシー・ナウ!』の設立30周年に合わせて制作されたものだった
エイミーの『デモクラシー・ナウ!』は、このブログを始める頃に定期購読者になり、ブッシュがならず者国家アメリカを鮮明にさせたイラク戦争が始まってしまい、この戦争を止められなかったことに落胆した世界中の人びとのことを報じた衝撃のニュースをはじめ、グッときた記事は必ず翻訳してここに載せてきた
さて、映画には番組の記者犬で知られるエイミーの愛犬「Zazou」が登場する
この名前は第二次世界大戦中のフランスの反ファシズム・レジスタンス運動『ザズー(LesZazous)』から名付けられている
彼女自身が映画の中で、「ナチス占領下のフランスにおける自由の闘士(レジスタンス)にちなんで名付けた」と語っている
うれしいじゃないか!愛犬に付ける名前は重要だ、わたしの最初の犬の家族、ゴールデンリトリーヴァーの名前は「ケルアック」、もちろん、ビートニクス、ジャック・ケルアックにちなんで名付けた
フランスの「ザズー」運動とは
○叛逆のユース・カルチャー:1940年代のナチス占領下のフランス(ヴィシー政権下)で若者たちの間で巻き起こった反権力のカウンターカルチャー
○スウィングジャズとファッション:当時ナチスが禁じていたアメリカのジャズを愛好し、ズートスーツを着て長髪をなびかせて街を闊歩しダンスすることで体制への抵抗を示した
○ナチスへの抵抗:ナチスの人種差別に反対し、あえて「不謹慎で自由奔放な態度」をとることで自由を主張した
まさに、アンチ・ファシストの自由の闘士
エイミー・グッドマンは、1991年11月12日に東ティモールのディリにあるサンタクルス墓地で起きたサンタクルス事件(ディリの虐殺)の現場に飛んでいき、インドネシア軍による市民への発砲と弾圧を目の当たりにした
彼女の後ろにいた青年が撃たれて死んだ、追悼行進を行っていた約3,500人の東ティモール人独立派市民に対し、インドネシア軍が発砲した現場を生々しく取材・記録し、世界に知らせた
まさに、「このニュースを盗んでください!」とある通り、アメリカの大手メディアがエイミーたちの写真を背景に大々的にこのニュースを報じた
エイミーは、インドネシア軍に武器を提供しているのはアメリカ政府であること、そしてあなたたちアメリカ人の税金がこの虐殺を助けているのだと声高に伝えた
彼女は、この東ティモールの惨劇とインドネシアの歴史を描いたドキュメンタリー映画『大虐殺:東ティモールの物語』を制作し、数々の賞を受賞している
『デモクラシー・ナウ!』のoctober 13, 2026のニュース:
イエメンが「全面的な内戦」に逆戻り、フーシー派がサウジアラビアと貿易協定を締結
関連ニュースとして挙がっているSeptember 17, 2020のニュース
アメリカが引き起こした危機:アメリカ合衆国が援助を削減し、戦争を煽った結果、イエメンは飢饉の瀬戸際に立たされている

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