Student list
⌘何年にもおよぶ大量虐殺の中でセルビアの若者から希望が到来しました
若者たちが主導する2年間の抗議活動、誠実さ、団結、忍耐力が、変化をもたらしたのです 今日、その希望は極右が終わるブラジルの虹です
傷が深くなり、若者が古くからの変わりばえのしないものと戦っているところでは、どこでもこの虹が輝きますように 人間性が勝利します
(フランチェスカ・アルバネーゼ:パレスチナに関する国連特別報告者、イタリー出身の法学者)
ブラジルよ、あなたがたの庭で憎しみは育てられないことを世界に示してくれてありがとう
これは、ブラジルの選挙のルラ・ダ・シルバの勝利にWhatsAppチャンネルがいかに貢献したかである(アルジャジーラ)
下記2本は『デモクラシーナウ!』が伝えるニュース
⌘ブラジル:極右とトランプへの打撃として、ルラがフラビオ・ボルソナロに驚くべき番狂せ
STORY OCTOBER 26, 2026
ブラジルのルラ・ダ・シルバ大統領は日曜に行われた決戦投票で400万票の差をつけて極右の挑戦者フラビオ・ボルソナロを打ち負かし、記録的な4期目の当選を果たしました。フラビオ・ボルソナロは、4年前にルラに対しクーデターを企てたとして自宅軟禁下におかれたままの前大統領ジャイル・ボルソナロの息子です。今月初めに行われた1回目の投票でルラをかろうじて破った息子のボルソナロは敗北を認めるのを拒否しています。
ルラの予想外の返り咲きは、数週間にわたるルラを代表する学生主導の組織化と選挙運動の後に、そしてアメリカに拠点を置くテク企業がトランプに緊密に協力する対立候補を有利にするためにルラのオンラインでの勢力範囲を抑制しているとの非難の最中に、実現しました。
「この3週間、わたしたちが遭遇してきた多大な組織活動、多大なデモ行進と集会、選挙活動、パンフレットの量は、何十年にもおよびそれはたくさんの異なる国々で選挙を取材してきたわたしの全人生においても、一度も遭遇してこなかったすごいことです。それはまったく前例のないことです」と、ブラジルを拠点とするジャーナリスト、マイケル・フォックスは述べています。
「それは、この地域にとってまったくの状況を一変する契機(反撃の手段)である」と。
⌘セルビアの学生主導の運動が衝撃的な選挙結果で強権的なアレクサンドル・ブチッチ大統領を追い出す
STORY OCTOBER 26, 2026
セルビアの長期指導者アレクサンドル・ブチッチは、ブチッチの右派政党セルビア進歩党に対抗する歴史的な学生主導の反対勢力運動組織によって権力の座から引きずり下されました。『Student List(学生リスト)』の候補者たちは、学生自身ではなく、ほとんどが学生主導の民衆の集会によって選ばれた政治家としては初心者の人たちですが、日曜の議会選挙で過半数の議席を獲得し、セルビアの政治において地殻変動的な転換と記録されます。彼らの勝利は、Novi Sadの街の駅で屋根が崩壊し16人が亡くなったことで活動が誘発された学生主導の運動から2年後に実現します。この惨事は、汚職、縁故主義、政治的暴力、民主主義の後退を通して反政府抗議の焦点となりました。
「学生たちは実際にこの国の政治情勢全体を変えました、そしておそらくもっと重要な、政治上の想像力をも変えたのです。彼らはわたしたち全員にとって政治的になにが可能かという、わたしたちの理解を変えました」と、この草分けとなる革新的な選挙についてベオグラードからわたしたちに伝えてくれたジャーナリスト、レラ・ブヤニッチは述べます。「これは学生たちだけでなく、国全体にとっても、すばらしい民主主義の幕開けだったし、民主主義の覚醒でした。」
エイミー・グッドマン:『デモクラシーナウ!』です。シカゴのホアン・ゴンザレスと共に、わたしエイミー・グッドマンがコロラド州からお伝えします。
セルビアでは長年の民族主義指導者アレクサンドル・ブチッチが2年にわたる反政府抗議運動の後に日曜の選挙で敗北を認めました。その選挙はブチッチと彼の右翼政党を、ブチッチの権力基盤を弱体化させた学生主導の運動に対抗させた争いでした。
敗北を認めたのは開票速報で学生リストが250議席中135議席以上を獲得する着込みであることが明らかになった後のこと、ブチッチの党のほうはわずか105議席でした。この歴史的な敗北は14年におよぶ支配の終焉とセルビアの政治における地殻変動にあたります。
敗北宣言を受け、何万人もの住民が大喜びして街頭に押し寄せました。
SEJLA KIPIC:気分は超現実的です。わたしは笑いました。泣きました。叫びました。ジャンプしました。まったく信じられません。このあまりにも長い暴政と独裁政治の後、ついにわたしたちは自由です。それは言葉では言い表せません。
エイミー・グッドマン:新しく結成された学生リストの候補者たちは学生ではなく、農民、アスリート、アーティスト、ほとんど知られていない専門家を含む、政治の新顔です。学生たちは農村地域の有権者と直接話すために徒歩や自転車でブチッチの伝統的な地盤である田舎の地域を移動しました。
こちらは学生リストの候補者、Radomir Saičićです。
RADOMIR SAIČIĆ:これは恐怖を上回る勇気の勝利、不安を上回る勝利です。セルビアは変わることができ、変わらなければなりません。諦めないことを選んだ瞬間瞬間に、すべての歩み、時間、犠牲に感謝します。声を上げ、互いに支え合い、この国の未来は選ばれた少数にあるのではなく、すべての国民にあることを示してくれたすべての人に感謝します。
エイミー・グッドマン:さらに話を聞くために、セルビアのベオグラードに向かいます。そこでLela Vujanić(レラ・ヴヤニッチ)が番組に加わります。彼女はメディアと社会運動の両方を取材するジャーナリスト、メディア研究者です。
レラ、『デモクラシー・ナウ!』にようこそ。学生リスト運動のこの目覚ましい勝利とブチッチが象徴するものについて、そして単にセルビアだけでなく、たった今ヨーロッパ各地の学生主導の運動でわたしたちが目にしていることの結果として起こるとあなたが考える変化について話してもらえますか?
