見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/11/08

love is love



◇マドンナが7日夜、アメリカでの世界ツアーのショーで、米大統領選と同時に行われたカリフォルニア州の同性婚の是非を問う投票で同性婚が認められなかったことに関して、黒人の大統領を選ぶほどの国民が同性婚を拒否したのは恥ずべきことだと語った。
マドンナは詰めかけた2万人の観客を前に、「同性婚が認められなかったのを残念に思う。アフリカ系米国人をホワイトハウスに迎えることができるのなら、同性婚を認めることもできるだろう」と大声で訴えた。
カリフォルニア州では半年前に州最高裁判所が同性婚の禁止は憲法に違反するとの判断を下したことから同性婚が認められたが、その後、反対勢力が署名を集め、改めて是非を問う投票が大統領選に合わせて実施され、同性婚が否定された。
(AFP=時事 2008年11月8日)

◇米大統領選と同時に実施された住民投票で、カリフォルニア州では結婚を男女間に限るとする、事実上の同性婚を禁止する案件が可決された。この結果に、すでに結婚証明書を受け取っている著名な同性カップルが落胆している。
カリフォルニア州では今年5月、州最高裁が同性婚を認める判断を下したことを受け、6月から同性カップルに結婚証明書を配布。有名人カップルもこれを受領した。
1960年代の人気テレビ番組「スター・トレック/宇宙大作戦」でミスター・カトー(ヒカル・スールー)役を演じた日系の米俳優ジョージ・タケイも、そのひとり。長年のパートナー、ブラッド・アルトマンとの結婚証明書を一番に受け、9月に挙式していた。
住民投票の結果にタケイ氏は5日、「胸が引き裂かれそうだ。逆行と犠牲を生み出す」と落胆している。
また、人気アニメ「ファインディング・ニモ」のドリー役やテレビドラマで知られる米女優のエレン・デジェネレスも、オーストラリア出身の女優デ・ロッシと結婚したばかり。
住民投票にかけられた「プロポジション8」への反対運動に10万ドルを寄付して否決のために力を尽くしてきたが、結果を「本当に悲しい」としている。
また、米国の歴史上初めてとなる黒人大統領が誕生した日に、同性婚の禁止が決まったことについて、「(大統領選では)平等への大きな一歩を踏み出したと感じるが、(同性婚については)大きな後退となった」と、その差に驚いていた。
(CNN 2008年11月7日)

◇同性婚支持運動の先鋒でもあるTV司会者のエレン・デジェネレスは、自身のウェブサイトに次のようなコメントを発表した。「バラク・オバマが大統領に選ばれるのを目撃し、多くのアメリカ人同様、私たちが平等に向かって大きく前進したことを実感しました。(中略)カリフォルニア州で同性婚禁止案が可決されたことを知らされたのは、その翌朝のことです。その時の気持ちはとても言葉では言い表せない。想像を絶する悲しみです。平等に向かって前進したと思った翌日にはもう大きく後退したのです」
そしてデジェネレスはこう締めくくっている。「いつか同性婚禁止という考え自体がバカバカしく思える日が来ることを信じて、これからも全ての人々の平等のために戦います」

◇ハリウッドを擁するカリフォルニア州では、ブラッド・ピットやスティーブン・スピルバーグ監督ら著名人がこの改正案に反対するキャンペーンを支持するなど注目を集めていたが、賛成票が52.5%とわずかに反対票を上回った。

写真は、「プロポジション8」に抗議する人びとです。