10.12 ガールズデイ
10月12日は世界初の"女の子の日(International Day of the Girl)
10月9日、女の子に教育を奨励するとの理由で、パキスタンのタリバンが、学校帰りの14歳の少女を故意に銃撃した。少女の父親は女学校を運営しており、すでに閉鎖を余儀なくされている。少女の名はマララ、彼女と父親はずっとパキスタンのタリバンに狙われていた。3年前、アメリカのニューヨークタイムズ紙が彼女のことを大きく取り上げる。イギリスのBBCも彼女のブログのページを開設した。そんなこともあり、タリバンの標的になったわけだが、こんなのひどすぎる。
頭を撃たれたマララは、昏睡状態から脱したというが、まだイギリスの病院のICUに入っている。
◇危機にある個人タリバンはパキスタンの北西部の町、ミンゴラで、14歳の人権活動家を銃撃したことを認める声明を出した。彼女は現在、病院で傷の治療を受けている。マララ・ユスフザイは、友人と下校途中に複数の男に銃撃され、2発の銃弾を受けて重症だ。地元の報道では、銃撃前に彼女の名を呼んでいることから、狙い撃ちであったと思われる。
マララは11歳の頃から、地域の女子教育の機会を求める活動を行なってきた。彼女の父親は、タリバンの女性教育の禁止に対し最後まで抵抗した女学校を経営していた。彼女も家族も、これまでタリバンから脅迫を受けてきた。
この事件で、人権活動家が直面する、ひときわ危険な状態が浮き彫りになった。特にパキスタン北西部の女性活動家は、タリバンなどの武装集団から常に脅迫や脅威を受けて生活している。
この1年で、女性教育問題で活動する少なくとも2人の活動家、ファリダ・アフリディとザーティー・アフリディが、タリバンによって殺害された。
(引用元:アムネスティ国際配信ニュース 2012年10月9日)
http://www.amnesty.or.jp/news/2012/1012_3509.html
△17日水曜日、マララが昏睡状態から脱し、徐々に意識を取り戻していると、マララと家族のことをよく知るニューヨークタイムズ紙の特派員アダム・エリックが、TwitterとFacebookで報告している。率直なブロガーのマララはクラスメートの前で頭と首を撃たれた後、月曜に専門医の治療を受けるためイギリスに空輸されたとイブニングスタンダード紙が報じた。
彼女は、アフガニスタンで負傷したイギリス兵に対応する外傷病棟のあるバーミンガムのクイーンエリザベス病院の集中治療室にいる。
http://www.globalpost.com/dispatch/news/regions/asia-pacific/afghanistan/121017/taliban-shooting-victim-malala-yousufzi-wakes-
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