LELA VUJANIĆ:はーい、エイミー。ブラジルの部分を聴いていました、わたしはルラの勝利とブラジル国民の投票行動にスーパーハッピーです。でも、そうですね、あなたが述べているようにセルビアではまったく歴史的なこと、並外れた出来事が起きています。昨日の議会選挙で学生主導の大規模な市民運動、社会運動がブチッチの与党セルビア進歩党に挑戦したばかりか、圧倒的勝利を収め、得票率52%を獲得しました。
同じく重要なのは、彼らが独自性を発揮して遊説したことです、『学生リスト』と呼ばれる選挙リストで遊説したということです。他方ではセルビアの人々が実際に選挙運動をして学生たちと一緒に彼らの「選挙リスト」で選挙戦を戦いました。興味深いのは、学生たちが他のすべての政党を圧倒したことです。既存の野党は、実のところセルビアでは非常に低くなる約3%の得票率を越えませんでした。ある意味、学生たちは国の政治情勢全体を変えました。恐らくそれ以上に重要なのは、わたしたちすべてにとって政治的に何が可能かという、わたしたちの認識を変えたことです。
ホアン・ゴンザレス:特にセルビアが長年ヨーロッパ諸国の中でロシアに最も近い国々のひとつだったうえは、これらの選挙結果が他のヨーロッパに与える影響については?
LELA VUJANIĆ:はい、セルビアは少し特殊な立場にあります。EU加盟国ではありません。12年前に加盟候補国。ロシアに対する制裁措置を導入しなかった。でも、あなたがたは思い出す必要があります、セルビアは『デモクラシー・ナウ!』にとって初めての国ではないことを。『デモクラシー・ナウ!』は30年前に論議の的となるNATOのユーゴスラビア爆撃について報道しました。当時、セルビアもまた制裁下にありました。そしてこれが『学生リスト』を含む人々、そして前政権も含め、ロシア連邦に対する制裁措置を導入したがらない理由でもあります。つまり、わたしが「特殊」と言うのは、EUにも、NATOにも加盟していないが、EUに加盟しようとしている国ということです。
学生プログラムとセルビアの他の国々や世界の大国との将来の関係について言えば、学生たちはロシアへの制裁はないと述べました。わたしたちはヨーロッパとの交渉を続けます。わたしたちは中国との戦略的パートナーシップを続けます。そして恐らく最も興味深いのは、わたしたちはパレスチナ人民への組織的な抹殺に加担することはない、または助長したり、参加することはないということです。
https://www.democracynow.org/2026/10/26/serbia_aleksandar_vucic?utm_source=Democracy+Now%21&utm_campaign=82eeae9fb3-Daily_Digest_COPY_01&utm_medium=email&utm_term=0_fa2346a853-82eeae9fb3-190327541
⌘ベルリン時事:旧ユーゴスラビア構成国セルビアの国民議会(一院制、定数250)の選挙が25日投開票され、反腐敗を掲げる学生主体の新興政治勢力「学生リスト」が大勝した。2012年から続いた中道右派セルビア進歩党中心の政権から14年ぶりに交代する見通し。与党連合を率いたブチッチ前大統領は「敗北は明白だ」と述べた。ロシアや中国と密接な関係を築き、強権を振るったブチッチ体制に対する国民の不満が爆発。欧州ではハンガリーのオルバン前政権と並ぶ権威主義的な長期支配で知られてきたが、終止符が打たれた。
選管によると開票率96%超の段階で、学生リストが得票率52.5%と議席の過半数を確保。与党連合は39.3%にとどまった。
セルビアでは2024年11月に北部ノビサドで駅舎ひさしが崩落し、16人が死亡。学生による政府の責任追及の抗議活動は、腐敗一掃を目指す運動に発展した。学生リストとして政治色のない大学教員やスポーツ選手らを擁立し、司法の独立回復や公共調達の透明性確保、報道の自由などを訴えた。
欧州連合(EU)の価値観に近い主張が多く、停滞していた加盟を目指す動きが進む可能性がある。フォンデアライエン欧州委員長はX(旧ツイッター)に「EUにおけるセルビアの未来を進めるために共に取り組む準備がある」と歓迎した。ただ新政権の首相候補は定まっておらず、年内には大統領選も控えており、政治の安定には時間がかかりそうだ。

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