タハリール広場今一度
写真は
判決を知ったあとのタハリール広場
ムードは非常に暗くとも
猛々しく燃え上がる怒り
民主化を望んだ850人の死に対し終身刑
ムバラク時代の側近は全員無罪!
息子の罪は時効!ときた
◇エジプトのムバラク前大統領(84)が反政府デモ参加者の殺害を命じた罪などで起訴され、死刑を求刑された裁判で、首都カイロの特設法廷は2日、前大統領に終身刑判決を言い渡した。中東の民主化運動「アラブの春」で崩壊した独裁政権の指導者が法廷で裁かれたのは今回の裁判が初めて。中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、前大統領は控訴する意向だという。アドリ元内相にも終身刑が下されたが、警察幹部6人は証拠不十分として無罪となった。また、汚職の罪に問われていたムバラク前大統領の息子2人への訴追は棄却された。昨年2月11日にムバラク政権が崩壊するまでに治安部隊の弾圧などで約850人が死亡した。エジプトでは今月16―17日に大統領選の決選投票が控えているが、穏健派イスラム主義組織「ムスリム同胞団」の傘下政党である自由公正党のモルシ候補は、自分が大統領に当選するなら、証拠を掘り起こして「殉教者のために報復する」と約束。一方、ムバラク政権で最後の首相を務めたシャフィク候補は、フェイスブックに「今回の裁判で誰であろうと法の上に立つことはできない」とのコメントを掲載した。(引用元:ロイター通信 2012年6月2日)◇ムバラク前大統領(84)に終身刑判決が言い渡されたことを受け、同国各地では2日、判決に抗議する街頭デモが行われた。デモ参加者の多くは、前大統領に検察が求めていた死刑判決が言い渡されなかったことに強く反発。内務省高官らが無罪となったことに衝撃を受けている参加者もいる。(引用元:AFP 2012年6月3日)◇BBCニュース、カイロ記者Yolande Knellタハリール広場のムードは非常に暗い。若い男性モハメドFouadは、デモ隊が昨年要求した内務省に対する改革が行われていないことを嘆く。「革命の最初の目標は政権の排除だった」と彼は言う。「なぜ我々は一年以上あとにまだそれと戦っているのか?」これは、今月16日、17日の大統領選挙の第二ラウンド(決戦投票)に向かって、長いデモになるかもしれない。
評決と判決
- ムバラク前大統領:反体制デモ参加者殺害の共謀罪で終身刑、汚職の罪では無罪
- 息子のアラーとガマル・ムバラク:汚職の罪では審議無効
- ムバラクの長年の内務大臣ハビブ・アルアドリ:抗議者殺害の共謀罪で終身刑
- 4人の内務省高官:デモ参加者殺害における扇動、共謀、殺人未遂で無罪
- フセイン・セーラム、ビジネス界の大物:汚職の罪で無罪
- 悪名高い中央治安部隊の幹部2人:抗議者殺害における役割で無罪
「アラブの春」はなんだったの?ってことだね
この前の選挙でも改革派は仲間割れして統一候補を立てられなかった
これでシャフィクが大統領にでもなった際はムバラクは恩赦とかで放免だろう
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