CIAによるレンディション
写真は、2003年にミラノで拉致された
アブ·オマルとして知られるエジプト人聖職者
ハッサン·ムスタファ·オサマ·ナスル
◇イタリー最高裁、CIA要員ら実刑支持 テロ戦で世界初の判決イタリアの最高裁は19日、北部ミラノで2003年にテロ容疑者のエジプト人を拉致、エジプトに連行したとして誘拐罪に問われた米中央情報局(CIA)要員ら米国人23人を実刑とした下級審の判決を支持する判決を言い渡した。量刑は禁錮7~9年。米中枢同時テロ後のCIAによるテロ容疑者の拉致・移送事件で世界初の最高裁判決。
判決は被告不在のまま言い渡された。米国内にいるとみられる被告らが刑に服する可能性は低いが、欧州に渡航した場合は逮捕される恐れがある。イタリア側が引き渡しを要求する可能性もある。(引用元:共同通信 2012年9月20日)
◇イタリーの最高裁はテロ容疑者を誘拐した罪で告訴された23人の、ひとりは別としてCIAエージェント全員に対する下級審の有罪判決を支持しました。
彼らの訴訟事件は2003年のミラノでのエジプト人聖職者の拉致に関連するもの。
アブ・オマルと呼ばれる男性は、申し立てによると、エジプトに空輸されて拷問された。
拷問が許される国々に容疑者を移送するCIAの慣例、異例のレンディション(引き渡し)を巻き添えにする一審で、アメリカ人たちは不在中に審理されました。
慣例は国際協定を侵害するとして人権団体によって非難されてきています。
22人がCIA要員で一人が空軍パイロットのアメリカ人グループは、アメリカに住んでいると考えられ、彼らが服役する見込みはありません。
イタリーが彼らの身柄引き渡しを要求したことは一度もないとはいえ、逮捕の危険なしにヨーロッパに旅行することはできないでしょう。
グループにはミラノのCIA作戦本部の元局長、ロバート・セルドン・レディが含まれます。
当時、聖職者誘拐の提案に反対したが却下されたと彼は言っています。
9年の刑を言い渡されたセルドン・レディは別に、全員に7年の実刑を宣告した下級裁判所の判決を最高裁は支持しました。
アブ・オマールは、エジプトで7カ月間、拷問を受けたと言います。
(引用元:BBC NEWS 20 September 2012)
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-19653566
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