地球の危機
イギリスを襲った強風のニュースはすごかったですね。とにかく大の大人の男性が立てなくて地面にへたり込む、ポールにしがみついてただただ踏ん張るばかりの光景には呆然となりました。19日時事通信によると、欧州の広い範囲を襲った強風による死者は19日までに少なくとも44人に達したそうです。各地で交通網の寸断や停電など大きなつめ跡を残し、市民生活に多大な影響が出たとあります。
AFP通信のまとめでは、死者はイギリス13人、ドイツ11人のほか、オランダ、ポーランド、チェコ、ベルギー、フランスなど欧州一帯に及びました。風速約56メートルを記録したところもあり、倒れた木や壁の下敷きになる事故が相次いだそうです。
こういう異常気象は自然が人間にもわかるようにやさしく教えてくれているサインなんだと思うようになりました。例年なら○○○なのに、、、今年は変だ、こういうことすべてがサインなんだと思います。
次にあげたのは、小さなサインがつもってできたロングタームの大サイン。
キリマンジャロの雪が消える
2001年2月にオハイオ州立大学地質学者ロニー・トンプソン教授は20年に及ぶ調査に基づき、キリマンジャロ山頂にある氷河の少なくとも三分の一があと10年のうちに消えるかまたは溶ける、と発表しました。
このままいくと、地球の気候変動により2015年までにすべての氷雪が消え失せるおそれがあるそうなんです。
地球の北極地方では気候の温暖化がその他の世界の平均の3倍の速さで進んでいます。その結果、北極の海の氷が毎年オランダの領土より広い面積で溶け出しています。ここに暮らす先住民族イヌイットと野生生物に深刻な影響を与えています。ここを見ることで、ここ以外に住む私たちの未来が見えることになります。単純にいって3倍前をいってるんですからね。なので、イヌイットの知恵からはたくさん学ぶことがあるわけなんです。
太平洋の島々が存続の危機に
気候の変化と海水面の上昇により、水の供給、食物の生産、漁業そして小さな島国の海岸線に影響を及ぼしています。
キリバスではすでに2つの小島が失われ、1998年にはミクロネシア、フィジー、マーシャル諸島、パプアニューギニア、サモア、トンガが厳しい旱魃の被害に見舞われました。フィジーはさとうきびの輸出高の三分の二を失い、トンガのかぼちゃの収穫は半減しました。ミクロネシアの40の環礁では真水が得られなくなっています。
そうして継続的な地球温暖化によって最も被害を受けるもののひとつにサンゴ礁があります。その多くが失われることになります。
南米パタゴニアの氷河は地球上の氷河のなかで最も融解が速く進んでいます。
上の写真は今朝気づいた涸れたミニバラの姿です。上から見下ろしてる写真のなかの写真はハーブ・リッツが撮ったジャック・ニコルソンの姿です。
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